<今日は“いい服の日”>しまったままの大切な服に新しい命を吹き込みませんか?
[17/11/29]
提供元:共同通信PRワイヤー
提供元:共同通信PRワイヤー
株式会社そごう・西武
グリーンリボンキャンペーン事務局
<今日は“いい服の日”>
しまったままの大切な服に新しい命を吹き込みませんか?
「セカンドライフファッション」 引き続き“ドナー”募集中
モデルKIKIさんによるトークショーは盛況のうちに終了
ドナーとなる服の募集は12月24日まで
株式会社 そごう・西武 (所在地:東京都千代田区・代表取締役社長:林拓二)と、グリーンリボンキャンペーン事務局は、そごう大宮店の開店30周年と、10月16日(月)に臓器移植法施行から20周年を迎えることを記念したプロジェクト「Second Life Fashion(セカンドライフファッション) 〜洋服の移植手術〜」に取り組んでいます。
「Second Life Fashion」は、“破れやほつれなどで、着られなくなってしまったお気に入りの衣服(レシピエント)”を修理したい参加者と、“大切にしていたけれども着なくなってしまった衣服(ドナー)”を寄贈したい参加者の、それぞれの衣服を組み合わせる移植手術を施し、衣服に再び命を吹き込む無償のサービスです。参加については12月25日(月)まで、先着50着を対象に特設サイトとそごう大宮店で受付しています。
なお、11月27日時点ですでに100着以上の“ドナー”の洋服が寄せられていますが、レシピエントとドナーの組み合わせの可能性を広げるためにも、引き続き寄贈を受け付けています。本日11月29日は「いい服」の日です。お気に入りだけど訳あってクローゼットにしまったままの洋服があれば、洋服の移植手術を通じて移植医療について考えてみませんか?
また、本プロジェクトの一環として、企画に賛同いただいたモデル・女優のKIKIさんをお迎えし、11月23日(木・祝)にそごう大宮店にてトークショーを開催しましたのでその様子をレポートします。
■トークショーレポート
そごう大宮店にて開催されたKIKIさんのトークショーを、祝日の影響もあってか100名前後ものお客様が興味深そうにご覧になっていました。当日、KIKIさんはご自身の私物の洋服をドナーにしたセカンドライフファッションに身を包み登場。この洋服は、知人のお母様から以前譲り受けそれ以来着ていたものの、生地の経年劣化により着る機会が徐々に減り、最近はしまいっぱなしになっていたものをセカンドライフファッションとして蘇らせた一着です。
「祖母や知人から洋服を譲り受けることもありますが、古い生地なので時間とともに汚れたり劣化したりしてしまうけれど、(気に入っているから)処分するのも忍びないので、結局タンスに眠らせたままになってしまいがち」というKIKIさん。セカンドライフファッションについては「もう一度袖を通したくなる、そしてモノを大切にするということはとても嬉しいことですね」と、臓器移植の啓発だけでなく、大切な洋服が別の形で生まれ変わることにも大きな意義を感じていらっしゃいました。
KIKIさんがこの日着たセカンドライフファッションは、ご自身が提供した紺色のジャケットに、赤い和柄の服の右肩から袖部分を、大胆に重ねたデザインです。「(提供したあと)待っている間には一体どんなものになるのか、全然想像もできませんでした」とKIKIさんがコメントした通り、セカンドライフファッションはズボンに上着の袖をあてたり、全くことなる色や柄を組み合わせたりと、自由度の高い組み合わせが特長のひとつです。完成したセカンドライフファッションを見たKIKIさんは「斬新なようでいて、でも意外と他の服と合わせやすくて。スタイルの想像が膨らみました」とのことで、自身のスタイルブックを発売しているKIKIさんのお墨付きもいただけたようです。
この日、ステージには全6着のセカンドライフファッションが展示されました。それらについても「元からこういうデザインみたい!」、「意外な組み合わせに思えますが、とても素敵ですね」と興味津々の様子でご覧になっていました。
企画に参加し、実際に提供者となっていただいたことで、ご自身の保険証裏面の臓器提供意思表示について、旦那さんと家で話し合ったというKIKIさん。最後に「移植について、なんとなくは知っていたけれども、より身近に考えるきっかけになりました。ぜひ、家に帰ったら家族や友人と移植について会話してもらえたら」と語りました。
<トークショー 実施概要>
日時 :2017年11月23日(木・祝)
場所 :埼玉県さいたま市大宮区桜木町1-6-2 そごう大宮店4F
観覧者:約100名
登壇者:KIKI/モデル
テーマ:ファッションをきっかけに臓器移植について考える
<KIKIさん プロフィール>
東京都出身。武蔵野美術大学造形学部建築学科卒。雑誌をはじめ広告、テレビ出演、映画などで活躍。エッセイなどの執筆も手掛け、旅や登山をテーマにしたフォトエッセイ『美しい山を旅して』(平凡社)など多数の著書がある。ドイツのカメラブランド、ライカの会報誌であるライカスタイルマガジンにて撮りおろしの写真とエッセイを担当、近年では自身の写真展『PRISMA』シリーズを発表、また芸術祭に作家・審査員として参加するなど多方面で活動している。日本テレビ「ゆっくり私時間〜my weekend house〜」にレギュラー出演中。
■キャンペーン概要
タイトル :Second Life Fashion 〜洋服の移植手術〜
実施期間 : 2017年12月25日(月)まで
内容 :破れやほつれなどのある衣服を洋服の移植手術で修復する
参加方法 :
<寄贈受付>
?11月30日(木)まで、下記特設サイトにて受付
?12月25日(月)まで、そごう大宮店 4階に設置される洋服回収BOXにて受付
<修復受付>
11月30日(木)まで、下記特設サイトにて受付
※先着30着になり次第受付終了。
※詳細は下記特設サイトよりご確認ください。
特設サイトURL :https://second-life.fashion
■日本の臓器移植事情
日本の人口100万人あたりの臓器提供者数はわずか0.7人と、アメリカの26.0人(OPTING IN ※2)、スペインの35.1人(OPTING OUT ※3)という数字と比較すると、大きく下回っています(※4)。また、2013年の内閣府による世論調査によれば、臓器提供の意思表示をしている人も12.6%に留まるとされています。「セカンドライフファッション」キャンペーンは、臓器移植が協力しあうもの、命を吹き込むもの、命をつなぐものという理解を深め、臓器移植について考える機会の提供を目的に企画されました。
(※2) OPTING IN:本人が生前、臓器提供の意思を表示していた場合または家族が臓器提供に同意した場合、臓器提供が行われる。(日本の場合、基本的には本人の生前の意思を尊重するOPTING INに変わりはないが、生前の意思が不明な場合、家族の承諾があれば、臓器提供が可能である。)
(※3) OPTING OUT:本人が生前、臓器提供に反対の意思を残さない限り、臓器提供をするものとみなす。臨床の現場では家族の反対があれば実際には臓器提供をしないことが多い。
(※4) IRODaT & DTI Foundation(2013)より
グリーンリボンキャンペーン事務局
<今日は“いい服の日”>
しまったままの大切な服に新しい命を吹き込みませんか?
「セカンドライフファッション」 引き続き“ドナー”募集中
モデルKIKIさんによるトークショーは盛況のうちに終了
ドナーとなる服の募集は12月24日まで
株式会社 そごう・西武 (所在地:東京都千代田区・代表取締役社長:林拓二)と、グリーンリボンキャンペーン事務局は、そごう大宮店の開店30周年と、10月16日(月)に臓器移植法施行から20周年を迎えることを記念したプロジェクト「Second Life Fashion(セカンドライフファッション) 〜洋服の移植手術〜」に取り組んでいます。
「Second Life Fashion」は、“破れやほつれなどで、着られなくなってしまったお気に入りの衣服(レシピエント)”を修理したい参加者と、“大切にしていたけれども着なくなってしまった衣服(ドナー)”を寄贈したい参加者の、それぞれの衣服を組み合わせる移植手術を施し、衣服に再び命を吹き込む無償のサービスです。参加については12月25日(月)まで、先着50着を対象に特設サイトとそごう大宮店で受付しています。
なお、11月27日時点ですでに100着以上の“ドナー”の洋服が寄せられていますが、レシピエントとドナーの組み合わせの可能性を広げるためにも、引き続き寄贈を受け付けています。本日11月29日は「いい服」の日です。お気に入りだけど訳あってクローゼットにしまったままの洋服があれば、洋服の移植手術を通じて移植医療について考えてみませんか?
また、本プロジェクトの一環として、企画に賛同いただいたモデル・女優のKIKIさんをお迎えし、11月23日(木・祝)にそごう大宮店にてトークショーを開催しましたのでその様子をレポートします。
■トークショーレポート
そごう大宮店にて開催されたKIKIさんのトークショーを、祝日の影響もあってか100名前後ものお客様が興味深そうにご覧になっていました。当日、KIKIさんはご自身の私物の洋服をドナーにしたセカンドライフファッションに身を包み登場。この洋服は、知人のお母様から以前譲り受けそれ以来着ていたものの、生地の経年劣化により着る機会が徐々に減り、最近はしまいっぱなしになっていたものをセカンドライフファッションとして蘇らせた一着です。
「祖母や知人から洋服を譲り受けることもありますが、古い生地なので時間とともに汚れたり劣化したりしてしまうけれど、(気に入っているから)処分するのも忍びないので、結局タンスに眠らせたままになってしまいがち」というKIKIさん。セカンドライフファッションについては「もう一度袖を通したくなる、そしてモノを大切にするということはとても嬉しいことですね」と、臓器移植の啓発だけでなく、大切な洋服が別の形で生まれ変わることにも大きな意義を感じていらっしゃいました。
KIKIさんがこの日着たセカンドライフファッションは、ご自身が提供した紺色のジャケットに、赤い和柄の服の右肩から袖部分を、大胆に重ねたデザインです。「(提供したあと)待っている間には一体どんなものになるのか、全然想像もできませんでした」とKIKIさんがコメントした通り、セカンドライフファッションはズボンに上着の袖をあてたり、全くことなる色や柄を組み合わせたりと、自由度の高い組み合わせが特長のひとつです。完成したセカンドライフファッションを見たKIKIさんは「斬新なようでいて、でも意外と他の服と合わせやすくて。スタイルの想像が膨らみました」とのことで、自身のスタイルブックを発売しているKIKIさんのお墨付きもいただけたようです。
この日、ステージには全6着のセカンドライフファッションが展示されました。それらについても「元からこういうデザインみたい!」、「意外な組み合わせに思えますが、とても素敵ですね」と興味津々の様子でご覧になっていました。
企画に参加し、実際に提供者となっていただいたことで、ご自身の保険証裏面の臓器提供意思表示について、旦那さんと家で話し合ったというKIKIさん。最後に「移植について、なんとなくは知っていたけれども、より身近に考えるきっかけになりました。ぜひ、家に帰ったら家族や友人と移植について会話してもらえたら」と語りました。
<トークショー 実施概要>
日時 :2017年11月23日(木・祝)
場所 :埼玉県さいたま市大宮区桜木町1-6-2 そごう大宮店4F
観覧者:約100名
登壇者:KIKI/モデル
テーマ:ファッションをきっかけに臓器移植について考える
<KIKIさん プロフィール>
東京都出身。武蔵野美術大学造形学部建築学科卒。雑誌をはじめ広告、テレビ出演、映画などで活躍。エッセイなどの執筆も手掛け、旅や登山をテーマにしたフォトエッセイ『美しい山を旅して』(平凡社)など多数の著書がある。ドイツのカメラブランド、ライカの会報誌であるライカスタイルマガジンにて撮りおろしの写真とエッセイを担当、近年では自身の写真展『PRISMA』シリーズを発表、また芸術祭に作家・審査員として参加するなど多方面で活動している。日本テレビ「ゆっくり私時間〜my weekend house〜」にレギュラー出演中。
■キャンペーン概要
タイトル :Second Life Fashion 〜洋服の移植手術〜
実施期間 : 2017年12月25日(月)まで
内容 :破れやほつれなどのある衣服を洋服の移植手術で修復する
参加方法 :
<寄贈受付>
?11月30日(木)まで、下記特設サイトにて受付
?12月25日(月)まで、そごう大宮店 4階に設置される洋服回収BOXにて受付
<修復受付>
11月30日(木)まで、下記特設サイトにて受付
※先着30着になり次第受付終了。
※詳細は下記特設サイトよりご確認ください。
特設サイトURL :https://second-life.fashion
■日本の臓器移植事情
日本の人口100万人あたりの臓器提供者数はわずか0.7人と、アメリカの26.0人(OPTING IN ※2)、スペインの35.1人(OPTING OUT ※3)という数字と比較すると、大きく下回っています(※4)。また、2013年の内閣府による世論調査によれば、臓器提供の意思表示をしている人も12.6%に留まるとされています。「セカンドライフファッション」キャンペーンは、臓器移植が協力しあうもの、命を吹き込むもの、命をつなぐものという理解を深め、臓器移植について考える機会の提供を目的に企画されました。
(※2) OPTING IN:本人が生前、臓器提供の意思を表示していた場合または家族が臓器提供に同意した場合、臓器提供が行われる。(日本の場合、基本的には本人の生前の意思を尊重するOPTING INに変わりはないが、生前の意思が不明な場合、家族の承諾があれば、臓器提供が可能である。)
(※3) OPTING OUT:本人が生前、臓器提供に反対の意思を残さない限り、臓器提供をするものとみなす。臨床の現場では家族の反対があれば実際には臓器提供をしないことが多い。
(※4) IRODaT & DTI Foundation(2013)より