外国ルーツの高校生に対して、コミュニケーション能力向上の多言語ワークショップをプロボノ提供
[21/12/08]
提供元:共同通信PRワイヤー
提供元:共同通信PRワイヤー
SDGs10 人や国の不平等をなくそう:インパクトジャパンの「リーダーシップ・エコシステム(R)」
2021.12.08
インパクトジャパン株式会社
組織・人材開発研修、コンサルティングを提供するインパクトジャパン株式会社(本社:東京都中央区築地、代表取締役社長:戒能 祥哲、以下 当社)は、2021年11月7日(日)に、認定NPO法人カタリバ様の実施する「外国ルーツの高校生支援プロジェクト」の支援生徒3名とスタッフ7名の計10名を対象に、Insights(R) Discoveryというアセスメントツールを使ったコミュニケーション能力向上ワークショップをプロボノにて提供しました。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202112074524-O3-D8U1Ym95】
■実施の背景
「どんな環境に生まれ育っても、未来をつくり出す力を育める社会」を目指し、10代の教育支援活動を行う認定NPO法人カタリバ様の「外国ルーツの高校生支援プロジェクト」。現在の日本では、日本語指導が必要な高校生の数は年々増加しているにもかかわらず、義務教育課程の小中学生に比べて支援が行き届きにくいという課題が存在します。このプロジェクトでは、そんな高校生が自らの国籍や生い立ちを強みとして認識し、彼らと関わる人々とともに「違い」から学び合う教育プログラムや支援を行っています。カタリバ様の活動および課題感をお伺いし、今回のプロボノ研修は、高校を卒業した後、日本社会で就職や進学予定の生徒を対象に、社会で働く上で基本となる「コミュニケーション能力」について考えを深めることを目的に実施しました。
(カタリバ様HP: https://www.katariba.or.jp/activity/project/multicultural/ )
■用いたソリューションツールについて
彼らの気づきをサポートするべく、用いたツールはInsights(R) Discoveryです。このアセスメントツールは、ユングのタイプ論をベースに、人間の認知傾向を4つのカラーエナジーとして分かりやすく表しています。また、ただアセスメント結果を返却するのみならず、参加者が自分と他者の認知特性の違いを理解し、自己を受容しながら、他者とのコミュニケーションに向き合うきっかけとなるよう、ワークショップをデザインしました。
【ツール詳細】
https://www.impactinternational.com/japan/solution-support-tools/insightsr-discovery
■当日の様子と参加後の感想
今回参加した外国籍の生徒は3名、そしてカタリバ様のスタッフが7名でした。必要箇所では、英語での通訳を適宜入れながら進めた約4時間のワークショップ。開始直後は、生徒の皆さんは緊張した面持ちでしたが徐々に積極的な発言も増え、場は盛り上がっていきました。参加後は、以下のようなコメントが寄せられました。
・こんなに丁寧に企画されたワークショップは初めて。自分のためになる経験にはどんどん参加していきたい。
・もっと自分に自信持って、自分に誇りを持って、周りに伝えていきたい。
・学校や、日常生活でも、けっこう1人でリフレクションをしている方だが、ワークショップでは、人の目があり、グループで実施したことによる発見があった。(中略)客観的に自分の盲点などが学べた。
・とても面白く、楽しかった!自己を知り、また他の人からどのように見えているのかを実感できた。それを知ることで、(コミュニケーションを)自分でより一層、改善・工夫していけると感じた。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202112074524-O1-9n3xJ0V2】
また、一緒に参加したスタッフの皆さんからも、以下のようなコメントを頂きました。
・生徒にとって大変いい機会だった。こんなに詳細なワークショップに参加したことが初めてで、結果を周りと話しながら理解すると、ここまで腹落ち感が違うのか、と思った。
・1年前には、問いかけに対して返事をすることが精いっぱいだった生徒が、今回、自分の特徴について自ら積極的に話そうとする姿に驚き、感動した。
・より多くの生徒たちに参加してもらいたい。たくさん巻き込めるように声をかけたい。多言語対応も感謝している。
後日、「帰り道でも、生徒たちの会話が止まらなかった。本当にたくさんのことを得たのだと思う。彼らにとって、学校と家以外のコミュニティとつながれたことの価値も感じている」とスタッフの方が伝えてくださり、関係者一同、彼らの背中を押す場となったことを非常にうれしく感じました。
■今後の活動の展開
カタリバ様はそのHP内でも、『「言語の壁」は氷山の一角にすぎず、「社会との繋がりの少なさ」や「能力を育成する機会の少なさ」が、外国ルーツの高校生の活躍におけるボトルネックになっている』と指摘しています。今回の研修内でも、生徒から「社会に出ることに対する不安」を表す発言もありました。彼らが高校卒業後に参画する社会において、自らの機会を生かし、周囲と関わり、周囲と相互に影響を与え合いながら、新たな可能性を切り拓いていくことができるよう、今後もリーダーシップ開発の機会を事務局と相談の上、デザインし提供していきたいと考えています。
提供機会の例)
コミュニティ・アクション・ラーニング(CAL)( https://www.impactinternational.com/japan/action-sdgs/community-action-learning )のパートナー参加、生徒向けレジリエンスワークショップの提供など
■「コミュニケーション能力向上ワークショップ」開催概要
【開催日時】
2021年11月7日(日)13時〜17時
【開催場所】
当社オフィス i-Studioにて
【対象者】
カタリバ様「外国ルーツの高校生支援プロジェクト」生徒3名、スタッフ7名
【コンテンツ】
アセスメントツールInsights(R) Discoveryを用いたコミュニケーション能力向上プログラム
https://www.impactinternational.com/japan/solution-support-tools/insightsr-discovery
■リーダーシップ・エコシステム(R)の概要
リーダーシップ・エコシステム(R)の原資は、クライアント企業が「自社の従業員」に対して「イマ」行っているリーダーシップ開発投資です。その一部を 1)若者支援団体への寄付と、2)団体から支援を受けている生徒へのリーダーシップ開発を目的としたプロボノ研修という形で提供します。当社は事業を通じて「イマ」のリーダーシップ開発が「ミライ」のリーダーシップ開発に還流していくシステムを成立させていきます。その結果として、日本の宝である若者が、一人でも多く能力を発揮できるようになり、日本社会を活性化していく。そして取り組みが社会全体に波及し、より大きな意味でのエコシステムに発展していくことを目指します。またこの活動は「SDGs4:質の高い教育をみんなに」、「SDGs10:人や国の不平等をなくそう」そして「SDGs8:働きがいも経済成長も」の実現を目指すものです。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202112074524-O2-9AzEotOX】
■インパクトジャパン株式会社について
1980年イギリス発祥。Google、SONY、J&Jなど約400社のグローバル企業に加え、多種多様な国内企業に対して、リーダーシップ開発やチーム開発の研修事業・組織のチェンジマネジメントのコンサルティング事業を提供。知識的理解に留まらない、「感覚的理解」を促進する独自の体験学習メソッドが特長。「働く価値のある組織の構築を支援する」ことをミッションとして掲げている。2020年度から、クライアント先への企業研修提供が、未来の若者のリーダーシップ開発へ自動的に還流される取り組み『リーダーシップ・エコシステム』を始動している。詳細は会社ウェブページより
https://www.impactinternational.com/japan/action-sdgs/leadership-eco-system
2021.12.08
インパクトジャパン株式会社
組織・人材開発研修、コンサルティングを提供するインパクトジャパン株式会社(本社:東京都中央区築地、代表取締役社長:戒能 祥哲、以下 当社)は、2021年11月7日(日)に、認定NPO法人カタリバ様の実施する「外国ルーツの高校生支援プロジェクト」の支援生徒3名とスタッフ7名の計10名を対象に、Insights(R) Discoveryというアセスメントツールを使ったコミュニケーション能力向上ワークショップをプロボノにて提供しました。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202112074524-O3-D8U1Ym95】
■実施の背景
「どんな環境に生まれ育っても、未来をつくり出す力を育める社会」を目指し、10代の教育支援活動を行う認定NPO法人カタリバ様の「外国ルーツの高校生支援プロジェクト」。現在の日本では、日本語指導が必要な高校生の数は年々増加しているにもかかわらず、義務教育課程の小中学生に比べて支援が行き届きにくいという課題が存在します。このプロジェクトでは、そんな高校生が自らの国籍や生い立ちを強みとして認識し、彼らと関わる人々とともに「違い」から学び合う教育プログラムや支援を行っています。カタリバ様の活動および課題感をお伺いし、今回のプロボノ研修は、高校を卒業した後、日本社会で就職や進学予定の生徒を対象に、社会で働く上で基本となる「コミュニケーション能力」について考えを深めることを目的に実施しました。
(カタリバ様HP: https://www.katariba.or.jp/activity/project/multicultural/ )
■用いたソリューションツールについて
彼らの気づきをサポートするべく、用いたツールはInsights(R) Discoveryです。このアセスメントツールは、ユングのタイプ論をベースに、人間の認知傾向を4つのカラーエナジーとして分かりやすく表しています。また、ただアセスメント結果を返却するのみならず、参加者が自分と他者の認知特性の違いを理解し、自己を受容しながら、他者とのコミュニケーションに向き合うきっかけとなるよう、ワークショップをデザインしました。
【ツール詳細】
https://www.impactinternational.com/japan/solution-support-tools/insightsr-discovery
■当日の様子と参加後の感想
今回参加した外国籍の生徒は3名、そしてカタリバ様のスタッフが7名でした。必要箇所では、英語での通訳を適宜入れながら進めた約4時間のワークショップ。開始直後は、生徒の皆さんは緊張した面持ちでしたが徐々に積極的な発言も増え、場は盛り上がっていきました。参加後は、以下のようなコメントが寄せられました。
・こんなに丁寧に企画されたワークショップは初めて。自分のためになる経験にはどんどん参加していきたい。
・もっと自分に自信持って、自分に誇りを持って、周りに伝えていきたい。
・学校や、日常生活でも、けっこう1人でリフレクションをしている方だが、ワークショップでは、人の目があり、グループで実施したことによる発見があった。(中略)客観的に自分の盲点などが学べた。
・とても面白く、楽しかった!自己を知り、また他の人からどのように見えているのかを実感できた。それを知ることで、(コミュニケーションを)自分でより一層、改善・工夫していけると感じた。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202112074524-O1-9n3xJ0V2】
また、一緒に参加したスタッフの皆さんからも、以下のようなコメントを頂きました。
・生徒にとって大変いい機会だった。こんなに詳細なワークショップに参加したことが初めてで、結果を周りと話しながら理解すると、ここまで腹落ち感が違うのか、と思った。
・1年前には、問いかけに対して返事をすることが精いっぱいだった生徒が、今回、自分の特徴について自ら積極的に話そうとする姿に驚き、感動した。
・より多くの生徒たちに参加してもらいたい。たくさん巻き込めるように声をかけたい。多言語対応も感謝している。
後日、「帰り道でも、生徒たちの会話が止まらなかった。本当にたくさんのことを得たのだと思う。彼らにとって、学校と家以外のコミュニティとつながれたことの価値も感じている」とスタッフの方が伝えてくださり、関係者一同、彼らの背中を押す場となったことを非常にうれしく感じました。
■今後の活動の展開
カタリバ様はそのHP内でも、『「言語の壁」は氷山の一角にすぎず、「社会との繋がりの少なさ」や「能力を育成する機会の少なさ」が、外国ルーツの高校生の活躍におけるボトルネックになっている』と指摘しています。今回の研修内でも、生徒から「社会に出ることに対する不安」を表す発言もありました。彼らが高校卒業後に参画する社会において、自らの機会を生かし、周囲と関わり、周囲と相互に影響を与え合いながら、新たな可能性を切り拓いていくことができるよう、今後もリーダーシップ開発の機会を事務局と相談の上、デザインし提供していきたいと考えています。
提供機会の例)
コミュニティ・アクション・ラーニング(CAL)( https://www.impactinternational.com/japan/action-sdgs/community-action-learning )のパートナー参加、生徒向けレジリエンスワークショップの提供など
■「コミュニケーション能力向上ワークショップ」開催概要
【開催日時】
2021年11月7日(日)13時〜17時
【開催場所】
当社オフィス i-Studioにて
【対象者】
カタリバ様「外国ルーツの高校生支援プロジェクト」生徒3名、スタッフ7名
【コンテンツ】
アセスメントツールInsights(R) Discoveryを用いたコミュニケーション能力向上プログラム
https://www.impactinternational.com/japan/solution-support-tools/insightsr-discovery
■リーダーシップ・エコシステム(R)の概要
リーダーシップ・エコシステム(R)の原資は、クライアント企業が「自社の従業員」に対して「イマ」行っているリーダーシップ開発投資です。その一部を 1)若者支援団体への寄付と、2)団体から支援を受けている生徒へのリーダーシップ開発を目的としたプロボノ研修という形で提供します。当社は事業を通じて「イマ」のリーダーシップ開発が「ミライ」のリーダーシップ開発に還流していくシステムを成立させていきます。その結果として、日本の宝である若者が、一人でも多く能力を発揮できるようになり、日本社会を活性化していく。そして取り組みが社会全体に波及し、より大きな意味でのエコシステムに発展していくことを目指します。またこの活動は「SDGs4:質の高い教育をみんなに」、「SDGs10:人や国の不平等をなくそう」そして「SDGs8:働きがいも経済成長も」の実現を目指すものです。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202112074524-O2-9AzEotOX】
■インパクトジャパン株式会社について
1980年イギリス発祥。Google、SONY、J&Jなど約400社のグローバル企業に加え、多種多様な国内企業に対して、リーダーシップ開発やチーム開発の研修事業・組織のチェンジマネジメントのコンサルティング事業を提供。知識的理解に留まらない、「感覚的理解」を促進する独自の体験学習メソッドが特長。「働く価値のある組織の構築を支援する」ことをミッションとして掲げている。2020年度から、クライアント先への企業研修提供が、未来の若者のリーダーシップ開発へ自動的に還流される取り組み『リーダーシップ・エコシステム』を始動している。詳細は会社ウェブページより
https://www.impactinternational.com/japan/action-sdgs/leadership-eco-system