<働き方別>ウィズコロナ時代に企業に求められる従業員のメンタルヘルスケア
[20/09/23]
提供元:共同通信PRワイヤー
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ティーペック心理カウンセラーが相談データから読み解くセルフケア・ラインケア
2020年9月23日
ティーペック株式会社
ティーペック心理カウンセラーが相談データから読み解く <働き方別>ウィズコロナ時代に企業に求められる従業員のメンタルヘルスケア
ティーペック株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役社長:砂原健市)は、当社の24時間電話健康相談、メンタルヘルスカウンセリングなどのEAPサービスで蓄積したノウハウや相談データをもとに、ウィズコロナ時代に役立つ、従業員のメンタルヘルスケア(セルフケア・ラインケア)についてまとめました。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202009184560-O2-p79Oj372】
【ウィズコロナ時代】のメンタルヘルスケア対策のポイント
(1) いつものメンタルヘルスケアを丁寧に行うことを大切にする
・セルフケア・ラインケア・事業場内産業保健スタッフ等によるケアを改めて整える
・今後気を付けるべきメンタルヘルス問題を意識する
・専門的な知識を有するスタッフが対応する相談窓口や研修など事業場外資源を活用する
(2) 非対面でのコミュニケーションを工夫する
・会社でコミュニケーションツールを整える
・定期的な情報交換の定着等により相談に応じる準備をする
(3) 一人一人の従業員の要望に応じて、できる範囲で選択肢を用意する
勤務時間の調整・在宅勤務の選択・産業医面談のオンライン化など会社として対応可能な感染対策の明確化を行う
1. ティーペックに寄せられた相談事例から読み解く従業員メンタルヘルスリスクと対策
(1)電話相談事例
コロナ禍における従業員からの電話相談事例をご紹介します。
<仕事内のストレス>
・ 在宅勤務で会社に行っていない状態。部屋に一人でいると圧迫感がある
・ メンバーとのコミュニケーションが嫌だと思っていたが、今は誰とも接しないことがつらい
・ 在宅勤務だと家族がいるため、ペースがつかめない
・ 仕事の評価が不明確で不安
・ 電車が混んでいて感染がとても不安
・ 仕事が忙しくなった上に、仕事をしていたメンバーが退職した
・ 業務負担が多くなり、倒れた。休職を命じられ、休んでいる
・ 誰とも話さない在宅勤務がつらく、この状況が続くなら退職したい
<プライベートのストレス>
・ 感染への恐怖から過剰な確認行動が増えている
・ 咳をしている人が怖い
・ 四六時中、新型コロナウイルスのことを考えてしまう
・ 微熱があり感染しているのではないかと心配
・ 以前はできた外出や習い事、趣味による気晴らしが制限されている
・ テレビやネットを見て気分が落ち込んでしまう
・ 休日はどこにも行けず、今は家と会社の往復のみ
(2)働き方別従業員のセルフケア・ラインケアについて
従業員の働き方別にセルフケアとラインケアについてティーペック心理カウンセラーによる見解とアドバイスをまとめました。
なお、自宅待機は、陽性者や濃厚接触者で検査待ちをしている方、勤務先に陽性者が出たため職場が一時閉鎖されて自宅待機指示が出た方などが該当します。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202009184560-O4-029tuGm7】
拡大はこちらから>https://www.t-pec.co.jp/wp/wp-content/uploads/2020/09/newsrelease_2020-0923_4.pdf
■それぞれの働き方における特徴と懸念
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202009184560-O5-s5cgt7K0】
■それぞれの働き方におけるセルフケアとラインケアのポイント
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202009184560-O6-tE4bfYhG】
感染リスクを抱えながらの出勤や、慣れない在宅勤務、働く意欲はあるのに様々な事情により自宅待機となるなど、働き方の変化は従業員にとって大きなストレスとなります。上司が相談を受けられる体制を整え、こまめな状況確認を心がけましょう。
2. 今後注意すべき従業員のメンタルヘルス問題
コロナ禍のストレスを起因とする、今後注意すべき従業員のメンタルヘルス問題について、当社に寄せられた相談より代表的なものをまとめました。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202009184560-O7-TE5ZIjS8】
問題なく過ごした従業員でも、コロナ禍の対応や新しい働き方が一旦落ち着いたときに、緊張の糸が切れる、今まで蓄積していた疲労が出てきて、気持ちが落ち込んだり、燃え尽きた感じや、強い倦怠感を示したりすることがあります。これらはいわゆる「荷下ろしうつ」といわれます。
この「荷下ろしうつ」は、現状では誰がなってもおかしくありません。ストレスの渦中ではなく、むしろ、一旦落ち着いた後という点が、注意が必要なポイントです。そのため、荷下ろしうつについて、研修などで周知することや、ストレスの渦中の時に頑張りすぎないように注意喚起すること、ルールにより敢えて負荷を制限することが肝要です。また、一旦落ち着いたとしても一定期間は、声掛けや相談窓口の案内をするなどフォローも大切な対策となります。
<総括>
働き方の変化によるストレスや荷下ろしうつなどの留意点について知識を得て、セルフケアやラインケアに役立てることが肝要です。また、それらの知識の周知や、継続したフォローのために事業場内産業保健スタッフ等によるケアが重要となります。
そして、メンタルヘルスのケアについて専門的な知識を有するスタッフが対応する相談窓口や研修、コンサルテーションも有効であるため、事業場外資源を活用したサポート体制を検討することをお勧めします。
【ティーペック株式会社について】
https://www.t-pec.co.jp/
24時間電話健康相談事業のパイオニアとして1989年に設立。医師・保健師・看護師などの医療資格者を有するメディカルコールセンターを運営し、セカンドオピニオンやメンタルヘルスカウンセリング、生活習慣病の重症化予防など、健康・医療分野における社会課題の解決を目的とした事業を多数展開。2017年から4年連続で健康経営優良法人『ホワイト500』に認定。
<当社メンタルヘルスに関するサービスのご紹介>
こころのサポートシステム
・ 電話・Web・面談から自由に選べるカウンセリングサービス。
・ 利用の多い電話カウンセリングは、土日や夜間も対応可能。(夜22時まで年中無休で受付)
・ 面談カウンセリングは年間5回まで無料。同じ心理カウンセラーでも対応可能。
・ 利用状況報告書を3か月ごとに提出。Webでいつでもご確認可能。
セルフケア教育研修
・ 「ベーシック」「アドバンス」「フォローアップ」の3つの領域の研修を用意。
・ 数々の実績を有するティーペックが認めた認定講師陣による実践的なレクチャー。
・ 現場での実践に向け、レベルやご要望に応じてアレンジ可能。
2020年9月23日
ティーペック株式会社
ティーペック心理カウンセラーが相談データから読み解く <働き方別>ウィズコロナ時代に企業に求められる従業員のメンタルヘルスケア
ティーペック株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役社長:砂原健市)は、当社の24時間電話健康相談、メンタルヘルスカウンセリングなどのEAPサービスで蓄積したノウハウや相談データをもとに、ウィズコロナ時代に役立つ、従業員のメンタルヘルスケア(セルフケア・ラインケア)についてまとめました。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202009184560-O2-p79Oj372】
【ウィズコロナ時代】のメンタルヘルスケア対策のポイント
(1) いつものメンタルヘルスケアを丁寧に行うことを大切にする
・セルフケア・ラインケア・事業場内産業保健スタッフ等によるケアを改めて整える
・今後気を付けるべきメンタルヘルス問題を意識する
・専門的な知識を有するスタッフが対応する相談窓口や研修など事業場外資源を活用する
(2) 非対面でのコミュニケーションを工夫する
・会社でコミュニケーションツールを整える
・定期的な情報交換の定着等により相談に応じる準備をする
(3) 一人一人の従業員の要望に応じて、できる範囲で選択肢を用意する
勤務時間の調整・在宅勤務の選択・産業医面談のオンライン化など会社として対応可能な感染対策の明確化を行う
1. ティーペックに寄せられた相談事例から読み解く従業員メンタルヘルスリスクと対策
(1)電話相談事例
コロナ禍における従業員からの電話相談事例をご紹介します。
<仕事内のストレス>
・ 在宅勤務で会社に行っていない状態。部屋に一人でいると圧迫感がある
・ メンバーとのコミュニケーションが嫌だと思っていたが、今は誰とも接しないことがつらい
・ 在宅勤務だと家族がいるため、ペースがつかめない
・ 仕事の評価が不明確で不安
・ 電車が混んでいて感染がとても不安
・ 仕事が忙しくなった上に、仕事をしていたメンバーが退職した
・ 業務負担が多くなり、倒れた。休職を命じられ、休んでいる
・ 誰とも話さない在宅勤務がつらく、この状況が続くなら退職したい
<プライベートのストレス>
・ 感染への恐怖から過剰な確認行動が増えている
・ 咳をしている人が怖い
・ 四六時中、新型コロナウイルスのことを考えてしまう
・ 微熱があり感染しているのではないかと心配
・ 以前はできた外出や習い事、趣味による気晴らしが制限されている
・ テレビやネットを見て気分が落ち込んでしまう
・ 休日はどこにも行けず、今は家と会社の往復のみ
(2)働き方別従業員のセルフケア・ラインケアについて
従業員の働き方別にセルフケアとラインケアについてティーペック心理カウンセラーによる見解とアドバイスをまとめました。
なお、自宅待機は、陽性者や濃厚接触者で検査待ちをしている方、勤務先に陽性者が出たため職場が一時閉鎖されて自宅待機指示が出た方などが該当します。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202009184560-O4-029tuGm7】
拡大はこちらから>https://www.t-pec.co.jp/wp/wp-content/uploads/2020/09/newsrelease_2020-0923_4.pdf
■それぞれの働き方における特徴と懸念
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202009184560-O5-s5cgt7K0】
■それぞれの働き方におけるセルフケアとラインケアのポイント
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202009184560-O6-tE4bfYhG】
感染リスクを抱えながらの出勤や、慣れない在宅勤務、働く意欲はあるのに様々な事情により自宅待機となるなど、働き方の変化は従業員にとって大きなストレスとなります。上司が相談を受けられる体制を整え、こまめな状況確認を心がけましょう。
2. 今後注意すべき従業員のメンタルヘルス問題
コロナ禍のストレスを起因とする、今後注意すべき従業員のメンタルヘルス問題について、当社に寄せられた相談より代表的なものをまとめました。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202009184560-O7-TE5ZIjS8】
問題なく過ごした従業員でも、コロナ禍の対応や新しい働き方が一旦落ち着いたときに、緊張の糸が切れる、今まで蓄積していた疲労が出てきて、気持ちが落ち込んだり、燃え尽きた感じや、強い倦怠感を示したりすることがあります。これらはいわゆる「荷下ろしうつ」といわれます。
この「荷下ろしうつ」は、現状では誰がなってもおかしくありません。ストレスの渦中ではなく、むしろ、一旦落ち着いた後という点が、注意が必要なポイントです。そのため、荷下ろしうつについて、研修などで周知することや、ストレスの渦中の時に頑張りすぎないように注意喚起すること、ルールにより敢えて負荷を制限することが肝要です。また、一旦落ち着いたとしても一定期間は、声掛けや相談窓口の案内をするなどフォローも大切な対策となります。
<総括>
働き方の変化によるストレスや荷下ろしうつなどの留意点について知識を得て、セルフケアやラインケアに役立てることが肝要です。また、それらの知識の周知や、継続したフォローのために事業場内産業保健スタッフ等によるケアが重要となります。
そして、メンタルヘルスのケアについて専門的な知識を有するスタッフが対応する相談窓口や研修、コンサルテーションも有効であるため、事業場外資源を活用したサポート体制を検討することをお勧めします。
【ティーペック株式会社について】
https://www.t-pec.co.jp/
24時間電話健康相談事業のパイオニアとして1989年に設立。医師・保健師・看護師などの医療資格者を有するメディカルコールセンターを運営し、セカンドオピニオンやメンタルヘルスカウンセリング、生活習慣病の重症化予防など、健康・医療分野における社会課題の解決を目的とした事業を多数展開。2017年から4年連続で健康経営優良法人『ホワイト500』に認定。
<当社メンタルヘルスに関するサービスのご紹介>
こころのサポートシステム
・ 電話・Web・面談から自由に選べるカウンセリングサービス。
・ 利用の多い電話カウンセリングは、土日や夜間も対応可能。(夜22時まで年中無休で受付)
・ 面談カウンセリングは年間5回まで無料。同じ心理カウンセラーでも対応可能。
・ 利用状況報告書を3か月ごとに提出。Webでいつでもご確認可能。
セルフケア教育研修
・ 「ベーシック」「アドバンス」「フォローアップ」の3つの領域の研修を用意。
・ 数々の実績を有するティーペックが認めた認定講師陣による実践的なレクチャー。
・ 現場での実践に向け、レベルやご要望に応じてアレンジ可能。