都民講座「依存症に正しく向き合う ー予防、治療、回復ー」を1月18日(土)に開催いたします。
[19/11/28]
提供元:共同通信PRワイヤー
提供元:共同通信PRワイヤー
2019/11/28
公益財団法人東京都医学総合研究所
都民講座「依存症に正しく向き合う ー予防、治療、回復ー」を1月18日(土)に開催いたします。
公益財団法人東京都医学総合研究所(所在地・東京都世田谷区、理事長・田中啓二(たなかけいじ))は、一般の方向け講演会として都民講座「依存症に正しく向き合う ー予防、治療、回復ー」を、2020年1月18日(土曜日)に、東京都千代田区一ツ橋にある一橋講堂にて開催します。講師は国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所 薬物依存研究部 部長の松本俊彦先生です。入場無料でどなた様でもご参加頂けます。皆様のご参加をお待ちしています。
1 日 時
2020年1月18日(土曜日)
午後2時30分〜午後4時(開場は午後1時30分)
2 場 所
一橋講堂
東京都千代田区一ツ橋2−1−2学術総合センター内(東京メトロ半蔵門線、都営三田線、都営新宿線 神保町駅 徒歩4分)
3 演 題
「人はなぜ依存症になるのか〜依存症からの回復のために必要なもの〜」
国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所 薬物依存研究部 部長 松本俊彦
講師プロフィール:
1993年、佐賀医科大学を卒業され、横浜市立大学医学部附属病院での初期臨床研修修了後、国立横浜病院精神科シニアレジデント、神奈川県立精神医療センター医師、横浜市立大学医学部附属病院精神科助手、医局長を経て、2004年に国立精神・神経センター(現、国立精神・神経医療研究センター)精神保健研究所 司法精神医学研究部専門医療・社会復帰研究室長に就任されました。以後、同研究所 自殺予防総合対策センター自殺実態分析室長、同 副センター長などを歴任し、2015年より同研究所 薬物依存研究部 部長に就任され、さらに2017年より国立精神・神経医療研究センター病院 薬物依存症センター センター長を併任されています。また、日本アルコール・アディクション医学会理事、日本精神科救急学会理事も務められています。
講演内容:
人はいかなる快感にも呆れるほどすぐに倦む生き物です。それは、私たちの中枢神経系は悲しいほど簡単に刺激に鈍麻し、快楽に倦んでしまいやすい性質を持っているからです。それにもかかわらず、一部の限られた人たちだけがいつまでも倦むことなく、その物質を使い続けるのはなぜなのでしょうか。こうした問いに対する一つの回答として、Khantzianの「自己治療仮説」という理論があります。今回の講演では、この自己治療仮説をもとに、人がなぜ依存症になるのか、そして、そこからの回復のために必要なものは何であり、依存症に苦しむ人たちのために私たちひとりひとりできることは何なのか、という問題について考えてみたいと思います。
「依存症をめぐる最近の動き」
東京都医学総合研究所 依存性薬物プロジェクトリーダー 池田 和隆
講師プロフィール:
1989年東京大学工学部反応化学科卒業、1991年大阪大学大学院医学研究科修士課程修了、1995年新潟大学大学院医学研究科博士課程修了、1995年理化学研究所・研究員、2000年 (財)東京都医学研究機構・東京都精神医学総合研究所・精神薬理研究部門・主任研究員、2003年 同研究所・分子精神医学研究部門・部門長(副参事研究員)、2011年 (財)東京都医学総合研究所・依存性薬物プロジェクトリーダー(参事研究員)、2014年新潟大学大学院医歯学総合研究科客員教授(兼務)、2015年(公財)東京都医学総合研究所・精神行動医学研究分野長(兼務)、2016年AMED脳と心の研究課融合脳事業プログラムオフィサー(兼務)、2017年厚生労働省薬事・食品衛生審議会臨時委員(兼務)
講演内容:
米国でのオピオイド危機など世界的に薬物乱用問題は極めて深刻であり、日本でも問題が急拡大する可能性があります。また、2018年に特定複合観光施設区域整備法(IR法)やギャンブル等依存症対策基本法が施行され、依存症や行動嗜癖に対する社会的関心が高まっています。さらに世界保健機関(WHO)がゲーム症を新疾患とするなど、対応すべき範囲は拡大しています。このような社会状況の変化と問題に対して、日本学術会議において2017年にアディクション分科会(委員長:池田和隆)が設立されて、対策が検討されています。一方、東京都医学総合研究所では、国立精神・神経医療研究センターなどと共同で、依存症治療薬の開発を進めています。
4 参 加
定員500名(事前申込、先着順) 入場無料
5 申 込
往復はがき又はメールでお申し込みください(1通につき2名まで)。
往復はがきは、住所、氏名(フリガナ)、電話番号、2名希望の場合は同伴者氏名及び「第7回都民講座」と記入の上、お申し込みください。返信用はがき表面にも郵便番号・住所・氏名を必ず記入してください。
※10月1日より、郵便料金が値上げされておりますので、お気をつけください。
(往復はがきは、126円)
メールは、件名を「第7回都民講座申込」とし、氏名、電話番号及び2名希望の場合は同伴者氏名を記入の上、申込専用アドレス(tomin@igakuken.or.jp)までお申し込みください。
締切は1月13日(月曜日)必着
【申込先】 〒156−8506 東京都世田谷区上北沢2−1−6
(公財)東京都医学総合研究所 普及広報係 宛
【この件に関するお問い合わせ先】
[会社名](公財)東京都医学総合研究所
[部署名]事務局 研究推進課 普及広報係 都民講座担当
[TEL]03−5316−3109(直通)
公益財団法人東京都医学総合研究所
都民講座「依存症に正しく向き合う ー予防、治療、回復ー」を1月18日(土)に開催いたします。
公益財団法人東京都医学総合研究所(所在地・東京都世田谷区、理事長・田中啓二(たなかけいじ))は、一般の方向け講演会として都民講座「依存症に正しく向き合う ー予防、治療、回復ー」を、2020年1月18日(土曜日)に、東京都千代田区一ツ橋にある一橋講堂にて開催します。講師は国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所 薬物依存研究部 部長の松本俊彦先生です。入場無料でどなた様でもご参加頂けます。皆様のご参加をお待ちしています。
1 日 時
2020年1月18日(土曜日)
午後2時30分〜午後4時(開場は午後1時30分)
2 場 所
一橋講堂
東京都千代田区一ツ橋2−1−2学術総合センター内(東京メトロ半蔵門線、都営三田線、都営新宿線 神保町駅 徒歩4分)
3 演 題
「人はなぜ依存症になるのか〜依存症からの回復のために必要なもの〜」
国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所 薬物依存研究部 部長 松本俊彦
講師プロフィール:
1993年、佐賀医科大学を卒業され、横浜市立大学医学部附属病院での初期臨床研修修了後、国立横浜病院精神科シニアレジデント、神奈川県立精神医療センター医師、横浜市立大学医学部附属病院精神科助手、医局長を経て、2004年に国立精神・神経センター(現、国立精神・神経医療研究センター)精神保健研究所 司法精神医学研究部専門医療・社会復帰研究室長に就任されました。以後、同研究所 自殺予防総合対策センター自殺実態分析室長、同 副センター長などを歴任し、2015年より同研究所 薬物依存研究部 部長に就任され、さらに2017年より国立精神・神経医療研究センター病院 薬物依存症センター センター長を併任されています。また、日本アルコール・アディクション医学会理事、日本精神科救急学会理事も務められています。
講演内容:
人はいかなる快感にも呆れるほどすぐに倦む生き物です。それは、私たちの中枢神経系は悲しいほど簡単に刺激に鈍麻し、快楽に倦んでしまいやすい性質を持っているからです。それにもかかわらず、一部の限られた人たちだけがいつまでも倦むことなく、その物質を使い続けるのはなぜなのでしょうか。こうした問いに対する一つの回答として、Khantzianの「自己治療仮説」という理論があります。今回の講演では、この自己治療仮説をもとに、人がなぜ依存症になるのか、そして、そこからの回復のために必要なものは何であり、依存症に苦しむ人たちのために私たちひとりひとりできることは何なのか、という問題について考えてみたいと思います。
「依存症をめぐる最近の動き」
東京都医学総合研究所 依存性薬物プロジェクトリーダー 池田 和隆
講師プロフィール:
1989年東京大学工学部反応化学科卒業、1991年大阪大学大学院医学研究科修士課程修了、1995年新潟大学大学院医学研究科博士課程修了、1995年理化学研究所・研究員、2000年 (財)東京都医学研究機構・東京都精神医学総合研究所・精神薬理研究部門・主任研究員、2003年 同研究所・分子精神医学研究部門・部門長(副参事研究員)、2011年 (財)東京都医学総合研究所・依存性薬物プロジェクトリーダー(参事研究員)、2014年新潟大学大学院医歯学総合研究科客員教授(兼務)、2015年(公財)東京都医学総合研究所・精神行動医学研究分野長(兼務)、2016年AMED脳と心の研究課融合脳事業プログラムオフィサー(兼務)、2017年厚生労働省薬事・食品衛生審議会臨時委員(兼務)
講演内容:
米国でのオピオイド危機など世界的に薬物乱用問題は極めて深刻であり、日本でも問題が急拡大する可能性があります。また、2018年に特定複合観光施設区域整備法(IR法)やギャンブル等依存症対策基本法が施行され、依存症や行動嗜癖に対する社会的関心が高まっています。さらに世界保健機関(WHO)がゲーム症を新疾患とするなど、対応すべき範囲は拡大しています。このような社会状況の変化と問題に対して、日本学術会議において2017年にアディクション分科会(委員長:池田和隆)が設立されて、対策が検討されています。一方、東京都医学総合研究所では、国立精神・神経医療研究センターなどと共同で、依存症治療薬の開発を進めています。
4 参 加
定員500名(事前申込、先着順) 入場無料
5 申 込
往復はがき又はメールでお申し込みください(1通につき2名まで)。
往復はがきは、住所、氏名(フリガナ)、電話番号、2名希望の場合は同伴者氏名及び「第7回都民講座」と記入の上、お申し込みください。返信用はがき表面にも郵便番号・住所・氏名を必ず記入してください。
※10月1日より、郵便料金が値上げされておりますので、お気をつけください。
(往復はがきは、126円)
メールは、件名を「第7回都民講座申込」とし、氏名、電話番号及び2名希望の場合は同伴者氏名を記入の上、申込専用アドレス(tomin@igakuken.or.jp)までお申し込みください。
締切は1月13日(月曜日)必着
【申込先】 〒156−8506 東京都世田谷区上北沢2−1−6
(公財)東京都医学総合研究所 普及広報係 宛
【この件に関するお問い合わせ先】
[会社名](公財)東京都医学総合研究所
[部署名]事務局 研究推進課 普及広報係 都民講座担当
[TEL]03−5316−3109(直通)