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充電器の使い回しで充電式ライトが発火

〜本末転倒な防災準備にならないために〜

2022/08/25
製品評価技術基盤機構

 独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE(ナイト))は、9月1日の「防災の日」に合わせて、充電式ライト(※1)を他製品の充電器で充電してしまうと発火のおそれがあることを注意喚起いたします。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202208235401-O3-Ikv5x5YS
出力電圧か?高い他製品の充電器て?充電して発火
(撮影技術協力:株式会社ナックイメージテクノロジー)

  台風や大雨などの自然災害に備えて、防災グッズを用意する方も多いと思います。なかでもヘッドライトや懐中電灯などの携帯型のライトは、停電時や避難時の照明に最も多くの方が準備しているグッズです。

  近年は、明るく長持ちするLEDとリチウムイオン電池を組み合わせた充電式ライトが多く販売されています。一方で充電式ライトは製品付属の充電器(ACアダプター)ではなく、他製品の充電器で充電してしまうと、リチウムイオン電池が過充電により発火し、火災につながるおそれがあります。災害に備えようと慌てて充電に取りかかると、誤った充電器を使用するなど事故が発生しやすくなります。

  いざというときに充電式ライトを安全に使用できるよう、災害発生前から余裕をもって使用上注意すべき点を確認しておきましょう。

(※1) 本資料において、リチウムイオン電池を内蔵した携行型のLED投光器、LED懐中電灯、LEDヘッドライト、LEDランタンを指します。

 
事故防止のポイント
・充電は製品に付属の充電器(ACアダプター)で行う。
・充電したまま放置せず、近くに可燃物などの物を置かない。
・充電用コネクター内部への液体やほこりなどの付着がある場合は充電しない。
・衝撃を与えない。
・高温となる場所に放置しない、水に濡らさない。
・充電ができないなどの異常が見られたときは、ただちに使用を中止し、購入店などに相談する。

 

独立行政法人 製品評価技術基盤機構 製品安全センターの概要
  NITE 製品安全センターには、消費生活用製品安全法などの法律に基づき、一般消費者が購入する消費生活用製品(家庭用電気製品やガス・石油機器、身の回り品など)を対象に毎年1千件以上の事故情報が寄せられます。
 製品安全センターでは、こうして収集した事故情報を公平かつ中立な立場で調査・分析して原因究明やリスク評価を行っています。原因究明調査の結果を公表することで、製品事故の再発・未然防止に役立てています。

 
【動画:https://www.youtube.com/watch?v=_ESRXRT3mZ4

 
▼無料オンラインゲーム うんこドリル「くらしの安全(せいひん事故編)」▼
https://nite-gov.note.jp/n/nb81b88c779b0
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202208235401-O2-mHMo685Z

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