都民講座「ポリオ根絶の戦い -人類はウイルスを根絶できるのか?‐」を7月10日(土)に開催します
[21/05/14]
提供元:共同通信PRワイヤー
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【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202105144891-O1-8yS2MeLc】
東京都医学総合研究所 (所在地・東京都世田谷区、理事長・田中啓二(たなかけいじ)) は 一般の方向け講演会として都民講座 「ポリオ根絶の戦い -人類はウイルスを根絶できるのか?‐」を 2021年7月10日(土曜日) に開催します。 講師に国立感染症研究所ウイルス第二部 主任研究官 清水 博之 先生をお迎えし、お話していただきます。
なお、今回の講座は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、オンライン形式で開催します。皆様のご参加をお待ちしています。
1 日 時 2021年7月10日(土曜日)午後2時30分から午後4時まで
2 開催方法 Web会議システム「Zoom」によるオンライン開催
3 演 題
「世界ポリオ根絶計画の現状と残された課題」
国立感染症研究所ウイルス第二部 主任研究官 清水 博之
講師プロフィール:
1984年千葉大学薬学部卒業。明治製菓(株)薬品総合研究所、国立予防衛生研究所を経て、2002年に国立感染症研究所ウイルス第二部第二室室長。2021年より現職。
講演内容:
WHOを中心に進められている世界ポリオ根絶計画の進捗により、野生株ポリオ流行国は、アフガニスタンとパキスタンの2ヶ国のみになりました。ポリオ根絶計画には、60年以上前に開発された不活化ポリオワクチン(IPV)と経口生ポリオワクチン(OPV)が使われており、OPVはウイルス伝播を抑える効果の高い優れたワクチンです。その一方、OPVが変異したワクチン由来強毒株によるポリオ流行が大きな問題となっており、OPVの弱点を克服した次世代生ワクチンの開発・導入が進められています。ポリオ根絶達成に向けた試行錯誤は、ワクチンを用いた世界的感染症対策の方向性と問題点を理解するためにも貴重な教材です。
「ポリオ後の新たなエンテロウイルス感染症」
東京都医学総合研究所 ウイルス感染プロジェクトリーダー 小池 智
講師プロフィール:
1981年東北大学理学部卒業。東北大学大学院、東京大学大学院、パスツール研究所、基礎生物学研究所等を経て、2009年に東京都医学総合研究所副参事研究員 。2016年より現職。
講演内容:
ポリオウイルスの根絶計画の進捗によりポリオの発生は抑えられてきました。ところが、根絶が終わらないうちにポリオと同様に中枢神経系に感染して麻痺などを起こす近縁のエンテロウイルスA71やエンテロウイルスD68などの流行が起こっています。これらの新たなウイルスとの戦いがいつまでも繰り返されることが予想され、大きな流行に備えて対策を立てておくことは重要です。都医学研において行なっているエンテロウイルスA71に対する研究の成果をお話しいたします。
4 参 加 定員500名(事前申込、先着順) 参加費無料
5 申 込 2021年7月5日(月曜日)までに、ホームページ(https://www.igakuken.or.jp/public/tomin/2021/tomin03.html)の登録フォームよりお申し込みください。
【この件に関するお問い合わせ先】
[会社名](公財)東京都医学総合研究所
[部署名]事務局 研究推進課 普及広報係 都民講座担当
[TEL]03−5316−3109(直通)
【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M104221/202105144891/_prw_PT1fl_pu8S8508.png】
東京都医学総合研究所 (所在地・東京都世田谷区、理事長・田中啓二(たなかけいじ)) は 一般の方向け講演会として都民講座 「ポリオ根絶の戦い -人類はウイルスを根絶できるのか?‐」を 2021年7月10日(土曜日) に開催します。 講師に国立感染症研究所ウイルス第二部 主任研究官 清水 博之 先生をお迎えし、お話していただきます。
なお、今回の講座は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、オンライン形式で開催します。皆様のご参加をお待ちしています。
1 日 時 2021年7月10日(土曜日)午後2時30分から午後4時まで
2 開催方法 Web会議システム「Zoom」によるオンライン開催
3 演 題
「世界ポリオ根絶計画の現状と残された課題」
国立感染症研究所ウイルス第二部 主任研究官 清水 博之
講師プロフィール:
1984年千葉大学薬学部卒業。明治製菓(株)薬品総合研究所、国立予防衛生研究所を経て、2002年に国立感染症研究所ウイルス第二部第二室室長。2021年より現職。
講演内容:
WHOを中心に進められている世界ポリオ根絶計画の進捗により、野生株ポリオ流行国は、アフガニスタンとパキスタンの2ヶ国のみになりました。ポリオ根絶計画には、60年以上前に開発された不活化ポリオワクチン(IPV)と経口生ポリオワクチン(OPV)が使われており、OPVはウイルス伝播を抑える効果の高い優れたワクチンです。その一方、OPVが変異したワクチン由来強毒株によるポリオ流行が大きな問題となっており、OPVの弱点を克服した次世代生ワクチンの開発・導入が進められています。ポリオ根絶達成に向けた試行錯誤は、ワクチンを用いた世界的感染症対策の方向性と問題点を理解するためにも貴重な教材です。
「ポリオ後の新たなエンテロウイルス感染症」
東京都医学総合研究所 ウイルス感染プロジェクトリーダー 小池 智
講師プロフィール:
1981年東北大学理学部卒業。東北大学大学院、東京大学大学院、パスツール研究所、基礎生物学研究所等を経て、2009年に東京都医学総合研究所副参事研究員 。2016年より現職。
講演内容:
ポリオウイルスの根絶計画の進捗によりポリオの発生は抑えられてきました。ところが、根絶が終わらないうちにポリオと同様に中枢神経系に感染して麻痺などを起こす近縁のエンテロウイルスA71やエンテロウイルスD68などの流行が起こっています。これらの新たなウイルスとの戦いがいつまでも繰り返されることが予想され、大きな流行に備えて対策を立てておくことは重要です。都医学研において行なっているエンテロウイルスA71に対する研究の成果をお話しいたします。
4 参 加 定員500名(事前申込、先着順) 参加費無料
5 申 込 2021年7月5日(月曜日)までに、ホームページ(https://www.igakuken.or.jp/public/tomin/2021/tomin03.html)の登録フォームよりお申し込みください。
【この件に関するお問い合わせ先】
[会社名](公財)東京都医学総合研究所
[部署名]事務局 研究推進課 普及広報係 都民講座担当
[TEL]03−5316−3109(直通)
【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M104221/202105144891/_prw_PT1fl_pu8S8508.png】