写真家ベンジャミン・リー展2021 「The UNIVERSE of an IMAGINATION」 好評を博し閉幕
[21/07/21]
提供元:共同通信PRワイヤー
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アートフォト 次なる展開を探して
2021年7月20日
エル・ステュディオインターナショナル www.l-studio.net
写真家ベンジャミン・リー展2021
「The UNIVERSE of an IMAGINATION」 好評を博し閉幕
アートフォト 次なる展開を探して【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202107197875-O1-sD623urk】
東京・青山のスパイラルガーデンで6月15日に開幕したフォトグラファー、ベンジャミン・リーの写真展「『The UNIVERSE of an IMAGINATION』ベンジャミン・リー展2021」(エルステュディオインターナショナル=港区南青山、さかよりのりこ代表=プロデュース)が、好評のうちに6月27日(日)、13日間の会期を終えて閉幕した。
会場となった青山・表参道のランドマーク・スパイラルガーデンには、連日大勢のアートファンが訪れ、ビルの1・2階のエキシビション・スペースに展示された国内外の著名人たちのポートレートやシルクスクリーンなどの作品に見入っていた。
特に週末には1日に700人もの来訪者を迎え、コロナ禍にあってもアートが紡ぎ出す意義を印象づけた。
ベンジャミン・リーはカナダでアートと写真の教育を受け、英国でフォトグラファーとして本格的にキャリアをスタートさせ、広告写真等で注目を浴びた。1987年に初来日。以降30年以上にわたって日本を拠点に活動を続け、世界的なアーティストや文化人のポートレートで高く評価されている。今回の写真展は、その45年にわたるキャリアの集大成的なものとなった。
スパイラルガーデンの奥行きのある空間には、草間彌生(前衛芸術家)、丹下健三(建築家)、隈研吾(建築家)、村上春樹(作家)、三宅一生(ファッションデザイナー)、渡辺謙(俳優)、筑紫哲也(ジャーナリスト)、立花隆(ジャーナリスト)らのポートレート、また勅使河原宏(映画監督、草月流第三代家元)、スティーブン・ジョーンズ(英国の世界的帽子デザイナー)、フランチェスコ・クレメンテ(アーティスト)などを被写体とする、独自の手法でパノラマ写真を生かした3枚1組のパノラマ・トリプティック・ポートレート作品など、約150点が展示された。
また、和太鼓アーティストとして活躍するエヴァ・ケストナーを被写体にした「The Harlequin of Love and Hope®『愛と希望のハーレクイン』」と題した連作も、大きな共感を呼んだ。ハーレクインはフランス語で「道化師」の意味する「アルルカン」の英語読みで、イタリア語では「アルレッキーノ」。パブロ・ピカソの初期(青の時代)の絵画作品に登場するハーレクインにインスピレーションを得て、ベンジャミン・リーは作品化している。ベンジャミン・リーのデザインによる衣装に身を包んだエヴァ・ケストナーを、岩手県一関市の猊鼻渓(げいびけい)、神奈川県三浦市の城ヶ島、東京都の八丈島などで撮影し、コロナ禍の中で愛と希望を見出すメッセージを発信した。
6月15日 開幕のオープニングレセプション ご来賓の方々からの心温まるメッセージ
寺本恒昌氏(文化庁文化経済・国際課 課長)
「世界的な視点から日本文化を撮影し世界へ発信」
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202107197875-O2-P2BRqj2J】
寺本恒昌氏(文化庁文化経済・国際課 課長)
「私たちは日本の文化や、日本で活躍する方々をいかにグローバルに発信するかを重要なテーマとしています。ベンジャミンさんが世界的な視点から日本文化を撮影し、発信していただくことは大変意義深いことで、今後もさらなる活躍に期待をしています。」
隈研吾氏(建築家)
「コロナの後東京にもう一度注目が集まるとき、ベンジャミン・リーの作品が世界中の人々の心に突き刺さる」
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202107197875-O4-6p796xUZ】
「ここ数年、ベンジャミンと仕事をしてきましたが、彼が撮影すると、その建築が違って見える。それはなぜだろうと考えたときに、そこに彼の知性があるからではないかと感じました。生の建築とはまた違った姿で捉えてくれるのが彼の写真の魅力。コロナの後東京にもう一度注目が集まるとき、ベンジャミン・リーの作品が世界中の人々の心に突き刺さっていくと思います。」
建畠晢氏(多摩美術大学学長、草間彌生美術館長、埼玉県立近代美術館長)
「人間性をすくい取る希有な写真家」
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202107197875-O6-4zh6wLDA】
建畠晢氏(多摩美術大学学長、草間彌生美術館長、埼玉県立近代美術館長)
「ベンジャミンさんは、幅広いアーティスト・表現者を撮影していますが、人との交流のなかで、被写体となる人の人間性をすくい取るところが魅力の一つ。温かな人間関係を醸すことができる希有な写真家として今後もご活躍を期待しています。」
竹林 桂太朗氏(大和ハウス工業株式会社 執行役員)
「被写体の内面を映し出す写真」
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202107197875-O8-3W8CAwQ6】
竹林 桂太朗氏(大和ハウス工業株式会社 執行役員)
「ポートレートというものをアートとして今まであまり見た事がなかったのですが、雑誌などで見る著名人の方の写真よりも何か違うものを感じ、非常に興味深かったです。写真を単にお写しになるのではなく、自然な表情や被写体の内面が出るような写真を上手く撮られる方なのだなと思いました。」
白石幸栄氏(株式会社ホワイトストーンギャラリー 代表取締役)
「『アートは死なない』改めて実感」
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202107197875-O10-2217ady2】
白石幸栄氏(株式会社ホワイトストーンギャラリー 代表取締役)
「コロナをきっかけに人の考え方が多様化していますが、アートは死なないということを改めて実感しているところです。アーティストの皆さんのご活躍を期待しつつ、私自身も全身全霊でマーケットを盛り上げていきたいと思っています。」
ベンジャミン・リー氏
「アートをもっと身近に」
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202107197875-O12-4f1kA4N7】
「日本に於いては、いまだにアートフォトに対する認識が十分に浸透しておらず、実際に触れる機会もあまり多いとは言えないと感じていました。『アートをもっと身近に感じて欲しい』との思いから、今回の写真展を開催しました。
私は、45年にわたって多くの文化人やアーティストを撮影してきましたが、一つだけのスタイルで撮影するのではなく、その都度被写体を解釈し、それぞれのケースに最適な状況や環境を考慮しながら準備を進め、シャッターを切ってきました。そんなユニークなポートレート撮影の手法を、日本の皆さんにお見せしたかった。私の作品をご覧になった方が、なんらかのアート作品を作成し、自分なりの表現をしてみたいというインスピレーションを感じて頂けたなら幸いです。特に、現在のパンデミックの中で、写真展を訪れた方と、楽しさや癒しを感じられる時間をシェアしたいという思いもありました」
「愛と希望のハーレクイン」というプロジェクトについて
「このキャラクターが誕生したのは、2020年7月のことでした。コロナ禍の中で希望や喜びのシンボルとして、ピカソの作品に登場するハーレクインにインスパイアされ、このアイデアが生まれ、衣装のデザインも手掛けました。人々に愛と希望を与えるエンターテイナーとしてハーレクインに扮するのは、和太鼓アーティストのエヴァ・ケストナーです。彼女は、日本人の母とドイツ人の父を持ち、東京とニューヨークの大学で学び、東京を拠点として、国内外で活動を展開しています。旅行や人的交流の制限がある今こそ、彼女を被写体とするこのプロジェクト、そして彼女の音楽も、この時代に希望の光を与えるものなって欲しいと思っています」
エヴァ・ケストナー(和太鼓アーティスト 『愛と希望のハーレクイン』の被写体)
「自分が『愛と希望のハーレクイン』であることに誇りを
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202107197875-O14-Q5Gptb81】」
エヴァ・ケストナー氏(和太鼓アーティスト 『愛と希望のハーレクイン』の被写体)
「最初は、このプロジェクトの意義をよく理解していないままに『まずはやってみよう』という気持ちでスタートしました。ですが、ただなり切ろうとするだけでは、当初はなかなかうまくいかない面もありました、どこか腑に落ちなかったというのでしょうか……。ですが、イタリアの即興喜劇であるコメディア・デラルテに登場するアルルカン(ハーレクイン)、シュールレアリズム、ダダイズム、ピカソが描いたハーレクインなど、その歴史や背景を勉強するうちに、徐々に世界観に対する理解を深め、自分の音楽までもが変化していくのを感じるようになりました。現在は、自分が『愛と希望のハーレクイン』であることにとても誇りを持っていますし、今後も継続してメッセージを発信していけたら、と思っています」
さかよりのりこ氏(本展プロデューサー エルステュディオインターナショナル代表)
「アートフォトの世界観を印象づける絶好の機会」
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202107197875-O16-k49L632M】
「まず、この写真展に後援、協賛、協力いただいた皆様、各社様に御礼申し上げます。特別協力頂いた文化庁様、協力/賛同してくださった隈研吾先生とドリアン助川先生、後援してくださった大和ハウス工業株式会社様、株式会社共同通信社様、日本政府観光局(JNTO)様、協賛してくださった株式会社キッテ様と株式会社サンシナジー様、協力してくださった株式会社ケイフローリスト様、にも感謝の意を表します。
写真は、見る人のイマジネーションを膨らませ、人生をより豊かでクリエイティブにするパワーを持つものだと思っています。今回のベンジャミン・リーのエキシビションは、そのことを改めて伝え、アートフォトの世界観を印象づける絶好の機会となったと思います。今後も、こうした活動の展開を広げていきたい。具体的には、2022年夏に、軽井沢ニューアート美術館でのベンジャミン・リー写真展の企画を進めています。今回の約3倍のスペースの中で、ベンジャミン・リーが展開する世界観を、さらにスケールアップした形で皆様にお届けしたいと考えています」
次プロジェクト ベンジャミン・リー展2022
軽井沢ニューアートミュージアム にて開催
「今回のスパイラルでの写真展を開催したことで、ギャラリーの方々、クリエイティブな方々との新たな出会いがありました。これを未来のプロジェクトの展開へつなげていきたい。軽井沢ニューアートミュージアム2022年展では草間彌生、パノラマやトリプティック式のポートレート、実験的な作品、ピカソのテキスタイル、『愛と希望のハーレクイン』の新しい写真も展示したいと思っています。今後に関しては、軽井沢以外にもいくつかの企画が同時進行しています。パリフォトでの展示、ハミルトン・ギャラリー・ロンドンでの展示、ニューヨークの国際写真センターでの展示などですね。100人のクリエイターの写真をまとめた本の刊行も考えています。それから、これまでも写真を撮ってきた草間彌生の100歳のバースデイ記念のポートレイも撮りたいと思っています」
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202107197875-O19-H27mAN35】
ますます積極的にクリエイティブなアートフォト制作に取り組み、多くのインスピレーションを与えようとしている写真家、ベンジャミン・リー。その活動に、今後も注目していきたい。
●ベンジャミン・リー略歴
1969~72年、トロント(カナダ)のライアーソン・ポリテクニカル・インスティテュートで写真を学ぶ。1年生で写真 コンテストで全校生徒の中から一等賞を受賞。その後、ロンドンの名門オックスフォード大学で心理学を学ぶ。
1977年、英国ロンドンのソーホー地区にベンジャミン・リー・スタジオを設立。グローバル企業の広告写真を手がける一方で、彫刻家/ヘンリー・ムーア氏、帽子デザイナー/スティーブン・ジョーンズ氏などの著名人の肖像を撮影しアート作 品としての評価を高めた。
1987年、日本に拠点を移し、ロイヤル・アカデミーの会長、建築家/ヒュー・キャッソン氏より紹介を受け、鹿内信孝氏(フジサンケイグループ会議会長、箱根彫刻の森美術館を設立)を撮影する。英国ヴォーグ雑誌に委託され、デザイナー/三宅一生氏、建築家/磯崎新氏、アートディレクター/石岡瑛子氏、作家/村上春樹氏、建築家/安藤忠雄氏などを撮影。
1989年から彫刻家/佐藤忠良氏を撮影し、日本の文化人たちの肖像を撮り始める。
1996年、東京フジタ・ヴァンテで「彫刻家佐藤忠良の世界」開催。
2002年には勅使河原宏氏とのご協力をいただき、イサム・ノグチプラザ(草月会館)などで個展開催。
2010年、宮城県美術館にて佐藤忠良記念館の20周年記念イベントとしてベンジャミン・リー写真展を開催。
2010年1月から2014年4月までは雑誌『Pen』に「創造の現場」と題して100人の世界のトップ・アーティスト、クリエ イターを撮影し100回連載。
2012年 草間彌生をテーマとした「草間彌生を知りたい」メイン・フォトグラファーとして撮影。世界巡回展に伴い、ロンドン、パリ、香港、ニューヨーク/国内巡回展、大阪、長野、東京にて、草間彌生展を撮影。
2014年には、草間彌生氏を撮ったThe UNIVERSE of an IMAGINATION「とこしえの愛の部屋」写真展を開催し、1万人以上が 入場。写真展に伴い、本を出版。
2018年6月から隈研吾氏とベンジャミン・リー氏とのコラボレーションを開始。 2019年2月14日から2020年にかけて、読売新聞に隔月8回連載「東京ミライ」を開始。
第一回目はヘリコプター の機上から隈研吾氏の横顔と新国立競技場を撮影。
2019年から2020年月刊誌Discover Japanに隈研吾氏とベンジャミン・リー氏のコラボレーションによる「隈研吾暮らす神宮の杜」を20回連載。
【受賞】
1980年と1984年に英国デザインアート・ディレクション賞2度受賞。 国際イルフォード・ポートレート写真コンテストのグランドプライズ賞を受賞。 その他多数。
【出版】
写真集「Odyssey」(朝日新聞出版サービス刊 2002年)、「創造の現場」(CCCメディアハウス刊 2014年)など。 2021年には写真集THE UNIVERSE of an IMAGINATIONを出版。
【問い合わせ先】
ベンジャミン・リー
www.benjamin-lee.jp
携帯:090-4051-0009
Facebook: www.facebook.com/benjamin.lee.3348
Youtube: https://youtube.com/channel/UC6zolZmhZ9kOltdlsJ3u-iQ
Instagram: https://instagram.com/benjamin.imagination?utm_medium=copy_link
エヴァ・ケストナー
www.eva-kestner.com
携帯:080-3022-8128
Facebook: https://m.facebook.com/EvaKestnerTaiko/
Youtube: https://www.youtube.com/channel/UCa_R3Q5Y7yRxq3pjffN-3lQ
Instagram: https://instagram.com/evakestner_taiko
[このプレスリリースに関する問い合わせ先」
エルステュディオインターナショナル(共同通信PRワイヤー販売代理店)
Website: http://www.l-studio.net/
主な業務:メディアプロデュース(新聞、雑誌、TV、書籍出版、記者会見、イベント等)
担当:さかよりのりこ(代表取締役 メディアプロデューサー)
携帯:090-8110-9564
2021年7月20日
エル・ステュディオインターナショナル www.l-studio.net
写真家ベンジャミン・リー展2021
「The UNIVERSE of an IMAGINATION」 好評を博し閉幕
アートフォト 次なる展開を探して【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202107197875-O1-sD623urk】
東京・青山のスパイラルガーデンで6月15日に開幕したフォトグラファー、ベンジャミン・リーの写真展「『The UNIVERSE of an IMAGINATION』ベンジャミン・リー展2021」(エルステュディオインターナショナル=港区南青山、さかよりのりこ代表=プロデュース)が、好評のうちに6月27日(日)、13日間の会期を終えて閉幕した。
会場となった青山・表参道のランドマーク・スパイラルガーデンには、連日大勢のアートファンが訪れ、ビルの1・2階のエキシビション・スペースに展示された国内外の著名人たちのポートレートやシルクスクリーンなどの作品に見入っていた。
特に週末には1日に700人もの来訪者を迎え、コロナ禍にあってもアートが紡ぎ出す意義を印象づけた。
ベンジャミン・リーはカナダでアートと写真の教育を受け、英国でフォトグラファーとして本格的にキャリアをスタートさせ、広告写真等で注目を浴びた。1987年に初来日。以降30年以上にわたって日本を拠点に活動を続け、世界的なアーティストや文化人のポートレートで高く評価されている。今回の写真展は、その45年にわたるキャリアの集大成的なものとなった。
スパイラルガーデンの奥行きのある空間には、草間彌生(前衛芸術家)、丹下健三(建築家)、隈研吾(建築家)、村上春樹(作家)、三宅一生(ファッションデザイナー)、渡辺謙(俳優)、筑紫哲也(ジャーナリスト)、立花隆(ジャーナリスト)らのポートレート、また勅使河原宏(映画監督、草月流第三代家元)、スティーブン・ジョーンズ(英国の世界的帽子デザイナー)、フランチェスコ・クレメンテ(アーティスト)などを被写体とする、独自の手法でパノラマ写真を生かした3枚1組のパノラマ・トリプティック・ポートレート作品など、約150点が展示された。
また、和太鼓アーティストとして活躍するエヴァ・ケストナーを被写体にした「The Harlequin of Love and Hope®『愛と希望のハーレクイン』」と題した連作も、大きな共感を呼んだ。ハーレクインはフランス語で「道化師」の意味する「アルルカン」の英語読みで、イタリア語では「アルレッキーノ」。パブロ・ピカソの初期(青の時代)の絵画作品に登場するハーレクインにインスピレーションを得て、ベンジャミン・リーは作品化している。ベンジャミン・リーのデザインによる衣装に身を包んだエヴァ・ケストナーを、岩手県一関市の猊鼻渓(げいびけい)、神奈川県三浦市の城ヶ島、東京都の八丈島などで撮影し、コロナ禍の中で愛と希望を見出すメッセージを発信した。
6月15日 開幕のオープニングレセプション ご来賓の方々からの心温まるメッセージ
寺本恒昌氏(文化庁文化経済・国際課 課長)
「世界的な視点から日本文化を撮影し世界へ発信」
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202107197875-O2-P2BRqj2J】
寺本恒昌氏(文化庁文化経済・国際課 課長)
「私たちは日本の文化や、日本で活躍する方々をいかにグローバルに発信するかを重要なテーマとしています。ベンジャミンさんが世界的な視点から日本文化を撮影し、発信していただくことは大変意義深いことで、今後もさらなる活躍に期待をしています。」
隈研吾氏(建築家)
「コロナの後東京にもう一度注目が集まるとき、ベンジャミン・リーの作品が世界中の人々の心に突き刺さる」
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202107197875-O4-6p796xUZ】
「ここ数年、ベンジャミンと仕事をしてきましたが、彼が撮影すると、その建築が違って見える。それはなぜだろうと考えたときに、そこに彼の知性があるからではないかと感じました。生の建築とはまた違った姿で捉えてくれるのが彼の写真の魅力。コロナの後東京にもう一度注目が集まるとき、ベンジャミン・リーの作品が世界中の人々の心に突き刺さっていくと思います。」
建畠晢氏(多摩美術大学学長、草間彌生美術館長、埼玉県立近代美術館長)
「人間性をすくい取る希有な写真家」
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202107197875-O6-4zh6wLDA】
建畠晢氏(多摩美術大学学長、草間彌生美術館長、埼玉県立近代美術館長)
「ベンジャミンさんは、幅広いアーティスト・表現者を撮影していますが、人との交流のなかで、被写体となる人の人間性をすくい取るところが魅力の一つ。温かな人間関係を醸すことができる希有な写真家として今後もご活躍を期待しています。」
竹林 桂太朗氏(大和ハウス工業株式会社 執行役員)
「被写体の内面を映し出す写真」
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202107197875-O8-3W8CAwQ6】
竹林 桂太朗氏(大和ハウス工業株式会社 執行役員)
「ポートレートというものをアートとして今まであまり見た事がなかったのですが、雑誌などで見る著名人の方の写真よりも何か違うものを感じ、非常に興味深かったです。写真を単にお写しになるのではなく、自然な表情や被写体の内面が出るような写真を上手く撮られる方なのだなと思いました。」
白石幸栄氏(株式会社ホワイトストーンギャラリー 代表取締役)
「『アートは死なない』改めて実感」
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202107197875-O10-2217ady2】
白石幸栄氏(株式会社ホワイトストーンギャラリー 代表取締役)
「コロナをきっかけに人の考え方が多様化していますが、アートは死なないということを改めて実感しているところです。アーティストの皆さんのご活躍を期待しつつ、私自身も全身全霊でマーケットを盛り上げていきたいと思っています。」
ベンジャミン・リー氏
「アートをもっと身近に」
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202107197875-O12-4f1kA4N7】
「日本に於いては、いまだにアートフォトに対する認識が十分に浸透しておらず、実際に触れる機会もあまり多いとは言えないと感じていました。『アートをもっと身近に感じて欲しい』との思いから、今回の写真展を開催しました。
私は、45年にわたって多くの文化人やアーティストを撮影してきましたが、一つだけのスタイルで撮影するのではなく、その都度被写体を解釈し、それぞれのケースに最適な状況や環境を考慮しながら準備を進め、シャッターを切ってきました。そんなユニークなポートレート撮影の手法を、日本の皆さんにお見せしたかった。私の作品をご覧になった方が、なんらかのアート作品を作成し、自分なりの表現をしてみたいというインスピレーションを感じて頂けたなら幸いです。特に、現在のパンデミックの中で、写真展を訪れた方と、楽しさや癒しを感じられる時間をシェアしたいという思いもありました」
「愛と希望のハーレクイン」というプロジェクトについて
「このキャラクターが誕生したのは、2020年7月のことでした。コロナ禍の中で希望や喜びのシンボルとして、ピカソの作品に登場するハーレクインにインスパイアされ、このアイデアが生まれ、衣装のデザインも手掛けました。人々に愛と希望を与えるエンターテイナーとしてハーレクインに扮するのは、和太鼓アーティストのエヴァ・ケストナーです。彼女は、日本人の母とドイツ人の父を持ち、東京とニューヨークの大学で学び、東京を拠点として、国内外で活動を展開しています。旅行や人的交流の制限がある今こそ、彼女を被写体とするこのプロジェクト、そして彼女の音楽も、この時代に希望の光を与えるものなって欲しいと思っています」
エヴァ・ケストナー(和太鼓アーティスト 『愛と希望のハーレクイン』の被写体)
「自分が『愛と希望のハーレクイン』であることに誇りを
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202107197875-O14-Q5Gptb81】」
エヴァ・ケストナー氏(和太鼓アーティスト 『愛と希望のハーレクイン』の被写体)
「最初は、このプロジェクトの意義をよく理解していないままに『まずはやってみよう』という気持ちでスタートしました。ですが、ただなり切ろうとするだけでは、当初はなかなかうまくいかない面もありました、どこか腑に落ちなかったというのでしょうか……。ですが、イタリアの即興喜劇であるコメディア・デラルテに登場するアルルカン(ハーレクイン)、シュールレアリズム、ダダイズム、ピカソが描いたハーレクインなど、その歴史や背景を勉強するうちに、徐々に世界観に対する理解を深め、自分の音楽までもが変化していくのを感じるようになりました。現在は、自分が『愛と希望のハーレクイン』であることにとても誇りを持っていますし、今後も継続してメッセージを発信していけたら、と思っています」
さかよりのりこ氏(本展プロデューサー エルステュディオインターナショナル代表)
「アートフォトの世界観を印象づける絶好の機会」
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202107197875-O16-k49L632M】
「まず、この写真展に後援、協賛、協力いただいた皆様、各社様に御礼申し上げます。特別協力頂いた文化庁様、協力/賛同してくださった隈研吾先生とドリアン助川先生、後援してくださった大和ハウス工業株式会社様、株式会社共同通信社様、日本政府観光局(JNTO)様、協賛してくださった株式会社キッテ様と株式会社サンシナジー様、協力してくださった株式会社ケイフローリスト様、にも感謝の意を表します。
写真は、見る人のイマジネーションを膨らませ、人生をより豊かでクリエイティブにするパワーを持つものだと思っています。今回のベンジャミン・リーのエキシビションは、そのことを改めて伝え、アートフォトの世界観を印象づける絶好の機会となったと思います。今後も、こうした活動の展開を広げていきたい。具体的には、2022年夏に、軽井沢ニューアート美術館でのベンジャミン・リー写真展の企画を進めています。今回の約3倍のスペースの中で、ベンジャミン・リーが展開する世界観を、さらにスケールアップした形で皆様にお届けしたいと考えています」
次プロジェクト ベンジャミン・リー展2022
軽井沢ニューアートミュージアム にて開催
「今回のスパイラルでの写真展を開催したことで、ギャラリーの方々、クリエイティブな方々との新たな出会いがありました。これを未来のプロジェクトの展開へつなげていきたい。軽井沢ニューアートミュージアム2022年展では草間彌生、パノラマやトリプティック式のポートレート、実験的な作品、ピカソのテキスタイル、『愛と希望のハーレクイン』の新しい写真も展示したいと思っています。今後に関しては、軽井沢以外にもいくつかの企画が同時進行しています。パリフォトでの展示、ハミルトン・ギャラリー・ロンドンでの展示、ニューヨークの国際写真センターでの展示などですね。100人のクリエイターの写真をまとめた本の刊行も考えています。それから、これまでも写真を撮ってきた草間彌生の100歳のバースデイ記念のポートレイも撮りたいと思っています」
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202107197875-O19-H27mAN35】
ますます積極的にクリエイティブなアートフォト制作に取り組み、多くのインスピレーションを与えようとしている写真家、ベンジャミン・リー。その活動に、今後も注目していきたい。
●ベンジャミン・リー略歴
1969~72年、トロント(カナダ)のライアーソン・ポリテクニカル・インスティテュートで写真を学ぶ。1年生で写真 コンテストで全校生徒の中から一等賞を受賞。その後、ロンドンの名門オックスフォード大学で心理学を学ぶ。
1977年、英国ロンドンのソーホー地区にベンジャミン・リー・スタジオを設立。グローバル企業の広告写真を手がける一方で、彫刻家/ヘンリー・ムーア氏、帽子デザイナー/スティーブン・ジョーンズ氏などの著名人の肖像を撮影しアート作 品としての評価を高めた。
1987年、日本に拠点を移し、ロイヤル・アカデミーの会長、建築家/ヒュー・キャッソン氏より紹介を受け、鹿内信孝氏(フジサンケイグループ会議会長、箱根彫刻の森美術館を設立)を撮影する。英国ヴォーグ雑誌に委託され、デザイナー/三宅一生氏、建築家/磯崎新氏、アートディレクター/石岡瑛子氏、作家/村上春樹氏、建築家/安藤忠雄氏などを撮影。
1989年から彫刻家/佐藤忠良氏を撮影し、日本の文化人たちの肖像を撮り始める。
1996年、東京フジタ・ヴァンテで「彫刻家佐藤忠良の世界」開催。
2002年には勅使河原宏氏とのご協力をいただき、イサム・ノグチプラザ(草月会館)などで個展開催。
2010年、宮城県美術館にて佐藤忠良記念館の20周年記念イベントとしてベンジャミン・リー写真展を開催。
2010年1月から2014年4月までは雑誌『Pen』に「創造の現場」と題して100人の世界のトップ・アーティスト、クリエ イターを撮影し100回連載。
2012年 草間彌生をテーマとした「草間彌生を知りたい」メイン・フォトグラファーとして撮影。世界巡回展に伴い、ロンドン、パリ、香港、ニューヨーク/国内巡回展、大阪、長野、東京にて、草間彌生展を撮影。
2014年には、草間彌生氏を撮ったThe UNIVERSE of an IMAGINATION「とこしえの愛の部屋」写真展を開催し、1万人以上が 入場。写真展に伴い、本を出版。
2018年6月から隈研吾氏とベンジャミン・リー氏とのコラボレーションを開始。 2019年2月14日から2020年にかけて、読売新聞に隔月8回連載「東京ミライ」を開始。
第一回目はヘリコプター の機上から隈研吾氏の横顔と新国立競技場を撮影。
2019年から2020年月刊誌Discover Japanに隈研吾氏とベンジャミン・リー氏のコラボレーションによる「隈研吾暮らす神宮の杜」を20回連載。
【受賞】
1980年と1984年に英国デザインアート・ディレクション賞2度受賞。 国際イルフォード・ポートレート写真コンテストのグランドプライズ賞を受賞。 その他多数。
【出版】
写真集「Odyssey」(朝日新聞出版サービス刊 2002年)、「創造の現場」(CCCメディアハウス刊 2014年)など。 2021年には写真集THE UNIVERSE of an IMAGINATIONを出版。
【問い合わせ先】
ベンジャミン・リー
www.benjamin-lee.jp
携帯:090-4051-0009
Facebook: www.facebook.com/benjamin.lee.3348
Youtube: https://youtube.com/channel/UC6zolZmhZ9kOltdlsJ3u-iQ
Instagram: https://instagram.com/benjamin.imagination?utm_medium=copy_link
エヴァ・ケストナー
www.eva-kestner.com
携帯:080-3022-8128
Facebook: https://m.facebook.com/EvaKestnerTaiko/
Youtube: https://www.youtube.com/channel/UCa_R3Q5Y7yRxq3pjffN-3lQ
Instagram: https://instagram.com/evakestner_taiko
[このプレスリリースに関する問い合わせ先」
エルステュディオインターナショナル(共同通信PRワイヤー販売代理店)
Website: http://www.l-studio.net/
主な業務:メディアプロデュース(新聞、雑誌、TV、書籍出版、記者会見、イベント等)
担当:さかよりのりこ(代表取締役 メディアプロデューサー)
携帯:090-8110-9564