2019年10月の増税を前に、建築ラッシュはある?
[18/08/07]
提供元:共同通信PRワイヤー
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2018年8月7日
住友理工
2019年10月の増税を前に、建築ラッシュはある?〜住宅を建てる際に、必ず考えなくてはならない「地震対策」〜
住友理工株式会社(本社:名古屋市中村区、代表取締役 社長:松井徹)は、木造住宅用制震システム「TRCダンパー」の理解を深めるための、動画パンフレットを作成。工務店の皆様への貸し出しを開始しましたので、ご紹介いたします。
◆消費税10%への増税を前に
2019年10月、消費税が10%に引き上げられる予定です(リリース時)。国土交通省のグラフからは、消費税が8%に引き上げられた年(2014年4月)の前年(2013年:平成25年)には、新築着工数が上昇しているのが見てとれます(下図 引用:国土交通省 平成29年度 住宅経済関連データ 新設住宅着工戸数の推移 http://www.mlit.go.jp/statistics/details/t-jutaku-2_tk_000002.html)。これを踏まえ、本年から来年にかけても建築ラッシュの可能性があります。
【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201808076769-O8-lyH949Cp 】
増税前に(消費税8%で)家を建てるには、2019年9月末までに引き渡しをする必要があります。もしくは、19年3月末に建築会社との契約締結を終えている必要があります(下図)。このため、施主の皆様は今年の夏頃から、工務店さんらと打ち合わせを開始していると考えられます。
【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201808076769-O5-SWUC04LO 】
◆忘れてはいけない、地震対策
さて、このような建築ラッシュ時には、価格や納期ばかりが話題となりがちですが、忘れてはいけないのが、住宅の「地震への対策」です。
2016年4月に発生した熊本地震では、震度7強の大きな前震の2日後、同じく震度7強の本震が発生し、大きな被害が生じてしまいました。この時、今の建築の基準が、繰り返しの大きな地震を想定していないことが広く知られることになったのです。
南海トラフを抱える地震大国・日本においては、今後も全国で地震が発生する可能性があるといわれております。地震はいつどこで起こるかの予測ができません。そのため、自分の家を安心して暮らせるものにするためには、家を建てるときやリフォームする際に、十分な地震対策をするほかないのです。
【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201808076769-O6-B1bZHoXv 】
(引用:地震調査研究推進本部 地震調査委員会 全国地震動予測地図2018年版 https://www.jishin.go.jp/main/chousa/18_yosokuchizu/yosokuchizu2018_chizu_2.pdf)
◆地震対策に「制震」の考え方を
建築基準法の耐震基準は、必要最低限の基準であり、大地震の際に「家が倒壊せず、人命が助かるであろう」という基準なのです。そのため、繰り返しの大地震は想定されておらず、前述の熊本地震のように大きな揺れが連続で起こった際には、1度目のダメージが残る家屋は耐えきれず、多くの損害を招く結果となってしまいました。
地震に1回耐えるのではなく、地震を「制する」家にできないだろうか。住友理工は、1929年の創業以来積み重ねてきたゴムの研究成果を「高分子材料技術」「総合評価技術」というコアコンピタンスに昇華してきました。そして、自動車用防振ゴムの領域では世界トップシェア(当社推計)である技術を生かし、地震の運動エネルギーを熱エネルギーに瞬時に変換する、「特殊粘弾性ゴム」を開発。ダンパーの形状にして、家の筋交い部分に設置することで、耐震だけではなく「制震」の効果によって地震による建物の変位を最大約50%減少させることができるようになったのです。これが制震システム「TRCダンパー」です。
【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201808076769-O7-tDx9O3E6 】
◆木造住宅用制震システム「TRCダンパー」の特長
TRCダンパーは繰り返しの地震にも効果が期待できることが、大きな特長の1つです。内蔵されている特殊粘弾性ゴムは耐久性に優れ、伸縮をするたびにエネルギーを吸収できます。そのため、何度も発生する地震にも対応できるのです。
このようにメリットが大きなTRCダンパーですが、「制震」の考え方を含め、あまり知られていませんでした。しかし、繰り返しの地震が発生した熊本地震の後、問い合わせが相次ぐようになり、昨年度にはTRCダンパーが設置された家屋は2万戸を超えました。
当社では、より多くの住宅に制震システムTRCダンパーが導入され、皆様に安心して住んでいただけることを期待しています。
さらに、TRCダンパー1本の価格は10万円(設計価格)で、10坪あたり1本が目安(上層階や屋根の重量など住宅の構造により変動)なので、約40坪の住宅であれば4本の設置で安心していただける家にすることが可能です。
◆販促用パンフレットを制作
ここで重要なのが、家を建てる工務店の方から、施主の方々へ「制震」の大切さをお伝えいただいて、導入していただけるかどうかです。
そこでこの度、制震やTRCダンパーについて、工務店の皆様に簡易に理解をしていただけ、施主の皆様にもご覧いただけるツールを制作しました(下)。
【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201808076769-O4-15Xwl13C 】
制震の仕組み、TRCダンパーの仕組み、住友理工の会社概要などを動画で収録。ボタン一つで、それぞれが視聴できる動画パンフレットです。
TRCダンパーを導入いただいている工務店のほか、導入を検討している工務店にも貸し出していますので、ご興味のある工務店の皆さまは、ぜひ下記連絡先までお問い合わせください。
連絡先 : 住友理工 化工品事業部
MAIL : trcdamper@jp.sumitomoriko.com
FAX : 0568-77-2085
TEL : 0120-144-156
受付時間:平日の10:00〜17:00(12:00〜13:00除く)
以 上
住友理工
2019年10月の増税を前に、建築ラッシュはある?〜住宅を建てる際に、必ず考えなくてはならない「地震対策」〜
住友理工株式会社(本社:名古屋市中村区、代表取締役 社長:松井徹)は、木造住宅用制震システム「TRCダンパー」の理解を深めるための、動画パンフレットを作成。工務店の皆様への貸し出しを開始しましたので、ご紹介いたします。
◆消費税10%への増税を前に
2019年10月、消費税が10%に引き上げられる予定です(リリース時)。国土交通省のグラフからは、消費税が8%に引き上げられた年(2014年4月)の前年(2013年:平成25年)には、新築着工数が上昇しているのが見てとれます(下図 引用:国土交通省 平成29年度 住宅経済関連データ 新設住宅着工戸数の推移 http://www.mlit.go.jp/statistics/details/t-jutaku-2_tk_000002.html)。これを踏まえ、本年から来年にかけても建築ラッシュの可能性があります。
【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201808076769-O8-lyH949Cp 】
増税前に(消費税8%で)家を建てるには、2019年9月末までに引き渡しをする必要があります。もしくは、19年3月末に建築会社との契約締結を終えている必要があります(下図)。このため、施主の皆様は今年の夏頃から、工務店さんらと打ち合わせを開始していると考えられます。
【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201808076769-O5-SWUC04LO 】
◆忘れてはいけない、地震対策
さて、このような建築ラッシュ時には、価格や納期ばかりが話題となりがちですが、忘れてはいけないのが、住宅の「地震への対策」です。
2016年4月に発生した熊本地震では、震度7強の大きな前震の2日後、同じく震度7強の本震が発生し、大きな被害が生じてしまいました。この時、今の建築の基準が、繰り返しの大きな地震を想定していないことが広く知られることになったのです。
南海トラフを抱える地震大国・日本においては、今後も全国で地震が発生する可能性があるといわれております。地震はいつどこで起こるかの予測ができません。そのため、自分の家を安心して暮らせるものにするためには、家を建てるときやリフォームする際に、十分な地震対策をするほかないのです。
【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201808076769-O6-B1bZHoXv 】
(引用:地震調査研究推進本部 地震調査委員会 全国地震動予測地図2018年版 https://www.jishin.go.jp/main/chousa/18_yosokuchizu/yosokuchizu2018_chizu_2.pdf)
◆地震対策に「制震」の考え方を
建築基準法の耐震基準は、必要最低限の基準であり、大地震の際に「家が倒壊せず、人命が助かるであろう」という基準なのです。そのため、繰り返しの大地震は想定されておらず、前述の熊本地震のように大きな揺れが連続で起こった際には、1度目のダメージが残る家屋は耐えきれず、多くの損害を招く結果となってしまいました。
地震に1回耐えるのではなく、地震を「制する」家にできないだろうか。住友理工は、1929年の創業以来積み重ねてきたゴムの研究成果を「高分子材料技術」「総合評価技術」というコアコンピタンスに昇華してきました。そして、自動車用防振ゴムの領域では世界トップシェア(当社推計)である技術を生かし、地震の運動エネルギーを熱エネルギーに瞬時に変換する、「特殊粘弾性ゴム」を開発。ダンパーの形状にして、家の筋交い部分に設置することで、耐震だけではなく「制震」の効果によって地震による建物の変位を最大約50%減少させることができるようになったのです。これが制震システム「TRCダンパー」です。
【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201808076769-O7-tDx9O3E6 】
◆木造住宅用制震システム「TRCダンパー」の特長
TRCダンパーは繰り返しの地震にも効果が期待できることが、大きな特長の1つです。内蔵されている特殊粘弾性ゴムは耐久性に優れ、伸縮をするたびにエネルギーを吸収できます。そのため、何度も発生する地震にも対応できるのです。
このようにメリットが大きなTRCダンパーですが、「制震」の考え方を含め、あまり知られていませんでした。しかし、繰り返しの地震が発生した熊本地震の後、問い合わせが相次ぐようになり、昨年度にはTRCダンパーが設置された家屋は2万戸を超えました。
当社では、より多くの住宅に制震システムTRCダンパーが導入され、皆様に安心して住んでいただけることを期待しています。
さらに、TRCダンパー1本の価格は10万円(設計価格)で、10坪あたり1本が目安(上層階や屋根の重量など住宅の構造により変動)なので、約40坪の住宅であれば4本の設置で安心していただける家にすることが可能です。
◆販促用パンフレットを制作
ここで重要なのが、家を建てる工務店の方から、施主の方々へ「制震」の大切さをお伝えいただいて、導入していただけるかどうかです。
そこでこの度、制震やTRCダンパーについて、工務店の皆様に簡易に理解をしていただけ、施主の皆様にもご覧いただけるツールを制作しました(下)。
【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201808076769-O4-15Xwl13C 】
制震の仕組み、TRCダンパーの仕組み、住友理工の会社概要などを動画で収録。ボタン一つで、それぞれが視聴できる動画パンフレットです。
TRCダンパーを導入いただいている工務店のほか、導入を検討している工務店にも貸し出していますので、ご興味のある工務店の皆さまは、ぜひ下記連絡先までお問い合わせください。
連絡先 : 住友理工 化工品事業部
MAIL : trcdamper@jp.sumitomoriko.com
FAX : 0568-77-2085
TEL : 0120-144-156
受付時間:平日の10:00〜17:00(12:00〜13:00除く)
以 上