全国初!横須賀市で地域サービスのシステムと連携した『AI運行バス』の実証実験開始
[19/11/28]
提供元:共同通信PRワイヤー
提供元:共同通信PRワイヤー
2019年11月28日
横須賀市
京浜急行電鉄株式会社
株式会社NTTドコモ
全国初!横須賀市で地域サービスのシステムと連携した『AI運行バス』の実証実験開始
〜モビリティシステムを活用して地域住民の外出機会を促し健康生活の創生と定着化をめざす〜
横須賀市と京浜急行電鉄株式会社(以下、京急電鉄)と株式会社NTTドコモ (以下、ドコモ)は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、NEDO)※1と、横須賀市の逸見地区およびその周辺で、2019年12月9日(月)〜2020年2月24日(月)の期間に、住民の移動手段としてオンデマンド乗合交通「AI運行バス®」を運行します。地域の商業施設や医療施設で使われるシステムと連携して「AI運行バス」を運行するのは全国初の取り組みです。
ドコモの「AI運行バス」は、利用者のスマートフォンのアプリや、コールセンターへの電話依頼による配車予約に応じて、AIがリアルタイムに乗車車両を決定し、時刻表に縛られることなく移動できるだけでなく、「AI運行バス」の利用者に地域の施設や店舗の情報発信とクーポン配布ができる集客サポート機能も搭載しています。
横須賀市は、人口減少や高齢化という背景の下、移動に関するさまざまな問題に直面しています。そのような中、産官学が一体となって社会課題の解決や地域活性化を進めるヨコスカ×スマートモビリティ・チャレンジを展開、「横須賀スマートモビリティ宣言」を掲げ、誰もひとりにさせないまち、新たな価値をつくるまち、活力に溢れるまちの確立に取り組んでいます。
その取り組みの一環※2として、横須賀市内においてバス路線がないエリアの1つである逸見地区およびその周辺に住む住民を対象に、新たな交通手段として「AI運行バス」を運行し、日常生活に必要不可欠な医療施設や商業施設、健康増進施設などを連携させることにより、住民の利便性向上と健康増進、社会保障費抑制や地域経済活性化をめざした実証実験を開始します。
実証実験のテーマを「地域施設+新たなモビリティ+ICT技術を連携した健康生活を創生する持続可能な スマートなまちづくりへのチャレンジ!」と設定し、社会実装をめざしたさまざまな検証を、期間中、段階的に開始していきます。
国家公務員共済組合連合会横須賀共済病院(以下、横須賀共済病院)と協力し、電子カルテシステムと 「AI運行バス」のシステムを連携します。病院予約の前日リマインド通知と連携したAI運行バスの予約を可能とします。これにより、通院忘れの防止や、通院時における交通の利便性向上による確実な来院をめざします。
株式会社京急ストア(以下、京急ストア)と協力し、管理栄養士監修の健康レシピ※3などを利用者の好みに応じてAIが提案するスマートフォンアプリ「FitFood®」※4から、「AI運行バス」の利用者アプリを呼び出せるようにすることで、必要な食材の購入のために、地域内の「京急ストアFHaB湘南池上店」へ来店する意向をもつ利用者数を把握します。また、「AI運行バス」のシステム上で、同店舗で開催される管理栄養士による健康イベント※3などのイベント情報のプッシュ発信や、来店時に使えるAI運行バス乗車クーポンの提供による来店者数の推移を検証するとともに、外出機会の創出を促しながら、健康的な食生活につなげる取り組みを進め、健康寿命の増進をめざします。
今回の「AI運行バス」は、京急中央交通株式会社が有料運行し、京急線の駅や京浜急行バス株式会社のバス停付近への乗降ポイントの設置による基幹交通とのスムーズな接続も実現します。また、決済手段として、公共交通で広く利用されている交通系ICカードの利用も期間途中から開始する予定です。
日本版MaaS(Mobility as a Service)の実現には、多くの場合、スマートフォン利用が前提とされている中、ドコモは、日本版MaaSを「移動に関する社会課題を解決するもの」と位置付けており、課題解決の一手段として、高齢者も含めた全世代がスマートフォンをお使いいただきやすい環境の整備が必要であると捉えています。そこで、実証実験対象地区の住民の方へのスマートフォン教室の開催や、ドコモショップ横須賀店に「AI運行バス」の乗降ポイントを設置するなど、気軽にスマートフォンについて相談できる環境を整えるとともに、スマートフォンからの配車予約については、運行開始直後に特別な運賃割引を設けることで、スマートフォンの利用促進を図ります。
ドコモは、移動体通信事業で培った経験・技術・ノウハウを活かし、移動に関する課題を解決すべく、地方部から都市部まで、ファースト/ラストワンマイル交通の充実に取り組んできました。輸送実績が20万人を超える※5オンデマンド乗合交通「AI運行バス」のさらなる機能向上により、交通手段の生産性向上を図るとともに、単なる交通システムの提供ではなく、交通サービスと移動の先にある目的・サービスとの連携により地域全体を活性化させるプラットフォームとして、ICTを活用した質の高いまちづくりに貢献していきます。
また、本取り組みは、2019年6月18日に、国土交通省、経済産業省による「スマートモビリティチャレンジ」プロジェクトにおける経済産業省のパイロット地域分析事業の一つに採択されました。
横須賀市、京急電鉄、ドコモは、横須賀市民の日常生活における移動課題の解決と健康社会の実現をめざすとともに、この事例を日本全国に展開できるよう、検証を進めてまいります。
※1 本取り組みは、NEDOの人工知能技術の社会実装に向けた国家プロジェクト「次世代人工知能・ロボットの中核となるインテグレート技術開発(実施予定期間:2018年度〜2022年度)」の取り組みの一つです。
事業名:次世代人工知能・ロボットの中核となるインテグレート技術開発/人工知能技術の社会実装に向けた研究開発・実証/人工知能技術を用いた便利・快適で効率的なオンデマンド乗合型交通の実現
委託先:株式会社NTTドコモ、株式会社未来シェア、国立研究開発法人産業技術総合研究所
※2 本取り組みは、横須賀市と京急電鉄とドコモで2019年1月24日に締結した「スマートモビリティ等を活用したまちづくりに関する連携協定」の取り組みの一つとして実施します。
※3 株式会社フェリスゲートが提供する健康レシピおよび健康イベントです。
※4 株式会社AIVICKが提供する、人の好みを理解し食提案を行うスマートフォンのアプリケーションです。
※5 2019年11月19日現在の輸送実績です。
* 「AI運行バス」は株式会社NTTドコモの登録商標です。
* 「FitFood」は株式会社AIVICKの登録商標です。
別紙
横須賀市における『AI運行バス』実証実験の概要
1.実証概要
?■実施期間:2019年12月9日(月)〜2020年2月24日(月)
※2019年12月27日(金)〜2020年1月6日(月)は休止します。
?■実施エリア:横須賀市逸見地区およびその周辺
?■運賃:大人300円、小学生150円、未就学児:0円(無料)
※本料金は1人1乗車あたりの税込の金額です。
?■運行時間:8:00〜19:00 (当日配車予約時間は7:00〜18:30)
?■車両台数:3台(AI運行バス乗車定員5〜9人の車両)
※車椅子にお乗りいただいたまま、ご乗車いただける車両も準備しています。
?■実証モニタ:横須賀市逸見地区を中心とする住民
※対象住所:横須賀市吉倉町、西逸見町、東逸見町、逸見が丘、池上7丁目
?■予約方法:スマートフォン用AI運行バス利用者アプリからの予約、コールセンターへの電話予約
2.実証主体役割
【横須賀市】
・地域住民、関係団体、施設などへの説明、調整
・乗降ポイントの設定、調整
【京急電鉄】
・京急グループ内における展開・推進役
【ドコモ】
・実証実験全体プロジェクト管理
・オンデマンド乗合交通「AI運行バス」システム提供および他システムとの連携
・スマートフォン利用促進および利用相談環境の整備
3.「AI運行バス」運行エリア図および乗降ポイント(35か所)
【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201911274063-O1-neFKs1Y3 】
4. 実証全体概要
【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201911274063-O2-9pnWjg8u 】
横須賀市
京浜急行電鉄株式会社
株式会社NTTドコモ
全国初!横須賀市で地域サービスのシステムと連携した『AI運行バス』の実証実験開始
〜モビリティシステムを活用して地域住民の外出機会を促し健康生活の創生と定着化をめざす〜
横須賀市と京浜急行電鉄株式会社(以下、京急電鉄)と株式会社NTTドコモ (以下、ドコモ)は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、NEDO)※1と、横須賀市の逸見地区およびその周辺で、2019年12月9日(月)〜2020年2月24日(月)の期間に、住民の移動手段としてオンデマンド乗合交通「AI運行バス®」を運行します。地域の商業施設や医療施設で使われるシステムと連携して「AI運行バス」を運行するのは全国初の取り組みです。
ドコモの「AI運行バス」は、利用者のスマートフォンのアプリや、コールセンターへの電話依頼による配車予約に応じて、AIがリアルタイムに乗車車両を決定し、時刻表に縛られることなく移動できるだけでなく、「AI運行バス」の利用者に地域の施設や店舗の情報発信とクーポン配布ができる集客サポート機能も搭載しています。
横須賀市は、人口減少や高齢化という背景の下、移動に関するさまざまな問題に直面しています。そのような中、産官学が一体となって社会課題の解決や地域活性化を進めるヨコスカ×スマートモビリティ・チャレンジを展開、「横須賀スマートモビリティ宣言」を掲げ、誰もひとりにさせないまち、新たな価値をつくるまち、活力に溢れるまちの確立に取り組んでいます。
その取り組みの一環※2として、横須賀市内においてバス路線がないエリアの1つである逸見地区およびその周辺に住む住民を対象に、新たな交通手段として「AI運行バス」を運行し、日常生活に必要不可欠な医療施設や商業施設、健康増進施設などを連携させることにより、住民の利便性向上と健康増進、社会保障費抑制や地域経済活性化をめざした実証実験を開始します。
実証実験のテーマを「地域施設+新たなモビリティ+ICT技術を連携した健康生活を創生する持続可能な スマートなまちづくりへのチャレンジ!」と設定し、社会実装をめざしたさまざまな検証を、期間中、段階的に開始していきます。
国家公務員共済組合連合会横須賀共済病院(以下、横須賀共済病院)と協力し、電子カルテシステムと 「AI運行バス」のシステムを連携します。病院予約の前日リマインド通知と連携したAI運行バスの予約を可能とします。これにより、通院忘れの防止や、通院時における交通の利便性向上による確実な来院をめざします。
株式会社京急ストア(以下、京急ストア)と協力し、管理栄養士監修の健康レシピ※3などを利用者の好みに応じてAIが提案するスマートフォンアプリ「FitFood®」※4から、「AI運行バス」の利用者アプリを呼び出せるようにすることで、必要な食材の購入のために、地域内の「京急ストアFHaB湘南池上店」へ来店する意向をもつ利用者数を把握します。また、「AI運行バス」のシステム上で、同店舗で開催される管理栄養士による健康イベント※3などのイベント情報のプッシュ発信や、来店時に使えるAI運行バス乗車クーポンの提供による来店者数の推移を検証するとともに、外出機会の創出を促しながら、健康的な食生活につなげる取り組みを進め、健康寿命の増進をめざします。
今回の「AI運行バス」は、京急中央交通株式会社が有料運行し、京急線の駅や京浜急行バス株式会社のバス停付近への乗降ポイントの設置による基幹交通とのスムーズな接続も実現します。また、決済手段として、公共交通で広く利用されている交通系ICカードの利用も期間途中から開始する予定です。
日本版MaaS(Mobility as a Service)の実現には、多くの場合、スマートフォン利用が前提とされている中、ドコモは、日本版MaaSを「移動に関する社会課題を解決するもの」と位置付けており、課題解決の一手段として、高齢者も含めた全世代がスマートフォンをお使いいただきやすい環境の整備が必要であると捉えています。そこで、実証実験対象地区の住民の方へのスマートフォン教室の開催や、ドコモショップ横須賀店に「AI運行バス」の乗降ポイントを設置するなど、気軽にスマートフォンについて相談できる環境を整えるとともに、スマートフォンからの配車予約については、運行開始直後に特別な運賃割引を設けることで、スマートフォンの利用促進を図ります。
ドコモは、移動体通信事業で培った経験・技術・ノウハウを活かし、移動に関する課題を解決すべく、地方部から都市部まで、ファースト/ラストワンマイル交通の充実に取り組んできました。輸送実績が20万人を超える※5オンデマンド乗合交通「AI運行バス」のさらなる機能向上により、交通手段の生産性向上を図るとともに、単なる交通システムの提供ではなく、交通サービスと移動の先にある目的・サービスとの連携により地域全体を活性化させるプラットフォームとして、ICTを活用した質の高いまちづくりに貢献していきます。
また、本取り組みは、2019年6月18日に、国土交通省、経済産業省による「スマートモビリティチャレンジ」プロジェクトにおける経済産業省のパイロット地域分析事業の一つに採択されました。
横須賀市、京急電鉄、ドコモは、横須賀市民の日常生活における移動課題の解決と健康社会の実現をめざすとともに、この事例を日本全国に展開できるよう、検証を進めてまいります。
※1 本取り組みは、NEDOの人工知能技術の社会実装に向けた国家プロジェクト「次世代人工知能・ロボットの中核となるインテグレート技術開発(実施予定期間:2018年度〜2022年度)」の取り組みの一つです。
事業名:次世代人工知能・ロボットの中核となるインテグレート技術開発/人工知能技術の社会実装に向けた研究開発・実証/人工知能技術を用いた便利・快適で効率的なオンデマンド乗合型交通の実現
委託先:株式会社NTTドコモ、株式会社未来シェア、国立研究開発法人産業技術総合研究所
※2 本取り組みは、横須賀市と京急電鉄とドコモで2019年1月24日に締結した「スマートモビリティ等を活用したまちづくりに関する連携協定」の取り組みの一つとして実施します。
※3 株式会社フェリスゲートが提供する健康レシピおよび健康イベントです。
※4 株式会社AIVICKが提供する、人の好みを理解し食提案を行うスマートフォンのアプリケーションです。
※5 2019年11月19日現在の輸送実績です。
* 「AI運行バス」は株式会社NTTドコモの登録商標です。
* 「FitFood」は株式会社AIVICKの登録商標です。
別紙
横須賀市における『AI運行バス』実証実験の概要
1.実証概要
?■実施期間:2019年12月9日(月)〜2020年2月24日(月)
※2019年12月27日(金)〜2020年1月6日(月)は休止します。
?■実施エリア:横須賀市逸見地区およびその周辺
?■運賃:大人300円、小学生150円、未就学児:0円(無料)
※本料金は1人1乗車あたりの税込の金額です。
?■運行時間:8:00〜19:00 (当日配車予約時間は7:00〜18:30)
?■車両台数:3台(AI運行バス乗車定員5〜9人の車両)
※車椅子にお乗りいただいたまま、ご乗車いただける車両も準備しています。
?■実証モニタ:横須賀市逸見地区を中心とする住民
※対象住所:横須賀市吉倉町、西逸見町、東逸見町、逸見が丘、池上7丁目
?■予約方法:スマートフォン用AI運行バス利用者アプリからの予約、コールセンターへの電話予約
2.実証主体役割
【横須賀市】
・地域住民、関係団体、施設などへの説明、調整
・乗降ポイントの設定、調整
【京急電鉄】
・京急グループ内における展開・推進役
【ドコモ】
・実証実験全体プロジェクト管理
・オンデマンド乗合交通「AI運行バス」システム提供および他システムとの連携
・スマートフォン利用促進および利用相談環境の整備
3.「AI運行バス」運行エリア図および乗降ポイント(35か所)
【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201911274063-O1-neFKs1Y3 】
4. 実証全体概要
【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201911274063-O2-9pnWjg8u 】