NTCと電気興業(DKK)、Sub-6帯・SA方式におけるローカル5Gシステムの相互接続に成功
[21/10/14]
提供元:共同通信PRワイヤー
提供元:共同通信PRワイヤー
~ ローカル5G(SA方式)向け5GCソフトウェアを開発 ~
2021年10月14日
株式会社NTC
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202110141660-O1-nF9c7x2Z】
NTCと電気興業(DKK)、 Sub-6帯・SA方式におけるローカル5Gシステムの相互接続に成功
株式会社NTC(本社:東京都豊島区、代表取締役社長 和田 賢太郎、以下NTC)は、移動通信システム規格の国際標準化団体3GPP※1の5Gコアネットワーク仕様に準拠した5Gコアネットワーク(以下5GC)のソフトウェアを開発、このたび電気興業株式会社(本社:東京都千代田、代表取締役社長 近藤 忠登史、以下 DKK)と共同で、ローカル5Gシステム(Sub-6帯※2・SA方式※3)を構築し、相互接続性試験において動作確認を完了しました。
これにより、お客様への5GCソフトウェアの提供に目途がついたことをご報告いたします。
相互接続性試験(IOT)の概要
このたびDKKと共同で実施した本試験は、下図に示すようにNTCがソフトウェアを開発した5GCとDKKが準備したRU:無線基地局装置(ラジオユニット)、CU:セントラルユニットおよびDU:ディストリビューテッドユニットで構成された無線アクセスネットワーク※4を接続し、送信したSub-6帯のローカル5G電波を5G端末で受信・動作確認を行い、NTCは5GC〜無線アクセスネットワーク間でやり取りされる信号の解析を分担しました。両社のネットワークシステムを接続しての相互接続性試験はこれが初めてであり、想定どおりの良好な結果を得ることができました。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202110141660-O2-047ikErB】
5GCの販売について
NTCでは汎用IAサーバー上で動作し、比較的コンパクトで、お客様にお気軽に導入を検討いただけるような価格の5GCの提供をめざして開発を進めてまいりました。今回の相互接続性試験の結果を受けて、5GCソフトウェアの販売を2021年12月より開始する予定です。
今後の取り組みについて
NTCでは5GCの他にO-RAN Alliance※5のオープンフロントホール仕様※6に準拠し、ローカル5GのSub-6帯・SA方式に加え、ミリ波帯に対応したgNB(5G無線ベースバンド装置、前記のCUとDUの機能を具備)ソフトウェアの開発にも取り組んでおり、今後Sub-6帯およびミリ波帯RUとの相互接続試験を経た上で販売を予定しています。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202110141660-O3-Y26X1YeO】
NTCは5GCの販売を皮切りに、ローカル5Gネットワークを基盤としたソリューション提案により、お客様のDX普及拡大に貢献してまいります。
さらに、NTCでは将来的に、ローカル5Gの安定した通信環境を構築するエリア設計の技術コンサルティング、電波免許申請の代行、エッジAI※7を始めとしたソリューションの提案・提供、加えてローカル5G関連装置開発企業様とのパートナーシップによる最適なローカル5G環境の構築など、ローカル5Gに関するトータルソリューションをワンストップで御提供することを目指してまいります。
※1 「3rd Generation Partnership Project」の略称であり、第3世代移動通信システム(3G)の規格策定を目的に各国・地域の標準化機関によって1998年12月に設立されました。3Gの標準化が完了した後には、LTE、LTE-Advancedなどの標準化が行われ、現在は5Gや5G Evolutionの標準化が検討されています。
※2 移動通信で6GHz未満の周波数帯の総称であり、ローカル5Gでは4.7GHz帯(4.6~4.9GHz)のことです。
※3 5Gのネットワーク構成のひとつで、NSA(Non Stand Alone)方式がアンカー(制御信号のやりとり)に4Gネットワークを必要とするのに対し、SA(Stan Alone)方式では5Gネットワークのみで構成が可能です。
※4 DKKがAirspan Networks Inc.(本社:アメリカ合衆国 フロリダ州)から供給を受けた装置で構成された無線アクセスネットワークです。
※5 「Open Radio Access Network Alliance」の略称であり、5G時代における無線アクセスネットワークのオープン化とインテリジェント化の推進を目的として活動する通信事業者および通信機器ベンダーによる団体です。
※6 O-RANで規定する5G無線基地局のRU〜DU間を接続するネットワークの仕様です。
※7 エッジコンピューティングから派生した用語であり、クラウドAIがクラウド上でAIの学習モデルを用いて画像認識などの推論処理を行うことを指すのに対し、エッジAIではそれらを端末近傍で実施することで、上位ネットワークへの負荷低減や処理速度の低遅延化が期待されます。
当社関連サイト
https://www.ntc.co.jp/column/culumn02
お問い合わせ先
株式会社NTC モバイルイノベーション事業本部 モバイルコミュニケーション事業部
e-mail: l5g.ml@ntc.co.jp
URL: https://www.ntc.co.jp/
2021年10月14日
株式会社NTC
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NTCと電気興業(DKK)、 Sub-6帯・SA方式におけるローカル5Gシステムの相互接続に成功
株式会社NTC(本社:東京都豊島区、代表取締役社長 和田 賢太郎、以下NTC)は、移動通信システム規格の国際標準化団体3GPP※1の5Gコアネットワーク仕様に準拠した5Gコアネットワーク(以下5GC)のソフトウェアを開発、このたび電気興業株式会社(本社:東京都千代田、代表取締役社長 近藤 忠登史、以下 DKK)と共同で、ローカル5Gシステム(Sub-6帯※2・SA方式※3)を構築し、相互接続性試験において動作確認を完了しました。
これにより、お客様への5GCソフトウェアの提供に目途がついたことをご報告いたします。
相互接続性試験(IOT)の概要
このたびDKKと共同で実施した本試験は、下図に示すようにNTCがソフトウェアを開発した5GCとDKKが準備したRU:無線基地局装置(ラジオユニット)、CU:セントラルユニットおよびDU:ディストリビューテッドユニットで構成された無線アクセスネットワーク※4を接続し、送信したSub-6帯のローカル5G電波を5G端末で受信・動作確認を行い、NTCは5GC〜無線アクセスネットワーク間でやり取りされる信号の解析を分担しました。両社のネットワークシステムを接続しての相互接続性試験はこれが初めてであり、想定どおりの良好な結果を得ることができました。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202110141660-O2-047ikErB】
5GCの販売について
NTCでは汎用IAサーバー上で動作し、比較的コンパクトで、お客様にお気軽に導入を検討いただけるような価格の5GCの提供をめざして開発を進めてまいりました。今回の相互接続性試験の結果を受けて、5GCソフトウェアの販売を2021年12月より開始する予定です。
今後の取り組みについて
NTCでは5GCの他にO-RAN Alliance※5のオープンフロントホール仕様※6に準拠し、ローカル5GのSub-6帯・SA方式に加え、ミリ波帯に対応したgNB(5G無線ベースバンド装置、前記のCUとDUの機能を具備)ソフトウェアの開発にも取り組んでおり、今後Sub-6帯およびミリ波帯RUとの相互接続試験を経た上で販売を予定しています。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202110141660-O3-Y26X1YeO】
NTCは5GCの販売を皮切りに、ローカル5Gネットワークを基盤としたソリューション提案により、お客様のDX普及拡大に貢献してまいります。
さらに、NTCでは将来的に、ローカル5Gの安定した通信環境を構築するエリア設計の技術コンサルティング、電波免許申請の代行、エッジAI※7を始めとしたソリューションの提案・提供、加えてローカル5G関連装置開発企業様とのパートナーシップによる最適なローカル5G環境の構築など、ローカル5Gに関するトータルソリューションをワンストップで御提供することを目指してまいります。
※1 「3rd Generation Partnership Project」の略称であり、第3世代移動通信システム(3G)の規格策定を目的に各国・地域の標準化機関によって1998年12月に設立されました。3Gの標準化が完了した後には、LTE、LTE-Advancedなどの標準化が行われ、現在は5Gや5G Evolutionの標準化が検討されています。
※2 移動通信で6GHz未満の周波数帯の総称であり、ローカル5Gでは4.7GHz帯(4.6~4.9GHz)のことです。
※3 5Gのネットワーク構成のひとつで、NSA(Non Stand Alone)方式がアンカー(制御信号のやりとり)に4Gネットワークを必要とするのに対し、SA(Stan Alone)方式では5Gネットワークのみで構成が可能です。
※4 DKKがAirspan Networks Inc.(本社:アメリカ合衆国 フロリダ州)から供給を受けた装置で構成された無線アクセスネットワークです。
※5 「Open Radio Access Network Alliance」の略称であり、5G時代における無線アクセスネットワークのオープン化とインテリジェント化の推進を目的として活動する通信事業者および通信機器ベンダーによる団体です。
※6 O-RANで規定する5G無線基地局のRU〜DU間を接続するネットワークの仕様です。
※7 エッジコンピューティングから派生した用語であり、クラウドAIがクラウド上でAIの学習モデルを用いて画像認識などの推論処理を行うことを指すのに対し、エッジAIではそれらを端末近傍で実施することで、上位ネットワークへの負荷低減や処理速度の低遅延化が期待されます。
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株式会社NTC モバイルイノベーション事業本部 モバイルコミュニケーション事業部
e-mail: l5g.ml@ntc.co.jp
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