東北初!ドコモ回線を活用した除雪車遠隔操作等の実証実験に成功
[22/03/01]
提供元:共同通信PRワイヤー
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〜将来の除雪車遠隔操作の実装に向けて〜
株式会社NTTドコモ東北支社(以下、ドコモ)は、2022年2月25日(金)に福島県昭和村(以下、昭和村)と村内の公道(※1)でのドコモ回線を活用した「除雪車の遠隔操作」の実証実験に成功しました。
昭和村は、冬季間の平均降雪量が10m(過去10か年平均)を超える特別豪雪地帯に指定されています。生活道路を含む道路の除雪作業は、住民の暮らしを守るために欠かすことのできない作業であるものの、担い手の高齢化やなり手不足により除雪業務の継続が重要な課題となっています。
このような課題を踏まえ、本実証実験では遠隔操作を可能にした車両を用いて、遠隔操作による除雪作業の有用性及び安全性の検証を行いました。
実証実験では、昭和村が所有する除雪車(ホイールローダー)に制御装置、ネットワーク機器やカメラ等を装着し、約400mの公道を遠隔操作により除雪作業を行うことに成功しました。
また、遠隔操作により除雪車のエンジンスタートを行うことで、予め暖機運転が可能となり、除雪車の中で30分程度待機する時間の削減と作業者の負担軽減という課題の解決にもつなげることができました。
既存の車両に制御装置やカメラ等を装着する方式を用いることで、遠隔操作による除雪作業が可能になることから、昭和村と同様の課題に直面する地域への展開が可能と考えています。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202203017980-O2-Aa9994WB】
実証実験に使用した車両(ホイールローダー(昭和62年式 コマツWA200))
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202203017980-O3-iGF2OvLu】
除雪車に取り付けられた遠隔で確認するためのカメラ
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202203017980-O4-jZ0Z7V04】
遠隔操作を実施するコックピット
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202203017980-O5-uv22x37P】
遠隔操作による除雪作業模様
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202203017980-O6-ork808wu】
コックピットでの遠隔操作模様
今回の実証実験の結果をふまえ、昭和村 舟木幸一村長は「安心・安全を確保するうえでも除雪は非常に大事な課題。最先端技術をどんどん導入しながら、新しい村づくり『先端的過疎の村』を目指していきたい。」と話しました。また、NTTドコモ東北支社 田中和裕法人営業部長は「日本全国極端な話、東京からでも操作できる。最先端の通信技術やICTの技術を活用して地域の課題のお役に立てればと考えている。」と話しました。
今後もドコモは、本実証実験の成果を踏まえ、除雪車両の遠隔操作の実装に向けた技術確立と5G(第5世代移動通信システム)の活用による「高速大容量」「高信頼低遅延」「多数同時接続」という特徴を生かし、遠隔操作の低遅延や車両からの高精細な映像確認のほか、作業における危険検知機能、障害物の事前システム反映など、安全性や正確性、操作性向上のための先端技術の発展に引き続き取り組んでまいります。
※1 安全確保のため、封鎖をした公道。
実証実験の概要
1.実施内容
本実証実験では、昭和村が所有する、ホイールローダー(昭和62年式 コマツWA200)に制御装置やカメラ等を装着し、遠隔操作を可能にした車両を用いて、遠隔操作による除雪作業の有用性及び安全性の検証を行いました。
2.実施日、場所
実 施 日:2022年2月25日(金)
実施場所:昭和村の公道(福島県大沼郡昭和村野尻松木淵213)
※安全確保のため、封鎖をした公道。
3.実証実験内容
<実証実験の流れ>
(1)積雪センサーにて一定量の積雪検知・オペレーター(作業者)へ通知
(2)遠隔でのロボット操作によるエンジン始動
(3)暖機運転(約30分)中に遠隔操作ルームへ移動
コックピットから遠隔操作実施
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202203017980-O7-SPYZCUVN】
4.各社の役割
【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M106828/202203017980/_prw_PT1fl_pU56Roz6.png】
株式会社NTTドコモ東北支社(以下、ドコモ)は、2022年2月25日(金)に福島県昭和村(以下、昭和村)と村内の公道(※1)でのドコモ回線を活用した「除雪車の遠隔操作」の実証実験に成功しました。
昭和村は、冬季間の平均降雪量が10m(過去10か年平均)を超える特別豪雪地帯に指定されています。生活道路を含む道路の除雪作業は、住民の暮らしを守るために欠かすことのできない作業であるものの、担い手の高齢化やなり手不足により除雪業務の継続が重要な課題となっています。
このような課題を踏まえ、本実証実験では遠隔操作を可能にした車両を用いて、遠隔操作による除雪作業の有用性及び安全性の検証を行いました。
実証実験では、昭和村が所有する除雪車(ホイールローダー)に制御装置、ネットワーク機器やカメラ等を装着し、約400mの公道を遠隔操作により除雪作業を行うことに成功しました。
また、遠隔操作により除雪車のエンジンスタートを行うことで、予め暖機運転が可能となり、除雪車の中で30分程度待機する時間の削減と作業者の負担軽減という課題の解決にもつなげることができました。
既存の車両に制御装置やカメラ等を装着する方式を用いることで、遠隔操作による除雪作業が可能になることから、昭和村と同様の課題に直面する地域への展開が可能と考えています。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202203017980-O2-Aa9994WB】
実証実験に使用した車両(ホイールローダー(昭和62年式 コマツWA200))
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202203017980-O3-iGF2OvLu】
除雪車に取り付けられた遠隔で確認するためのカメラ
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202203017980-O4-jZ0Z7V04】
遠隔操作を実施するコックピット
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202203017980-O5-uv22x37P】
遠隔操作による除雪作業模様
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202203017980-O6-ork808wu】
コックピットでの遠隔操作模様
今回の実証実験の結果をふまえ、昭和村 舟木幸一村長は「安心・安全を確保するうえでも除雪は非常に大事な課題。最先端技術をどんどん導入しながら、新しい村づくり『先端的過疎の村』を目指していきたい。」と話しました。また、NTTドコモ東北支社 田中和裕法人営業部長は「日本全国極端な話、東京からでも操作できる。最先端の通信技術やICTの技術を活用して地域の課題のお役に立てればと考えている。」と話しました。
今後もドコモは、本実証実験の成果を踏まえ、除雪車両の遠隔操作の実装に向けた技術確立と5G(第5世代移動通信システム)の活用による「高速大容量」「高信頼低遅延」「多数同時接続」という特徴を生かし、遠隔操作の低遅延や車両からの高精細な映像確認のほか、作業における危険検知機能、障害物の事前システム反映など、安全性や正確性、操作性向上のための先端技術の発展に引き続き取り組んでまいります。
※1 安全確保のため、封鎖をした公道。
実証実験の概要
1.実施内容
本実証実験では、昭和村が所有する、ホイールローダー(昭和62年式 コマツWA200)に制御装置やカメラ等を装着し、遠隔操作を可能にした車両を用いて、遠隔操作による除雪作業の有用性及び安全性の検証を行いました。
2.実施日、場所
実 施 日:2022年2月25日(金)
実施場所:昭和村の公道(福島県大沼郡昭和村野尻松木淵213)
※安全確保のため、封鎖をした公道。
3.実証実験内容
<実証実験の流れ>
(1)積雪センサーにて一定量の積雪検知・オペレーター(作業者)へ通知
(2)遠隔でのロボット操作によるエンジン始動
(3)暖機運転(約30分)中に遠隔操作ルームへ移動
コックピットから遠隔操作実施
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202203017980-O7-SPYZCUVN】
4.各社の役割
【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M106828/202203017980/_prw_PT1fl_pU56Roz6.png】