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VAIOが国内初の「ロボット汎用プラットフォーム」を提供

2019年1月16日

VAIO株式会社

VAIOが国内初の「ロボット汎用プラットフォーム」を提供
〜複数企業で協業し、ロボット開発のオールインワンソリューションを実現〜

VAIO 株式会社(本社:長野県安曇野市 代表取締役:吉田 秀俊 以下 VAIO)はEMS事業で培ってきた知見やパートナーシップを礎に、効率的なコミュニケーションロボット開発を実現する「ロボット汎用プラットフォーム」を構築し、ワンストップのソリューションとして提供いたします。
ロボット開発及び運用のために必要なハード・ソフト・ソリューション・クラウドサービス・サポート・各種サーバ等、全ての機能を1つのプラットフォームで提供するのは国内初の取り組みです。
VAIOは、本プラットフォームの提供を通じ、EMS事業のさらなる拡大、ひいてはロボット産業の活性化に寄与することを目指してまいります。

  尚、2019年 1月16日(水)〜1月18日(金)に東京ビッグサイトで開催される「第3回 ロボデックス〜 ロボット開発・活用展(以下ロボデックス)」に本プラットフォームを参考出品いたします。

<「ロボット汎用プラットフォーム」とは>
ロボット開発にはハードウェア・ソフトウェア設計、クラウドサービス活用、発売後の運用など、その開発や準備にとても困難が伴うため、1企業がロボットを作ろうとしても、費用や時間が必要以上にかかってしまうという課題がありました。本プラットフォームはこうした課題と向き合うもので、ロボット開発、ロボットサービスの提供を検討する企業に対して、短期間で効率良く、一括してソリューションを提供することが可能となります。
尚、ハードウェアについては、ニーズに応じて中級クラスのCPUによる「Middle」とリーズナブルにご利用いただける「Simple」をご用意しています。

【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201901152181-O1-rKtA46K4

<「ロボット汎用プラットフォーム」構築に至る経緯>
1)EMS事業で培ってきたロボット開発の知見
VAIOはPC事業で培ってきた、製品企画からアフターサービスまで、上流から下流までの充実の機能・設備を生かして、お客様のニーズに合わせたサービス、EMS事業を2015年より展開してまいりました。特にコミュニケーション・ロボットについては国内において数少ない量産技術をもつ企業として認知され、スタートアップから大企業まで引き合いも増加しています。

2)VAIOテクニカルパートナープログラムの開始
2018年にはEMS事業の第2フェーズとして、優れた技術やソリューションをお持ちの企業と「VAIOテクニカルパートナー」として連携し、VAIOだけでは実現できない領域へもビジネスを拡大するプログラムを開始いたしました。

3)ロボット開発のさらなる普及に向けてプラットフォーム化
 昨今、日常生活の様々なシーンでコミュニケーションロボットの普及が進みながらも、ロボット開発が1社で完結するものではないため、環境構築に時間がかかり、開発コストが必要以上にかかること、それに伴い、販売価格も高額になってしまうことを、VAIOでは普及を妨げる要因として課題視しておりました。こうした問題に対しての解決策として、VAIOが主導する形でロボット開発における各機能をもつ企業と連携し、今回の「ロボット汎用プラットフォーム」を構築いたしました。

<「ロボット汎用プラットフォーム」の内容>
1)ご提供する機能・技術
下記画像の通りの機能・技術をご提供可能です。
【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201901152181-O2-3JwA642X

2)ハードウェアの種類(Middle/Simple)

短期間かつ効率的にロボット開発を可能にするために、本プラットフォームでは、ロボット開発を希望される企業のニーズに応じて、2種類のハードウェアをご用意しています。

?より多機能なカスタマイズを希望される場合:Middle

多機能(ロボットの一部を動かす、カメラで顔認識する、液晶ディスプレイを搭載する等)のロボットを開発する場合のハードウェア。
既にEMS事業で導入実績があり、現在も本ハードウェアを搭載した製品の開発が進行中です。

?対話を主目的に効率重視での開発を希望される場合:Simple

対話を主目的としたコミュニケーションロボットとして必要十分な機能を提供するハードウェア。ぬいぐるみを初めとする筐体内にVAIOが独自開発した共通のハードウェア(以下 Simpleハードウェア)を埋め込むだけでコミュニケーションロボットとして機能します。

【Middle/Simpleの機能比較表】
Middle/Simpleの機能比較表については下記画像よりご参照ください。
【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201901152181-O3-cjghd39i

【Simpleハードウェアの概要(参考出品・特許出願中)】
【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201901152181-O4-ZQW8U1Fe
Simpleハードウェアを利用すると、最小限の開発コスト及び期間でコミュニケーションロボットとして必要十分な機能を搭載することが可能です。具体的には専用筐体をぬいぐるみにそのまま埋め込むだけで完成します。ハードウェア自体の新規開発やカスタマイズが原則不要で、発話に関するソフトウェア開発及びカスタマイズのみ実施します。

【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201901152181-O5-L9Sk6RSf

【HOYA株式会社が提供する「DNN版音声合成エンジン」ソリューションについて】

特にコミュニケーションロボットの分野ではオリジナルボイスの作成は重要なソリューションの1つです。ロボデックスに参考出品するSimpleハードウェアには、VAIOテクニカルパートナーであるHOYA株式会社が提供する最新の音声合成エンジンソリューションが採用されています。同ソリューションでは、最先端の機械学習技術「ディープラーニング(DNN)」の導入により、相槌、語尾、言い回しといった細かいニュアンスが大幅に向上し、より繊細で自然な感情表現を感じさせる発話が可能となります。一般的にディープラーニングには高いマシンスペックが必要とされますが、従来版と近いマシンスペックで動作します。尚、全体のサポートは初期検討〜組み込み開発〜製品化まで全てVAIOが実施します。

<VAIOテクニカルパートナープログラムについて>
VAIOは、優れた技術やソリューションを保有する企業と「VAIOテクニカルパートナー」として連携する取り組みを2018年より開始しています。
VAIOテクニカルパートナーに参画する企業とのビジネス機会創出に加え、各社が培ってきた高度な技術やノウハウの相乗効果により、VAIOのEMS事業における取引先企業にもメリットのあるサービス提供を目指しています。
【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201901152181-O6-0994F7bl

詳細はコチラ( https://vaio.com/ems/partner/ )をご参照ください。

<本プラットフォームに関する出展予定及び問い合わせ先について>
1)第3回 ロボデックス〜 ロボット開発・活用展に出展
2019年 1月16日(水)〜1月18日(金)に東京ビッグサイトで開催される
「第3回 ロボデックス〜 ロボット開発・活用展」にて「ロボット汎用プラットフォーム」についてご紹介し、一部コミュニケーションロボットのデモンストレーションを行います。

2)問い合わせ先
VAIOテクニカルパートナーに関するお問い合わせは下記までお願いいたします。
VAIO NB事業部:EMS@vaio.com



<VAIO株式会社とは >
VAIO株式会社は、ソニー株式会社からPC事業を継承し、2014年7月1日に設立されました。長野県安曇野市に本社及び製造拠点を置き、PC事業、受託事業(EMS事業)における 企画、設計、開発、製造および販売と、それに付随するサービスを行っています。
第三のコア事業を『ソリューション事業』とし、第一弾として、「VRソリューション事業」を展開中。

VAIO株式会社コーポレートサイト:https://vaio.com/top/
働き方情報支援サイト「Work × IT(ワーク・イット)」:https://workit.vaio.com/
VAIO株式会社公式Facebook:https://www.facebook.com/VAIO.corporation/
VAIO株式会社公式Twitter:https://twitter.com/PressVaio/


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