◆関西大学が2020年度春学期 遠隔授業を総括◆ 〜 学生川柳 “繋がらぬ ネット回線 人づきあい” 〜
[20/09/08]
提供元:共同通信PRワイヤー
提供元:共同通信PRワイヤー
〜 コロナ禍での授業を、教員、学生、職員それぞれの立場から報告 〜
2020/09/08
学校法人 関西大学
関西大学では、2020年度春学期に行った遠隔授業について、教員・職員・学生の3つの立場から総括しました。本学教育開発支援センターが発行する『ニューズレター特別号』には、遠隔授業の実践報告をはじめ、教員・学生双方からの苦労話、また、ピアサポートの一環としてオンラインで学生の相談対応を行った授業支援SAからの報告、コロナ禍のキャンパスライフを端的に表現した「学生川柳」54選を掲載しています。
▼『ニューズレター特別号』 http://www.kansai-u.ac.jp/ctl/activity/pdf/ctlnews_special_all.pdf
【本件のポイント】
・コロナ禍で始まった遠隔(オンライン)授業を、教員・職員・学生それぞれの立場から総括
・関西大学教育開発支援センター発行の『ニューズレター特別号』に詳細を掲載
・誰も予想しえなかったコロナ禍のキャンパスライフを、“学生川柳”が一刀両断
本学において、対面授業に代わる遠隔授業を本格的に開始したのは4月20日から。遠隔授業に必要なシステムや学習環境の整備はもとより、教育の質保証を目的とした教員対象のFD研修・相談会(日本語・英語)も全21回(4月1日〜7月3日)にわたって実施し、延べ764人の教員が利用しました。緊急下で準備不足の点もあり、授業実施にあたっては様々な問題に直面しましたが、試行錯誤しながら安定した授業運営ができるレベルまでこぎつけることができました。
以下は学生、教員からの主な感想です。
(学生の声)
・自分の好きなタイミングで受講できる点は良かった
・移動時間がないので、空いた時間を有効活用できた
・授業と就職活動の両立がしやすかった
・同じ講義を繰り返し聞ける点が深い学びにつながる
・対面授業と比べ、課題の量が膨大である
・講義資料の印刷などの負担が大きい
・ネットワーク環境が不安定
・コロナが終息しても、対面とオンラインを融合すべき
(教員の声)
・Zoomのブレイクアウトルームを活用することで、対面に劣らない有意義なグループ
ワークや議論を実施することができた
・リアルタイム講義では、学生の緊張感とモチベーションを高く維持できる
・Zoomの投票とチャット機能を使うことで、学生の理解傾向の把握がしやすく、従来
よりも積極的な授業参加の形も見えてきた
・遠隔授業の経験やノウハウを共有し、普段あまり機会のない他学部の先生との議論の
場があったことで、自身の貴重な学びにもなった
・自身の講義を客観的にみることで授業の質向上に生かせられる
■ 関西大学における遠隔授業の主な形態
学習支援システム「関大LMS(Learning Management System)」をベースに、約半数の割合で (1)Zoom等を活用したリアルタイム遠隔授業を実施。その他半数は、(2)講義動画等の視聴により学ぶオンデマンド配信授業や (3)教材配付型授業等を組み合わせて実施した。
■ 学生による「なんでもオンライン相談」の実績
〔概 要〕授業支援SA(アルバイト学生)が中心となって対応するオンライン形式の学生相談。
新入生からの勉強や友達づくりなどに関する悩み相談が多く、先輩学生たちが親身に
対応した。
〔実施期間〕2020年6月8日(月)〜7月22日(水) 〔相談件数〕789件
■ コロナ禍のキャンパスライフをうまく表現した“学生川柳”の一例
※ニューズレターには計54選を掲載
○“教授との 1対1で 苦笑い” ○“繋がらぬ ネット回線 人づきあい”
○“買うべきは 化粧品より 安カメラ” ○“忘れてる 提出期限と 通学路”
○“新習慣 授業の前の 部屋掃除” ○“課題きて 一難去って また課題”
○“見続ける ブルーライトが 目にいたい” ○“帰省して いない下宿に 金払う”
▼本件の詳細▼
関西大学プレスリリース
http://www.kansai-u.ac.jp/global/guide/pressrelease/2020/No26.pdf
▼メディア関連の方▼
※取材をご希望の方は、お手数ですが、下記お問合せまでご連絡をお願いいたします。
2020/09/08
学校法人 関西大学
関西大学では、2020年度春学期に行った遠隔授業について、教員・職員・学生の3つの立場から総括しました。本学教育開発支援センターが発行する『ニューズレター特別号』には、遠隔授業の実践報告をはじめ、教員・学生双方からの苦労話、また、ピアサポートの一環としてオンラインで学生の相談対応を行った授業支援SAからの報告、コロナ禍のキャンパスライフを端的に表現した「学生川柳」54選を掲載しています。
▼『ニューズレター特別号』 http://www.kansai-u.ac.jp/ctl/activity/pdf/ctlnews_special_all.pdf
【本件のポイント】
・コロナ禍で始まった遠隔(オンライン)授業を、教員・職員・学生それぞれの立場から総括
・関西大学教育開発支援センター発行の『ニューズレター特別号』に詳細を掲載
・誰も予想しえなかったコロナ禍のキャンパスライフを、“学生川柳”が一刀両断
本学において、対面授業に代わる遠隔授業を本格的に開始したのは4月20日から。遠隔授業に必要なシステムや学習環境の整備はもとより、教育の質保証を目的とした教員対象のFD研修・相談会(日本語・英語)も全21回(4月1日〜7月3日)にわたって実施し、延べ764人の教員が利用しました。緊急下で準備不足の点もあり、授業実施にあたっては様々な問題に直面しましたが、試行錯誤しながら安定した授業運営ができるレベルまでこぎつけることができました。
以下は学生、教員からの主な感想です。
(学生の声)
・自分の好きなタイミングで受講できる点は良かった
・移動時間がないので、空いた時間を有効活用できた
・授業と就職活動の両立がしやすかった
・同じ講義を繰り返し聞ける点が深い学びにつながる
・対面授業と比べ、課題の量が膨大である
・講義資料の印刷などの負担が大きい
・ネットワーク環境が不安定
・コロナが終息しても、対面とオンラインを融合すべき
(教員の声)
・Zoomのブレイクアウトルームを活用することで、対面に劣らない有意義なグループ
ワークや議論を実施することができた
・リアルタイム講義では、学生の緊張感とモチベーションを高く維持できる
・Zoomの投票とチャット機能を使うことで、学生の理解傾向の把握がしやすく、従来
よりも積極的な授業参加の形も見えてきた
・遠隔授業の経験やノウハウを共有し、普段あまり機会のない他学部の先生との議論の
場があったことで、自身の貴重な学びにもなった
・自身の講義を客観的にみることで授業の質向上に生かせられる
■ 関西大学における遠隔授業の主な形態
学習支援システム「関大LMS(Learning Management System)」をベースに、約半数の割合で (1)Zoom等を活用したリアルタイム遠隔授業を実施。その他半数は、(2)講義動画等の視聴により学ぶオンデマンド配信授業や (3)教材配付型授業等を組み合わせて実施した。
■ 学生による「なんでもオンライン相談」の実績
〔概 要〕授業支援SA(アルバイト学生)が中心となって対応するオンライン形式の学生相談。
新入生からの勉強や友達づくりなどに関する悩み相談が多く、先輩学生たちが親身に
対応した。
〔実施期間〕2020年6月8日(月)〜7月22日(水) 〔相談件数〕789件
■ コロナ禍のキャンパスライフをうまく表現した“学生川柳”の一例
※ニューズレターには計54選を掲載
○“教授との 1対1で 苦笑い” ○“繋がらぬ ネット回線 人づきあい”
○“買うべきは 化粧品より 安カメラ” ○“忘れてる 提出期限と 通学路”
○“新習慣 授業の前の 部屋掃除” ○“課題きて 一難去って また課題”
○“見続ける ブルーライトが 目にいたい” ○“帰省して いない下宿に 金払う”
▼本件の詳細▼
関西大学プレスリリース
http://www.kansai-u.ac.jp/global/guide/pressrelease/2020/No26.pdf
▼メディア関連の方▼
※取材をご希望の方は、お手数ですが、下記お問合せまでご連絡をお願いいたします。