世界初の「予知保全」機能を搭載した 次世代スカラロボット「i4シリーズ」を発売
[18/06/21]
提供元:共同通信PRワイヤー
提供元:共同通信PRワイヤー
2018年6月21日
オムロン株式会社
世界初の「予知保全」機能を搭載した
次世代スカラロボット「i4シリーズ」を発売
*本リリースは6月19日にドイツ・ミュンヘンで発表されたニュースリリースを抄訳したものです。
オムロン株式会社(本社:京都市下京区、代表取締役社長 CEO: 山田義仁、以下オムロン)は、世界初の「予知保全」機能を搭載した次世代スカラロボット「i4シリーズ」を2019年春より発売します。オムロンは産業用ロボットのラインアップを拡充することで、生産ラインへのロボット導入の拡張性と柔軟性を高め、顧客企業のモノづくり革新に向けた取り組みに貢献します。
オムロンは「i4シリーズ」を、2018年6月19日(火)から22日(金)まで、ドイツのミュンヘンで開催されている
国際オートメーション・メカトロニクス専門見本市「Automatica 2018」に出展しています。
(出展位置:Hall B5, Booth 315)
【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201806205213-O1-004Lbez2 】
【次世代スカラロボット i4シリーズ】
近年、モノづくりの現場では、労働力不足が深刻化する一方、多品種少量生産や製品ライフサイクルの短期化が進み、生産品目の変更や需要変動に応じた生産ラインの迅速な立ち上げや柔軟なレイアウト変更が求められています。また、自動車の電装部品や電子部品の組立工程などにおいて、これまで以上に高速かつ高精度な制御が求められるとともに、生産性を低下させるロボットや設備の突発的な停止を防ぐことが課題となっています。
そこで、オムロンは、これらの顧客ニーズに応える新たな産業用ロボットとしてスカラロボット「i4シリーズ」を開発しました。「i4シリーズ」は世界初の「予知保全」機能により自らの稼働状態を可視化し、想定外の停止時間を削減します。また、「EtherCAT」通信によってプログラマブルロジックコントローラーやサーボモーターなどの各種制御機器との同期性を高め、高速で高精度な処理能力が要求される組み立てや挿入、実装などの工程での使用を可能にするとともに、画像センサーを用いた画像検査と擦り合わせた高度な品質管理を実現します。さらに、コンパクトな筐体(きょうたい)にロボットコントローラーを内蔵し、これまで導入の難しかった場所にも設置できるようにすることで、ロボット導入の適用範囲を拡大します。
主な特長
1. 設備へ簡単導入
「i4シリーズ」はコンパクトな筐体にロボットコントローラーやケーブルを内蔵し、設置面積を最小化。配線も簡単になり、新設・既設を問わずさまざまな設備へ容易に導入できます。また、世界で初めて「EtherCAT」モジュールをロボットコントローラーとアーム部分に搭載したことで、ユーザーは柔軟に機器を設定することが可能です。ユーザーは統合ソフトウエアを用いることで、簡単にプログラムを組み、使用できます。
2. 想定外の停止を防ぎ、機会損失を最小化
「i4シリーズ」は自らの「健康状態」を光で表す世界初の「予知保全」機能を搭載しています。「トラブルシューティング機能」とロボットのベース部分に配置したディスプレーやリング型のライトによって、適切な操作をユーザーに促し、常に最適な状態を維持することで、突発停止による機会損失を最小化します。
3. 高速・高精度な制御で複雑な組立工程に対応
「i4シリーズ」は「EtherCAT」通信により、コントローラーや画像センサー、サーボモーターなどの各種制御機器との擦り合わせが容易です。さまざまな制御機器と同期させることで、速度と精度を高めた最適な生産ラインを構築し、これまで導入が困難であった高度で複雑な組立工程などに適用できます。
4. 多様なラインナップで生産ラインの拡張性と柔軟性をサポート
「i4シリーズ」は豊富なラインアップにより、生産ライン全体の性能向上を最適なコストで実現すると共に、ユーザーの生産ラインの拡張を柔軟にします。ラインナップの第1弾では、「i4-650」、「i4-750」と「i4-850」の3種類を2019年春より発売します。
製品スペックについて
「i4-650」、「i4-750」と「i4-850」の各アームの動作範囲は650mm、750mm、850mmで、Z軸は210mmまたは410mmの動作範囲を選択できます。可搬重量は現行商品の3倍となる15kgです。また、「反転モデル」や「耐環境モデル」では、「IP65」や「クリーンルームISO4(クラス10)」、「耐静電気放電性能付き」、「H1規格の潤滑油」などに対応したモデルを用意し、さまざまな業界や用途でユーザーの個別要求に対応します。
オムロンは、3つの“i”、「integrated(制御進化)」、「intelligent(知能化)」、「interactive(人と機械の新しい協調)」からなる戦略コンセプト“i-Automation!”のもと、製造業のモノづくり現場の革新に取り組んでいます。オムロンは、「i4シリーズ」を通じて、製造現場における生産能力を向上するとともに、想定外の停止時間の削減や柔軟な生産ライン構築を実現することで、顧客企業各社と共に製造現場の生産性と品質を飛躍的に向上させます。
【"i-Automation!"について】
オムロンは、これまでFAのリーディングカンパニーとして画像処理センサーなどの入力機器から、各種コントローラー、サーボモーターなどの出力機器をはじめ安全対策機器、産業用ロボットまで幅広い機器を有し、これらをソフトウエアで組み合わせた独自のオートメーション技術を世界中の製造現場に提供してきました。現在は、こうした技術と機器群をベースに、3つの"i"、「integrated(制御進化)」、「intelligent(知能化)」、「interactive(人と機械の新しい協調)」からなる戦略コンセプト"i-Automation!"を掲げ、製造業のモノづくり現場の革新に取り組んでいます。
<オムロン株式会社について>
オムロン株式会社は、独自の「センシング&コントロール+Think」技術を中核としたオートメーションのリーディングカンパニーとして、制御機器、電子部品、車載電装部品、社会インフラ、ヘルスケア、環境など多岐に渡る事業を展開しています。1933年に創業したオムロンは、いまでは全世界で約36,000名の社員を擁し、117か国で商品・サービスを提供しています。制御機器事業では、モノづくりを革新するオートメーション技術や製品群、顧客サポートの提供を通じ、豊かな社会づくりに貢献しています。詳細については、http://www.omron.co.jp/ をご参照ください。
オムロン株式会社
世界初の「予知保全」機能を搭載した
次世代スカラロボット「i4シリーズ」を発売
*本リリースは6月19日にドイツ・ミュンヘンで発表されたニュースリリースを抄訳したものです。
オムロン株式会社(本社:京都市下京区、代表取締役社長 CEO: 山田義仁、以下オムロン)は、世界初の「予知保全」機能を搭載した次世代スカラロボット「i4シリーズ」を2019年春より発売します。オムロンは産業用ロボットのラインアップを拡充することで、生産ラインへのロボット導入の拡張性と柔軟性を高め、顧客企業のモノづくり革新に向けた取り組みに貢献します。
オムロンは「i4シリーズ」を、2018年6月19日(火)から22日(金)まで、ドイツのミュンヘンで開催されている
国際オートメーション・メカトロニクス専門見本市「Automatica 2018」に出展しています。
(出展位置:Hall B5, Booth 315)
【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201806205213-O1-004Lbez2 】
【次世代スカラロボット i4シリーズ】
近年、モノづくりの現場では、労働力不足が深刻化する一方、多品種少量生産や製品ライフサイクルの短期化が進み、生産品目の変更や需要変動に応じた生産ラインの迅速な立ち上げや柔軟なレイアウト変更が求められています。また、自動車の電装部品や電子部品の組立工程などにおいて、これまで以上に高速かつ高精度な制御が求められるとともに、生産性を低下させるロボットや設備の突発的な停止を防ぐことが課題となっています。
そこで、オムロンは、これらの顧客ニーズに応える新たな産業用ロボットとしてスカラロボット「i4シリーズ」を開発しました。「i4シリーズ」は世界初の「予知保全」機能により自らの稼働状態を可視化し、想定外の停止時間を削減します。また、「EtherCAT」通信によってプログラマブルロジックコントローラーやサーボモーターなどの各種制御機器との同期性を高め、高速で高精度な処理能力が要求される組み立てや挿入、実装などの工程での使用を可能にするとともに、画像センサーを用いた画像検査と擦り合わせた高度な品質管理を実現します。さらに、コンパクトな筐体(きょうたい)にロボットコントローラーを内蔵し、これまで導入の難しかった場所にも設置できるようにすることで、ロボット導入の適用範囲を拡大します。
主な特長
1. 設備へ簡単導入
「i4シリーズ」はコンパクトな筐体にロボットコントローラーやケーブルを内蔵し、設置面積を最小化。配線も簡単になり、新設・既設を問わずさまざまな設備へ容易に導入できます。また、世界で初めて「EtherCAT」モジュールをロボットコントローラーとアーム部分に搭載したことで、ユーザーは柔軟に機器を設定することが可能です。ユーザーは統合ソフトウエアを用いることで、簡単にプログラムを組み、使用できます。
2. 想定外の停止を防ぎ、機会損失を最小化
「i4シリーズ」は自らの「健康状態」を光で表す世界初の「予知保全」機能を搭載しています。「トラブルシューティング機能」とロボットのベース部分に配置したディスプレーやリング型のライトによって、適切な操作をユーザーに促し、常に最適な状態を維持することで、突発停止による機会損失を最小化します。
3. 高速・高精度な制御で複雑な組立工程に対応
「i4シリーズ」は「EtherCAT」通信により、コントローラーや画像センサー、サーボモーターなどの各種制御機器との擦り合わせが容易です。さまざまな制御機器と同期させることで、速度と精度を高めた最適な生産ラインを構築し、これまで導入が困難であった高度で複雑な組立工程などに適用できます。
4. 多様なラインナップで生産ラインの拡張性と柔軟性をサポート
「i4シリーズ」は豊富なラインアップにより、生産ライン全体の性能向上を最適なコストで実現すると共に、ユーザーの生産ラインの拡張を柔軟にします。ラインナップの第1弾では、「i4-650」、「i4-750」と「i4-850」の3種類を2019年春より発売します。
製品スペックについて
「i4-650」、「i4-750」と「i4-850」の各アームの動作範囲は650mm、750mm、850mmで、Z軸は210mmまたは410mmの動作範囲を選択できます。可搬重量は現行商品の3倍となる15kgです。また、「反転モデル」や「耐環境モデル」では、「IP65」や「クリーンルームISO4(クラス10)」、「耐静電気放電性能付き」、「H1規格の潤滑油」などに対応したモデルを用意し、さまざまな業界や用途でユーザーの個別要求に対応します。
オムロンは、3つの“i”、「integrated(制御進化)」、「intelligent(知能化)」、「interactive(人と機械の新しい協調)」からなる戦略コンセプト“i-Automation!”のもと、製造業のモノづくり現場の革新に取り組んでいます。オムロンは、「i4シリーズ」を通じて、製造現場における生産能力を向上するとともに、想定外の停止時間の削減や柔軟な生産ライン構築を実現することで、顧客企業各社と共に製造現場の生産性と品質を飛躍的に向上させます。
【"i-Automation!"について】
オムロンは、これまでFAのリーディングカンパニーとして画像処理センサーなどの入力機器から、各種コントローラー、サーボモーターなどの出力機器をはじめ安全対策機器、産業用ロボットまで幅広い機器を有し、これらをソフトウエアで組み合わせた独自のオートメーション技術を世界中の製造現場に提供してきました。現在は、こうした技術と機器群をベースに、3つの"i"、「integrated(制御進化)」、「intelligent(知能化)」、「interactive(人と機械の新しい協調)」からなる戦略コンセプト"i-Automation!"を掲げ、製造業のモノづくり現場の革新に取り組んでいます。
<オムロン株式会社について>
オムロン株式会社は、独自の「センシング&コントロール+Think」技術を中核としたオートメーションのリーディングカンパニーとして、制御機器、電子部品、車載電装部品、社会インフラ、ヘルスケア、環境など多岐に渡る事業を展開しています。1933年に創業したオムロンは、いまでは全世界で約36,000名の社員を擁し、117か国で商品・サービスを提供しています。制御機器事業では、モノづくりを革新するオートメーション技術や製品群、顧客サポートの提供を通じ、豊かな社会づくりに貢献しています。詳細については、http://www.omron.co.jp/ をご参照ください。