ポルシェスポーツカーの70年
[18/01/30]
提供元:共同通信PRワイヤー
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ポルシェスポーツカーの70年
ニューイヤーレセプションで記念すべき年のスタート
ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:オリバー・ブルーメ)は、過去70年間、最高レベルでのスポーツカーの製造を体現してきました。高速、純粋、情熱。ポルシェの名を冠する最初のモデル、356“No.1”ロードスターは1948年6月8日に登録され、この日にポルシェ ブランドが誕生しました。タイプ356は、フェリー・ポルシェのスポーツカーの夢を現実へと変えました。昨日開催されたポルシェ ミュージアムでのニューイヤーレセプションの席上、ポルシェAGの取締役会会長オリバー・ブルーメは、「当時のフェリー・ポルシェのビジョンは、今なおこのブランドの特徴となっている価値観を全て備えていました」と述べました。バーデン=ヴュルテンベルク州とシュトゥットガルト市の代表者をはじめ、政界や経済界などの人々が列席し、「ポルシェスポーツカーの70年」というスローガンとともに、この記念すべき年のスタートを祝いました。
ブルーメは次のように述べました。「伝統とは、コミットメントです。伝統や基本的価値観抜きに、ポルシェが現在の地位を築くことはできなかったでしょう。私たちは、フェリー・ポルシェが設定した厳格な技術水準を今後も守り抜きます。インテリジェントでダイナミックなモビリティは前途有望です。このために、ポルシェにはしっかりとした技術的専門知識、創造力に富んだ従業員が在籍し、類を見ないチームスピリットを持っています。こうした要素により、ポルシェ ブランドは今後さらに70年間、人々を魅了し続けることができるでしょう」。
ポルシェ ブランドの歴史は1948年に始まりました。ただし、スポーツカーメーカーであるポルシェの基礎は、創業者Dr.フェルディナンド・ポルシェの生涯にわたる仕事の上に築かれており、息子フェリー・ポルシェはこれを受け継ぎました。フェルディナンド・ポルシェは、20世紀が始まる前に、自動車産業における先駆的な革新技術を生み出しました。1900年、フェルディナンド・ポルシェは“ローナー・ポルシェ”として知られるホイールハブ駆動の電気自動車を作り、世界初の全輪駆動を採用した乗用車を作ることも計画しました。同じ年、ガソリンと電気を組み合わせたパワートレインを開発し、ハイブリッドカーの基礎を作りました。1931年、フェルディナンド・ポルシェは設計事務所を設立します。1939年に発表された「ベルリン・ローマ カー」は、ポルシェの名を冠すスポーツカーのアイデアの始まりとなりましたが、この夢は1948年、息子フェリーがタイプ356によって実現することになりました。
そして、フェリー・ポルシェの息子、フェルディナンド・アレクサンダー・ポルシェが設計した、356の後継モデルとなるポルシェ911は、技術的にもデザイン的にも、世界を代表するスポーツカーメーカーとしてポルシェが大躍進を遂げるきっかけとなりました。1963年に初めて一般公開されたポルシェ911は、今や100万台以上が生産されています。ブルーメは次のように述べています。「911は数十年の間、一貫して開発が続けられ、何度も新しい革新技術を用いて改良が重ねられてきました。しかし、911に匹敵するほど、当初からの本質を守ることに成功したモデルは、他に存在しません。現在、また未来にわたって開発されるポルシェの全モデルは、このスポーツカーをベースとすることになります。ブランドの中心的存在である911は、夢のスポーツカーとして世界中のファンの心を虜にしています」。
ポルシェのスポーツカーの未来は、すでにミッションEという形でスタートラインに立っています。ツッフェンハウゼンによる初の純粋な電気駆動技術を駆使したこのコンセプトカーは、ポルシェ特有のエモーショナルなデザイン、比類ない走行性能、そして将来を見据えた実用性を兼ね備えています。この独立した4つのシートを備える4ドアスポーツカーは、システム合計の最高出力が440 kW(600 PS)以上、航続距離は500 kmを超え、0−100 km/h加速は3.5秒以内、必要な電気エネルギーの80%までの充電時間は約15分となっています。ポルシェはこの未来的なプロジェクトに約10億ユーロを投資し、ミッションEが生産されるシュトゥットガルト・ツッフェンハウゼンの本社だけでも1,200人以上の追加雇用を生み出しています。「ポルシェはずっとポルシェであり続けます。エクスクルーシブでスポーティなモビリティのためのリーディングブランドであり続けます」とブルーメは強調します。
記念となる今年、ポルシェは世界中で多くのイベントを予定しています。2月3日には、ロサンゼルスのピーターソン自動車博物館で「ポルシェ エフェクト」を開催します。ドイツでは、3月20〜31日、ベルリンの「DRIVE.フォルクスワーゲングループフォーラム」において、初めての「ポルシェスポーツカーの70年」展示会を開催します。ポルシェ ミュージアムでも、6月9日に特別展を開催します。同じ日、ポルシェは世界中のスポーツカーファンのために「Sports Car Together Day」を開催する予定です。6月16〜17日の週末には、従業員、ツッフェンハウゼン地区の住民、そして顧客を、シュトゥットガルトのポルシェ ミュージアム内外での公式祝賀会に招待します。7月12〜15日には、英国のグッドウッドサーキットでの「Festival of Speed」、9月27〜30日にはカリフォルニアの「Rennsport Reunion」によってこの記念の年を祝います。祝賀の締めくくりとして、10月13日には初めてシュトゥットガルトのポルシェ アリーナにおいて「Sound Night」イベントを開催します。
ニューイヤーレセプションで記念すべき年のスタート
ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:オリバー・ブルーメ)は、過去70年間、最高レベルでのスポーツカーの製造を体現してきました。高速、純粋、情熱。ポルシェの名を冠する最初のモデル、356“No.1”ロードスターは1948年6月8日に登録され、この日にポルシェ ブランドが誕生しました。タイプ356は、フェリー・ポルシェのスポーツカーの夢を現実へと変えました。昨日開催されたポルシェ ミュージアムでのニューイヤーレセプションの席上、ポルシェAGの取締役会会長オリバー・ブルーメは、「当時のフェリー・ポルシェのビジョンは、今なおこのブランドの特徴となっている価値観を全て備えていました」と述べました。バーデン=ヴュルテンベルク州とシュトゥットガルト市の代表者をはじめ、政界や経済界などの人々が列席し、「ポルシェスポーツカーの70年」というスローガンとともに、この記念すべき年のスタートを祝いました。
ブルーメは次のように述べました。「伝統とは、コミットメントです。伝統や基本的価値観抜きに、ポルシェが現在の地位を築くことはできなかったでしょう。私たちは、フェリー・ポルシェが設定した厳格な技術水準を今後も守り抜きます。インテリジェントでダイナミックなモビリティは前途有望です。このために、ポルシェにはしっかりとした技術的専門知識、創造力に富んだ従業員が在籍し、類を見ないチームスピリットを持っています。こうした要素により、ポルシェ ブランドは今後さらに70年間、人々を魅了し続けることができるでしょう」。
ポルシェ ブランドの歴史は1948年に始まりました。ただし、スポーツカーメーカーであるポルシェの基礎は、創業者Dr.フェルディナンド・ポルシェの生涯にわたる仕事の上に築かれており、息子フェリー・ポルシェはこれを受け継ぎました。フェルディナンド・ポルシェは、20世紀が始まる前に、自動車産業における先駆的な革新技術を生み出しました。1900年、フェルディナンド・ポルシェは“ローナー・ポルシェ”として知られるホイールハブ駆動の電気自動車を作り、世界初の全輪駆動を採用した乗用車を作ることも計画しました。同じ年、ガソリンと電気を組み合わせたパワートレインを開発し、ハイブリッドカーの基礎を作りました。1931年、フェルディナンド・ポルシェは設計事務所を設立します。1939年に発表された「ベルリン・ローマ カー」は、ポルシェの名を冠すスポーツカーのアイデアの始まりとなりましたが、この夢は1948年、息子フェリーがタイプ356によって実現することになりました。
そして、フェリー・ポルシェの息子、フェルディナンド・アレクサンダー・ポルシェが設計した、356の後継モデルとなるポルシェ911は、技術的にもデザイン的にも、世界を代表するスポーツカーメーカーとしてポルシェが大躍進を遂げるきっかけとなりました。1963年に初めて一般公開されたポルシェ911は、今や100万台以上が生産されています。ブルーメは次のように述べています。「911は数十年の間、一貫して開発が続けられ、何度も新しい革新技術を用いて改良が重ねられてきました。しかし、911に匹敵するほど、当初からの本質を守ることに成功したモデルは、他に存在しません。現在、また未来にわたって開発されるポルシェの全モデルは、このスポーツカーをベースとすることになります。ブランドの中心的存在である911は、夢のスポーツカーとして世界中のファンの心を虜にしています」。
ポルシェのスポーツカーの未来は、すでにミッションEという形でスタートラインに立っています。ツッフェンハウゼンによる初の純粋な電気駆動技術を駆使したこのコンセプトカーは、ポルシェ特有のエモーショナルなデザイン、比類ない走行性能、そして将来を見据えた実用性を兼ね備えています。この独立した4つのシートを備える4ドアスポーツカーは、システム合計の最高出力が440 kW(600 PS)以上、航続距離は500 kmを超え、0−100 km/h加速は3.5秒以内、必要な電気エネルギーの80%までの充電時間は約15分となっています。ポルシェはこの未来的なプロジェクトに約10億ユーロを投資し、ミッションEが生産されるシュトゥットガルト・ツッフェンハウゼンの本社だけでも1,200人以上の追加雇用を生み出しています。「ポルシェはずっとポルシェであり続けます。エクスクルーシブでスポーティなモビリティのためのリーディングブランドであり続けます」とブルーメは強調します。
記念となる今年、ポルシェは世界中で多くのイベントを予定しています。2月3日には、ロサンゼルスのピーターソン自動車博物館で「ポルシェ エフェクト」を開催します。ドイツでは、3月20〜31日、ベルリンの「DRIVE.フォルクスワーゲングループフォーラム」において、初めての「ポルシェスポーツカーの70年」展示会を開催します。ポルシェ ミュージアムでも、6月9日に特別展を開催します。同じ日、ポルシェは世界中のスポーツカーファンのために「Sports Car Together Day」を開催する予定です。6月16〜17日の週末には、従業員、ツッフェンハウゼン地区の住民、そして顧客を、シュトゥットガルトのポルシェ ミュージアム内外での公式祝賀会に招待します。7月12〜15日には、英国のグッドウッドサーキットでの「Festival of Speed」、9月27〜30日にはカリフォルニアの「Rennsport Reunion」によってこの記念の年を祝います。祝賀の締めくくりとして、10月13日には初めてシュトゥットガルトのポルシェ アリーナにおいて「Sound Night」イベントを開催します。