「伝統のチカラ、芸能のカタチ」事業 対談 宝生和英×木ノ下裕一 「現代と向き合う ?能楽と演劇-」
[17/08/29]
提供元:共同通信PRワイヤー
提供元:共同通信PRワイヤー
2017/08/29
国際交流基金アジアセンター
「伝統のチカラ、芸能のカタチ」事業
対談 宝生和英×木ノ下裕一 「現代と向き合う ?能楽と演劇-」
国際交流基金(ジャパンファウンデーション)は、東南アジアと日本の伝統のチカラを再発見し、現代の芸能のカタチを考えるプロジェクト「伝統のチカラ、芸能のカタチ」の一環として、能楽シテ方五派のひとつ宝生流の第二十世宗家宝生和英と、歌舞伎演目を現代演劇に翻案し、古典の可能性を発信し続ける木ノ下歌舞伎主宰の木ノ下裕一による、古典を現代に、そして未来へとつなげる試みについて対談を開催します。
いまの私たちにとって古典とは何か――。対談では、二人の若き担い手の試みを映像をまじえて紹介し、古典との向き合い方について考えるとともに、伝統が持つ力を再認識し、現代を生きる私たちにとっての芸能のあり方を考えるきっかけを作ります。
モデレーターは、古典芸能や民俗 芸能を数多く取材するライターの奈良部和美氏です。
宝生氏は、宝生流宗家としての伝統を守りながらも、若い世代の観客が、能という古典芸能を楽しめるように数多くの試みを 実践し、能に関心を持つ人々を着実に増やしています。他方、木ノ下氏は、現代における歌舞伎演目上演の可能性を、さまざまな現代演劇の担い手と共に発信し、演劇関係者のみならず歌舞伎関係者からも注目されています。
「伝統のチカラ、芸能のカタチ」事業は、東南アジアと日本の伝統のチカラを再発見し、現代の芸能のカタチを考えるプロジェクト です。本対談の内容は、後日、プロジェクトの特設ウェブサイト(http://dento.jfac.jp/)において日本語・英語・インドネシア語で掲載し、日本国内の様々な試みを海外の関心層にも紹介します。
【日時】
2017年9月15日(金)19時00分〜21時30分 ※18時より関連展示ご覧頂けます。
【登壇者】
対談者 宝生 和英氏(宝生流第二十世宗家)
木ノ下 裕一氏(木ノ下歌舞伎主宰)
モデレーター 奈良部 和美氏
【会場】
国際交流基金本部 2階 さくら(所在地:東京都新宿区四谷4-4-1)
【料金】
無料
【参加申し込み】
メールにて事前受付(先着順)
「9/15対談申込」のタイトルで、9/14(木)18:00までに、ご来場の方のお名前とお電話番号を、下記アドレスまでメールでお知らせ下さい。
※申し込み先アドレス info_dento@jpf.go.jp
【主催】
国際交流基金アジアセンター
【協力】
一般社団法人和の会、公益社団法人宝生会、木ノ下歌舞伎
【公式サイト】
http://dento.jfac.jp/
【登壇者プロフィール】
宝生 和英(ほうしょう・かずふさ)
1986年東京生まれ。父、第19世宗家宝生英照に師事。宝生流能楽師佐野萌、今井泰男、三川泉の薫陶を受ける。1991年能『西王母』子方にて初舞台。2008年に宝生流第20代宗家を継承。これまでに『鷺』『乱』『石橋』『道成寺』『安宅』『翁』、一子相伝曲『弱法師雙調ノ舞』を披く。伝統的な公演に重きを置く一方、異流競演や復曲なども行う。また、公演活動のほか、マネジメント業務も行う。海外ではイタリア、香港を中心に文化交流事業を手がける。これまでに2015年ミラノ万博に参加、2016年にはミラノトリエンナーレ万博、ジャパンオルフェオ、ミラノスカラ座シンポジウムなど日伊国交樹立150周年事業に多数参加。同年には文化庁より東アジア文化交流使に任命され、香港に赴任する。2017年には日本バチカン国交樹立75周年バチカン勧進能を制作、出演。同年スカイツリー5周年イベント『能×VJ』にて演出、出演。
木ノ下 裕一(きのした・ゆういち)
木ノ下歌舞伎主宰。1985年和歌山市生まれ。小学校3年生の時、上方落語を聞き衝撃を受けると同時に独学で落語を始め、その後、古典芸能への関心を広げつつ現代の舞台芸術を学ぶ。2006年に古典演目上演の演出や補綴・監修を自らが行う木ノ下歌舞伎を旗揚げ。代表作に『黒塚』『東海道四谷怪談?通し上演?』『三人吉三』『心中天の網島』『義経千本桜?渡海屋・大物浦?』など。 2015年に再演した『三人吉三』にて読売演劇大賞2015年上半期作品賞にノミネートされる。また、2016年に上演した『勧進帳』の成果に対して、平成28年度文化庁芸術祭新人賞を受賞。平成29年度京都市芸術文化特別奨励制度奨励者。2016年博士号取得(芸術博士)。その他古典芸能に関する執筆、講座など多岐にわたって活動中。
【モデレーター】
奈良部 和美(ならべ・かずみ)
新聞社勤務のかたわら日本の伝統音楽、伝統芸能、民俗芸能などを取材。伝承の取り組みをテーマにした「イラストSCOPE」を、雑誌『地域創造』に1998年から連載。行政と市民が連携して、江戸時代から昭和初期に建設された木造芝居小屋の復興運動を目指す「全国芝居小屋会議」理事。能舞台や芝居小屋など日本の芸能を育んで来た空間を、現代の劇場空間に生かす方法を模索する「木造劇場研究会」に参加。著書に『伝承の取り組み』、『邦楽器づくりの匠たち』など。
【「伝統のチカラ、芸能のカタチ」事業について】
東南アジアと日本におけるキーパーソンたちとともに、伝統芸能の宝庫と言われるアジア各地で、伝統芸能を取り巻く社会状況を調査し情報を発信・共有することで、伝統のチカラを再発見し、現代の社会に適した芸能のカタチを考えていきます。現代を生きる私たちが伝統芸能の中に再び存在意義を見出し、そこに脈々と受継がれる価値を再発見することで、相互の文化を尊重・理解 しあいながら、アジアの人々とともに豊かな人生を歩むための糧とすることを目指します。
※プロジェクトの特設ウェブサイト:http://dento.jfac.jp/
【国際交流基金アジアセンターについて】 http://www.jfac.jp
独立行政法人国際交流基金(ジャパンファウンデーション)は、全世界を対象に総合的に国際文化交流事業を実施する日本で唯一の専門機関です。アジアセンターは 2014 年4月に設置され、ASEAN 諸国を中心としたアジアの人々との双方向の交流事業を実施・支援しています。日本語教育、芸術・文化、スポーツ、市民交流、知的交流等さまざまな分野での交流や協働を通して、アジアにともに生きる隣人としての共感や共生の意識を育むことを目指しています。
国際交流基金アジアセンター
「伝統のチカラ、芸能のカタチ」事業
対談 宝生和英×木ノ下裕一 「現代と向き合う ?能楽と演劇-」
国際交流基金(ジャパンファウンデーション)は、東南アジアと日本の伝統のチカラを再発見し、現代の芸能のカタチを考えるプロジェクト「伝統のチカラ、芸能のカタチ」の一環として、能楽シテ方五派のひとつ宝生流の第二十世宗家宝生和英と、歌舞伎演目を現代演劇に翻案し、古典の可能性を発信し続ける木ノ下歌舞伎主宰の木ノ下裕一による、古典を現代に、そして未来へとつなげる試みについて対談を開催します。
いまの私たちにとって古典とは何か――。対談では、二人の若き担い手の試みを映像をまじえて紹介し、古典との向き合い方について考えるとともに、伝統が持つ力を再認識し、現代を生きる私たちにとっての芸能のあり方を考えるきっかけを作ります。
モデレーターは、古典芸能や民俗 芸能を数多く取材するライターの奈良部和美氏です。
宝生氏は、宝生流宗家としての伝統を守りながらも、若い世代の観客が、能という古典芸能を楽しめるように数多くの試みを 実践し、能に関心を持つ人々を着実に増やしています。他方、木ノ下氏は、現代における歌舞伎演目上演の可能性を、さまざまな現代演劇の担い手と共に発信し、演劇関係者のみならず歌舞伎関係者からも注目されています。
「伝統のチカラ、芸能のカタチ」事業は、東南アジアと日本の伝統のチカラを再発見し、現代の芸能のカタチを考えるプロジェクト です。本対談の内容は、後日、プロジェクトの特設ウェブサイト(http://dento.jfac.jp/)において日本語・英語・インドネシア語で掲載し、日本国内の様々な試みを海外の関心層にも紹介します。
【日時】
2017年9月15日(金)19時00分〜21時30分 ※18時より関連展示ご覧頂けます。
【登壇者】
対談者 宝生 和英氏(宝生流第二十世宗家)
木ノ下 裕一氏(木ノ下歌舞伎主宰)
モデレーター 奈良部 和美氏
【会場】
国際交流基金本部 2階 さくら(所在地:東京都新宿区四谷4-4-1)
【料金】
無料
【参加申し込み】
メールにて事前受付(先着順)
「9/15対談申込」のタイトルで、9/14(木)18:00までに、ご来場の方のお名前とお電話番号を、下記アドレスまでメールでお知らせ下さい。
※申し込み先アドレス info_dento@jpf.go.jp
【主催】
国際交流基金アジアセンター
【協力】
一般社団法人和の会、公益社団法人宝生会、木ノ下歌舞伎
【公式サイト】
http://dento.jfac.jp/
【登壇者プロフィール】
宝生 和英(ほうしょう・かずふさ)
1986年東京生まれ。父、第19世宗家宝生英照に師事。宝生流能楽師佐野萌、今井泰男、三川泉の薫陶を受ける。1991年能『西王母』子方にて初舞台。2008年に宝生流第20代宗家を継承。これまでに『鷺』『乱』『石橋』『道成寺』『安宅』『翁』、一子相伝曲『弱法師雙調ノ舞』を披く。伝統的な公演に重きを置く一方、異流競演や復曲なども行う。また、公演活動のほか、マネジメント業務も行う。海外ではイタリア、香港を中心に文化交流事業を手がける。これまでに2015年ミラノ万博に参加、2016年にはミラノトリエンナーレ万博、ジャパンオルフェオ、ミラノスカラ座シンポジウムなど日伊国交樹立150周年事業に多数参加。同年には文化庁より東アジア文化交流使に任命され、香港に赴任する。2017年には日本バチカン国交樹立75周年バチカン勧進能を制作、出演。同年スカイツリー5周年イベント『能×VJ』にて演出、出演。
木ノ下 裕一(きのした・ゆういち)
木ノ下歌舞伎主宰。1985年和歌山市生まれ。小学校3年生の時、上方落語を聞き衝撃を受けると同時に独学で落語を始め、その後、古典芸能への関心を広げつつ現代の舞台芸術を学ぶ。2006年に古典演目上演の演出や補綴・監修を自らが行う木ノ下歌舞伎を旗揚げ。代表作に『黒塚』『東海道四谷怪談?通し上演?』『三人吉三』『心中天の網島』『義経千本桜?渡海屋・大物浦?』など。 2015年に再演した『三人吉三』にて読売演劇大賞2015年上半期作品賞にノミネートされる。また、2016年に上演した『勧進帳』の成果に対して、平成28年度文化庁芸術祭新人賞を受賞。平成29年度京都市芸術文化特別奨励制度奨励者。2016年博士号取得(芸術博士)。その他古典芸能に関する執筆、講座など多岐にわたって活動中。
【モデレーター】
奈良部 和美(ならべ・かずみ)
新聞社勤務のかたわら日本の伝統音楽、伝統芸能、民俗芸能などを取材。伝承の取り組みをテーマにした「イラストSCOPE」を、雑誌『地域創造』に1998年から連載。行政と市民が連携して、江戸時代から昭和初期に建設された木造芝居小屋の復興運動を目指す「全国芝居小屋会議」理事。能舞台や芝居小屋など日本の芸能を育んで来た空間を、現代の劇場空間に生かす方法を模索する「木造劇場研究会」に参加。著書に『伝承の取り組み』、『邦楽器づくりの匠たち』など。
【「伝統のチカラ、芸能のカタチ」事業について】
東南アジアと日本におけるキーパーソンたちとともに、伝統芸能の宝庫と言われるアジア各地で、伝統芸能を取り巻く社会状況を調査し情報を発信・共有することで、伝統のチカラを再発見し、現代の社会に適した芸能のカタチを考えていきます。現代を生きる私たちが伝統芸能の中に再び存在意義を見出し、そこに脈々と受継がれる価値を再発見することで、相互の文化を尊重・理解 しあいながら、アジアの人々とともに豊かな人生を歩むための糧とすることを目指します。
※プロジェクトの特設ウェブサイト:http://dento.jfac.jp/
【国際交流基金アジアセンターについて】 http://www.jfac.jp
独立行政法人国際交流基金(ジャパンファウンデーション)は、全世界を対象に総合的に国際文化交流事業を実施する日本で唯一の専門機関です。アジアセンターは 2014 年4月に設置され、ASEAN 諸国を中心としたアジアの人々との双方向の交流事業を実施・支援しています。日本語教育、芸術・文化、スポーツ、市民交流、知的交流等さまざまな分野での交流や協働を通して、アジアにともに生きる隣人としての共感や共生の意識を育むことを目指しています。