国際高等専門学校5年の学生の提案が学生ビジネスアイデア・プランコンペティションで審査員会奨励賞を受賞
[20/11/16]
提供元:共同通信PRワイヤー
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国際高等専門学校グローバル情報学科5年の小蕎一沙さんと土井康暉さんが提案した
「白山の自然を守り、白山の魅力を世界に発信するデジタルトランスフォーメーション」が
審査員会奨励賞を受賞
国際高専グローバル情報学科5年、袖研究室の小蕎一沙さんと土井康暉さんが提案した「白山の自然を守り、白山の魅力を世界に発信するデジタルトランスフォーメーション」が学生ビジネスアイデア・プランコンペティション "Matching HUB Business Idea & Plan Competition"において審査員会奨励賞を受賞しました。
"Matching HUB Business Idea & Plan Competition"は、学生のアイデアや研究成果をビジネスに活かすことで北陸地域の活性化と人材育成を目指すビジネスコンテストです。北陸先端科学技術大学院大学 産学官連携本部が主催し、今年で7回目を迎えます。
今年度は1次審査に21提案が入選し、2次審査を通過したファイナリストとして、北陸先端科学技術大学院大学(2)、国際高等専門学校(1)、崇城大学(1)、徳島大学(1)、第一工業大学(1)、石川県立大学(1)、九州産業大学(1)、金沢大学大学院(1)、金沢星稜大学(1)、立命館大学(1)、金沢学院大学(1)の12提案が選出され、最終審査に臨みました(カッコ内は選出チーム数)。
小蕎さんと土井さんの提案は、新規性、実現性、提案力が評価され、入選者が大学院生や大学生が占める中、高専からの唯一の受賞となりました。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202011167163-O4-387887ZX】
審査員会奨励賞を受賞した袖研究室の小蕎一沙さん(右)と土井康暉さん(左)
【審査員会奨励賞を受賞した小蕎 一沙さんと土井 康暉さんの提案について】
白山はツキノワグマやニホンカモシカ、イヌワシやクマタカなどの野生動物の宝庫です。この貴重な森林生態系を守るためにはどのような野生動物や高山植物がどこに生育しているのか調査する必要がありますが、白山におけるこうした生育調査は人手に頼っているのが現状です。
また白山では外来植物の駆除が喫緊の課題となっているほか、登山者によるゴミの廃棄や動物、植物、岩石などの採集や、登山道以外での歩行など、課題が山積しています。
小蕎さんと土井さんが提案したのは、250mWLoRaネットワーク構築とデジタルトランスフォーメーションによる白山自然保護と山岳管理の実現です。*250mWLoRaネットワーク…IoT機器向けの出力電力250mW以下の通信規格
白山では登山道で携帯電話を使える箇所が多く存在する一方で、携帯が使えない箇所も存在しています。そこで山陰や山小屋間の通信として新たに250mWLoRaネットワークを構築。携帯電話に接続する小型LoRaモジュールも開発することで、携帯電話ネットワークとLoRaネットワークをシームレスに利用できる環境を整備し、山小屋間の通信や遭難対策通信に活用します。
さらに野生動物や高山植物の情報収集には定点カメラと登山者のカメラを活用し、通信を通じて収集した画像はAIによる画像認識技術で種類をリアルタイムに特定。データベースに蓄積するとともに、地図上に分布図を自動生成作成するシステムを開発します。
これはGIS(Geographic Information System)と呼ばれるもので、生息地分布図の自動生成により、群生植物の傾向や野生動物の生態などのデータの効率的な収集と見える化が可能になるほか、外来植物の生態も把握できるため、駆除の効率化も図ることもできます。
またGIS生息地分布図を活用したアプリを作成し、登山者に的確な情報を提供することで、白山の自然に対する登山者のマナーの向上が図期待されるとともに、得られた映像は5Gを用いて高精細かつリアルタイムに配信することで、世界中の人に白山の良さを知ってもらうことができます。
【Matching HUB Business Idea & Plan Competition (M-BIP)について】
https://matching-web.jaist.ac.jp/portal/
「白山の自然を守り、白山の魅力を世界に発信するデジタルトランスフォーメーション」が
審査員会奨励賞を受賞
国際高専グローバル情報学科5年、袖研究室の小蕎一沙さんと土井康暉さんが提案した「白山の自然を守り、白山の魅力を世界に発信するデジタルトランスフォーメーション」が学生ビジネスアイデア・プランコンペティション "Matching HUB Business Idea & Plan Competition"において審査員会奨励賞を受賞しました。
"Matching HUB Business Idea & Plan Competition"は、学生のアイデアや研究成果をビジネスに活かすことで北陸地域の活性化と人材育成を目指すビジネスコンテストです。北陸先端科学技術大学院大学 産学官連携本部が主催し、今年で7回目を迎えます。
今年度は1次審査に21提案が入選し、2次審査を通過したファイナリストとして、北陸先端科学技術大学院大学(2)、国際高等専門学校(1)、崇城大学(1)、徳島大学(1)、第一工業大学(1)、石川県立大学(1)、九州産業大学(1)、金沢大学大学院(1)、金沢星稜大学(1)、立命館大学(1)、金沢学院大学(1)の12提案が選出され、最終審査に臨みました(カッコ内は選出チーム数)。
小蕎さんと土井さんの提案は、新規性、実現性、提案力が評価され、入選者が大学院生や大学生が占める中、高専からの唯一の受賞となりました。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202011167163-O4-387887ZX】
審査員会奨励賞を受賞した袖研究室の小蕎一沙さん(右)と土井康暉さん(左)
【審査員会奨励賞を受賞した小蕎 一沙さんと土井 康暉さんの提案について】
白山はツキノワグマやニホンカモシカ、イヌワシやクマタカなどの野生動物の宝庫です。この貴重な森林生態系を守るためにはどのような野生動物や高山植物がどこに生育しているのか調査する必要がありますが、白山におけるこうした生育調査は人手に頼っているのが現状です。
また白山では外来植物の駆除が喫緊の課題となっているほか、登山者によるゴミの廃棄や動物、植物、岩石などの採集や、登山道以外での歩行など、課題が山積しています。
小蕎さんと土井さんが提案したのは、250mWLoRaネットワーク構築とデジタルトランスフォーメーションによる白山自然保護と山岳管理の実現です。*250mWLoRaネットワーク…IoT機器向けの出力電力250mW以下の通信規格
白山では登山道で携帯電話を使える箇所が多く存在する一方で、携帯が使えない箇所も存在しています。そこで山陰や山小屋間の通信として新たに250mWLoRaネットワークを構築。携帯電話に接続する小型LoRaモジュールも開発することで、携帯電話ネットワークとLoRaネットワークをシームレスに利用できる環境を整備し、山小屋間の通信や遭難対策通信に活用します。
さらに野生動物や高山植物の情報収集には定点カメラと登山者のカメラを活用し、通信を通じて収集した画像はAIによる画像認識技術で種類をリアルタイムに特定。データベースに蓄積するとともに、地図上に分布図を自動生成作成するシステムを開発します。
これはGIS(Geographic Information System)と呼ばれるもので、生息地分布図の自動生成により、群生植物の傾向や野生動物の生態などのデータの効率的な収集と見える化が可能になるほか、外来植物の生態も把握できるため、駆除の効率化も図ることもできます。
またGIS生息地分布図を活用したアプリを作成し、登山者に的確な情報を提供することで、白山の自然に対する登山者のマナーの向上が図期待されるとともに、得られた映像は5Gを用いて高精細かつリアルタイムに配信することで、世界中の人に白山の良さを知ってもらうことができます。
【Matching HUB Business Idea & Plan Competition (M-BIP)について】
https://matching-web.jaist.ac.jp/portal/