春を彩る華やかな雛飾りの数々 | 井伊家のひな人形 | 8日から特別公開
[19/02/08]
提供元:共同通信PRワイヤー
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2019年2月8日
彦根市役所
春を彩る華やかな雛飾りの数々
特別公開「雛と雛道具」
彦根城博物館で2月8日から
彦根市は、2月8日(金)から3月4日(月)まで彦根城博物館(滋賀県彦根市金亀町)で、井伊家の雛と雛道具を特別公開します。
本展では、弥千代の雛と雛道具を展示し、また併せて、地元の旧家に伝わる古今雛(こきんびな)や段飾り、御殿(ごてん)飾りなどを一挙に公開します。春を彩る華やかな雛飾りの数々をご堪能ください。
【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201902052873-O2-595FRu0v 】
■名称
特別公開「雛と雛道具」
■会期
平成31年(2019年)2月8日(金)〜3月4日(月)会期中無休
開館時間:午前8時30分〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
■会場
彦根城博物館 展示室6(〒 522-0061 滋賀県彦根市金亀町1番1号)
■展示の趣旨
3月3日の上巳(じょうし)の節句に行われる雛祭りは、女児の健やかな成長を祈る行事です。元来、上巳に限らず、節句は季節の変り目にあたるため、病気などの災いが降りかかりやすい日と考えられてきました。そのため、節句には厄を払う祈りをし、厄を受ける身代わりとして人形(ひとがた)を作り、神に供えたり、厄払いとして川や海に流すということが行われました。後にこの人形は、飾り付けて楽しむものへと変化して行きました。江戸時代に入ると、桃の節句に、人形とともに菱餅や菓子、桃の花びらを浮かべた白酒などを供えて賑やかな飾り付けをして祭を行うという、現代につながる習わしが定着しました。この人形は雛と呼ばれ、より華やかで精巧なものが作られるようになります。そして、実際の調度類を模したミニチュアの雛道具も作られ、雛と共に飾られるようになりました。
江戸時代の大名家の姫君の婚礼の際には、嫁入道具として、豪華な調度とともに雛と雛道具が誂えられました。雛道具は、婚礼調度を模し、数十件にも及ぶ大揃えのものとするのが通例です。井伊家13代直弼(なおすけ)の息女弥千代(やちよ)(1846〜1927)が、安政5年(1858)に高松藩(たかまつはん)松平家(まつだいらけ)世子(せいし)頼聡(よりとし)に嫁いだ際にも、婚礼調度とともに愛らしい雛と雛道具が調えられました。
弥千代の雛は、紙製の衣装をまとう古式ゆかしい立雛(たちびな)です。雛道具は、井伊家の家紋の橘(たちばな)と松竹梅の文様が金蒔絵(きんまきえ)であしらわれ、実物の調度さながらに精巧に作り込まれています。その数は85件にも及び、賑々しい婚礼仕度の様子を今に伝えてくれます。
■展示作品
弥千代の雛 1対
弥千代の雛道具 1揃(85件)
真千代の天児 1躯
古今雛 4対
雛段飾り・雛御殿飾り・御所人形等 6揃
計13件
■観覧料
一般:300円(270円)
小・中学生:150円(100円)
※( )内は30名以上の団体割引料金
※常設展「“ほんもの”との出会い」も併せてご覧いただけますが、期間中、館内工事のために一部展示室を休室しています。そのため、通常の観覧料より減額しています。ご注意ください。
■ギャラリートーク
とき:平成31年(2019年)2月9日(土)午前11時〜11時30分、午後2時〜2時30分 ※いずれも同内容
ところ:彦根城博物館 展示室6
その他:展示室の入室には観覧料が必要です。
担当:奥田晶子(彦根城博物館学芸員)
彦根市役所
春を彩る華やかな雛飾りの数々
特別公開「雛と雛道具」
彦根城博物館で2月8日から
彦根市は、2月8日(金)から3月4日(月)まで彦根城博物館(滋賀県彦根市金亀町)で、井伊家の雛と雛道具を特別公開します。
本展では、弥千代の雛と雛道具を展示し、また併せて、地元の旧家に伝わる古今雛(こきんびな)や段飾り、御殿(ごてん)飾りなどを一挙に公開します。春を彩る華やかな雛飾りの数々をご堪能ください。
【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201902052873-O2-595FRu0v 】
■名称
特別公開「雛と雛道具」
■会期
平成31年(2019年)2月8日(金)〜3月4日(月)会期中無休
開館時間:午前8時30分〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
■会場
彦根城博物館 展示室6(〒 522-0061 滋賀県彦根市金亀町1番1号)
■展示の趣旨
3月3日の上巳(じょうし)の節句に行われる雛祭りは、女児の健やかな成長を祈る行事です。元来、上巳に限らず、節句は季節の変り目にあたるため、病気などの災いが降りかかりやすい日と考えられてきました。そのため、節句には厄を払う祈りをし、厄を受ける身代わりとして人形(ひとがた)を作り、神に供えたり、厄払いとして川や海に流すということが行われました。後にこの人形は、飾り付けて楽しむものへと変化して行きました。江戸時代に入ると、桃の節句に、人形とともに菱餅や菓子、桃の花びらを浮かべた白酒などを供えて賑やかな飾り付けをして祭を行うという、現代につながる習わしが定着しました。この人形は雛と呼ばれ、より華やかで精巧なものが作られるようになります。そして、実際の調度類を模したミニチュアの雛道具も作られ、雛と共に飾られるようになりました。
江戸時代の大名家の姫君の婚礼の際には、嫁入道具として、豪華な調度とともに雛と雛道具が誂えられました。雛道具は、婚礼調度を模し、数十件にも及ぶ大揃えのものとするのが通例です。井伊家13代直弼(なおすけ)の息女弥千代(やちよ)(1846〜1927)が、安政5年(1858)に高松藩(たかまつはん)松平家(まつだいらけ)世子(せいし)頼聡(よりとし)に嫁いだ際にも、婚礼調度とともに愛らしい雛と雛道具が調えられました。
弥千代の雛は、紙製の衣装をまとう古式ゆかしい立雛(たちびな)です。雛道具は、井伊家の家紋の橘(たちばな)と松竹梅の文様が金蒔絵(きんまきえ)であしらわれ、実物の調度さながらに精巧に作り込まれています。その数は85件にも及び、賑々しい婚礼仕度の様子を今に伝えてくれます。
■展示作品
弥千代の雛 1対
弥千代の雛道具 1揃(85件)
真千代の天児 1躯
古今雛 4対
雛段飾り・雛御殿飾り・御所人形等 6揃
計13件
■観覧料
一般:300円(270円)
小・中学生:150円(100円)
※( )内は30名以上の団体割引料金
※常設展「“ほんもの”との出会い」も併せてご覧いただけますが、期間中、館内工事のために一部展示室を休室しています。そのため、通常の観覧料より減額しています。ご注意ください。
■ギャラリートーク
とき:平成31年(2019年)2月9日(土)午前11時〜11時30分、午後2時〜2時30分 ※いずれも同内容
ところ:彦根城博物館 展示室6
その他:展示室の入室には観覧料が必要です。
担当:奥田晶子(彦根城博物館学芸員)