プロセスマイニングツール「みんなのプロセスマイニング」プロセスマイニング協会が本日から無償配布開始
[22/03/18]
提供元:共同通信PRワイヤー
提供元:共同通信PRワイヤー
〜業務プロセスを可視化するプロセスマイニングの普及促進へ〜
2022年3月18日
一般社団法人プロセスマイニング協会
【プレスリリース】
2020年3月18日
一般社団法人プロセスマイニング協会
プロセスマイニングツール「みんなのプロセスマイニング」
プロセスマイニング協会が本日から無償配布開始 〜業務プロセスを可視化するプロセスマイニングの普及促進へ〜
一般社団法人プロセスマイニング協会(所在地:東京都港区/代表理事:百瀬公朗)は、業務プロセスの可視化・分析・高度化に欠かせない技術であるプロセスマイニングツールを開発。本日より無償配布することを発表いたします。ログデータから業務プロセスを生成する「ディスカバリー」と呼ばれる可視化機能に特化した基礎・入門ツールであり、名称は「みんなのプロセスマイニング」(略称:みんプロ)です。無償配布により、プロセスマイニングのさらなる認知拡大、普及促進へつながると確信しています。
なお当協会は、プロセス改革の実務を担う人材を育成・認定する「プロセスマイニング検定」を2022年9月から開始する予定です。
【「みんなのプロセスマイニング」 (みんプロ) の概要】
名 称:みんなのプロセスマイニング
略 称:みんプロ
入手方法:一般社団法人プロセスマイニング協会ホームページ
https://apmj.or.jp/tool/
登録手続き後にダウンロード可能
推奨環境:Windows (順次Macにも対応)
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202203188806-O2-mT9kTwK3】
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202203188806-O6-B596XRfe】
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202203188806-O3-yDOj0Mny】
【「みんプロ」を無償配布する背景】
働き方改革が叫ばれ、グローバル競争の激化や顧客ニーズの多様化そして本格的なデジタル時代を迎えて、企業は業務(ビジネス)プロセスの抜本的な見直しと刷新、高度化を迫られています。複雑化する一方で人に依存する面も多いアナログな業務プロセスを、デジタルの業務プロセスに変革し、透明性を高め、自動化可能なものにする必要があります。新型コロナウイルス感染拡大に伴う在宅勤務の必要性も、その要因のひとつかも知れません。
しかし、業務プロセスの見直し、そしてその前提であるプロセスの可視化は決して簡単ではありません。重要なプロセスは通常、複数の部門や組織にまたがって遂行され、標準的な業務プロセス以外に、特定の担当者しかできない例外的なプロセスも存在します。結果としてプロセス全体を把握している担当者は皆無に近く、また担当者によって業務のとらえ方が異なるため、現場のヒアリングや観察によって可視化しようとしても限界を感じる場面が多々あります。
そうした中で登場したのがプロセスマイニング(Process Mining)です。業務プロセスを遂行するための様々な情報システムはいつどんな処理を行ったかをイベントログデータ(実行記録データ)として生成しています。プロセスマイニングはそれらを収集し、一定の規則の下でマイニング(採掘:分析して何かを見いだすこと)することにより、例外処理も含めて実際に行われた業務プロセスのすべてを可視化します。
こうした利点から、プロセスマイニングの研究開発が盛んな欧州ではすでに多くの大手企業がこの技術を採用し、業務プロセスの可視化や改善・改革を進めています。北米でも数年前から活用が本格化しました。しかし日本においてプロセスマイニングはまだ認知度が十分とはいえず、専門人材も非常に少ないのが現実です。
【「みんプロ」の開発経緯】
このたびローンチする「みんなのプロセスマイニング」(みんプロ)は、プロセスマイニングに対するとっつきにくさや難しそうなイメージを払拭して、簡単に業務プロセスを可視化し、改善に踏み出せることを体感してもらうことを目的としています。そのため、多くの商用ツールが備える高度なシミュレーションや適合性チェック、自動化といった機能は「みんプロ」には盛り込まず、業務プロセスの可視化に特化した基本的な入門ツールと位置づけました。
このような機能の絞り込みにより、無償配布を可能としました。「みんプロ」が提供する「ディスカバリー機能」はプロセスマイニングの第一歩であり、プロセス改革に関心のある企業や組織、個人にご利用いただくことで、可視化のメリットを体感できます。「みんプロ」を使った結果、その後の業務改善・生産性向上と言った成果につながるよう準備・改良を重ね、プロセス改革を担う人材育成の足掛かりとなるツールとして完成いたしました。
【プロセスマイニング検定 2022年9月開始予定】
当協会は「みんプロ」の配布に加え、2022年9月に「プロセスマイニング検定」を開始する予定です。デジタルトランスフォーメーションに乗り出す企業が増加する中で業務プロセスの見直しや刷新の必然性が一層高まることが予想され、プロセスマイニングを理解した人材需要が増加することに対応するものです。
本検定は、業務プロセス分析に関する基礎知識から、「みんプロ」を使って業務プロセスを分析する実務スキルなどの習得度を診断する設問で構成されます。想定受験者は業務プロセスの理解を深めたい企業内業務従事者やIT部門担当者、あるいはデータを使った業務分析手法への理解を深めたい実務家や学生などです。現在、オンラインによるリモート受験の環境構築を進めており、簡単な事前準備で学生から社会人まで誰もがプロセスマイニングの基礎を習得できたかをチェックできるようにします。
ビジネスプロセスの可視化・分析・高度化に欠かせないプロセスマイニングの社会的認知を高め、実践ノウハウの共有など、今後も協会として活動を重ねてまいります。
【一般社団法人プロセスマイニング協会の概要】
名 称: 一般社団法人プロセスマイニング協会
英語表記: Association of Process Mining Japan(略称:APMJ)
代表理事: 百瀬公朗(ももせ・きみお)(上智大学教授)
名誉会長: ウィル・ファン・デル・アールスト博士(Wil van der Aalst)
(独アーヘン工科大学教授)
所 在 地: 東京都港区北青山2-7-26-801
URL: https://apmj.or.jp/
一般社団法人プロセスマイニング協会 代表理事 百瀬公朗(ももせ・きみお)
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202203188806-O7-7ByFhlqQ】
上智大学特任教授であり、一般社団法人プロセスマイニング協会の代表理事。2017年10月に独Celonis社を知り、プロセスマイニングの重要性、将来性を感じてCelonis社の日本への招致に携わる。プロセスマイニングの父とされるWil van der Aalstの著書「Process Mining Data Science in Action」の出版も手がけた。また日本におけるプロセスマイニングの発展に向けて一般社団法人プロセスマイニング協会を立ち上げ、その普及活動に尽力している。中央大学で会計を学び1983年にアーサーアンダーセン共同会計士事務所に入所し、事業分離後のアンダーセンコンサルティングでパートナーを務めた。その後、SAS Institute Japan筆頭副社長、電通マーチファースト社長などを歴任し、最近では2020年3月末まで三菱総合研究所で事業開発をリードする。2020年4月、上智大学特任教授に就任し、プロセスマイニングを含むデータサイエンス領域を担当している。
一般社団法人プロセスマイニング協会 名誉会長 ウィル・ファン・デル・アールスト博士(Wil van der Aalst)
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202203188806-O8-DYsE8ZHa】
オランダ・エールセル出身のコンピューターサンエンティスト。現在、ドイツ・アーヘン工科大学(RWTH Aachen University)の教授としてProcess and Data Science(PADS)グループを率いている。研究分野はプロセスマイニング、ビジネスプロセス管理(BPM)、ワークフロー管理、プロセスモデリング、プロセス分析、ペトリネットなど広範にわたる。220以上のジャーナル論文、20冊の書籍、500の査読付き論文などを発表・出版。10以上の科学雑誌の編集委員を務める。プロセスマイニングに関しては、1990年代後半よりオランダ・アイントホーフェン工科大学で研究を始め、以降、第一人者として同分野を牽引。Fluxicon、Celonis、ProcessGold、Bright Capeなどの企業でアドバイザリーを務める。
■お問い合わせ先
一般社団法人プロセスマイニング協会 広報窓口:大桑
https://apmj.or.jp/contact/
2022年3月18日
一般社団法人プロセスマイニング協会
【プレスリリース】
2020年3月18日
一般社団法人プロセスマイニング協会
プロセスマイニングツール「みんなのプロセスマイニング」
プロセスマイニング協会が本日から無償配布開始 〜業務プロセスを可視化するプロセスマイニングの普及促進へ〜
一般社団法人プロセスマイニング協会(所在地:東京都港区/代表理事:百瀬公朗)は、業務プロセスの可視化・分析・高度化に欠かせない技術であるプロセスマイニングツールを開発。本日より無償配布することを発表いたします。ログデータから業務プロセスを生成する「ディスカバリー」と呼ばれる可視化機能に特化した基礎・入門ツールであり、名称は「みんなのプロセスマイニング」(略称:みんプロ)です。無償配布により、プロセスマイニングのさらなる認知拡大、普及促進へつながると確信しています。
なお当協会は、プロセス改革の実務を担う人材を育成・認定する「プロセスマイニング検定」を2022年9月から開始する予定です。
【「みんなのプロセスマイニング」 (みんプロ) の概要】
名 称:みんなのプロセスマイニング
略 称:みんプロ
入手方法:一般社団法人プロセスマイニング協会ホームページ
https://apmj.or.jp/tool/
登録手続き後にダウンロード可能
推奨環境:Windows (順次Macにも対応)
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202203188806-O2-mT9kTwK3】
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202203188806-O6-B596XRfe】
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202203188806-O3-yDOj0Mny】
【「みんプロ」を無償配布する背景】
働き方改革が叫ばれ、グローバル競争の激化や顧客ニーズの多様化そして本格的なデジタル時代を迎えて、企業は業務(ビジネス)プロセスの抜本的な見直しと刷新、高度化を迫られています。複雑化する一方で人に依存する面も多いアナログな業務プロセスを、デジタルの業務プロセスに変革し、透明性を高め、自動化可能なものにする必要があります。新型コロナウイルス感染拡大に伴う在宅勤務の必要性も、その要因のひとつかも知れません。
しかし、業務プロセスの見直し、そしてその前提であるプロセスの可視化は決して簡単ではありません。重要なプロセスは通常、複数の部門や組織にまたがって遂行され、標準的な業務プロセス以外に、特定の担当者しかできない例外的なプロセスも存在します。結果としてプロセス全体を把握している担当者は皆無に近く、また担当者によって業務のとらえ方が異なるため、現場のヒアリングや観察によって可視化しようとしても限界を感じる場面が多々あります。
そうした中で登場したのがプロセスマイニング(Process Mining)です。業務プロセスを遂行するための様々な情報システムはいつどんな処理を行ったかをイベントログデータ(実行記録データ)として生成しています。プロセスマイニングはそれらを収集し、一定の規則の下でマイニング(採掘:分析して何かを見いだすこと)することにより、例外処理も含めて実際に行われた業務プロセスのすべてを可視化します。
こうした利点から、プロセスマイニングの研究開発が盛んな欧州ではすでに多くの大手企業がこの技術を採用し、業務プロセスの可視化や改善・改革を進めています。北米でも数年前から活用が本格化しました。しかし日本においてプロセスマイニングはまだ認知度が十分とはいえず、専門人材も非常に少ないのが現実です。
【「みんプロ」の開発経緯】
このたびローンチする「みんなのプロセスマイニング」(みんプロ)は、プロセスマイニングに対するとっつきにくさや難しそうなイメージを払拭して、簡単に業務プロセスを可視化し、改善に踏み出せることを体感してもらうことを目的としています。そのため、多くの商用ツールが備える高度なシミュレーションや適合性チェック、自動化といった機能は「みんプロ」には盛り込まず、業務プロセスの可視化に特化した基本的な入門ツールと位置づけました。
このような機能の絞り込みにより、無償配布を可能としました。「みんプロ」が提供する「ディスカバリー機能」はプロセスマイニングの第一歩であり、プロセス改革に関心のある企業や組織、個人にご利用いただくことで、可視化のメリットを体感できます。「みんプロ」を使った結果、その後の業務改善・生産性向上と言った成果につながるよう準備・改良を重ね、プロセス改革を担う人材育成の足掛かりとなるツールとして完成いたしました。
【プロセスマイニング検定 2022年9月開始予定】
当協会は「みんプロ」の配布に加え、2022年9月に「プロセスマイニング検定」を開始する予定です。デジタルトランスフォーメーションに乗り出す企業が増加する中で業務プロセスの見直しや刷新の必然性が一層高まることが予想され、プロセスマイニングを理解した人材需要が増加することに対応するものです。
本検定は、業務プロセス分析に関する基礎知識から、「みんプロ」を使って業務プロセスを分析する実務スキルなどの習得度を診断する設問で構成されます。想定受験者は業務プロセスの理解を深めたい企業内業務従事者やIT部門担当者、あるいはデータを使った業務分析手法への理解を深めたい実務家や学生などです。現在、オンラインによるリモート受験の環境構築を進めており、簡単な事前準備で学生から社会人まで誰もがプロセスマイニングの基礎を習得できたかをチェックできるようにします。
ビジネスプロセスの可視化・分析・高度化に欠かせないプロセスマイニングの社会的認知を高め、実践ノウハウの共有など、今後も協会として活動を重ねてまいります。
【一般社団法人プロセスマイニング協会の概要】
名 称: 一般社団法人プロセスマイニング協会
英語表記: Association of Process Mining Japan(略称:APMJ)
代表理事: 百瀬公朗(ももせ・きみお)(上智大学教授)
名誉会長: ウィル・ファン・デル・アールスト博士(Wil van der Aalst)
(独アーヘン工科大学教授)
所 在 地: 東京都港区北青山2-7-26-801
URL: https://apmj.or.jp/
一般社団法人プロセスマイニング協会 代表理事 百瀬公朗(ももせ・きみお)
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202203188806-O7-7ByFhlqQ】
上智大学特任教授であり、一般社団法人プロセスマイニング協会の代表理事。2017年10月に独Celonis社を知り、プロセスマイニングの重要性、将来性を感じてCelonis社の日本への招致に携わる。プロセスマイニングの父とされるWil van der Aalstの著書「Process Mining Data Science in Action」の出版も手がけた。また日本におけるプロセスマイニングの発展に向けて一般社団法人プロセスマイニング協会を立ち上げ、その普及活動に尽力している。中央大学で会計を学び1983年にアーサーアンダーセン共同会計士事務所に入所し、事業分離後のアンダーセンコンサルティングでパートナーを務めた。その後、SAS Institute Japan筆頭副社長、電通マーチファースト社長などを歴任し、最近では2020年3月末まで三菱総合研究所で事業開発をリードする。2020年4月、上智大学特任教授に就任し、プロセスマイニングを含むデータサイエンス領域を担当している。
一般社団法人プロセスマイニング協会 名誉会長 ウィル・ファン・デル・アールスト博士(Wil van der Aalst)
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202203188806-O8-DYsE8ZHa】
オランダ・エールセル出身のコンピューターサンエンティスト。現在、ドイツ・アーヘン工科大学(RWTH Aachen University)の教授としてProcess and Data Science(PADS)グループを率いている。研究分野はプロセスマイニング、ビジネスプロセス管理(BPM)、ワークフロー管理、プロセスモデリング、プロセス分析、ペトリネットなど広範にわたる。220以上のジャーナル論文、20冊の書籍、500の査読付き論文などを発表・出版。10以上の科学雑誌の編集委員を務める。プロセスマイニングに関しては、1990年代後半よりオランダ・アイントホーフェン工科大学で研究を始め、以降、第一人者として同分野を牽引。Fluxicon、Celonis、ProcessGold、Bright Capeなどの企業でアドバイザリーを務める。
■お問い合わせ先
一般社団法人プロセスマイニング協会 広報窓口:大桑
https://apmj.or.jp/contact/