国宝・高松塚古墳壁画 西壁「飛鳥美人」複製を製作
[20/03/27]
提供元:共同通信PRワイヤー
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3月27日
大塚オーミ陶業株式会社
国宝・高松塚古墳壁画 西壁「飛鳥美人」複製を製作
―最新3D技術の活用と伝統の技の融合―
大塚ホールディングスの子会社である大塚オーミ陶業株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:大杉栄嗣)は、「飛鳥美人」で名高い女子群像が描かれた、国宝・高松塚古墳壁画の西壁壁画の複製を陶板で製作しました。
1972年に橿原考古学研究所と明日香村の発掘調査によって発見された高松塚古墳壁画は、わが国で初めて発見された極彩色の古墳壁画で国宝に指定されています。
今回の複製製作は、多くの人が貴重な文化財を身近に鑑賞できる環境を整備し、その魅力を広く伝えることを目的に、奈良県から委託を受け製作しました。
【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/202003278556-O1-Kc9sfwfU 】
完成した高松塚古墳壁画の複製陶板
? 陶板の製作
陶板製作では、昨年橿原考古学研究所が計測した高精度の三次元データと、1972年に株式会社便利堂により撮影された画像データなどを提供いただき、発見当時の形状や極彩色の色彩・質感を再現するように努めました。
製作にあたっては専門家から指導・助言をいただきながら、当時の姿にできる限り近づけるため試作を繰り返し進めました。特に形状については、計測データの活用方法として初めて、陶板を直接3軸の加工機で削り、0.5mm以下の誤差で仕上げています。
【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/202003278556-O2-ylzaRgiZ 】
補色作業
【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/202003278556-O3-H4QZeiE1 】
専門家との製作検討・打合せ
? 陶板の特長と活用
陶板は耐久性が高く、変色もしないことから、触れて質感を体感することもできます。陶板で複製することにより、実物は保存しながらも多くの人への公開を可能とし、その文化的価値や魅力を国内外へと広く永続的に伝えることが可能です。
? 製作に至る経緯
大塚オーミ陶業は、世界の名画を原寸大で陶板により再現した「大塚国際美術館(徳島県)」(http://o-museum.or.jp/)に代表されるように、半永久的な耐久性を有する陶板により、芸術作品・文化財を精密に複製する業務を行っています。
2010 年に文化庁の依頼を受け、キトラ古墳の装飾壁画を実寸大の陶板で複製し、質感や触感までも再現する初の試みとして各方面で注目されました。その後も国宝・笹山遺跡火焔型土器(指定番号1)の複製を手掛けるなど陶による文化財の保存・公開・活用の在り方を主体とした事業展開を進め、新しい焼きものの価値創造に取り組み実績を重ねています。
? 陶板による国宝・高松塚古墳壁画の複製について
製作対象:国宝・高松塚古墳壁画 西壁女子群像
サイズ:約60?×60?(原寸大 部分)
データ撮影:橿原考古学研究所・奈良文化財研究所・株式会社便利堂
データ編集・製作:大塚オーミ陶業
? 複製陶板初公開「しきしまの大和へ」展
期 間:2020年4月21日(火)〜7月5日(日)
開館時間:9:30 ? 17:00 券売は閉館30分前まで。※5月30日(土)、6月6日は19:00まで開館。
休 館 日:毎週月曜日(ただし5月4日(月・祝)は開館。5月7日(木)は休館)
主 催:横浜ユーラシア文化館、奈良県立橿原考古学研究所附属博物館、東京新聞
http://www.eurasia.city.yokohama.jp/exhibitions/
大塚オーミ陶業株式会社
国宝・高松塚古墳壁画 西壁「飛鳥美人」複製を製作
―最新3D技術の活用と伝統の技の融合―
大塚ホールディングスの子会社である大塚オーミ陶業株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:大杉栄嗣)は、「飛鳥美人」で名高い女子群像が描かれた、国宝・高松塚古墳壁画の西壁壁画の複製を陶板で製作しました。
1972年に橿原考古学研究所と明日香村の発掘調査によって発見された高松塚古墳壁画は、わが国で初めて発見された極彩色の古墳壁画で国宝に指定されています。
今回の複製製作は、多くの人が貴重な文化財を身近に鑑賞できる環境を整備し、その魅力を広く伝えることを目的に、奈良県から委託を受け製作しました。
【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/202003278556-O1-Kc9sfwfU 】
完成した高松塚古墳壁画の複製陶板
? 陶板の製作
陶板製作では、昨年橿原考古学研究所が計測した高精度の三次元データと、1972年に株式会社便利堂により撮影された画像データなどを提供いただき、発見当時の形状や極彩色の色彩・質感を再現するように努めました。
製作にあたっては専門家から指導・助言をいただきながら、当時の姿にできる限り近づけるため試作を繰り返し進めました。特に形状については、計測データの活用方法として初めて、陶板を直接3軸の加工機で削り、0.5mm以下の誤差で仕上げています。
【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/202003278556-O2-ylzaRgiZ 】
補色作業
【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/202003278556-O3-H4QZeiE1 】
専門家との製作検討・打合せ
? 陶板の特長と活用
陶板は耐久性が高く、変色もしないことから、触れて質感を体感することもできます。陶板で複製することにより、実物は保存しながらも多くの人への公開を可能とし、その文化的価値や魅力を国内外へと広く永続的に伝えることが可能です。
? 製作に至る経緯
大塚オーミ陶業は、世界の名画を原寸大で陶板により再現した「大塚国際美術館(徳島県)」(http://o-museum.or.jp/)に代表されるように、半永久的な耐久性を有する陶板により、芸術作品・文化財を精密に複製する業務を行っています。
2010 年に文化庁の依頼を受け、キトラ古墳の装飾壁画を実寸大の陶板で複製し、質感や触感までも再現する初の試みとして各方面で注目されました。その後も国宝・笹山遺跡火焔型土器(指定番号1)の複製を手掛けるなど陶による文化財の保存・公開・活用の在り方を主体とした事業展開を進め、新しい焼きものの価値創造に取り組み実績を重ねています。
? 陶板による国宝・高松塚古墳壁画の複製について
製作対象:国宝・高松塚古墳壁画 西壁女子群像
サイズ:約60?×60?(原寸大 部分)
データ撮影:橿原考古学研究所・奈良文化財研究所・株式会社便利堂
データ編集・製作:大塚オーミ陶業
? 複製陶板初公開「しきしまの大和へ」展
期 間:2020年4月21日(火)〜7月5日(日)
開館時間:9:30 ? 17:00 券売は閉館30分前まで。※5月30日(土)、6月6日は19:00まで開館。
休 館 日:毎週月曜日(ただし5月4日(月・祝)は開館。5月7日(木)は休館)
主 催:横浜ユーラシア文化館、奈良県立橿原考古学研究所附属博物館、東京新聞
http://www.eurasia.city.yokohama.jp/exhibitions/