ネット・ゼロ・エネルギーハウス(ZEH)がレジリエンスにメリット
[22/10/17]
提供元:共同通信PRワイヤー
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夏季停電時にZEH在宅避難が可能か検証
ネット・ゼロ・エネルギーハウス(ZEH)がレジリエンスにメリット 夏季停電時にZEH在宅避難が可能か検証
詳細は 早稲田大学Webサイト をご覧ください
【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M102172/202210178241/_prw_PT1fl_3G5lD1qe.png】
早稲田大学大学院創造理工学研究科建築学専攻修士課程2年生の天田 侃汰(あまだ かんた)、同理工学術院総合研究所次席研究員の金 ジョンミン(きむ じょんみん)、同理工学術院教授の田辺 新一(たなべ しんいち)および旭化成ホームズ株式会社(所在:東京都千代田区、代表取締役社長:川畑 文俊)らの研究グループは、新たに建設した実験用ネット・ゼロ・エネルギーハウス(ZEH)において、熱中症リスクの少ない在宅避難の実現可能性を検証しました。
本研究成果は、Elsevier社発行の国際学術誌『Energy and Buildings』(論文名:Feasibility of staying at home in a net-zero energy house during summer power outages)の2022年10月15日(土)発行号に掲載されました。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202210178241-O2-2617Dr94】
【研究の背景と目的】
カーボンニュートラル社会の実現に向けて、快適で省エネな暮らしが可能なZEH※1の普及が促進されています。また、太陽光発電を有効活用するために、蓄電池を搭載する例も多くなっています。一方で、ZEHはエネルギー消費が少なく自家発電可能なことから、停電への対策としても有効であると注目されています。
停電時の太陽光発電と蓄電設備の活用に関する既往研究の多くは数値計算に基づいたものであり、また、停電時の温熱環境に着目した例も多くはありませんでした。本研究では、停電を模擬した実験によって、ZEHにおける熱中症リスクの低い温熱環境を維持した在宅避難の実現可能性を検証しました。
【研究の波及効果や社会的影影響】
本研究成果は、ZEHの夏季停電時における在宅避難の実現可能性を明らかとし、住宅のレジリエンス強化に寄与するものと考えています。また、ZEHのレジリエンスに関するメリットを示したことで、ZEHの普及促進にも貢献すると期待しています。
【論文情報】
雑誌名:Energy and Buildings
論文名:Feasibility of staying at home in a net-zero energy house during summer power outages
執筆者名(所属機関名):天田 侃汰(早稲田大学)、金 ジョンミン(早稲田大学)、稲葉 愛永(早稲田大学)、秋元 瑞穂(早稲田大学)、柏原 誠一(旭化成ホームズ)、田辺 新一(早稲田大学)
論文掲載日:2022年10月15日(土)
掲載URL:https://doi.org/10.1016/j.enbuild.2022.112352
DOI:10.1016/j.enbuild.2022.112352
ネット・ゼロ・エネルギーハウス(ZEH)がレジリエンスにメリット 夏季停電時にZEH在宅避難が可能か検証
詳細は 早稲田大学Webサイト をご覧ください
【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M102172/202210178241/_prw_PT1fl_3G5lD1qe.png】
早稲田大学大学院創造理工学研究科建築学専攻修士課程2年生の天田 侃汰(あまだ かんた)、同理工学術院総合研究所次席研究員の金 ジョンミン(きむ じょんみん)、同理工学術院教授の田辺 新一(たなべ しんいち)および旭化成ホームズ株式会社(所在:東京都千代田区、代表取締役社長:川畑 文俊)らの研究グループは、新たに建設した実験用ネット・ゼロ・エネルギーハウス(ZEH)において、熱中症リスクの少ない在宅避難の実現可能性を検証しました。
本研究成果は、Elsevier社発行の国際学術誌『Energy and Buildings』(論文名:Feasibility of staying at home in a net-zero energy house during summer power outages)の2022年10月15日(土)発行号に掲載されました。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202210178241-O2-2617Dr94】
【研究の背景と目的】
カーボンニュートラル社会の実現に向けて、快適で省エネな暮らしが可能なZEH※1の普及が促進されています。また、太陽光発電を有効活用するために、蓄電池を搭載する例も多くなっています。一方で、ZEHはエネルギー消費が少なく自家発電可能なことから、停電への対策としても有効であると注目されています。
停電時の太陽光発電と蓄電設備の活用に関する既往研究の多くは数値計算に基づいたものであり、また、停電時の温熱環境に着目した例も多くはありませんでした。本研究では、停電を模擬した実験によって、ZEHにおける熱中症リスクの低い温熱環境を維持した在宅避難の実現可能性を検証しました。
【研究の波及効果や社会的影影響】
本研究成果は、ZEHの夏季停電時における在宅避難の実現可能性を明らかとし、住宅のレジリエンス強化に寄与するものと考えています。また、ZEHのレジリエンスに関するメリットを示したことで、ZEHの普及促進にも貢献すると期待しています。
【論文情報】
雑誌名:Energy and Buildings
論文名:Feasibility of staying at home in a net-zero energy house during summer power outages
執筆者名(所属機関名):天田 侃汰(早稲田大学)、金 ジョンミン(早稲田大学)、稲葉 愛永(早稲田大学)、秋元 瑞穂(早稲田大学)、柏原 誠一(旭化成ホームズ)、田辺 新一(早稲田大学)
論文掲載日:2022年10月15日(土)
掲載URL:https://doi.org/10.1016/j.enbuild.2022.112352
DOI:10.1016/j.enbuild.2022.112352