【高齢者の歯科治療に関する実態調査】53.3%が歯科治療に納得していない・後悔していると回答
[22/03/09]
提供元:共同通信PRワイヤー
提供元:共同通信PRワイヤー
歯科治療での後悔の原因は歯科医師の説明不足?しかし、治療を受ける側の歯科治療に対する意識の問題も!?
医療法人社団 聖礼会「アス横浜歯科クリニック」(所在地:神奈川県横浜市、院長:丹谷 聖一)は、60歳〜75歳の歯(口腔内)に悩みがある男女を対象に、「高齢者への歯科治療」に関する実態調査を実施しました。
口腔の健康状態は全身的な健康状態と密接な関わりがあり、歯科治療や口腔ケアは、全身の健康維持にとって必要不可欠なものと言えます。
特に高齢者の場合、虫歯や歯周病などにより歯の欠損(本来の本数よりも少ないこと)が進むことで、食べ物を噛んだり(咀嚼機能)、飲み込んだり(嚥下機能)する機能が低下し、さまざまな病気や要介護となるリスクが高まります。クオリティ・オブ・ライフ(QOL)を向上させ、健康寿命を延ばすためにも、歯科治療をはじめとした口腔ケアは大変重要です。
しかし、歯科治療を受けても必ずしも高齢者ご自身が納得のいく診療・治療を受けられているとは言えないのではないでしょうか。
そこで、「アス横浜歯科クリニック」では、高齢の患者様目線の歯科治療に対する悩みや希望を明らかにすべく「高齢者への歯科治療」に関する実態調査を実施しました。
調査概要:「高齢者への歯科治療」に関する実態調査
【調査期間】2022年2月14日(月)〜2022年2月15日(火)
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】1,021人
【調査対象】60歳〜75歳の歯(口腔内)に悩みがある男女
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ
【欠損?歯周病?】高齢者の口腔内の悩みと今後の不安
高齢者の方々は、現在どのような悩みを抱えているのでしょうか。
まずは口腔状況から聞いてみましょう。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202203078277-O1-h7U89muc】
現在、歯(口腔内)にどのような悩みがありますか?(複数回答可)」と質問したところ、『歯周病(52.2%)』と回答した方が最も多く、次いで『歯石(35.4%)』『欠損(本来の歯の本数よりも少ない)(32.4%)』『う蝕(虫歯)(25.1%)』『口臭(23.6%)』『入れ歯・さし歯などが合わない(18.6%)』と続きました。
高齢者の歯(口腔内)の悩みが明らかになりました。
では、これらの悩みに対して将来どのような不安を抱えているのでしょうか。
詳しくお聞きしました。
■今後どんなことで心配や不安を感じている?
・高齢になった時に歯を健康なまま残せるかどうか心配(60代前半/女性/会社員/神奈川県)
・できるだけ自分の歯を残したくて毎月検診で歯周病予防や歯石取りをしてもらっていますが、最近は歯が浮くような感じで少しグラグラする気がして不安です(60代後半/女性/パート・アルバイト/石川県)
・下の歯が1本だけしか残っていません。これが無くなると上下とも総入れ歯になることに不安を感じます(70代前半/男性/パート・アルバイト/東京都)
・歯周病があると脳や心臓の病気になりやすいと聞いたのでとても不安です。いつも歯茎から膿が出ているようで気持ち悪いです(70代前半/女性/パート・アルバイト/長野県)
などの回答が寄せられました。
今後も歯を失うことになるのではないか、といった不安が多いようです。
【歯科治療は受けていても…】後悔していること、納得のいかないこととは?
現在またはこれまでに歯科医院を受診して治療を受けたという方も大勢いらっしゃるでしょう。
治療を受けて悩みが改善した方も多いはずですが、実際はどうだったのでしょうか。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202203078277-O2-79PA2eZN】
「これまで歯科医院で受けた治療について、後悔していることや納得のいかなかったことはありますか?」と質問したところ、『後悔していること・納得のいかなかったことどちらもある(18.1%)』『後悔していることがある(14.9%)』『納得のいかなかったことがある(20.3%)』『いずれもない(46.7%)』という結果となりました。
歯科医院で治療を受けた高齢者の半数以上(合計で53.3%)が、納得のいかないことがある・後悔していることが分かりました。
では、どのようにすれば良かったと思っているのでしょうか。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202203078277-O3-WSos6DO2】
前の質問で『後悔していること・納得のいかなかったことどちらもある』『後悔していることがある』『納得のいかなかったことがある』と回答した方に、「後悔していること・納得のいかなかったことについて、どのようにすれば良かったと今は思いますか?(複数回答可)」と質問したところ、『その治療がベストな選択肢かを明確にした上で治療を行う(42.3%)』と回答した方が最も多く、次いで『将来を見据えて早期治療を行う(36.0%)』『必要な治療・不必要な治療を明確にした上で治療を行う(30.3%)』『治療目的を明確にした(納得した)上で治療を行う(25.0%)』『どういう治療をして欲しいかしっかりと伝えた上で治療を行う(21.3%)』『自由診療でより高度な治療を行う(5.7%)』と続きました。
納得していないこと・後悔していることについて、さらに具体的な理由をお聞きしました。
■「もっと、こうすれば良かった!」歯科治療で後悔していることとは?
・何も言えず先生に任せていたら8本も抜かれた。抜歯しなくても他に治療法があったような気がしてならない(60代前半/男性/自営業/北海道)
・歯周病で抜歯をしたが歯を残せる治療ができればと思った(60代後半/男性/公務員/愛知県)
・治療に疑問があったが何も言えなかったことがあった。もっと遠慮なく言っておけば良かった(60代後半/男性/会社員/静岡県)
・30歳くらいの時、虫歯で治療に行った際に歯科医から歯周病の指摘があり、治療するから通院しなさいと言われて何度か足を運んだが、どのように良くなっているのか分からないし面倒になり治療を止めてしまった。続けていれば、今頃は歯のことで悩むことにならなかったのでは(70代前半/男性/無職/和歌山県)
などの回答が寄せられました。
しかし、その多くは医師との話合いが足りていなかったことに原因があるのかもしれません。
【インフォームドコンセントは大変重要】しかし説明が不十分な歯科医院は多い
インフォームドコンセントとは「医師からしっかりと治療の説明を受けて理解して、治療を受けることに合意すること」です。
ここまでの調査から、治療説明が不十分な歯科医院が多いのかもしれません。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202203078277-O4-Js90q6Mz】
そこで、「歯科治療の際、歯科医師から将来のリスクについての説明はありましたか?」と質問したところ、8割近くの方が『毎回ではないが、治療内容によっては説明があった(56.6%)』『まったく説明はなかった(22.9%)』と毎回必ず説明を受けていなかったと回答しました。
では、治療プランについてはどのような提案があったのでしょうか。
将来を見据えた治療の提案があれば、説明がどうであれ、また違った治療結果になっていたかもしれません。
続いて、「歯科治療の際、歯科医師から将来を見据えた治療プランを提示されましたか?」と質問したところ、かろうじて『何回かは提示されたことがある(50.0%)』が半数ほどで、『まったく提示されなかった(34.7%)』と回答した方が3割以上という結果になりました。
患者は歯科医師に対して、どのような説明や提案をして欲しいと思っているのか具体的にお聞きしました。
■「もっと、こうして欲しい!」治療に際して患者が歯科医師に求めることとは?
・なぜ歯を削るのか、なぜ歯を抜くのか、しっかりと説明して欲しい(60代前半/男性/会社員/埼玉県)
・この治療をしなかったら今後どのような危険リスクがあるのか、これ以外の治療方法はあるかどうかを説明してほしい(60代前半/男性/自営業/千葉県)
・何のために、どのような治療をするのかを、治療を始める前に毎回説明して欲しい(60代前半/男性/無職/東京都)
・いくらくらいの範囲(金銭面)で治療をやれるかを確認して欲しいです(60代前半/女性/専業主婦/神奈川県)
・治療する前に今日は何をどこまで治療するか、治療後は次回どのような治療するのかを説明して欲しい(60代後半/男性/自営業/千葉県)
・今現在だけでなく将来的なリスクも教えて欲しい。そして将来的にどのような治療が自分にベストなのか選ばせて欲しい(70代前半/男性/会社員/東京都)
などの回答が寄せられました。
同じ歯を削ったり抜いたりするにしても、しっかりとした説明(根拠)があるのとないのとでは話は全く異なるでしょう。
例えば、矯正治療では歯を並べるスペースの確保やかみ合わせに問題がある場合、歯を抜いたり削ったりしますが、その方が歯を長持ちさせることができます。
最低でもこれから行う治療については事前にしっかりとした説明が欲しいところですが、将来を見据えた治療もしっかりと行って欲しいようです。
歯科治療は健康寿命を延ばしていくための“手段”であると認識している方は非常に少ない
ここまでの調査で、治療を請け負う歯科医師が、患者が本当に希望している治療を明確にしないまま治療を行った結果、高齢になって歯の悩みが増える可能性があることが分かりました。
では、歯科治療を受ける側の問題は無かったのでしょうか。
「歯(口腔内)の健康」や「歯科治療そのもの」に対して、どのように考えている方が多いのでしょうか。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202203078277-O5-6Y8NQIPc】
「口腔内の健康状態が全身の健康状態と関連することをご存じですか?」と質問したところ、半数以上の方が『知らない(今知った)(52.5%)』と回答しました。
口腔の疾患はさまざまな全身疾患と関連することが報告されています。
例えば、歯周病は糖尿病・心疾患・慢性腎臓病・呼吸器疾患・骨粗鬆症など、さまざまな疾患と関わりがあります。
また、多くの歯を失っている方の場合、咀嚼機能や嚥下機能が低下することで十分な栄養が摂れない「低栄養リスク」が高まる恐れがあります。
このように口腔内の健康状態と全身の健康状態は密接な関係があるということを、半数以上の方がご存じなかったようです。
では、歯科治療に対してはどのような認識をお持ちなのでしょうか。
続いて、「歯科治療はそのための“手段”であって“目的”ではないという認識はありましたか?」と質問したところ、こちらも半数以上の方が『いいえ(54.7%)』と回答しました。
歯科治療は「虫歯や歯周病を治すことが目的」なのではありません。
「咀嚼機能や嚥下機能を取り戻すための手段として、虫歯や歯周病を治す」ことにあります。
そんな歯科治療を行う歯科医師に求められていることとは、患者の食生活や要望に寄り添い、将来的な治療プランを提案し、きめ細かい歯科治療を行うことにあるのではないでしょうか。
せっかく歯科治療を受けたのにも関わらず、将来、歯(口腔内)で悩む高齢者が後を絶たないのは、歯科医院と患者の双方に問題があるからなのかもしれません。
【まとめ】QOLの向上や健康寿命を延伸していくためにも、最愛の家族に接するように歯科治療と予防の重要性を自ら理解し行動することを教え導いてくれる歯科医院、歯科医師に出会うことが大切
今回の調査で、歯(口腔内)に悩みを抱える高齢者の多くが、これまでの歯科治療で後悔していること・納得のいかなかったことがあるという実態が浮き彫りとなりました。
もっと歯科医師と話し合っておけば良かったと後悔している方も多くみられましたが、それは「歯科医師が」患者が本当になりたい姿を明瞭化するプロセスを怠った可能性があり、もしかしたら、そこに重点を置いた関わりが通常なかなか行われないことが当たり前とされているのかもしれません。
簡単に言えば、患者に寄り添った歯科治療を行えなかったことが大きな原因となっているのではないでしょうか。
歯科治療は全身の健康にも影響する大切な治療です。
それは、なりたい姿=「クオリティ・オブ・ライフ(QOL)」の向上や健康寿命の延伸のための“手段”なのですが、「虫歯ができたから治す」「かぶせ物が取れたから詰める」といった対症療法だと考えている患者が多いことも、高齢になって歯の悩みが増える原因の一つなのかもしれません。
「人生100年時代」と呼ばれる将来に向けて、歯科治療を通じてQOLの向上と健康寿命を延伸していくためにも、歯科治療の受け方はもちろん、患者自ら歯科治療に対する考え方の改善を図れるような関わりをしてくれる歯科医院、歯科医師を見つけることもカギとなるポイントとなるに違いありません。
「最愛の人」に受けてほしい治療をすべての方へ「医療法人社団 聖礼会」
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202203078277-O6-qJZ5xp7i】
今回の調査を実施した医療法人社団 聖礼会は、
・『アス横浜歯科クリニック』(https://www.us-shika.com/)
・『アス港北歯科クリニック』(https://www.us-kouhoku.com/)
・『二子玉川駅前 ニコ歯科・矯正歯科』(https://www.futako-tamagawa-dc.com/)
・『豊洲駅前 海のみえる歯科・矯正歯科』(https://www.toyosu-umi-dental.com/)(2022年4月オープン)
を運営しております。
医療法人社団 聖礼会では、患者さんの治療目的を基に、先を見据えた(クオリティ・オブ・ライフの向上、健康寿命の延伸)治療を、患者さんとともに考え提案いたします。
【理事長の紹介】
医療法人社団 聖礼会 理事長 丹谷 聖一
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202203078277-O7-hM5G2XT5】
1999年日本大学松戸歯学部卒業 全顎的治療が専門。全国の患者を診療する新宿のアルプス歯科医院などで研鑽を積み2009年に開業。先端技術の研究に熱心で、日本口腔インプラント学会専修医・専門医でもある。横浜に2院、二子玉川他。2022年豊洲駅前 海のみえる歯科・矯正歯科を開業。
歯科には、人を幸せにする「力」がある。
歯科医療とは、歯を救い、患者さんの「人生」まで救える仕事。
これを「本気」で考えている人間だけが、患者さんの前に立つ資格がある。
そう、私達は考えます。
いくら歯科技術が進歩していても、天然歯に勝るものはどこを探してもありません。
私達は可能な限り「痛くない」「削りすぎない」「再発させない」治療を実践しています。
経済的な側面を無視した一方的に理解を押し付けるような提案はしません。
最大限、みなさまの資源を守り効果的な治療を選択していただくことが大切だと思っています。
【−可能な限り−快適な治療を目指して】
痛くない・削りすぎない・再発させない治療を実践
★「痛くない」治療
痛くない歯科治療には自信があります。
一度、お試しください!
★「削りすぎない」治療
歯の状況を見極め、削る必要のない個所を無駄に削ることはしません。
★「再発を防ぐ」治療
再発してしまうには原因があります。
その原因を根本的に改善することで再発の可能性を低下させます。
★納得していただくまで説明します
各種ツールを利用し、納得していただくまで説明いたします。
理解しないまま治療に入ることはありません。
★対症療法ではなく原因療法
対症療法だけでは再発の可能性が高まりますので、原因をしっかり把握した上でその原因にアプローチしていきます。それを達成させるのが、当法人で行っている“トータルヘルスプログラム(THP)”(※1)なのです。
※1 「お口全体の健康」を創造し、かつ「全身の健康」までを「生涯にわたって」維持させるプログラムです。
歯周病治療を通じて、歯周病が原因となっている「心筋梗塞」「動脈硬化」「糖尿病」「がん」といった全身疾患を防ぐプログラムになります。
★最先端機器の充実
CT、歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)、光学スキャン、口臭測定機等、治療の精度を高める機器を取り揃えています。
★総合歯科治療の実践
部分的ではなく、お口全体のバランスを考え、最適な状態を創り上げる総合歯科治療も行っています。
■医療法人社団 聖礼会 アス横浜歯科クリニック:http://www.us-shika.com/
■お問い合わせ先:usdc.hatsuse@gmail.com
医療法人社団 聖礼会「アス横浜歯科クリニック」(所在地:神奈川県横浜市、院長:丹谷 聖一)は、60歳〜75歳の歯(口腔内)に悩みがある男女を対象に、「高齢者への歯科治療」に関する実態調査を実施しました。
口腔の健康状態は全身的な健康状態と密接な関わりがあり、歯科治療や口腔ケアは、全身の健康維持にとって必要不可欠なものと言えます。
特に高齢者の場合、虫歯や歯周病などにより歯の欠損(本来の本数よりも少ないこと)が進むことで、食べ物を噛んだり(咀嚼機能)、飲み込んだり(嚥下機能)する機能が低下し、さまざまな病気や要介護となるリスクが高まります。クオリティ・オブ・ライフ(QOL)を向上させ、健康寿命を延ばすためにも、歯科治療をはじめとした口腔ケアは大変重要です。
しかし、歯科治療を受けても必ずしも高齢者ご自身が納得のいく診療・治療を受けられているとは言えないのではないでしょうか。
そこで、「アス横浜歯科クリニック」では、高齢の患者様目線の歯科治療に対する悩みや希望を明らかにすべく「高齢者への歯科治療」に関する実態調査を実施しました。
調査概要:「高齢者への歯科治療」に関する実態調査
【調査期間】2022年2月14日(月)〜2022年2月15日(火)
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】1,021人
【調査対象】60歳〜75歳の歯(口腔内)に悩みがある男女
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ
【欠損?歯周病?】高齢者の口腔内の悩みと今後の不安
高齢者の方々は、現在どのような悩みを抱えているのでしょうか。
まずは口腔状況から聞いてみましょう。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202203078277-O1-h7U89muc】
現在、歯(口腔内)にどのような悩みがありますか?(複数回答可)」と質問したところ、『歯周病(52.2%)』と回答した方が最も多く、次いで『歯石(35.4%)』『欠損(本来の歯の本数よりも少ない)(32.4%)』『う蝕(虫歯)(25.1%)』『口臭(23.6%)』『入れ歯・さし歯などが合わない(18.6%)』と続きました。
高齢者の歯(口腔内)の悩みが明らかになりました。
では、これらの悩みに対して将来どのような不安を抱えているのでしょうか。
詳しくお聞きしました。
■今後どんなことで心配や不安を感じている?
・高齢になった時に歯を健康なまま残せるかどうか心配(60代前半/女性/会社員/神奈川県)
・できるだけ自分の歯を残したくて毎月検診で歯周病予防や歯石取りをしてもらっていますが、最近は歯が浮くような感じで少しグラグラする気がして不安です(60代後半/女性/パート・アルバイト/石川県)
・下の歯が1本だけしか残っていません。これが無くなると上下とも総入れ歯になることに不安を感じます(70代前半/男性/パート・アルバイト/東京都)
・歯周病があると脳や心臓の病気になりやすいと聞いたのでとても不安です。いつも歯茎から膿が出ているようで気持ち悪いです(70代前半/女性/パート・アルバイト/長野県)
などの回答が寄せられました。
今後も歯を失うことになるのではないか、といった不安が多いようです。
【歯科治療は受けていても…】後悔していること、納得のいかないこととは?
現在またはこれまでに歯科医院を受診して治療を受けたという方も大勢いらっしゃるでしょう。
治療を受けて悩みが改善した方も多いはずですが、実際はどうだったのでしょうか。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202203078277-O2-79PA2eZN】
「これまで歯科医院で受けた治療について、後悔していることや納得のいかなかったことはありますか?」と質問したところ、『後悔していること・納得のいかなかったことどちらもある(18.1%)』『後悔していることがある(14.9%)』『納得のいかなかったことがある(20.3%)』『いずれもない(46.7%)』という結果となりました。
歯科医院で治療を受けた高齢者の半数以上(合計で53.3%)が、納得のいかないことがある・後悔していることが分かりました。
では、どのようにすれば良かったと思っているのでしょうか。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202203078277-O3-WSos6DO2】
前の質問で『後悔していること・納得のいかなかったことどちらもある』『後悔していることがある』『納得のいかなかったことがある』と回答した方に、「後悔していること・納得のいかなかったことについて、どのようにすれば良かったと今は思いますか?(複数回答可)」と質問したところ、『その治療がベストな選択肢かを明確にした上で治療を行う(42.3%)』と回答した方が最も多く、次いで『将来を見据えて早期治療を行う(36.0%)』『必要な治療・不必要な治療を明確にした上で治療を行う(30.3%)』『治療目的を明確にした(納得した)上で治療を行う(25.0%)』『どういう治療をして欲しいかしっかりと伝えた上で治療を行う(21.3%)』『自由診療でより高度な治療を行う(5.7%)』と続きました。
納得していないこと・後悔していることについて、さらに具体的な理由をお聞きしました。
■「もっと、こうすれば良かった!」歯科治療で後悔していることとは?
・何も言えず先生に任せていたら8本も抜かれた。抜歯しなくても他に治療法があったような気がしてならない(60代前半/男性/自営業/北海道)
・歯周病で抜歯をしたが歯を残せる治療ができればと思った(60代後半/男性/公務員/愛知県)
・治療に疑問があったが何も言えなかったことがあった。もっと遠慮なく言っておけば良かった(60代後半/男性/会社員/静岡県)
・30歳くらいの時、虫歯で治療に行った際に歯科医から歯周病の指摘があり、治療するから通院しなさいと言われて何度か足を運んだが、どのように良くなっているのか分からないし面倒になり治療を止めてしまった。続けていれば、今頃は歯のことで悩むことにならなかったのでは(70代前半/男性/無職/和歌山県)
などの回答が寄せられました。
しかし、その多くは医師との話合いが足りていなかったことに原因があるのかもしれません。
【インフォームドコンセントは大変重要】しかし説明が不十分な歯科医院は多い
インフォームドコンセントとは「医師からしっかりと治療の説明を受けて理解して、治療を受けることに合意すること」です。
ここまでの調査から、治療説明が不十分な歯科医院が多いのかもしれません。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202203078277-O4-Js90q6Mz】
そこで、「歯科治療の際、歯科医師から将来のリスクについての説明はありましたか?」と質問したところ、8割近くの方が『毎回ではないが、治療内容によっては説明があった(56.6%)』『まったく説明はなかった(22.9%)』と毎回必ず説明を受けていなかったと回答しました。
では、治療プランについてはどのような提案があったのでしょうか。
将来を見据えた治療の提案があれば、説明がどうであれ、また違った治療結果になっていたかもしれません。
続いて、「歯科治療の際、歯科医師から将来を見据えた治療プランを提示されましたか?」と質問したところ、かろうじて『何回かは提示されたことがある(50.0%)』が半数ほどで、『まったく提示されなかった(34.7%)』と回答した方が3割以上という結果になりました。
患者は歯科医師に対して、どのような説明や提案をして欲しいと思っているのか具体的にお聞きしました。
■「もっと、こうして欲しい!」治療に際して患者が歯科医師に求めることとは?
・なぜ歯を削るのか、なぜ歯を抜くのか、しっかりと説明して欲しい(60代前半/男性/会社員/埼玉県)
・この治療をしなかったら今後どのような危険リスクがあるのか、これ以外の治療方法はあるかどうかを説明してほしい(60代前半/男性/自営業/千葉県)
・何のために、どのような治療をするのかを、治療を始める前に毎回説明して欲しい(60代前半/男性/無職/東京都)
・いくらくらいの範囲(金銭面)で治療をやれるかを確認して欲しいです(60代前半/女性/専業主婦/神奈川県)
・治療する前に今日は何をどこまで治療するか、治療後は次回どのような治療するのかを説明して欲しい(60代後半/男性/自営業/千葉県)
・今現在だけでなく将来的なリスクも教えて欲しい。そして将来的にどのような治療が自分にベストなのか選ばせて欲しい(70代前半/男性/会社員/東京都)
などの回答が寄せられました。
同じ歯を削ったり抜いたりするにしても、しっかりとした説明(根拠)があるのとないのとでは話は全く異なるでしょう。
例えば、矯正治療では歯を並べるスペースの確保やかみ合わせに問題がある場合、歯を抜いたり削ったりしますが、その方が歯を長持ちさせることができます。
最低でもこれから行う治療については事前にしっかりとした説明が欲しいところですが、将来を見据えた治療もしっかりと行って欲しいようです。
歯科治療は健康寿命を延ばしていくための“手段”であると認識している方は非常に少ない
ここまでの調査で、治療を請け負う歯科医師が、患者が本当に希望している治療を明確にしないまま治療を行った結果、高齢になって歯の悩みが増える可能性があることが分かりました。
では、歯科治療を受ける側の問題は無かったのでしょうか。
「歯(口腔内)の健康」や「歯科治療そのもの」に対して、どのように考えている方が多いのでしょうか。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202203078277-O5-6Y8NQIPc】
「口腔内の健康状態が全身の健康状態と関連することをご存じですか?」と質問したところ、半数以上の方が『知らない(今知った)(52.5%)』と回答しました。
口腔の疾患はさまざまな全身疾患と関連することが報告されています。
例えば、歯周病は糖尿病・心疾患・慢性腎臓病・呼吸器疾患・骨粗鬆症など、さまざまな疾患と関わりがあります。
また、多くの歯を失っている方の場合、咀嚼機能や嚥下機能が低下することで十分な栄養が摂れない「低栄養リスク」が高まる恐れがあります。
このように口腔内の健康状態と全身の健康状態は密接な関係があるということを、半数以上の方がご存じなかったようです。
では、歯科治療に対してはどのような認識をお持ちなのでしょうか。
続いて、「歯科治療はそのための“手段”であって“目的”ではないという認識はありましたか?」と質問したところ、こちらも半数以上の方が『いいえ(54.7%)』と回答しました。
歯科治療は「虫歯や歯周病を治すことが目的」なのではありません。
「咀嚼機能や嚥下機能を取り戻すための手段として、虫歯や歯周病を治す」ことにあります。
そんな歯科治療を行う歯科医師に求められていることとは、患者の食生活や要望に寄り添い、将来的な治療プランを提案し、きめ細かい歯科治療を行うことにあるのではないでしょうか。
せっかく歯科治療を受けたのにも関わらず、将来、歯(口腔内)で悩む高齢者が後を絶たないのは、歯科医院と患者の双方に問題があるからなのかもしれません。
【まとめ】QOLの向上や健康寿命を延伸していくためにも、最愛の家族に接するように歯科治療と予防の重要性を自ら理解し行動することを教え導いてくれる歯科医院、歯科医師に出会うことが大切
今回の調査で、歯(口腔内)に悩みを抱える高齢者の多くが、これまでの歯科治療で後悔していること・納得のいかなかったことがあるという実態が浮き彫りとなりました。
もっと歯科医師と話し合っておけば良かったと後悔している方も多くみられましたが、それは「歯科医師が」患者が本当になりたい姿を明瞭化するプロセスを怠った可能性があり、もしかしたら、そこに重点を置いた関わりが通常なかなか行われないことが当たり前とされているのかもしれません。
簡単に言えば、患者に寄り添った歯科治療を行えなかったことが大きな原因となっているのではないでしょうか。
歯科治療は全身の健康にも影響する大切な治療です。
それは、なりたい姿=「クオリティ・オブ・ライフ(QOL)」の向上や健康寿命の延伸のための“手段”なのですが、「虫歯ができたから治す」「かぶせ物が取れたから詰める」といった対症療法だと考えている患者が多いことも、高齢になって歯の悩みが増える原因の一つなのかもしれません。
「人生100年時代」と呼ばれる将来に向けて、歯科治療を通じてQOLの向上と健康寿命を延伸していくためにも、歯科治療の受け方はもちろん、患者自ら歯科治療に対する考え方の改善を図れるような関わりをしてくれる歯科医院、歯科医師を見つけることもカギとなるポイントとなるに違いありません。
「最愛の人」に受けてほしい治療をすべての方へ「医療法人社団 聖礼会」
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202203078277-O6-qJZ5xp7i】
今回の調査を実施した医療法人社団 聖礼会は、
・『アス横浜歯科クリニック』(https://www.us-shika.com/)
・『アス港北歯科クリニック』(https://www.us-kouhoku.com/)
・『二子玉川駅前 ニコ歯科・矯正歯科』(https://www.futako-tamagawa-dc.com/)
・『豊洲駅前 海のみえる歯科・矯正歯科』(https://www.toyosu-umi-dental.com/)(2022年4月オープン)
を運営しております。
医療法人社団 聖礼会では、患者さんの治療目的を基に、先を見据えた(クオリティ・オブ・ライフの向上、健康寿命の延伸)治療を、患者さんとともに考え提案いたします。
【理事長の紹介】
医療法人社団 聖礼会 理事長 丹谷 聖一
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202203078277-O7-hM5G2XT5】
1999年日本大学松戸歯学部卒業 全顎的治療が専門。全国の患者を診療する新宿のアルプス歯科医院などで研鑽を積み2009年に開業。先端技術の研究に熱心で、日本口腔インプラント学会専修医・専門医でもある。横浜に2院、二子玉川他。2022年豊洲駅前 海のみえる歯科・矯正歯科を開業。
歯科には、人を幸せにする「力」がある。
歯科医療とは、歯を救い、患者さんの「人生」まで救える仕事。
これを「本気」で考えている人間だけが、患者さんの前に立つ資格がある。
そう、私達は考えます。
いくら歯科技術が進歩していても、天然歯に勝るものはどこを探してもありません。
私達は可能な限り「痛くない」「削りすぎない」「再発させない」治療を実践しています。
経済的な側面を無視した一方的に理解を押し付けるような提案はしません。
最大限、みなさまの資源を守り効果的な治療を選択していただくことが大切だと思っています。
【−可能な限り−快適な治療を目指して】
痛くない・削りすぎない・再発させない治療を実践
★「痛くない」治療
痛くない歯科治療には自信があります。
一度、お試しください!
★「削りすぎない」治療
歯の状況を見極め、削る必要のない個所を無駄に削ることはしません。
★「再発を防ぐ」治療
再発してしまうには原因があります。
その原因を根本的に改善することで再発の可能性を低下させます。
★納得していただくまで説明します
各種ツールを利用し、納得していただくまで説明いたします。
理解しないまま治療に入ることはありません。
★対症療法ではなく原因療法
対症療法だけでは再発の可能性が高まりますので、原因をしっかり把握した上でその原因にアプローチしていきます。それを達成させるのが、当法人で行っている“トータルヘルスプログラム(THP)”(※1)なのです。
※1 「お口全体の健康」を創造し、かつ「全身の健康」までを「生涯にわたって」維持させるプログラムです。
歯周病治療を通じて、歯周病が原因となっている「心筋梗塞」「動脈硬化」「糖尿病」「がん」といった全身疾患を防ぐプログラムになります。
★最先端機器の充実
CT、歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)、光学スキャン、口臭測定機等、治療の精度を高める機器を取り揃えています。
★総合歯科治療の実践
部分的ではなく、お口全体のバランスを考え、最適な状態を創り上げる総合歯科治療も行っています。
■医療法人社団 聖礼会 アス横浜歯科クリニック:http://www.us-shika.com/
■お問い合わせ先:usdc.hatsuse@gmail.com