令和3年度 バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進功労者表彰 「内閣府特命担当大臣表彰優良賞」を受賞
[21/12/24]
提供元:共同通信PRワイヤー
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オムロン 音声付電子体温計 MC-174V けんおんくん
オムロン ヘルスケア株式会社(本社:京都府向日市、代表取締役社長:荻野 勲、以下当社)の「オムロン 音声付電子体温計MC-174V けんおんくん」(以下、MC-174V)が令和3年度バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進功労者表彰「内閣府特命担当大臣表彰優良賞」(以下、本表彰)を受賞しました。
今回受賞したMC-174Vは、測定手順と測定結果を音声とブザーでお知らせする音声ガイド付き電子体温計です。電源を入れると開始から検温終了までを音声がガイドするので、目の不自由な方でも簡単に測定できます。また、本体中央の音声スイッチを押すことで、いつでも検温の状態や結果を音声で聞くことができます。音声スイッチには、表面に点字で「きく」と記載しているので、指先の感覚で何のボタンか確認できます。また、本体横にある電源スイッチは、スライドスイッチを採用し、測定中に誤って電源をオフにしてしまうなどの操作ミスを防止します。
当社では、1993年に音声付き体温計の第1号機を発売し、MC-174Vはその後継機種として2010年に発売しました。今回の受賞では、MC-174Vのバリアフリーデザインと長年にわたり音声付き体温計を提供してきた実績が評価されました。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202112235476-O1-eZsUs6rC】
MC-174Vは、京都ライトハウスと日本盲人会連合(現:日本視覚障害団体連合)の協力により開発した商品です。商品の開発・デザインには「体温を測る」という行為を、使用者目線で開発する、インクルーシブデザインの手法を用いました。
インクルーシブデザインとは、実際に使用する方々との対話を通じ、アイデアを出しながら開発する手法で、MC-174Vは視覚障がい者の方々のニーズや要望にもとづき開発した商品です。例えば、スイッチの大きさやレイアウトなどを工夫しても、触感が貴重な情報源になる視覚障がい者の方々にとっては、似ているスイッチが複数あると直感的に操作がしづらくなるなど、多くの課題を発見することができました。このような課題を一つひとつ解決することで、使用者の立場にたった使いやすい商品を実現しました。
また、MC-174Vは、「オムロン京都太陽」で生産しています。オムロン京都太陽は、障がい者の雇用就労の機会をつくり、障がい者自らが働くことにより生きがいを見出せる環境づくりに向けて、オムロン株式会社と社会福祉法人太陽の家(大分県別府市)の共同出資会社として1985年に設立されました。MC-174Vはオムロン京都太陽の「障がい者の手で障がい者のための商品をつくりたい」という想いから、生産プロセスの初期段階から、障がい者が開発に参画し生まれた商品でもあります。
当社はこれからもお客様の多様なニーズに応えて、企業ミッションである「地球上の一人ひとりの健康ですこやかな生活への貢献」を実現する商品・サービスを提供していきます。
■バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進功労者表彰について
バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進功労者表彰は、平成13年「バリアフリーに関する関係閣僚会議」において創設され平成14年から実施されています。高齢者や障がい者、妊婦や子どもがいる人を含むすべての人が安全で快適な社会生活を送ることができるようにバリアフリー・ユニバーサルデザインの推進に極めて顕著な功績又は功労のあった施設の設備、製品開発、推進・普及のための活動をおこなった個人・団体に授与されます。
■社会福祉法人日本視覚障害者団体連合 会長竹下義樹様 コメント
測定した体温を音声で読み上げる音声付き体温計は、視覚障がい者の健康管理にとって最も安心できる商品です。特に、新型コロナウイルス感染症の予防のため、自身の体温管理が必要となった近年では、同商品は視覚障がい者にとってなくてはならない存在となりました。貴社が本表彰を受賞されたことは、視覚障がい者にとっても大変喜ばしいことです。おめでとうございます。
*本表彰は、社会福祉法人日本視覚障害者団体連合より推薦いただきました。
■京都ライトハウス
1951年に盲人協会(現・視覚障害者協会)や盲学校が中心となって「盲学生のための点字図書館をつくろう」と「愛の鉛筆運動」が始まりました。それから10年がかりで資金を集め、1961年に京都ライトハウスは創立されました。視覚などに障がいのある全ての人が、個人として尊重され、その人らしい自立した生活を営むことが出来るよう積極的に取り組んでいる総合福祉施設です。
https://www.kyoto-lighthouse.or.jp/
■受賞商品 オムロン 音声付電子体温計 MC-174V けんおんくん
MC-174Vは、従来の体温計の形状を活かしながら3つのスイッチの位置や形状を変更することで手の感覚でわかりやすく操作できるデザインを採用しています。電源スイッチ、検温の手順や結果をお知らせする音声スイッチ、音声を3段階で切り替え可能な音量スイッチの3つのスイッチの形状を変えています。また、液晶部分には弱視の方への視認性を上げるため、表示部の背景色を薄くし測定結果を濃い色で表示する工夫をしています。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202112235476-O2-cl8VvktK】
<基本情報>
【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M000242/202112235476/_prw_PT1fl_33lp6qmO.png】
オムロン ヘルスケア株式会社(本社:京都府向日市、代表取締役社長:荻野 勲、以下当社)の「オムロン 音声付電子体温計MC-174V けんおんくん」(以下、MC-174V)が令和3年度バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進功労者表彰「内閣府特命担当大臣表彰優良賞」(以下、本表彰)を受賞しました。
今回受賞したMC-174Vは、測定手順と測定結果を音声とブザーでお知らせする音声ガイド付き電子体温計です。電源を入れると開始から検温終了までを音声がガイドするので、目の不自由な方でも簡単に測定できます。また、本体中央の音声スイッチを押すことで、いつでも検温の状態や結果を音声で聞くことができます。音声スイッチには、表面に点字で「きく」と記載しているので、指先の感覚で何のボタンか確認できます。また、本体横にある電源スイッチは、スライドスイッチを採用し、測定中に誤って電源をオフにしてしまうなどの操作ミスを防止します。
当社では、1993年に音声付き体温計の第1号機を発売し、MC-174Vはその後継機種として2010年に発売しました。今回の受賞では、MC-174Vのバリアフリーデザインと長年にわたり音声付き体温計を提供してきた実績が評価されました。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202112235476-O1-eZsUs6rC】
MC-174Vは、京都ライトハウスと日本盲人会連合(現:日本視覚障害団体連合)の協力により開発した商品です。商品の開発・デザインには「体温を測る」という行為を、使用者目線で開発する、インクルーシブデザインの手法を用いました。
インクルーシブデザインとは、実際に使用する方々との対話を通じ、アイデアを出しながら開発する手法で、MC-174Vは視覚障がい者の方々のニーズや要望にもとづき開発した商品です。例えば、スイッチの大きさやレイアウトなどを工夫しても、触感が貴重な情報源になる視覚障がい者の方々にとっては、似ているスイッチが複数あると直感的に操作がしづらくなるなど、多くの課題を発見することができました。このような課題を一つひとつ解決することで、使用者の立場にたった使いやすい商品を実現しました。
また、MC-174Vは、「オムロン京都太陽」で生産しています。オムロン京都太陽は、障がい者の雇用就労の機会をつくり、障がい者自らが働くことにより生きがいを見出せる環境づくりに向けて、オムロン株式会社と社会福祉法人太陽の家(大分県別府市)の共同出資会社として1985年に設立されました。MC-174Vはオムロン京都太陽の「障がい者の手で障がい者のための商品をつくりたい」という想いから、生産プロセスの初期段階から、障がい者が開発に参画し生まれた商品でもあります。
当社はこれからもお客様の多様なニーズに応えて、企業ミッションである「地球上の一人ひとりの健康ですこやかな生活への貢献」を実現する商品・サービスを提供していきます。
■バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進功労者表彰について
バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進功労者表彰は、平成13年「バリアフリーに関する関係閣僚会議」において創設され平成14年から実施されています。高齢者や障がい者、妊婦や子どもがいる人を含むすべての人が安全で快適な社会生活を送ることができるようにバリアフリー・ユニバーサルデザインの推進に極めて顕著な功績又は功労のあった施設の設備、製品開発、推進・普及のための活動をおこなった個人・団体に授与されます。
■社会福祉法人日本視覚障害者団体連合 会長竹下義樹様 コメント
測定した体温を音声で読み上げる音声付き体温計は、視覚障がい者の健康管理にとって最も安心できる商品です。特に、新型コロナウイルス感染症の予防のため、自身の体温管理が必要となった近年では、同商品は視覚障がい者にとってなくてはならない存在となりました。貴社が本表彰を受賞されたことは、視覚障がい者にとっても大変喜ばしいことです。おめでとうございます。
*本表彰は、社会福祉法人日本視覚障害者団体連合より推薦いただきました。
■京都ライトハウス
1951年に盲人協会(現・視覚障害者協会)や盲学校が中心となって「盲学生のための点字図書館をつくろう」と「愛の鉛筆運動」が始まりました。それから10年がかりで資金を集め、1961年に京都ライトハウスは創立されました。視覚などに障がいのある全ての人が、個人として尊重され、その人らしい自立した生活を営むことが出来るよう積極的に取り組んでいる総合福祉施設です。
https://www.kyoto-lighthouse.or.jp/
■受賞商品 オムロン 音声付電子体温計 MC-174V けんおんくん
MC-174Vは、従来の体温計の形状を活かしながら3つのスイッチの位置や形状を変更することで手の感覚でわかりやすく操作できるデザインを採用しています。電源スイッチ、検温の手順や結果をお知らせする音声スイッチ、音声を3段階で切り替え可能な音量スイッチの3つのスイッチの形状を変えています。また、液晶部分には弱視の方への視認性を上げるため、表示部の背景色を薄くし測定結果を濃い色で表示する工夫をしています。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202112235476-O2-cl8VvktK】
<基本情報>
【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M000242/202112235476/_prw_PT1fl_33lp6qmO.png】