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【リリース】国内初!「PPS樹脂」対応、3Dプリント造形受託サービスを開始。【八十島プロシード】

2018年12月5日

八十島プロシード株式会社

国内初!八十島プロシード 「PPS樹脂」対応、3Dプリント造形受託サービスを開始。

 八十島プロシード株式会社(本社:兵庫県尼崎市、代表取締役社長 伊藤由香、以下「八十島プロシード」)は、株式会社アスペクトが開発した粉末床溶融結合装置「RaFaEl? 300C-HT」を導入。高温環境下における高精細造形を可能にした装置を使用し、東レ株式会社が世界で初めて素材開発に成功した粉末樹脂「トレミル®PPS」(ポリフェニレンサルファイド)の3Dプリント造形受託サービスを2018年12月より開始致します。自社で保有する装置によって、PPS樹脂の造形受託サービスを行うのは、国内初の取り組みとなります。
PPS樹脂は、耐熱性、機械的特性、難燃性に優れたスーパーエンジニアリングプラスチックであり、PPSによる3Dプリント製品は、高耐熱性、耐薬品性、高強度が求められる自動車、航空宇宙産業、医療機器用途への展開が大いに見込まれます。
八十島プロシードが2011年1月に3Dプリントサービスをスタートさせてから約8年。当時は粉末積層造形機1台からのスタートでしたが、これまでにポリジェットや熱溶融積層法(FDM)など、様々な造形方式を取り入れ、技術開発の追及を行って参りました。そしてこの度、粉末床溶融結合装置「RaFaEl? 300C-HT」を新たに導入。また、大型サイズの造形が可能な「RaFaEl? 550C-HT」の導入も決定しており、装置の保有台数は6機種合計23台となり、樹脂の造形方式においては、ほぼ対応できる体制が整いました。
近年、様々な産業分野において、3Dプリンターによる最終製品の製造が広がっています。その中でも、粉末床溶融結合方式は他の3Dプリンターの方式に比べ、高い寸法精度と強度を実現できる方式として、今後急速な市場拡大が見込まれております。八十島プロシードは、その新技術をより多くの分野へ広げるべく、初年度の生産量3tを目標とし、PPS樹脂の造形受託サービスを本格的に展開して参ります。

なお、2019年1月16日(水)〜18日(金)に東京ビッグサイトで開催されるオートモーティブワールドでは「トレミル®PPS」を使用した3Dプリント造形サンプルの展示を行いますので、ぜひ、八十島プロシードのブース(東7ホール 69-80)へ足をお運び下さい。

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