岩手県で「三陸防災復興プロジェクト2019」が開幕
[19/06/01]
提供元:共同通信PRワイヤー
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令和元年6月1日(土)
三陸防災復興プロジェクト
岩手県で「三陸防災復興プロジェクト2019」が開幕
八神純子さん、米国大使館ヤング首席公使、国連防災機関らを迎え、
釜石市でオープニングセレモニーとシンポジウムを開催
6月1日(土)に、岩手県釜石市の釜石市民ホールで「三陸防災復興プロジェクト2019」オープニングセレモニーとシンポジウムが開催され、岩手県三陸沿岸を舞台に、6月1日から8月7日にかけて行われるプロジェクトが開幕しました。
この日は、プロジェクト実行委員長である達増岩手県知事をはじめ、米国大使館ヤング首席公使、国連防災機関(UNDRR)松岡駐日事務所代表などおよそ700人が参加し、震災後に生まれた国内外の「つながり」が続いていることや、世界に向けて震災の教訓を発信することの重要性を実感するセレモニーとなりました。
「三陸防災復興プロジェクト2019」は、東日本大震災津波からの復興に取り組んでいる姿を発信し、世界の防災力向上に貢献していくことや、三陸地域の多様な魅力を伝えるため、シンポジウムをはじめ、お祭り、音楽、食、ジオパーク、観光などに関する多彩な22事業を行っていくものです。
オープニングセレモニーでは、達増知事が「このプロジェクトを行うことで、復興に取り組みながら、お互いに幸福を守り育てる『希望郷いわて』を実現する大きな一歩にしたい」と決意を述べました。
米国大使館ヤング首席公使は、自身が関わった震災後の救援活動「トモダチ作戦」や、米国が主導し立ち上げた、被災地の高校生が米国留学するなどの「TOMODACHIイニシアチブ」の取組に触れながら、留学を経験した若者が「誇りと志を持って生き生きと活躍している」とスピーチしました。
国連防災機関松岡駐日事務所代表は、「東日本大震災の経験は、よりよい復興や防災・減災につながるため、これを国際社会で共有し、意識啓発に役立てたい。」と述べました。
また、復興支援を熱心に行っている八神純子さんが出演し、震災後に三陸の小学生との交流で生まれた歌などを披露しました。会場は八神さんの美しい歌声に酔いしれ、「このプロジェクトを通して岩手・三陸の美しさを世界へ発信し、たくさんの人達が岩手に訪れてほしい」と語り、岩手・三陸に心を寄せました。
シンポジウムでは、台湾長栄大学の邵教授による基調講演と、インドネシア・アチェの博物館長や国内の有識者によるパネルディスカッションが行われ、東日本大震災津波や海外の災害を踏まえたこれからの地域づくりについて議論し、「自助と共助と公助の連携、地域の総合防災力を高めることが、これからの災害に強い地域づくりに不可欠であること」、「被災と復興の教訓を継承すること」などの重要性が示されました。
《オープニングセレモニー・シンポジウムの概要》
1 開催日:令和元年6月1日(土) 13:30 〜 17:30
2 場所:釜石市民ホールTETTO ホールA(岩手県釜石市大町1-1-9)
3 主催:三陸防災復興プロジェクト2019実行委員会
4 オープニングセレモニー
(1)開会宣言
岩手県陸前高田市出身の俳優 村上弘明さんによる開会宣言
(2)東日本大震災津波犠牲者への黙祷
(3)主催者代表挨拶
三陸防災復興プロジェクト2019実行委員会会長 岩手県知事 達増拓也
(4)来賓挨拶
復興庁岩手復興局長 内田幸雄 氏
(5)東日本大震災津波の被災状況等の報告
(6)スピーチ
・ 米国大使館 首席公使 ジョセフ・M・ヤング 氏
・ 国連防災機関(UNDRR)駐日事務所代表 松岡由季 氏
(7)若者による復興に係る取組
・ TOMODACHIイニシアチブ支援プログラム卒業生 吉浜知輝 氏
(8)八神純子さんによるトーク&ライブ
5 シンポジウム
(1)基調講演
・ 台湾長栄大学 教授 邵珮君 氏
(2)パネルディスカッション
・ コーディネーター
首都大学東京 名誉教授 中林 一樹 氏
パネリスト
台湾長栄大学 教授 邵珮君 氏
インドネシア・アチェ津波博物館 館長 Hafnidar 氏
日本政策投資銀行 主幹 蛭間 芳樹 氏
岩手大学理工学部 教授 南 正昭 氏
(11)閉会
【三陸防災復興プロジェクト2019について】
このプロジェクトは、2019年6月1日から8月7日の68日間にかけて、岩手県沿岸部の13市町村全体を会場とし、復興に力強く取り組んでいる地域の姿を発信し、東日本大震災津波の風化を防ぐとともに、国内外からの復興への支援に対する感謝を示し、また、東日本大震災津波の記憶と教訓を伝え、日本国内や世界の防災力向上にも貢献していくこと、さらには、三陸地域の多様な魅力の国内外への発信と交流の活発化により、新しい三陸の創造につなげていくことを目的として開催するものです。
三陸防災復興プロジェクト
岩手県で「三陸防災復興プロジェクト2019」が開幕
八神純子さん、米国大使館ヤング首席公使、国連防災機関らを迎え、
釜石市でオープニングセレモニーとシンポジウムを開催
6月1日(土)に、岩手県釜石市の釜石市民ホールで「三陸防災復興プロジェクト2019」オープニングセレモニーとシンポジウムが開催され、岩手県三陸沿岸を舞台に、6月1日から8月7日にかけて行われるプロジェクトが開幕しました。
この日は、プロジェクト実行委員長である達増岩手県知事をはじめ、米国大使館ヤング首席公使、国連防災機関(UNDRR)松岡駐日事務所代表などおよそ700人が参加し、震災後に生まれた国内外の「つながり」が続いていることや、世界に向けて震災の教訓を発信することの重要性を実感するセレモニーとなりました。
「三陸防災復興プロジェクト2019」は、東日本大震災津波からの復興に取り組んでいる姿を発信し、世界の防災力向上に貢献していくことや、三陸地域の多様な魅力を伝えるため、シンポジウムをはじめ、お祭り、音楽、食、ジオパーク、観光などに関する多彩な22事業を行っていくものです。
オープニングセレモニーでは、達増知事が「このプロジェクトを行うことで、復興に取り組みながら、お互いに幸福を守り育てる『希望郷いわて』を実現する大きな一歩にしたい」と決意を述べました。
米国大使館ヤング首席公使は、自身が関わった震災後の救援活動「トモダチ作戦」や、米国が主導し立ち上げた、被災地の高校生が米国留学するなどの「TOMODACHIイニシアチブ」の取組に触れながら、留学を経験した若者が「誇りと志を持って生き生きと活躍している」とスピーチしました。
国連防災機関松岡駐日事務所代表は、「東日本大震災の経験は、よりよい復興や防災・減災につながるため、これを国際社会で共有し、意識啓発に役立てたい。」と述べました。
また、復興支援を熱心に行っている八神純子さんが出演し、震災後に三陸の小学生との交流で生まれた歌などを披露しました。会場は八神さんの美しい歌声に酔いしれ、「このプロジェクトを通して岩手・三陸の美しさを世界へ発信し、たくさんの人達が岩手に訪れてほしい」と語り、岩手・三陸に心を寄せました。
シンポジウムでは、台湾長栄大学の邵教授による基調講演と、インドネシア・アチェの博物館長や国内の有識者によるパネルディスカッションが行われ、東日本大震災津波や海外の災害を踏まえたこれからの地域づくりについて議論し、「自助と共助と公助の連携、地域の総合防災力を高めることが、これからの災害に強い地域づくりに不可欠であること」、「被災と復興の教訓を継承すること」などの重要性が示されました。
《オープニングセレモニー・シンポジウムの概要》
1 開催日:令和元年6月1日(土) 13:30 〜 17:30
2 場所:釜石市民ホールTETTO ホールA(岩手県釜石市大町1-1-9)
3 主催:三陸防災復興プロジェクト2019実行委員会
4 オープニングセレモニー
(1)開会宣言
岩手県陸前高田市出身の俳優 村上弘明さんによる開会宣言
(2)東日本大震災津波犠牲者への黙祷
(3)主催者代表挨拶
三陸防災復興プロジェクト2019実行委員会会長 岩手県知事 達増拓也
(4)来賓挨拶
復興庁岩手復興局長 内田幸雄 氏
(5)東日本大震災津波の被災状況等の報告
(6)スピーチ
・ 米国大使館 首席公使 ジョセフ・M・ヤング 氏
・ 国連防災機関(UNDRR)駐日事務所代表 松岡由季 氏
(7)若者による復興に係る取組
・ TOMODACHIイニシアチブ支援プログラム卒業生 吉浜知輝 氏
(8)八神純子さんによるトーク&ライブ
5 シンポジウム
(1)基調講演
・ 台湾長栄大学 教授 邵珮君 氏
(2)パネルディスカッション
・ コーディネーター
首都大学東京 名誉教授 中林 一樹 氏
パネリスト
台湾長栄大学 教授 邵珮君 氏
インドネシア・アチェ津波博物館 館長 Hafnidar 氏
日本政策投資銀行 主幹 蛭間 芳樹 氏
岩手大学理工学部 教授 南 正昭 氏
(11)閉会
【三陸防災復興プロジェクト2019について】
このプロジェクトは、2019年6月1日から8月7日の68日間にかけて、岩手県沿岸部の13市町村全体を会場とし、復興に力強く取り組んでいる地域の姿を発信し、東日本大震災津波の風化を防ぐとともに、国内外からの復興への支援に対する感謝を示し、また、東日本大震災津波の記憶と教訓を伝え、日本国内や世界の防災力向上にも貢献していくこと、さらには、三陸地域の多様な魅力の国内外への発信と交流の活発化により、新しい三陸の創造につなげていくことを目的として開催するものです。