皮膚と筋肉の間の皮下脂肪の厚さを約5秒で簡便に計測 皮下脂肪厚計「SR−903」を6月1日に発売
[21/04/02]
提供元:共同通信PRワイヤー
提供元:共同通信PRワイヤー
2021年4月2日
株式会社タニタ
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202104023232-O2-5JN8c6nj】
株式会社タニタ(東京都板橋区前野町1−14−2、社長・谷田千里)は、皮膚と筋肉の間の皮下脂肪の厚さを簡便に計測できる皮下脂肪厚計「SR−903」を6月1日に発売します。新型コロナウイルス感染症のワクチン接種にインスリン用注射器を使用することで接種回数を増やす手法が、医療機関から公表されました。これをスムーズに実施する上で皮下脂肪厚をはかれる計測機器が役立つことが示唆されたことを受け、急遽、商品化を決定しました。超音波検査(エコー)装置と高い相関を持つ精度の高さとシンプルな操作で誰でも簡単に計測できるのが特徴で、価格は9900円(税込み)。タニタオンラインショップ(https://shop.tanita.co.jp/)専売で、同サイトで4月5日より予約受け付けを開始します。
今回発売する「SR−903」は弊社の体組成計と同様に、からだに微弱な電流を流し、その電気抵抗値(インピーダンス)を基に皮下脂肪の厚さを解析します。からだに電流を流した際、脂肪は筋肉に比べ、インピーダンスの位相差が生じにくいという特性があります。そのため、皮下脂肪が厚くなるほど、インピーダンスの位相差は小さくなります。この原理に着目し、タニタ独自のアルゴリズムで解析します。アルゴリズムの開発に当たっては、国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所国立健康・栄養研究所と共同で、20代から60代の男女71人の被験者を対象としたインピーダンスによる皮下脂肪厚計測の妥当性を検証しました。その結果、エコー装置による皮下脂肪厚との相関係数が0.9以上という高精度の皮下脂肪厚計測を実現しました。
使い方は簡単です。(1)本体裏面の電極または計測する部位を水で濡らす(2)「ON」ボタンを押す(3)「START」ボタンを押して計測する部位に電極部分を当てる――の3ステップで計測できます。計測時間は約5秒。計測範囲は0.3cm−5.0cmで、0.1cm単位で皮下脂肪の厚さを表示します。大きさは幅44mm、高さ26mm、奥行138mmで、重さは約91g(電池を含む)。
「SR−903」は、既存商品である皮下脂肪厚計「SR−901」をベースに開発することで、短期間での商品化に対応するとともに、リーズナブルな価格での提供を実現しました。ただ、本商品は医療機器に該当しないため、使用にあたっては、医療従事者および関係者の判断によります。必要なデータや資料については、要請に応じて提供していく考えです。タニタでは、医療従事者がワクチン接種の効率化に使用できると判断した場合に、安価に導入できる皮下脂肪厚計測を選択肢の一つとして提供したいと考え、今回の商品化を決定しました。引き続き、これまで培ってきた技術、商品、サービスを活用するとともに、国立健康・栄養研究所と連携を図り、日本の健康づくりをサポートしていきたいと考えています。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202104023232-O3-37VLq4b0】
国立健康・栄養研究所とタニタの共同研究(「肥満研究」Vol.18 No.2 2012)より作成
株式会社タニタ
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202104023232-O2-5JN8c6nj】
株式会社タニタ(東京都板橋区前野町1−14−2、社長・谷田千里)は、皮膚と筋肉の間の皮下脂肪の厚さを簡便に計測できる皮下脂肪厚計「SR−903」を6月1日に発売します。新型コロナウイルス感染症のワクチン接種にインスリン用注射器を使用することで接種回数を増やす手法が、医療機関から公表されました。これをスムーズに実施する上で皮下脂肪厚をはかれる計測機器が役立つことが示唆されたことを受け、急遽、商品化を決定しました。超音波検査(エコー)装置と高い相関を持つ精度の高さとシンプルな操作で誰でも簡単に計測できるのが特徴で、価格は9900円(税込み)。タニタオンラインショップ(https://shop.tanita.co.jp/)専売で、同サイトで4月5日より予約受け付けを開始します。
今回発売する「SR−903」は弊社の体組成計と同様に、からだに微弱な電流を流し、その電気抵抗値(インピーダンス)を基に皮下脂肪の厚さを解析します。からだに電流を流した際、脂肪は筋肉に比べ、インピーダンスの位相差が生じにくいという特性があります。そのため、皮下脂肪が厚くなるほど、インピーダンスの位相差は小さくなります。この原理に着目し、タニタ独自のアルゴリズムで解析します。アルゴリズムの開発に当たっては、国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所国立健康・栄養研究所と共同で、20代から60代の男女71人の被験者を対象としたインピーダンスによる皮下脂肪厚計測の妥当性を検証しました。その結果、エコー装置による皮下脂肪厚との相関係数が0.9以上という高精度の皮下脂肪厚計測を実現しました。
使い方は簡単です。(1)本体裏面の電極または計測する部位を水で濡らす(2)「ON」ボタンを押す(3)「START」ボタンを押して計測する部位に電極部分を当てる――の3ステップで計測できます。計測時間は約5秒。計測範囲は0.3cm−5.0cmで、0.1cm単位で皮下脂肪の厚さを表示します。大きさは幅44mm、高さ26mm、奥行138mmで、重さは約91g(電池を含む)。
「SR−903」は、既存商品である皮下脂肪厚計「SR−901」をベースに開発することで、短期間での商品化に対応するとともに、リーズナブルな価格での提供を実現しました。ただ、本商品は医療機器に該当しないため、使用にあたっては、医療従事者および関係者の判断によります。必要なデータや資料については、要請に応じて提供していく考えです。タニタでは、医療従事者がワクチン接種の効率化に使用できると判断した場合に、安価に導入できる皮下脂肪厚計測を選択肢の一つとして提供したいと考え、今回の商品化を決定しました。引き続き、これまで培ってきた技術、商品、サービスを活用するとともに、国立健康・栄養研究所と連携を図り、日本の健康づくりをサポートしていきたいと考えています。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202104023232-O3-37VLq4b0】
国立健康・栄養研究所とタニタの共同研究(「肥満研究」Vol.18 No.2 2012)より作成