SDGs実現、博士人材活用に向けた産業界へのメッセージ
[19/12/02]
提供元:共同通信PRワイヤー
提供元:共同通信PRワイヤー
2019年12月2日
早稲田大学
文部科学省博士課程教育リーディングプログラムフォーラム2019開催報告
SDGs実現、博士人材活用に向けた産業界へのメッセージ
早稲田大学は、2019年11月30日、「博士課程教育リーディングプログラムフォーラム2019」を開催しました。
フォーラム実行委員長、早稲田大学実体情報学博士プログラム・プログラムコーディネーターの菅野重樹が開会宣言したのち、総長の田中愛治から開会の挨拶がありました。続いて、リーディングプログラムを所管している文部科学省高等教育局・局長の伯井美徳氏は、プログラムの優れた成果の波及に努めたいと話しました。同プログラム審査・評価機関である独立行政法人日本学術振興会理事長の里見進氏からも約1800名(平成30年度末時点)の修了者が既に巣立っているとの報告があり、現在参加している学生も含め、活躍への期待が述べられました。
各挨拶に続く基調講演では、一般社団法人日本経済団体連合会 企業行動・SDGs委員長の二宮雅也氏が「経団連のSDGsへの取り組み」を話し、講演の最後には、リーディング生への激励の言葉もありました。
特別講演として、東京大学 大学執行役・副学長であり、中央教育審議会委員としてリーディングプログラムの設計から携わる有信睦弘氏が「博士課程教育リーディングプログラム修了生への期待」をご自身の経験も踏まえながら語りました。
講演後は、プログラムを履修する博士課程学生および修了生138名が集まり、SDGsで掲げられた17の国際目標を軸に「10年後の世界をどのように変えたいか・変えられるか」についてチームごとに議論し、最後に井深大記念ホールで各々の構想を発表しました。各チームのプレゼンテーションを受けて、セッションファシリテーターが総括し、10年後の再会を約束しました。
また、並行して、採択大学33校より国公私立大学22校の学長・副学長らが一堂に会して「学長懇談会」を開催し、企業における博士人材活用に向けて、産学連携を見据えた大学院教育改革の成果を踏まえた活発な議論が行われました。その議論の内容は、企業における博士人材活用に向けた「産業界へのメッセージ」として、次の通りまとめられました。
「産業界へのメッセージ」
1.大学は産官とともに社会と一体となって、高度な学識をもとに
新しい社会づくりを主導する博士人材を育成する仕組みを更に発展させる
2.博士号取得者の専門性・広範なスキルや実績等の適正評価と
それを活かした企業内における更なる活躍の場の創造を期待したい
※本メッセージは、リーディングプログラム採択大学の学長等により合意されたものです。
【博士課程教育リーディングプログラムとは】
2011年度に文部科学省の支援により開始された博士課程教育リーディングプログラムは、優秀な学生を俯瞰力と独創力を備え広く産学官にわたりグローバルに活躍するリーダーへと導くため、国内外の第一級の教員・学生を結集し、産・学・官の参画を得つつ、専門分野の枠を超えて博士課程前期・後期一貫した世界に通用する質の保証された学位プログラムを構築・展開する大学院教育の抜本的改革を支援し、最高学府に相応しい大学院の形成を推進する事業です。これまで62プログラム(33大学)が採択されました。それぞれ特色あるリーダー人材の養成に取り組み、自立し発展した新しい教育プログラム・コースとして各大学で継続され、根付きつつあります。本学も2012年度「リーディング理工学博士プログラム」、2013年度「実体情報学博士プログラム」の2件が採択され、本学の大学院教育改革の柱として推進して参りました。
採択大学:北海道大学*、東北大学*、秋田大学、山形大学*、筑波大学*、群馬大学*、千葉大学、東京大学*、東京医科歯科大学、東京農工大学*、東京工業大学*、お茶の水女子大学*、金沢大学、山梨大学*、信州大学*、名古屋大学*、豊橋技術科学大学、滋賀医科大学*、京都大学*、大阪大学*、広島大学*、九州大学*、長崎大学、熊本大学*、政策研究大学院大学*、大阪府立大学、大阪市立大学、兵庫県立大学*、高知県立大学、慶應義塾大学*、日本赤十字看護大学、同志社大学、早稲田大学*(計33大学)
*「学長懇談会」参加大学
博士課程教育リーディングプログラムフォーラム2019
https://leading-forum-2019.jp/
早稲田大学
文部科学省博士課程教育リーディングプログラムフォーラム2019開催報告
SDGs実現、博士人材活用に向けた産業界へのメッセージ
早稲田大学は、2019年11月30日、「博士課程教育リーディングプログラムフォーラム2019」を開催しました。
フォーラム実行委員長、早稲田大学実体情報学博士プログラム・プログラムコーディネーターの菅野重樹が開会宣言したのち、総長の田中愛治から開会の挨拶がありました。続いて、リーディングプログラムを所管している文部科学省高等教育局・局長の伯井美徳氏は、プログラムの優れた成果の波及に努めたいと話しました。同プログラム審査・評価機関である独立行政法人日本学術振興会理事長の里見進氏からも約1800名(平成30年度末時点)の修了者が既に巣立っているとの報告があり、現在参加している学生も含め、活躍への期待が述べられました。
各挨拶に続く基調講演では、一般社団法人日本経済団体連合会 企業行動・SDGs委員長の二宮雅也氏が「経団連のSDGsへの取り組み」を話し、講演の最後には、リーディング生への激励の言葉もありました。
特別講演として、東京大学 大学執行役・副学長であり、中央教育審議会委員としてリーディングプログラムの設計から携わる有信睦弘氏が「博士課程教育リーディングプログラム修了生への期待」をご自身の経験も踏まえながら語りました。
講演後は、プログラムを履修する博士課程学生および修了生138名が集まり、SDGsで掲げられた17の国際目標を軸に「10年後の世界をどのように変えたいか・変えられるか」についてチームごとに議論し、最後に井深大記念ホールで各々の構想を発表しました。各チームのプレゼンテーションを受けて、セッションファシリテーターが総括し、10年後の再会を約束しました。
また、並行して、採択大学33校より国公私立大学22校の学長・副学長らが一堂に会して「学長懇談会」を開催し、企業における博士人材活用に向けて、産学連携を見据えた大学院教育改革の成果を踏まえた活発な議論が行われました。その議論の内容は、企業における博士人材活用に向けた「産業界へのメッセージ」として、次の通りまとめられました。
「産業界へのメッセージ」
1.大学は産官とともに社会と一体となって、高度な学識をもとに
新しい社会づくりを主導する博士人材を育成する仕組みを更に発展させる
2.博士号取得者の専門性・広範なスキルや実績等の適正評価と
それを活かした企業内における更なる活躍の場の創造を期待したい
※本メッセージは、リーディングプログラム採択大学の学長等により合意されたものです。
【博士課程教育リーディングプログラムとは】
2011年度に文部科学省の支援により開始された博士課程教育リーディングプログラムは、優秀な学生を俯瞰力と独創力を備え広く産学官にわたりグローバルに活躍するリーダーへと導くため、国内外の第一級の教員・学生を結集し、産・学・官の参画を得つつ、専門分野の枠を超えて博士課程前期・後期一貫した世界に通用する質の保証された学位プログラムを構築・展開する大学院教育の抜本的改革を支援し、最高学府に相応しい大学院の形成を推進する事業です。これまで62プログラム(33大学)が採択されました。それぞれ特色あるリーダー人材の養成に取り組み、自立し発展した新しい教育プログラム・コースとして各大学で継続され、根付きつつあります。本学も2012年度「リーディング理工学博士プログラム」、2013年度「実体情報学博士プログラム」の2件が採択され、本学の大学院教育改革の柱として推進して参りました。
採択大学:北海道大学*、東北大学*、秋田大学、山形大学*、筑波大学*、群馬大学*、千葉大学、東京大学*、東京医科歯科大学、東京農工大学*、東京工業大学*、お茶の水女子大学*、金沢大学、山梨大学*、信州大学*、名古屋大学*、豊橋技術科学大学、滋賀医科大学*、京都大学*、大阪大学*、広島大学*、九州大学*、長崎大学、熊本大学*、政策研究大学院大学*、大阪府立大学、大阪市立大学、兵庫県立大学*、高知県立大学、慶應義塾大学*、日本赤十字看護大学、同志社大学、早稲田大学*(計33大学)
*「学長懇談会」参加大学
博士課程教育リーディングプログラムフォーラム2019
https://leading-forum-2019.jp/