2017年日本自動車商品魅力度調査
[17/09/21]
提供元:共同通信PRワイヤー
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2017年9月21日
株式会社J.D. パワー アジア・パシフィック
J.D. パワー
2017年日本自動車商品魅力度調査
J.D. パワー報道用資料:
安全装備や先進技術の搭載数の多さは車両の商品魅力に貢献する
日本の新車商品魅力度調査で、ブランドランキングではレクサスが第1位
東京:2017年9月21日 ― より安全な運転をサポートする機能の搭載数の増加に伴い、車両の商品魅力度が向上していることが、J.D. パワー 2017年日本自動車商品魅力度(Automotive Performance, Execution and Layout、略称APEAL)調査SMによって明らかになった。
今年で7回目の実施となる本調査では、自動車の性能やデザイン等、商品魅力度に関する評価を測定している。「外装」、「内装」、「収納とスペース」、「オーディオ/コミュニケーション/エンターテインメント/ナビゲーションシステム(ACEN)」、「シート」、「空調」、「運転性能」、「エンジン/トランスミッション」、「視認性と運転安全性」、「燃費」の10カテゴリー、合計77項目について、ユーザーが実際に所有しているモデルを評価した。商品魅力度を示す総合APEALスコアは1,000ポイント満点で表される。
2017年の業界平均の総合APEALスコアは、前年よりも9ポイント上昇し637ポイントであった。カテゴリーごとのスコアをみると、前年と比較し最も向上したのは「ACEN(608ポイント)」および「運転性能(646ポイント)」であり、ともに12ポイント向上した。次いで「空調(619ポイント)」および「視認性と運転安全性(643ポイント)」が11ポイント向上した。「燃費(631ポイント)」は他のカテゴリーと比較してスコアの向上幅が1ポイントと小さいが、ポイントが大きく低下した前年からは下げ止まった。
本年の調査結果より、車両一台当たりの安全装備や先進技術の平均搭載数が前年の1.9個から本年は2.4個へと、対前年比で26%増加したことがわかった。
尚、安全装置や先進技術の内容は下記の通り。
?死角モニタリング/警告システム、?車載ナイトビジョンカメラ、?衝突回避/警告システム、?ヘッドアップディスプレイ、?車線逸脱警告システム(レーンキープアシスト)、?パーキングアシストシステム(警告音/視覚センサー、カメラなど)、?自動駐車システム、?タイヤ空気圧監視システム
同時に、安全装備や先進技術の搭載数の増加に伴い、総合APEALスコアが向上する傾向があることも明らかになった(安全装備や先進技術がない場合のAPEALスコアは606ポイント、4つの場合は664ポイント、8つの場合は765ポイント)。
J.D. パワーのオートモーティブ部門シニアディレクターである川橋敦は次のようにコメントしている。
『安全装備や先進技術の車両への搭載は、ラージセグメントやミッドサイズセグメントから、ミニバンセグメントやコンパクトセグメントへと裾野が広がる傾向が確認されている。今後は軽自動車セグメントにも安全装備や先進技術を搭載した車両が増えていくことが予想され、安全装備や先進技術を搭載しているだけでは商品の差別化に直結しない可能性が出てくることも考えられる。』
セグメント別の主な調査結果:
● 軽自動車セグメント
総合APEALスコアは前年から11ポイント向上した(602ポイント)。
カテゴリー別スコアでは、全カテゴリーでスコアが向上し、かつ10ポイント以上増加したカテゴリーが7つあった。とりわけ大幅な向上がみられたカテゴリーは「内装および運転性能」の14ポイント、「収納とスペース」および「ACEN」の13ポイントであった。また、軽自動車は「燃費」のスコアが向上した唯一のセグメントであり、前年と比較し9ポイント増加した。
● コンパクトセグメント
総合APEALスコアは前年から5ポイント向上した(624ポイント)。
カテゴリー別スコアでは、前年と比較して「燃費」が9ポイント低下したが、燃費以外のカテゴリーは向上した。10ポイント以上増加したカテゴリーが4つあり、そのうち最も向上した(対前年比+13ポイント)カテゴリーは「収納とスペース」であった。
● ミッドサイズセグメント
総合APEALスコアは前年から6ポイント向上した(674ポイント)。
カテゴリー別スコアでは、前年から10ポイント前後向上したカテゴリーは5つあり、そのうち最も向上したのは「空調(対前年+11ポイント)」であった。
● ラージセグメント 注1
総合APEALスコアは前年から3ポイント低下した(713ポイント)。
カテゴリー別スコアでは「燃費」が大きく低下し、対前年比で-18ポイントであった。「エンジン/トランスミッション」も4ポイント低下した。一方で、「視認性」と「運転安全性」は対前年比で3ポイント向上した。
● ミニバンセグメント
総合APEALスコアは前年から12ポイント向上した(645ポイント)。
カテゴリー別スコアでは、燃費(対前年比-3ポイント)以外の全カテゴリーで前年から評価が向上し、8つのカテゴリーで10ポイント以上の増加がみられた。特に向上幅の大きかったものは「空調(対前年+17ポイント)」、「ACEN および運転性能(対前年+15ポイント)」、「シートおよび視認性と運転安全性(対前年+14ポイント)」であった。
注1 ランキング対象モデルの市場占有率が不十分なため、セグメントランキング公表対象外
2017年ランキングのハイライト
ブランドランキングでは、レクサスが総合APEALスコア747ポイントで第1位となった。第2位はメルセデス・ベンツ(720ポイント)、第3位はアウディ(714ポイント)、4位はBMWおよびボルボ(705ポイント)であった。
今回ランキングが発表された4つの車両セグメント別モデルランキングは以下のようになった。
● 軽自動車セグメント:ダイハツ ウェイクが1位、スズキ ワゴンRが2位、ダイハツ ムーヴキャンバスが3位
● コンパクトセグメント:マツダ デミオが1位、トヨタ アクアが2位、日産 ノートが3位
● ミッドサイズセグメント:マツダ CX−5が1位、MINIが2位、スバル インプレッサが3位
● ミニバンセグメント:トヨタ アルファードが1位、トヨタ ヴェルファイアが2位、ホンダ オデッセイが3位
2017年の日本自動車商品魅力度(APEAL)調査SMは、新車購入後2〜9ヶ月経過したユーザー22,924人から回答を得た。調査対象の車両は全16 ブランド、108モデルであり、有効サンプル数が100サンプル以上のブランドおよびモデルをランキング対象としている。調査は2017年5月から6月にかけて実施された。
*J.D. パワーが結果を発表する調査はすべてJ.D. パワーが第三者機関として自主企画により実施したものです。
J.D. パワー(本社:米国カリフォルニア州コスタメサ)は、顧客満足に関するインサイト並びにパフォーマンス改善のためのソリューションを提供している国際的なマーケティング情報サービス企業である。毎年、世界中で数百万人にのぼる消費者やビジネス・ユーザーを対象に、品質や顧客満足に関する調査を実施している。北米、南米、ヨーロッパとアジアに計17の拠点を有する。アジア・パシフィックではシンガポール、北京、上海、バンコク、マレーシアに拠点をもち、日本、オーストラリア、中国、インド、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、台湾、タイ、ベトナムで調査を行っている。また、J.D. パワーはAthene Li, Joseph Pacini, Murphy Qiao and Carsten Geyerの4人の創業者によって率いられる、ロンドンに本社を置く国際的なオルタナティブ投資会社並びにプライベート・エクイティ企業であるXIOグループの投資先企業のひとつである。詳しくは当社ウェブサイトhttp://japan.jdpower.comまで。
<ご注意>
本紙は報道用資料です。(株)J.D. パワー アジア・パシフィックの許可無く本資料に掲載されている情報および結果を広告または販促活動に転用することを禁止します。
株式会社J.D. パワー アジア・パシフィック
J.D. パワー
2017年日本自動車商品魅力度調査
J.D. パワー報道用資料:
安全装備や先進技術の搭載数の多さは車両の商品魅力に貢献する
日本の新車商品魅力度調査で、ブランドランキングではレクサスが第1位
東京:2017年9月21日 ― より安全な運転をサポートする機能の搭載数の増加に伴い、車両の商品魅力度が向上していることが、J.D. パワー 2017年日本自動車商品魅力度(Automotive Performance, Execution and Layout、略称APEAL)調査SMによって明らかになった。
今年で7回目の実施となる本調査では、自動車の性能やデザイン等、商品魅力度に関する評価を測定している。「外装」、「内装」、「収納とスペース」、「オーディオ/コミュニケーション/エンターテインメント/ナビゲーションシステム(ACEN)」、「シート」、「空調」、「運転性能」、「エンジン/トランスミッション」、「視認性と運転安全性」、「燃費」の10カテゴリー、合計77項目について、ユーザーが実際に所有しているモデルを評価した。商品魅力度を示す総合APEALスコアは1,000ポイント満点で表される。
2017年の業界平均の総合APEALスコアは、前年よりも9ポイント上昇し637ポイントであった。カテゴリーごとのスコアをみると、前年と比較し最も向上したのは「ACEN(608ポイント)」および「運転性能(646ポイント)」であり、ともに12ポイント向上した。次いで「空調(619ポイント)」および「視認性と運転安全性(643ポイント)」が11ポイント向上した。「燃費(631ポイント)」は他のカテゴリーと比較してスコアの向上幅が1ポイントと小さいが、ポイントが大きく低下した前年からは下げ止まった。
本年の調査結果より、車両一台当たりの安全装備や先進技術の平均搭載数が前年の1.9個から本年は2.4個へと、対前年比で26%増加したことがわかった。
尚、安全装置や先進技術の内容は下記の通り。
?死角モニタリング/警告システム、?車載ナイトビジョンカメラ、?衝突回避/警告システム、?ヘッドアップディスプレイ、?車線逸脱警告システム(レーンキープアシスト)、?パーキングアシストシステム(警告音/視覚センサー、カメラなど)、?自動駐車システム、?タイヤ空気圧監視システム
同時に、安全装備や先進技術の搭載数の増加に伴い、総合APEALスコアが向上する傾向があることも明らかになった(安全装備や先進技術がない場合のAPEALスコアは606ポイント、4つの場合は664ポイント、8つの場合は765ポイント)。
J.D. パワーのオートモーティブ部門シニアディレクターである川橋敦は次のようにコメントしている。
『安全装備や先進技術の車両への搭載は、ラージセグメントやミッドサイズセグメントから、ミニバンセグメントやコンパクトセグメントへと裾野が広がる傾向が確認されている。今後は軽自動車セグメントにも安全装備や先進技術を搭載した車両が増えていくことが予想され、安全装備や先進技術を搭載しているだけでは商品の差別化に直結しない可能性が出てくることも考えられる。』
セグメント別の主な調査結果:
● 軽自動車セグメント
総合APEALスコアは前年から11ポイント向上した(602ポイント)。
カテゴリー別スコアでは、全カテゴリーでスコアが向上し、かつ10ポイント以上増加したカテゴリーが7つあった。とりわけ大幅な向上がみられたカテゴリーは「内装および運転性能」の14ポイント、「収納とスペース」および「ACEN」の13ポイントであった。また、軽自動車は「燃費」のスコアが向上した唯一のセグメントであり、前年と比較し9ポイント増加した。
● コンパクトセグメント
総合APEALスコアは前年から5ポイント向上した(624ポイント)。
カテゴリー別スコアでは、前年と比較して「燃費」が9ポイント低下したが、燃費以外のカテゴリーは向上した。10ポイント以上増加したカテゴリーが4つあり、そのうち最も向上した(対前年比+13ポイント)カテゴリーは「収納とスペース」であった。
● ミッドサイズセグメント
総合APEALスコアは前年から6ポイント向上した(674ポイント)。
カテゴリー別スコアでは、前年から10ポイント前後向上したカテゴリーは5つあり、そのうち最も向上したのは「空調(対前年+11ポイント)」であった。
● ラージセグメント 注1
総合APEALスコアは前年から3ポイント低下した(713ポイント)。
カテゴリー別スコアでは「燃費」が大きく低下し、対前年比で-18ポイントであった。「エンジン/トランスミッション」も4ポイント低下した。一方で、「視認性」と「運転安全性」は対前年比で3ポイント向上した。
● ミニバンセグメント
総合APEALスコアは前年から12ポイント向上した(645ポイント)。
カテゴリー別スコアでは、燃費(対前年比-3ポイント)以外の全カテゴリーで前年から評価が向上し、8つのカテゴリーで10ポイント以上の増加がみられた。特に向上幅の大きかったものは「空調(対前年+17ポイント)」、「ACEN および運転性能(対前年+15ポイント)」、「シートおよび視認性と運転安全性(対前年+14ポイント)」であった。
注1 ランキング対象モデルの市場占有率が不十分なため、セグメントランキング公表対象外
2017年ランキングのハイライト
ブランドランキングでは、レクサスが総合APEALスコア747ポイントで第1位となった。第2位はメルセデス・ベンツ(720ポイント)、第3位はアウディ(714ポイント)、4位はBMWおよびボルボ(705ポイント)であった。
今回ランキングが発表された4つの車両セグメント別モデルランキングは以下のようになった。
● 軽自動車セグメント:ダイハツ ウェイクが1位、スズキ ワゴンRが2位、ダイハツ ムーヴキャンバスが3位
● コンパクトセグメント:マツダ デミオが1位、トヨタ アクアが2位、日産 ノートが3位
● ミッドサイズセグメント:マツダ CX−5が1位、MINIが2位、スバル インプレッサが3位
● ミニバンセグメント:トヨタ アルファードが1位、トヨタ ヴェルファイアが2位、ホンダ オデッセイが3位
2017年の日本自動車商品魅力度(APEAL)調査SMは、新車購入後2〜9ヶ月経過したユーザー22,924人から回答を得た。調査対象の車両は全16 ブランド、108モデルであり、有効サンプル数が100サンプル以上のブランドおよびモデルをランキング対象としている。調査は2017年5月から6月にかけて実施された。
*J.D. パワーが結果を発表する調査はすべてJ.D. パワーが第三者機関として自主企画により実施したものです。
J.D. パワー(本社:米国カリフォルニア州コスタメサ)は、顧客満足に関するインサイト並びにパフォーマンス改善のためのソリューションを提供している国際的なマーケティング情報サービス企業である。毎年、世界中で数百万人にのぼる消費者やビジネス・ユーザーを対象に、品質や顧客満足に関する調査を実施している。北米、南米、ヨーロッパとアジアに計17の拠点を有する。アジア・パシフィックではシンガポール、北京、上海、バンコク、マレーシアに拠点をもち、日本、オーストラリア、中国、インド、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、台湾、タイ、ベトナムで調査を行っている。また、J.D. パワーはAthene Li, Joseph Pacini, Murphy Qiao and Carsten Geyerの4人の創業者によって率いられる、ロンドンに本社を置く国際的なオルタナティブ投資会社並びにプライベート・エクイティ企業であるXIOグループの投資先企業のひとつである。詳しくは当社ウェブサイトhttp://japan.jdpower.comまで。
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