大鵬薬品とMD Anderson Cancer Centerが提携
[20/09/24]
提供元:共同通信PRワイヤー
提供元:共同通信PRワイヤー
転移性脳腫瘍、難治性がんを含むアンメット・メディカル・ニーズへの治療薬開発加速へ
関 係 各 位
2020年9月24日
大鵬薬品工業株式会社
University of Texas MD Anderson Cancer Center
大鵬薬品とMD Anderson Cancer Centerが提携 転移性脳腫瘍、難治性がんを含む アンメット・メディカル・ニーズへの治療薬開発加速へ
大鵬薬品工業株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:小林将之、以下「大鵬薬品」)とUniversity of Texas MD Anderson Cancer Center(所在地:米国テキサス州ヒューストン、以下「MD Anderson」)は、転移性脳腫瘍(脳転移)や膵がんを含む難治性がんなどのアンメット・メディカル・ニーズに対する治療の開発を加速するため、3年間の戦略的提携を開始したことをお知らせいたします。
本提携のもと、大鵬薬品で創製した臨床、非臨床段階の脳転移治療候補化合物がMD AndersonのTRACTION*プラットフォームやBrain Metastasis Clinicの臨床開発基盤で評価されることになります。
※ Translational Research to Advance Therapeutics and Innovation on Oncology
大鵬薬品の常務取締役である宇津木照洋博士は、「MD Andersonとの提携は、治療の選択肢が限られている患者さんのための標的開発から治療までを一直線に見据える方向性を例示してくれるものと思います。この革新的な研究体制で新薬候補化合物のポートフォリオを評価・分析することにより、効果的な治療戦略をより迅速に特定し、開発することが可能になるでしょう。」と、述べています。
American Brain Tumor Associationによると、米国では年間200,000人以上のがん患者さんが脳や脊椎への転移と診断をされていますが、これらの患者さんは臨床試験の対象から除外されることも多く、有効な治療法の開発は進んでいませんでした。しかし、脳転移のある患者さんが免疫療法や標的療法によりQOLや生存期間の改善につながる、有意な臨床効果を得られる可能性があることが、悪性黒色腫や肺がん、乳がんを対象とした最近の臨床試験で示されています。
MD AndersonのBrain Metastasis Clinicは、脳転移のある患者さんの診断から治療開始までの時間を短縮すると同時に、臨床試験へのアクセス改善を目的とした、患者さん中心の総合センターです。MD AndersonのTherapeutics Discovery 部門内の大規模なトランスレーショナルリサーチ(橋渡し研究)ユニットであるTRACTIONプラットフォームは、Brain Metastasis Clinicとともに、革新的な治療法の同定から新たな臨床試験までを一貫して実施するための強固かつ一体化された研究体制を確立しています。
TRACTIONのエグゼクティブ・ディレクターであるMD AndersonのTimothy Heffernan博士は、「有効な治療を待ち望む患者さんに新たな治療法を届けるMD Andersonの努力は、Brain Metastasis Clinicの設立やTRACTIONとの密な連携といった取り組みに現れています。今回の大鵬薬品との提携は、脳転移と診断された患者さんに対して新たな治療法を確立するために、大鵬薬品の優れた創薬と、MD Andersonのトランスレーショナルリサーチ、臨床開発プラットフォームとを融合するものです。」と、述べています。
【大鵬薬品について】
大鵬薬品は、大塚ホールディングス株式会社の事業会社で「私たちは人びとの健康を高め 満ち足りた笑顔あふれる 社会づくりに貢献します。」を企業理念とし、「がん」、「免疫・アレルギー」、「泌尿器」の3領域に特化した研究開発型スペシャリティファーマです。特にがん領域においては、国内におけるリーディングカンパニーの一つとして知られており、グローバル化も積極的に推進しています。がん領域以外におきましても生活の質の向上に貢献できる製品を販売しています。また、コンシューマーヘルスケア事業でも生活者志向を第一に愛情豊かな暮らしを支える製品作りに注力しています。大鵬薬品の詳細については、https://www.taiho.co.jpをご参照ください。
【MD Andersonについて】
米テキサス州ヒューストンにあるUniversity of Texas MD Anderson Cancer Centerは、がん患者さんのケア、がんの研究、教育、予防に注力する世界で最も高い評価を受けているがんセンターの一つです。この施設の唯一の使命は、世界中の患者さんとそのご家族のためにがんを撲滅することです。アメリカ国立がん研究所(NCI)が指定した、わずか51施設の総合がんセンターの中の一つでもあります。U.S. News & World Reportの「Best Hospitals」調査においては、MD AndersonはNo.1にランクインしています。同調査が開始された1990年以降、がん治療の全米トップ2病院のうちの1つにランクされ、直近19年の中で16回、第1位を取得しています。MD Andersonはアメリカ国立衛生研究所(NIH)のNCIより、がんセンターサポートの助成金を受け取っています。(P30 CA016672)
関 係 各 位
2020年9月24日
大鵬薬品工業株式会社
University of Texas MD Anderson Cancer Center
大鵬薬品とMD Anderson Cancer Centerが提携 転移性脳腫瘍、難治性がんを含む アンメット・メディカル・ニーズへの治療薬開発加速へ
大鵬薬品工業株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:小林将之、以下「大鵬薬品」)とUniversity of Texas MD Anderson Cancer Center(所在地:米国テキサス州ヒューストン、以下「MD Anderson」)は、転移性脳腫瘍(脳転移)や膵がんを含む難治性がんなどのアンメット・メディカル・ニーズに対する治療の開発を加速するため、3年間の戦略的提携を開始したことをお知らせいたします。
本提携のもと、大鵬薬品で創製した臨床、非臨床段階の脳転移治療候補化合物がMD AndersonのTRACTION*プラットフォームやBrain Metastasis Clinicの臨床開発基盤で評価されることになります。
※ Translational Research to Advance Therapeutics and Innovation on Oncology
大鵬薬品の常務取締役である宇津木照洋博士は、「MD Andersonとの提携は、治療の選択肢が限られている患者さんのための標的開発から治療までを一直線に見据える方向性を例示してくれるものと思います。この革新的な研究体制で新薬候補化合物のポートフォリオを評価・分析することにより、効果的な治療戦略をより迅速に特定し、開発することが可能になるでしょう。」と、述べています。
American Brain Tumor Associationによると、米国では年間200,000人以上のがん患者さんが脳や脊椎への転移と診断をされていますが、これらの患者さんは臨床試験の対象から除外されることも多く、有効な治療法の開発は進んでいませんでした。しかし、脳転移のある患者さんが免疫療法や標的療法によりQOLや生存期間の改善につながる、有意な臨床効果を得られる可能性があることが、悪性黒色腫や肺がん、乳がんを対象とした最近の臨床試験で示されています。
MD AndersonのBrain Metastasis Clinicは、脳転移のある患者さんの診断から治療開始までの時間を短縮すると同時に、臨床試験へのアクセス改善を目的とした、患者さん中心の総合センターです。MD AndersonのTherapeutics Discovery 部門内の大規模なトランスレーショナルリサーチ(橋渡し研究)ユニットであるTRACTIONプラットフォームは、Brain Metastasis Clinicとともに、革新的な治療法の同定から新たな臨床試験までを一貫して実施するための強固かつ一体化された研究体制を確立しています。
TRACTIONのエグゼクティブ・ディレクターであるMD AndersonのTimothy Heffernan博士は、「有効な治療を待ち望む患者さんに新たな治療法を届けるMD Andersonの努力は、Brain Metastasis Clinicの設立やTRACTIONとの密な連携といった取り組みに現れています。今回の大鵬薬品との提携は、脳転移と診断された患者さんに対して新たな治療法を確立するために、大鵬薬品の優れた創薬と、MD Andersonのトランスレーショナルリサーチ、臨床開発プラットフォームとを融合するものです。」と、述べています。
【大鵬薬品について】
大鵬薬品は、大塚ホールディングス株式会社の事業会社で「私たちは人びとの健康を高め 満ち足りた笑顔あふれる 社会づくりに貢献します。」を企業理念とし、「がん」、「免疫・アレルギー」、「泌尿器」の3領域に特化した研究開発型スペシャリティファーマです。特にがん領域においては、国内におけるリーディングカンパニーの一つとして知られており、グローバル化も積極的に推進しています。がん領域以外におきましても生活の質の向上に貢献できる製品を販売しています。また、コンシューマーヘルスケア事業でも生活者志向を第一に愛情豊かな暮らしを支える製品作りに注力しています。大鵬薬品の詳細については、https://www.taiho.co.jpをご参照ください。
【MD Andersonについて】
米テキサス州ヒューストンにあるUniversity of Texas MD Anderson Cancer Centerは、がん患者さんのケア、がんの研究、教育、予防に注力する世界で最も高い評価を受けているがんセンターの一つです。この施設の唯一の使命は、世界中の患者さんとそのご家族のためにがんを撲滅することです。アメリカ国立がん研究所(NCI)が指定した、わずか51施設の総合がんセンターの中の一つでもあります。U.S. News & World Reportの「Best Hospitals」調査においては、MD AndersonはNo.1にランクインしています。同調査が開始された1990年以降、がん治療の全米トップ2病院のうちの1つにランクされ、直近19年の中で16回、第1位を取得しています。MD Andersonはアメリカ国立衛生研究所(NIH)のNCIより、がんセンターサポートの助成金を受け取っています。(P30 CA016672)