NJ/NYシリーズ NC統合コントローラを発売 -加工機と周辺装置の高速同期制御により生産性を向上-
[17/09/26]
提供元:共同通信PRワイヤー
提供元:共同通信PRワイヤー
2017年9月26日
オムロン株式会社
NJ/NYシリーズ NC統合コントローラを発売
-加工機と周辺装置の高速同期制御により生産性を向上-
オムロン株式会社(本社: 京都市下京区、代表取締役CEO: 山田義仁)は、加工装置の生産性を飛躍的に向上させるNJ/NYシリーズ NC統合コントローラ(以下NC統合コントローラ)を2017年10月2日にグローバルで一斉に発売します。
・マシンオートメーションコントローラ NJシリーズ「形NJ501-5300」
・IPCマシンコントローラ NYシリーズ「形NY532-5400-□」
【画像: http://prw.kyodonews.jp/img/201709266078-O1-5346UhlU 】
NC統合コントローラは、マシンオートメーションコントローラにGコード※1対応や豊富な数値演算制御(以下NC)機能を搭載することにより、高精度な複雑形状加工と、加工装置の生産能力向上を実現するコントローラです。
近年、消費者ニーズの多様化や技術の進化により、商品の形状や素材が多様化、複雑化すると同時に、商品のライフサイクルが短くなっています。こうした変化に伴い、製造現場では、より複雑な加工をより高い生産性で実現することが求められています。
NC統合コントローラは、PLC機能とNC機能を1つのコントローラで処理することにより、加工機とその周辺装置の高速同期制御を実現するコントローラです。加工装置全体の生産能力の大幅向上に貢献します。また、機器の構成設定、プログラミング、モニタリング機能の他、3Dモーションシミュレーションにも対応した統合開発環境「Sysmac Studio」に、NC設定、Gコードプログラミング機能を搭載しました。NC制御用ファンクションブロック※2による加工制御と周辺制御の同期プログラムの簡単設計を実現し、加工装置の開発効率向上に貢献します。
オムロンは、3つの“i”、「integrated(制御進化)」、「intelligent(知能化)」、「interactive(人と機械の新しい協調)」からなる戦略コンセプト“i-Automation!”※3のもと、製造業のモノづくり現場の革新に取り組んでいます。NC統合コントローラによる「integrated(制御進化)」で、加工装置の更なる生産性向上を目指していきます。
◆主な特長
1.装置のタクトタイム※4を最速に
・PLC機能とNC機能を1つのコントローラに統合し、1制御周期内でPLCとNCのプログラムを実行。設計通りのタイミングで複数の工程を同期させることが可能。
・NCで制御する加工機とPLCで制御する周辺装置間の信号のやり取りにおいて発生する待ち時間(インタロック待ち時間)が、別々のコントローラを使用する場合と比較して1/4に大幅短縮。インタロック待ち時間が多数発生する加工装置のタクトタイム短縮に貢献。
2.複雑形状加工をより簡単に
・3次元補間機能や位置補正機能など豊富なNC機能により、高精度な複雑形状加工を実現。
・Gコード対応により、CAD/CAMで自動生成された加工プログラムをコントローラに取り込むことが可能。複雑形状加工のプログラム設計、プログラミング作業工数を大幅に軽減。
3.開発期間が最短に
・機器の構成設定、プログラミング、モニタリング機能の他、3Dモーションシミュレーションにも対応した統合開発環境(Sysmac Studio)にNC設定、Gコードプログラミング機能を搭載。加工装置のプログラム開発とデバッグが1つのソフトウェアで可能。
・PLC機能や汎用モーション制御に用いるファンクションブロックに加え、NC制御用のファンクションブロックを搭載。加工制御と周辺制御の同期プログラムを簡単に設計することが可能。
・直観的な操作を可能にするユーザーインタフェースで、接続機器のセットアップ時間を短縮。
◆主な仕様
【画像: http://prw.kyodonews.jp/img/201709266078-O3-mnE9555r 】
【画像: http://prw.kyodonews.jp/img/201709266078-O4-7IeU4w9T 】
※1 加工装置で使われるモータ制御に特化したプログラミング言語。
※2 国際標準規格(IEC 61131-3)で定義された、PLCプログラムを機能部品化する仕組み。ソフトウェアの再利用性向上が可能。
※3 “i-Automation!”について
オムロンは現在、製造業のモノづくり現場を革新するコンセプトを“i-Automation!”と呼び、次の3つの“i”からなる オートメーションの進化によって製造現場の生産性を飛躍的に高め、付加価値の高いモノづくりの実現を目指しています。「Integrated(制御進化)」は、これまで熟練工に頼っていた匠の技を、誰もが簡単に実現できるよう、オートメーション技術を進化させます。「intelligent(知能化)」は、幅広い制御機器とAIを活用し、機械が自ら学習して状態を保全するなど、進化し続ける装置や生産ラインを実現します。「interactive(人と機械の新しい協調)」は、同じワークスペースで人と機械が共に働き、機械が人の動きや考えを理解しアシストするなど、人と機械の新しい協調関係を提供します。
※4 生産工程の処理に必要な時間。
<オムロン株式会社について>
オムロン株式会社は、独自の「センシング&コントロール+Think」技術を中核としたオートメーションのリーディングカンパニーとして、制御機器、電子部品、車載電装部品、社会インフラ、ヘルスケア、環境など多岐に渡る事業を展開しています。1933年に創業したオムロンは、いまでは全世界で約36,000名の社員を擁し、117か国で商品・サービスを提供しています。制御機器事業では、モノづくりを革新するオートメーション技術や製品群、顧客サポートの提供を通じ、豊かな社会づくりに貢献しています。詳細については、http://www.omron.co.jp/ をご参照ください。
■事業に関するお問い合わせ先/一般のお客様からのお問い合わせ先
オムロン株式会社 インダストリアルオートメーションビジネスカンパニー 商品事業本部 コントローラ事業部
TEL: 075-344-7173
オムロン株式会社
NJ/NYシリーズ NC統合コントローラを発売
-加工機と周辺装置の高速同期制御により生産性を向上-
オムロン株式会社(本社: 京都市下京区、代表取締役CEO: 山田義仁)は、加工装置の生産性を飛躍的に向上させるNJ/NYシリーズ NC統合コントローラ(以下NC統合コントローラ)を2017年10月2日にグローバルで一斉に発売します。
・マシンオートメーションコントローラ NJシリーズ「形NJ501-5300」
・IPCマシンコントローラ NYシリーズ「形NY532-5400-□」
【画像: http://prw.kyodonews.jp/img/201709266078-O1-5346UhlU 】
NC統合コントローラは、マシンオートメーションコントローラにGコード※1対応や豊富な数値演算制御(以下NC)機能を搭載することにより、高精度な複雑形状加工と、加工装置の生産能力向上を実現するコントローラです。
近年、消費者ニーズの多様化や技術の進化により、商品の形状や素材が多様化、複雑化すると同時に、商品のライフサイクルが短くなっています。こうした変化に伴い、製造現場では、より複雑な加工をより高い生産性で実現することが求められています。
NC統合コントローラは、PLC機能とNC機能を1つのコントローラで処理することにより、加工機とその周辺装置の高速同期制御を実現するコントローラです。加工装置全体の生産能力の大幅向上に貢献します。また、機器の構成設定、プログラミング、モニタリング機能の他、3Dモーションシミュレーションにも対応した統合開発環境「Sysmac Studio」に、NC設定、Gコードプログラミング機能を搭載しました。NC制御用ファンクションブロック※2による加工制御と周辺制御の同期プログラムの簡単設計を実現し、加工装置の開発効率向上に貢献します。
オムロンは、3つの“i”、「integrated(制御進化)」、「intelligent(知能化)」、「interactive(人と機械の新しい協調)」からなる戦略コンセプト“i-Automation!”※3のもと、製造業のモノづくり現場の革新に取り組んでいます。NC統合コントローラによる「integrated(制御進化)」で、加工装置の更なる生産性向上を目指していきます。
◆主な特長
1.装置のタクトタイム※4を最速に
・PLC機能とNC機能を1つのコントローラに統合し、1制御周期内でPLCとNCのプログラムを実行。設計通りのタイミングで複数の工程を同期させることが可能。
・NCで制御する加工機とPLCで制御する周辺装置間の信号のやり取りにおいて発生する待ち時間(インタロック待ち時間)が、別々のコントローラを使用する場合と比較して1/4に大幅短縮。インタロック待ち時間が多数発生する加工装置のタクトタイム短縮に貢献。
2.複雑形状加工をより簡単に
・3次元補間機能や位置補正機能など豊富なNC機能により、高精度な複雑形状加工を実現。
・Gコード対応により、CAD/CAMで自動生成された加工プログラムをコントローラに取り込むことが可能。複雑形状加工のプログラム設計、プログラミング作業工数を大幅に軽減。
3.開発期間が最短に
・機器の構成設定、プログラミング、モニタリング機能の他、3Dモーションシミュレーションにも対応した統合開発環境(Sysmac Studio)にNC設定、Gコードプログラミング機能を搭載。加工装置のプログラム開発とデバッグが1つのソフトウェアで可能。
・PLC機能や汎用モーション制御に用いるファンクションブロックに加え、NC制御用のファンクションブロックを搭載。加工制御と周辺制御の同期プログラムを簡単に設計することが可能。
・直観的な操作を可能にするユーザーインタフェースで、接続機器のセットアップ時間を短縮。
◆主な仕様
【画像: http://prw.kyodonews.jp/img/201709266078-O3-mnE9555r 】
【画像: http://prw.kyodonews.jp/img/201709266078-O4-7IeU4w9T 】
※1 加工装置で使われるモータ制御に特化したプログラミング言語。
※2 国際標準規格(IEC 61131-3)で定義された、PLCプログラムを機能部品化する仕組み。ソフトウェアの再利用性向上が可能。
※3 “i-Automation!”について
オムロンは現在、製造業のモノづくり現場を革新するコンセプトを“i-Automation!”と呼び、次の3つの“i”からなる オートメーションの進化によって製造現場の生産性を飛躍的に高め、付加価値の高いモノづくりの実現を目指しています。「Integrated(制御進化)」は、これまで熟練工に頼っていた匠の技を、誰もが簡単に実現できるよう、オートメーション技術を進化させます。「intelligent(知能化)」は、幅広い制御機器とAIを活用し、機械が自ら学習して状態を保全するなど、進化し続ける装置や生産ラインを実現します。「interactive(人と機械の新しい協調)」は、同じワークスペースで人と機械が共に働き、機械が人の動きや考えを理解しアシストするなど、人と機械の新しい協調関係を提供します。
※4 生産工程の処理に必要な時間。
<オムロン株式会社について>
オムロン株式会社は、独自の「センシング&コントロール+Think」技術を中核としたオートメーションのリーディングカンパニーとして、制御機器、電子部品、車載電装部品、社会インフラ、ヘルスケア、環境など多岐に渡る事業を展開しています。1933年に創業したオムロンは、いまでは全世界で約36,000名の社員を擁し、117か国で商品・サービスを提供しています。制御機器事業では、モノづくりを革新するオートメーション技術や製品群、顧客サポートの提供を通じ、豊かな社会づくりに貢献しています。詳細については、http://www.omron.co.jp/ をご参照ください。
■事業に関するお問い合わせ先/一般のお客様からのお問い合わせ先
オムロン株式会社 インダストリアルオートメーションビジネスカンパニー 商品事業本部 コントローラ事業部
TEL: 075-344-7173