第15回ACジャパン広告学生賞入賞作品決定
[19/03/22]
提供元:共同通信PRワイヤー
提供元:共同通信PRワイヤー
2019年3月22日
公益社団法人ACジャパン
第15回ACジャパン広告学生賞入賞作品決定
テレビCM部門グランプリは、
ヘルプマークがテーマの「ハートをください」
新聞広告部門グランプリは、
SNSへの書き込みがテーマの「もう二度と、消えません。」
公益社団法人ACジャパン(理事長 藤重貞慶)主催の第15回「ACジャパン広告
学生賞」の入賞作品が決定し、3月22日(金)に東京・サントリーホール(小ホール)
で表彰式が行われました。
同広告学生賞は、学生を対象に公共広告をテーマにした広告作品を募集・表彰するもの
で、公共広告への理解と社会に関わる「公」の意識を育むことを目的としたものです。
当初はテレビCMを対象に「ACジャパンCM学生賞」としてスタートしましたが、
一昨年より新たに新聞広告部門を設け「ACジャパン広告学生賞」と名称変更して実施、
今回で15回目を迎えました。
今年度「テレビCM部門」では参加校29校(前年度29校)、201作品(前年度
185作品)の応募があり、「新聞広告部門」では参加校23校(前年度21校)、
451作品(前年度288作品)の応募がありました。
審査は「公共広告として優れており、人々に興味や気づきを感じさせる作品か」「学生
ならではの感性や、オリジナリティ溢れるアイデア・テーマ性があるか」等を視点に行わ
れ、その結果テレビCM部門では、ヘルプマークをテーマにした「ハートをください」
(日本大学芸術学部、制作代表者:猪腰侑花さん)がグランプリを、環境問題をテーマに
した「ウミガメ家の食卓」(東京工芸大学、制作代表者:田村 悠さん)が準グランプリ
BS民放賞を受賞しました。
また新聞広告部門では、SNSへの書き込みについてをテーマにした「もう二度と、
消えません。」(日本大学芸術学部、制作者:皆川 花さん)がグランプリを、子どもの
SOSをテーマにした「見落とした?見過ごした?」(東北芸術工科大学、制作者:
三品 しずくさん)が準グランプリを受賞しました。
テレビCMの2作品はBS民放9局で、新聞広告の2作品は全国紙5紙で、7月からの
1年間の間に放送・掲載の予定です。
記
第15回ACジャパン広告学生賞
1.主催:公益社団法人 ACジャパン
2.後援:BS日本、BS朝日、BS−TBS、BSテレビ東京、ビーエスフジ、
WOWOW、BS11、BS12(TwellV)、Dlife、
朝日新聞社、毎日新聞社、読売新聞社、日本経済新聞社、産経新聞社
3.受賞作品:
【テレビCM部門】
・グランプリ 1点
「ハートをください」 テーマ:ヘルプマーク
日本大学芸術学部 制作代表者:猪腰侑花
《企画意図》
・周囲に目を向けて見れば、意外と多くの方がヘルプマークを付けてい
ます。しかし、ほとんどの人がそれが何かもどう対応していいかも分
かっていません。この作品で取り扱うことで、ヘルプマーク自体のデ
ザインと意味を視覚的に伝え、より多くの人に思いやりのハートを持
って欲しいという思いを込めたCMにしました。
《審査員講評》
・全国的にはこのマークをまだ知らない人に伝えることに意義がある。
対象者の方の説明が明解で工夫がある。演出もシンプルで、きちんと
伝わり理解ができる。表現の仕上がりが綺麗。作品に品格を感じる。
・準グランプリBS民放賞 1点
「ウミガメ家の食卓」 テーマ:環境問題
東京工芸大学 制作代表者:田村 悠
《企画意図》
・未だなくならない不法投棄やポイ捨てに対し、ウミガメを擬人化した
家族が被害にあうことでその問題を身近に感じさせようと考えまし
た。この作品を見て、ゴミ問題は私たちの問題であると感じてもらう
ことが目的です。
《審査員講評》
・海洋ゴミの問題を、ユーモアを含んだ表現で訴求している。家族の食
卓に見立てているのが面白く、ドキッとさせる演出力も良い。擬人化
の手法を使うことでこの問題の深刻さが伝わってくる。
・審査員特別賞 5点
「カット」 テーマ:情報の印象操作に対して
日本大学芸術学部 制作代表者:結城 愛梨
「黒いぞうきん」 テーマ:いじめ問題
武蔵野美術大学 制作者:杉山 佑太
「投稿は止まらない」 テーマ:SNSの怖さ
目白大学 制作代表者:小林 大輝
「みんなって誰?」 テーマ:集団心理
玉川大学 制作代表者:根本 桜子
「私の道」 テーマ:視覚障害者の目線
日本大学芸術学部 制作代表者:久保田 優海
・優秀賞 19点
・奨励賞 15点
【新聞広告部門】
・グランプリ 1点
「もう二度と、消えません。」 テーマ:SNSの書き込みについて
日本大学芸術学部 制作者:皆川 花
《企画意図》
・SNSや掲示板に書き込んだものは永遠にネットに残り、消えること
はありません。そんな中、昔呟いた悪口や、愚痴などの闇が残ってし
まうことを知らない安易な考えの若者が増えています。スマホは便利
で使いやすいですが、その使いやすさの裏にあるものを考えて欲しい
と思い、制作しました。
《審査員講評》
・かなり絞り込まれたシンプルなコピーとイラストで大胆な画面構成。
ネットへの不適切な書き込みについて加害者の立場からメッセージ
された表現が新しい。この広告が抑止力となり、人の意識が変わるこ
とを望む。
・準グランプリ 1点
「見落とした?見過ごした?」 テーマ:子どものSOS
東北芸術工科大学 制作者:三品 しずく
《企画意図》
・児童虐待やいじめは後を絶たず、私たちが思う以上に傷ついている
子供は身近に数多くいます。自分で助けを求めにくいからこそ、声に
ならない「助けて」に気付いてほしい。「何かいつもと違うかも」周
りがそのサインに気付き行動することで救える命があります。
問題に無関心でいてほしくないという想いを込めて制作しました。
《審査員講評》
・タイムリーな話題。仕掛けのあるアイデアでデザイン表現の完成度は
高く、実際つい見落としてしまった。新聞を急いでめくり、読み
飛ばしてしまいそうな人にじっくりと読んでもらいたい。
・審査員特別賞 5点
「4人に1人」 テーマ:若者の自殺
愛知淑徳大学 制作者:河出 雄浩
「履歴書」 テーマ:LGBT
関西大学 制作者:三村 真由
「にせものの海」 テーマ:海洋ゴミ・環境問題
京都造形芸術大学 制作者:前濱 蘭々子
「海洋ゴミと私たち」 テーマ:環境問題
京都造形芸術大学 制作者:川崎 瑠可
「それはすべて森でした。」 テーマ:環境問題
長岡造形大学 制作者:細萱 萌香
・優秀賞 21点
・奨励賞 13点
以上
※ACジャパンについて
・公益社団法人ACジャパンは、1971年に関西公共広告機構として設立されまし
た。1974年に社団法人公共広告機構となり、2009年にACジャパンと名称変
更しました。「公共マナー」や「環境問題」など、社会にとって有益と思われるメッセ
ージを、さまざまな広告の形で発信することにより、社会と公共の福祉に貢献するこ
とを目標として活動する民間の組織で、活動は全て約1000社の会員からの会費で
運営されています。
会員メディアからの広告枠の無償提供と、会員広告会社からの表現アイデアの提供が
運営における最大の特徴で、日本全国の多くの民間企業が参加するボランティア活動
の公益性の高さが認められ、2011年に公益社団法人になりました。
http://www.ad-c.or.jp
公益社団法人ACジャパン
第15回ACジャパン広告学生賞入賞作品決定
テレビCM部門グランプリは、
ヘルプマークがテーマの「ハートをください」
新聞広告部門グランプリは、
SNSへの書き込みがテーマの「もう二度と、消えません。」
公益社団法人ACジャパン(理事長 藤重貞慶)主催の第15回「ACジャパン広告
学生賞」の入賞作品が決定し、3月22日(金)に東京・サントリーホール(小ホール)
で表彰式が行われました。
同広告学生賞は、学生を対象に公共広告をテーマにした広告作品を募集・表彰するもの
で、公共広告への理解と社会に関わる「公」の意識を育むことを目的としたものです。
当初はテレビCMを対象に「ACジャパンCM学生賞」としてスタートしましたが、
一昨年より新たに新聞広告部門を設け「ACジャパン広告学生賞」と名称変更して実施、
今回で15回目を迎えました。
今年度「テレビCM部門」では参加校29校(前年度29校)、201作品(前年度
185作品)の応募があり、「新聞広告部門」では参加校23校(前年度21校)、
451作品(前年度288作品)の応募がありました。
審査は「公共広告として優れており、人々に興味や気づきを感じさせる作品か」「学生
ならではの感性や、オリジナリティ溢れるアイデア・テーマ性があるか」等を視点に行わ
れ、その結果テレビCM部門では、ヘルプマークをテーマにした「ハートをください」
(日本大学芸術学部、制作代表者:猪腰侑花さん)がグランプリを、環境問題をテーマに
した「ウミガメ家の食卓」(東京工芸大学、制作代表者:田村 悠さん)が準グランプリ
BS民放賞を受賞しました。
また新聞広告部門では、SNSへの書き込みについてをテーマにした「もう二度と、
消えません。」(日本大学芸術学部、制作者:皆川 花さん)がグランプリを、子どもの
SOSをテーマにした「見落とした?見過ごした?」(東北芸術工科大学、制作者:
三品 しずくさん)が準グランプリを受賞しました。
テレビCMの2作品はBS民放9局で、新聞広告の2作品は全国紙5紙で、7月からの
1年間の間に放送・掲載の予定です。
記
第15回ACジャパン広告学生賞
1.主催:公益社団法人 ACジャパン
2.後援:BS日本、BS朝日、BS−TBS、BSテレビ東京、ビーエスフジ、
WOWOW、BS11、BS12(TwellV)、Dlife、
朝日新聞社、毎日新聞社、読売新聞社、日本経済新聞社、産経新聞社
3.受賞作品:
【テレビCM部門】
・グランプリ 1点
「ハートをください」 テーマ:ヘルプマーク
日本大学芸術学部 制作代表者:猪腰侑花
《企画意図》
・周囲に目を向けて見れば、意外と多くの方がヘルプマークを付けてい
ます。しかし、ほとんどの人がそれが何かもどう対応していいかも分
かっていません。この作品で取り扱うことで、ヘルプマーク自体のデ
ザインと意味を視覚的に伝え、より多くの人に思いやりのハートを持
って欲しいという思いを込めたCMにしました。
《審査員講評》
・全国的にはこのマークをまだ知らない人に伝えることに意義がある。
対象者の方の説明が明解で工夫がある。演出もシンプルで、きちんと
伝わり理解ができる。表現の仕上がりが綺麗。作品に品格を感じる。
・準グランプリBS民放賞 1点
「ウミガメ家の食卓」 テーマ:環境問題
東京工芸大学 制作代表者:田村 悠
《企画意図》
・未だなくならない不法投棄やポイ捨てに対し、ウミガメを擬人化した
家族が被害にあうことでその問題を身近に感じさせようと考えまし
た。この作品を見て、ゴミ問題は私たちの問題であると感じてもらう
ことが目的です。
《審査員講評》
・海洋ゴミの問題を、ユーモアを含んだ表現で訴求している。家族の食
卓に見立てているのが面白く、ドキッとさせる演出力も良い。擬人化
の手法を使うことでこの問題の深刻さが伝わってくる。
・審査員特別賞 5点
「カット」 テーマ:情報の印象操作に対して
日本大学芸術学部 制作代表者:結城 愛梨
「黒いぞうきん」 テーマ:いじめ問題
武蔵野美術大学 制作者:杉山 佑太
「投稿は止まらない」 テーマ:SNSの怖さ
目白大学 制作代表者:小林 大輝
「みんなって誰?」 テーマ:集団心理
玉川大学 制作代表者:根本 桜子
「私の道」 テーマ:視覚障害者の目線
日本大学芸術学部 制作代表者:久保田 優海
・優秀賞 19点
・奨励賞 15点
【新聞広告部門】
・グランプリ 1点
「もう二度と、消えません。」 テーマ:SNSの書き込みについて
日本大学芸術学部 制作者:皆川 花
《企画意図》
・SNSや掲示板に書き込んだものは永遠にネットに残り、消えること
はありません。そんな中、昔呟いた悪口や、愚痴などの闇が残ってし
まうことを知らない安易な考えの若者が増えています。スマホは便利
で使いやすいですが、その使いやすさの裏にあるものを考えて欲しい
と思い、制作しました。
《審査員講評》
・かなり絞り込まれたシンプルなコピーとイラストで大胆な画面構成。
ネットへの不適切な書き込みについて加害者の立場からメッセージ
された表現が新しい。この広告が抑止力となり、人の意識が変わるこ
とを望む。
・準グランプリ 1点
「見落とした?見過ごした?」 テーマ:子どものSOS
東北芸術工科大学 制作者:三品 しずく
《企画意図》
・児童虐待やいじめは後を絶たず、私たちが思う以上に傷ついている
子供は身近に数多くいます。自分で助けを求めにくいからこそ、声に
ならない「助けて」に気付いてほしい。「何かいつもと違うかも」周
りがそのサインに気付き行動することで救える命があります。
問題に無関心でいてほしくないという想いを込めて制作しました。
《審査員講評》
・タイムリーな話題。仕掛けのあるアイデアでデザイン表現の完成度は
高く、実際つい見落としてしまった。新聞を急いでめくり、読み
飛ばしてしまいそうな人にじっくりと読んでもらいたい。
・審査員特別賞 5点
「4人に1人」 テーマ:若者の自殺
愛知淑徳大学 制作者:河出 雄浩
「履歴書」 テーマ:LGBT
関西大学 制作者:三村 真由
「にせものの海」 テーマ:海洋ゴミ・環境問題
京都造形芸術大学 制作者:前濱 蘭々子
「海洋ゴミと私たち」 テーマ:環境問題
京都造形芸術大学 制作者:川崎 瑠可
「それはすべて森でした。」 テーマ:環境問題
長岡造形大学 制作者:細萱 萌香
・優秀賞 21点
・奨励賞 13点
以上
※ACジャパンについて
・公益社団法人ACジャパンは、1971年に関西公共広告機構として設立されまし
た。1974年に社団法人公共広告機構となり、2009年にACジャパンと名称変
更しました。「公共マナー」や「環境問題」など、社会にとって有益と思われるメッセ
ージを、さまざまな広告の形で発信することにより、社会と公共の福祉に貢献するこ
とを目標として活動する民間の組織で、活動は全て約1000社の会員からの会費で
運営されています。
会員メディアからの広告枠の無償提供と、会員広告会社からの表現アイデアの提供が
運営における最大の特徴で、日本全国の多くの民間企業が参加するボランティア活動
の公益性の高さが認められ、2011年に公益社団法人になりました。
http://www.ad-c.or.jp