シェフラー 革新的サーマルマネージメントモジュールでアフターマーケット向けラインアップを拡充
[22/07/07]
提供元:共同通信PRワイヤー
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内燃エンジン車のストップ・スタートシステムやハイブリッド車で高まるエンジン冷却要求に対応する新しいサーマルマネージメントモジュール
「分割冷却」コンセプトの採用で、エンジン内サブサーキットの適切な温度管理を実現
この新たな修理ソリューションは車両200万台以上に適応
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202207063478-O1-m7ifH5lg】
産業機械および自動車サプライヤーであるシェフラーのオートモーティブアフターマーケット部門は、INAブランドで取り扱うサーマルマネージメントモジュール製品の拡充を図ります。シェフラーは、2011年に第1世代となるサーマルマネージメントモジュールの量産を開始して以来、数多くの量産車向けに同製品を供給しています。自動車メーカー各社と緊密に協調し、当社は各冷却回路で冷却液の温度をシステムの要求値に合わせて管理するサーマルマネージメントモジュールを開発いたしました。これにより、エンジンの動作温度をこれまで以上に迅速に最適レベルに到達させることができます。この技術の導入で運転の快適性と燃費は向上し、CO2排出量は削減されます。長年にわたり、シェフラーはサーマルマネージメントモジュールの開発に常に取り組んでまいりました。現在、第2世代は独立系アフターマーケット市場向けにシェフラーが独占で販売しており、完成された修理ソリューションとして提供しています。
サーマルマネージメントモジュール第2世代
サーマルマネージメントモジュールは第2世代でも依然としてロータリースライドバルブを採用した構造となっており、走行状態に応じた冷却液の管理を行っています。一方、アクチュエーターを採用した新設計では、2つの独立したロータリースライドバルブを使用し、機能の大幅な改善を図っています。この2つのバルブの内1つはラジエーターからの冷却液の流出入を管理し、もう一方がシリンダーヘッドおよびブロック内の冷却回路の遮断を行います。このバルブの働きにより、いわゆる「分割冷却」コンセプトを実現させているのです。
「分割冷却」は、内燃エンジン車のストップ・スタートシステムやハイブリッドシステムによって高負荷となるエンジンの冷却要求に応えるコンセプトです。よりターゲットを絞った分割冷却を行うことで、シリンダーヘッドおよびブロック内の温度を最適に維持します。温度を最適に維持できれば、ハイブリッド車の電気モーターからの切り替え時や、ストップ・スタートシステムで長時間停止させていたエンジンを始動する際に燃焼室に発生する摩擦を大幅に軽減することができます。摩擦が軽減すれば、燃焼は最適化され、摩耗やCO2排出量の削減にもつながります。
シェフラーオートモーティブアフターマーケット部門プロダクトマネージメント担当責任者のマイク・エバースは次のように説明しています。「サーマルマネージメントは車両のエネルギー効率向上とCO2排出量削減において、中心的役割を果たす技術です。現代の車両システムにおいて冷却・熱回路はますます複雑化しています。これを高精度でインテリジェントに制御することにより、影響を受けるすべてのシステムを最適温度範囲に常時、確実に維持することができるのです。これが環境を保護し、同時に車両部品の製品寿命も延長させます。世界的自動車メーカー各社の開発動向に合わせ、シェフラーはサーマルマネージメント製品の開発に絶えず取り組んできました。このサーマルマネージメントモジュールをハイブリッド車向け修理ソリューションとしてアフターマーケット市場に初めて提供するサプライヤーとなることを誇りに感じています。」
対象範囲の拡大 BMWおよびMINI向け修理ソリューション
これまで、シェフラーが独立系アフターマーケット市場で販売するサーマルマネージメントモジュールは、フォルクスワーゲン車両向け専用でした。今回、この対象が広がり、BMWおよびMINI車のエンジンにも提供できるようになりました。対象となるエンジン部番は、3気筒エンジン(B38)および4気筒エンジン(B48)の538 0810 10と、6気筒エンジン(B58)の538 0811 10です。この2種類の部番は現在世界で200万台以上の車両に搭載されており、今後3年間でその台数は2倍になる見込みです。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202207063478-O2-n0W56RaH】
シェフラージャパンwebsite シェフラー 革新的サーマルマネージメントモジュールでアフターマーケット向けラインアップを拡充 | プレスリリース | シェフラージャパン (schaeffler.co.jp)
シェフラーグループ ? We pioneer motion
シェフラーグループは自動車および産業機械分野における世界的なリーディングサプライヤーとして、75年以上にわたり、モーションとモビリティの分野において画期的な発明や開発を行ってきました。 電動モビリティ、CO?効率に優れたドライブシステム、インダストリー4.0、デジタル化、そして再生可能エネルギーなどのための革新的なテクノロジーや製品及びサービスの提供において、当社はモーションとモビリティをより効率的でインテリジェントかつ持続可能なものにするための信頼されるパートナーです。また当社はパワートレインやシャシー用の高精度コンポーネントやシステム、多くの産業機械用の転がり軸受や滑り軸受のソリューションを開発・製造している技術会社です。シェフラーグループは2021年には約139億ユーロを売上げました。約83,000人の従業員を擁するシェフラーは世界最大級のファミリーカンパニーです。また、シェフラーは2021年には1,800件以上の特許出願を行っており、DPMA(ドイツ特許商標庁)によればドイツで3番目に革新的な企業です。
オートモーティブアフターマーケット部門は、シェフラーのグローバルなスペアパーツ事業を担い、乗用車、小型・大型商用車からトラクターまで、さまざまな車両向けに部品や総合的な修理ソリューションを提供しています。トランスミッションからエンジン、シャシーシステムに至るまで、当社はその包括的な知識力を生かし、卓抜した技術力、インテリジェントなソリューション、優れたサービスを提供するサプライヤーとしての地位を確立しています。従業員数1,700人超を擁するオートモーティブアフターマーケット部門は、2021年度に18億ユーロを超える売上高を達成しています。世界各地に点在する11,500以上の販売パートナーと70を超える代理店をつなぎ、お客さまに身近な販売網づくりを目指しています。
「分割冷却」コンセプトの採用で、エンジン内サブサーキットの適切な温度管理を実現
この新たな修理ソリューションは車両200万台以上に適応
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産業機械および自動車サプライヤーであるシェフラーのオートモーティブアフターマーケット部門は、INAブランドで取り扱うサーマルマネージメントモジュール製品の拡充を図ります。シェフラーは、2011年に第1世代となるサーマルマネージメントモジュールの量産を開始して以来、数多くの量産車向けに同製品を供給しています。自動車メーカー各社と緊密に協調し、当社は各冷却回路で冷却液の温度をシステムの要求値に合わせて管理するサーマルマネージメントモジュールを開発いたしました。これにより、エンジンの動作温度をこれまで以上に迅速に最適レベルに到達させることができます。この技術の導入で運転の快適性と燃費は向上し、CO2排出量は削減されます。長年にわたり、シェフラーはサーマルマネージメントモジュールの開発に常に取り組んでまいりました。現在、第2世代は独立系アフターマーケット市場向けにシェフラーが独占で販売しており、完成された修理ソリューションとして提供しています。
サーマルマネージメントモジュール第2世代
サーマルマネージメントモジュールは第2世代でも依然としてロータリースライドバルブを採用した構造となっており、走行状態に応じた冷却液の管理を行っています。一方、アクチュエーターを採用した新設計では、2つの独立したロータリースライドバルブを使用し、機能の大幅な改善を図っています。この2つのバルブの内1つはラジエーターからの冷却液の流出入を管理し、もう一方がシリンダーヘッドおよびブロック内の冷却回路の遮断を行います。このバルブの働きにより、いわゆる「分割冷却」コンセプトを実現させているのです。
「分割冷却」は、内燃エンジン車のストップ・スタートシステムやハイブリッドシステムによって高負荷となるエンジンの冷却要求に応えるコンセプトです。よりターゲットを絞った分割冷却を行うことで、シリンダーヘッドおよびブロック内の温度を最適に維持します。温度を最適に維持できれば、ハイブリッド車の電気モーターからの切り替え時や、ストップ・スタートシステムで長時間停止させていたエンジンを始動する際に燃焼室に発生する摩擦を大幅に軽減することができます。摩擦が軽減すれば、燃焼は最適化され、摩耗やCO2排出量の削減にもつながります。
シェフラーオートモーティブアフターマーケット部門プロダクトマネージメント担当責任者のマイク・エバースは次のように説明しています。「サーマルマネージメントは車両のエネルギー効率向上とCO2排出量削減において、中心的役割を果たす技術です。現代の車両システムにおいて冷却・熱回路はますます複雑化しています。これを高精度でインテリジェントに制御することにより、影響を受けるすべてのシステムを最適温度範囲に常時、確実に維持することができるのです。これが環境を保護し、同時に車両部品の製品寿命も延長させます。世界的自動車メーカー各社の開発動向に合わせ、シェフラーはサーマルマネージメント製品の開発に絶えず取り組んできました。このサーマルマネージメントモジュールをハイブリッド車向け修理ソリューションとしてアフターマーケット市場に初めて提供するサプライヤーとなることを誇りに感じています。」
対象範囲の拡大 BMWおよびMINI向け修理ソリューション
これまで、シェフラーが独立系アフターマーケット市場で販売するサーマルマネージメントモジュールは、フォルクスワーゲン車両向け専用でした。今回、この対象が広がり、BMWおよびMINI車のエンジンにも提供できるようになりました。対象となるエンジン部番は、3気筒エンジン(B38)および4気筒エンジン(B48)の538 0810 10と、6気筒エンジン(B58)の538 0811 10です。この2種類の部番は現在世界で200万台以上の車両に搭載されており、今後3年間でその台数は2倍になる見込みです。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202207063478-O2-n0W56RaH】
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シェフラーグループ ? We pioneer motion
シェフラーグループは自動車および産業機械分野における世界的なリーディングサプライヤーとして、75年以上にわたり、モーションとモビリティの分野において画期的な発明や開発を行ってきました。 電動モビリティ、CO?効率に優れたドライブシステム、インダストリー4.0、デジタル化、そして再生可能エネルギーなどのための革新的なテクノロジーや製品及びサービスの提供において、当社はモーションとモビリティをより効率的でインテリジェントかつ持続可能なものにするための信頼されるパートナーです。また当社はパワートレインやシャシー用の高精度コンポーネントやシステム、多くの産業機械用の転がり軸受や滑り軸受のソリューションを開発・製造している技術会社です。シェフラーグループは2021年には約139億ユーロを売上げました。約83,000人の従業員を擁するシェフラーは世界最大級のファミリーカンパニーです。また、シェフラーは2021年には1,800件以上の特許出願を行っており、DPMA(ドイツ特許商標庁)によればドイツで3番目に革新的な企業です。
オートモーティブアフターマーケット部門は、シェフラーのグローバルなスペアパーツ事業を担い、乗用車、小型・大型商用車からトラクターまで、さまざまな車両向けに部品や総合的な修理ソリューションを提供しています。トランスミッションからエンジン、シャシーシステムに至るまで、当社はその包括的な知識力を生かし、卓抜した技術力、インテリジェントなソリューション、優れたサービスを提供するサプライヤーとしての地位を確立しています。従業員数1,700人超を擁するオートモーティブアフターマーケット部門は、2021年度に18億ユーロを超える売上高を達成しています。世界各地に点在する11,500以上の販売パートナーと70を超える代理店をつなぎ、お客さまに身近な販売網づくりを目指しています。