2018年「Vorkers残業時間レポート」
[18/11/27]
提供元:共同通信PRワイヤー
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2018年11月27日
株式会社ヴォーカーズ
Vorkers「働きがい研究所」調査レポートvol.54
2018年「Vorkers残業時間レポート」
−減少を続ける残業時間と社員の意識変化−
https://www.vorkers.com/hatarakigai/vol_54
就職・転職のための企業リサーチサイト「Vorkers」(https://www.vorkers.com/)を運営する株式会社ヴォーカーズ(所在地:東京都渋谷区、代表取締役:増井 慎二郎)は、「2018年『Vorkers残業時間レポート』」を発表しました。
今年6月に働き方改革関連法案が可決・成立し、来年4月から施行されることとなりました。中でも労働時間に関する制度に関しては月45時間年360時間が上限となる、上限を超えた場合に雇用主に罰則が科せられるなど、労働時間管理については引き続き企業側と社員側双方で意識付けを継続し、さらに決められた時間内で生産性を高めていくことが必要になります。
今回の調査レポートでは、Vorkersに投稿された現職社員(回答時)による残業時間データを年次で集計し、平均の推移を調査しました。2014年から減少を始めた平均残業時間ですが、今年もさらに減少し、5年連続の減少となりました。集計を開始した2012年からは18時間の減少となります。今回は「年代別」と「業界別」での残業時間推移にも焦点を当て、全体的に残業時間が減っている中で、年代、業界で何か特徴はあるのかを調査しました。
【サマリー】
・平均残業時間は継続減少となり、2018年の平均は28時間。調査開始の2012年と比較すると18時間減
・年代別では最も長く残業していた20代が2015年から急激に減少し、2016年に30代を下回る
・業界別では全業界で継続減少。前年比の減少時間が多かったのは「コンサルティング、シンクタンク」「インターネット」「建築、土木、設備工事」
・「建築、土木、設備工事」業界は過去5年間で40.1時間/月の残業時間削減
※詳細は画像または働きがい研究所サイトをご参照ください。
https://www.vorkers.com/hatarakigai/vol_54
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■ 今年の平均残業時間は30時間以下に!継続して減少中
平均残業時間は、より実態に即したものとするために、回答時「現職」の社員クチコミに限定して集計を行いました。2014年から減少を始めた残業時間ですが、5年連続の減少となり、今年は平均28時間/月という結果になりました。これは調査開始時の2012年と比較すると月間18時間の減少となります。
【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201811270774-O1-5oyWK3L1 】
■ 20代が大幅に減少。「若手を早く帰らせる」意識と、会社を冷静に見つめる若手社員
今回、減少している残業時間を年代別に集計し、傾向に特徴があるかを調査しました。どの年代も継続して減少していますが、特徴的なのが20代の残業時間で、2015年から大幅に減少しています。最近の調査で、上司・先輩の約6割が新人社員に対して「成長につながる仕事でも残業しないことを優先し業務を減らしている」と回答しており(※1)、企業からの残業時間削減要請が20代の残業時間減少に大きく影響したと考えられます。一方で、若手社員としても、昇進に興味がない若者が増えており(※2)、会社に長期的期待感を持ちにくい経済情勢の中、冷静な若者の就業意識が反映されているとも言えそうです。
(※1)日本能率協会マネジメントセンター「イマドキ若手社員の意識調査2018」
(※2)日本生産性本部「平成30年度 新入社員『働くことの意識』調査」
【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201811270774-O2-xx6FtghG 】
■コンサルが前年比‐6.8時間で下げ幅トップ。建築は5年間で40時間減
業界別で見ても、すべての業界で平均残業時間が減少しています。去年と比べ‐6.8時間/月となったのは「コンサルティング、シンクタンク」業界。2013年のピーク時には平均残業時間82.6時間/月であったことを考えると、5年で37.1時間/月の削減となりました。人手不足が叫ばれる「建築、土木、設備工事」業界においても同様に、前年比‐6.6時間、過去5年間で40.1時間/月の削減となり、人材確保にむけた健全な労働環境づくりに取り組んでいることが伺えます。
【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201811270774-O3-8zd01VtV 】
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■データの収集方法
「Vorkers」の会社評価レポートへの回答を通じてデータを収集しています。
会社評価レポートの回答条件は下記の通りです。
? 社員として1年以上在籍した企業の情報であること
? 500文字以上の自由記述項目と、8つの評価項目に回答いただくこと
? 月間残業時間(実数)、有休消化率(実数)についても収集
■対象データ(集計期間:2012年1月〜2018年11月)
Vorkersに投稿された、回答時現職の社員による残業時間168,873件を対象データとしています。業界別平均は、各年50件以上の回答のあるものを発表。
【Vorkers働きがい研究所について】
株式会社ヴォーカーズが、働きがいの向上のために、個人・企業・社会などの視点から働きがいについて調査・リサーチを行うためのプロジェクトです。2014年3月よりスタートしました。
【Vorkersについて】
「Vorkers」では、就職・転職の参考情報として、職場環境に対する社員・元社員の評価点やレポートを共有しています。企業の社員・元社員から情報を収集しているWEBサイトとしては、国内最大規模のクチコミ数と評価スコア(680万件超)が蓄積されており、会員数は約256万人(2018年11月時点)となっています。経営者や人事部のフィルターにかかっていない「社員の生の声」を共有することで、企業の実情をオープンにし、就職・転職活動をサポートしたいと考えています。また、ジョブマーケットの透明性を高めることで、「社員を大切にする企業の方が大切にしない企業よりも評価され、誠実なCEOが誠実に会社を経営しやすい雇用環境となること」を目指しています。
〔Vorkersの由来〕
“Voice of Workers”(働く人たちの声)という意味と、“Workers”の“W”を“V”に置き換え、働く人の「自立」という意味が込められています。
【株式会社ヴォーカーズ 会社概要】
商 号:株式会社ヴォーカーズ
代 表 者:代表取締役 増井 慎二郎
本店所在地:東京都渋谷区渋谷3-6-3 渋谷363清水ビル11F
設立年月日:2007年6月
事業内容:就職・転職のための企業リサーチサイト「Vorkers」(https://www.vorkers.com/)の企画運営
資本金:6億4500万円
【本件に関するお問合せ先】
担当:恵川、隈元
Email:press@vorkers.com
株式会社ヴォーカーズ
Vorkers「働きがい研究所」調査レポートvol.54
2018年「Vorkers残業時間レポート」
−減少を続ける残業時間と社員の意識変化−
https://www.vorkers.com/hatarakigai/vol_54
就職・転職のための企業リサーチサイト「Vorkers」(https://www.vorkers.com/)を運営する株式会社ヴォーカーズ(所在地:東京都渋谷区、代表取締役:増井 慎二郎)は、「2018年『Vorkers残業時間レポート』」を発表しました。
今年6月に働き方改革関連法案が可決・成立し、来年4月から施行されることとなりました。中でも労働時間に関する制度に関しては月45時間年360時間が上限となる、上限を超えた場合に雇用主に罰則が科せられるなど、労働時間管理については引き続き企業側と社員側双方で意識付けを継続し、さらに決められた時間内で生産性を高めていくことが必要になります。
今回の調査レポートでは、Vorkersに投稿された現職社員(回答時)による残業時間データを年次で集計し、平均の推移を調査しました。2014年から減少を始めた平均残業時間ですが、今年もさらに減少し、5年連続の減少となりました。集計を開始した2012年からは18時間の減少となります。今回は「年代別」と「業界別」での残業時間推移にも焦点を当て、全体的に残業時間が減っている中で、年代、業界で何か特徴はあるのかを調査しました。
【サマリー】
・平均残業時間は継続減少となり、2018年の平均は28時間。調査開始の2012年と比較すると18時間減
・年代別では最も長く残業していた20代が2015年から急激に減少し、2016年に30代を下回る
・業界別では全業界で継続減少。前年比の減少時間が多かったのは「コンサルティング、シンクタンク」「インターネット」「建築、土木、設備工事」
・「建築、土木、設備工事」業界は過去5年間で40.1時間/月の残業時間削減
※詳細は画像または働きがい研究所サイトをご参照ください。
https://www.vorkers.com/hatarakigai/vol_54
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■ 今年の平均残業時間は30時間以下に!継続して減少中
平均残業時間は、より実態に即したものとするために、回答時「現職」の社員クチコミに限定して集計を行いました。2014年から減少を始めた残業時間ですが、5年連続の減少となり、今年は平均28時間/月という結果になりました。これは調査開始時の2012年と比較すると月間18時間の減少となります。
【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201811270774-O1-5oyWK3L1 】
■ 20代が大幅に減少。「若手を早く帰らせる」意識と、会社を冷静に見つめる若手社員
今回、減少している残業時間を年代別に集計し、傾向に特徴があるかを調査しました。どの年代も継続して減少していますが、特徴的なのが20代の残業時間で、2015年から大幅に減少しています。最近の調査で、上司・先輩の約6割が新人社員に対して「成長につながる仕事でも残業しないことを優先し業務を減らしている」と回答しており(※1)、企業からの残業時間削減要請が20代の残業時間減少に大きく影響したと考えられます。一方で、若手社員としても、昇進に興味がない若者が増えており(※2)、会社に長期的期待感を持ちにくい経済情勢の中、冷静な若者の就業意識が反映されているとも言えそうです。
(※1)日本能率協会マネジメントセンター「イマドキ若手社員の意識調査2018」
(※2)日本生産性本部「平成30年度 新入社員『働くことの意識』調査」
【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201811270774-O2-xx6FtghG 】
■コンサルが前年比‐6.8時間で下げ幅トップ。建築は5年間で40時間減
業界別で見ても、すべての業界で平均残業時間が減少しています。去年と比べ‐6.8時間/月となったのは「コンサルティング、シンクタンク」業界。2013年のピーク時には平均残業時間82.6時間/月であったことを考えると、5年で37.1時間/月の削減となりました。人手不足が叫ばれる「建築、土木、設備工事」業界においても同様に、前年比‐6.6時間、過去5年間で40.1時間/月の削減となり、人材確保にむけた健全な労働環境づくりに取り組んでいることが伺えます。
【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201811270774-O3-8zd01VtV 】
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■データの収集方法
「Vorkers」の会社評価レポートへの回答を通じてデータを収集しています。
会社評価レポートの回答条件は下記の通りです。
? 社員として1年以上在籍した企業の情報であること
? 500文字以上の自由記述項目と、8つの評価項目に回答いただくこと
? 月間残業時間(実数)、有休消化率(実数)についても収集
■対象データ(集計期間:2012年1月〜2018年11月)
Vorkersに投稿された、回答時現職の社員による残業時間168,873件を対象データとしています。業界別平均は、各年50件以上の回答のあるものを発表。
【Vorkers働きがい研究所について】
株式会社ヴォーカーズが、働きがいの向上のために、個人・企業・社会などの視点から働きがいについて調査・リサーチを行うためのプロジェクトです。2014年3月よりスタートしました。
【Vorkersについて】
「Vorkers」では、就職・転職の参考情報として、職場環境に対する社員・元社員の評価点やレポートを共有しています。企業の社員・元社員から情報を収集しているWEBサイトとしては、国内最大規模のクチコミ数と評価スコア(680万件超)が蓄積されており、会員数は約256万人(2018年11月時点)となっています。経営者や人事部のフィルターにかかっていない「社員の生の声」を共有することで、企業の実情をオープンにし、就職・転職活動をサポートしたいと考えています。また、ジョブマーケットの透明性を高めることで、「社員を大切にする企業の方が大切にしない企業よりも評価され、誠実なCEOが誠実に会社を経営しやすい雇用環境となること」を目指しています。
〔Vorkersの由来〕
“Voice of Workers”(働く人たちの声)という意味と、“Workers”の“W”を“V”に置き換え、働く人の「自立」という意味が込められています。
【株式会社ヴォーカーズ 会社概要】
商 号:株式会社ヴォーカーズ
代 表 者:代表取締役 増井 慎二郎
本店所在地:東京都渋谷区渋谷3-6-3 渋谷363清水ビル11F
設立年月日:2007年6月
事業内容:就職・転職のための企業リサーチサイト「Vorkers」(https://www.vorkers.com/)の企画運営
資本金:6億4500万円
【本件に関するお問合せ先】
担当:恵川、隈元
Email:press@vorkers.com