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真綿（シルク）の世界へ 創業290年以上を誇る「近江真綿」の老舗『山脇源平商店』
[22/12/08]
提供元：共同通信PRワイヤー
提供元：共同通信PRワイヤー
2022年12月7日
滋賀県観光振興局
【画像：https://kyodonewsprwire.jp/img/202212070896-O5-au7Zu7H1】
滋賀県北東部に位置する米原市に古くから伝わる伝統産業『近江真綿（おうみまわた）』。
1730年（享保15年）からその歴史は始まり、現代までその伝統を守り続けてきたのが米原市岩脇（いおぎ）に店を構える『山脇源平商店（やまわきげんぺいしょうてん）』です。創業290年以上の歴史を持ち、今でも昔ながらの製法を用いて近江真綿の製造・販売を行っています。
【山脇源平商店について】
1730年（享保15年）から滋賀県米原市で「近江真綿」の製造・販売を始め、2022年で創業292年を迎えた「山脇源平商店」。9代目店主の山脇和博（やまわきかずひろ）さんを筆頭に、今もなお昔ながらの製法を用いて蚕の繭から綿を引いて作る「真綿作り」を行っています。こういった昔ながらの製法で真綿作りをされている事業者は、現在では県内には２軒しかなく、希少な存在となりました。山脇さんが家業であった真綿作りを引き継いだのは35歳の時。真綿に対する情熱は誰よりも厚く、現在はこの伝統産業である近江真綿を多くの方に伝えていくために様々な切り口で展開を行っています。
【画像：https://kyodonewsprwire.jp/img/202212070896-O6-Mng6Z513】
（写真：9代目店主 山脇和博さん）
【近江真綿について】
山脇源平商店では「角真綿」という製法で真綿を作っています。
この「角真綿」とは、蚕のつくる繭を手作業で一つずつ厚さにムラが出ないよう丁寧に引き伸ばして木枠に順次４枚ずつ重ね、これらを枠から外したものを指します。
【画像：https://kyodonewsprwire.jp/img/202212070896-O7-394H876R】 【画像：https://kyodonewsprwire.jp/img/202212070896-O8-x25LKah4】 【画像：https://kyodonewsprwire.jp/img/202212070896-O9-zcuXjAd7】
（写真：山脇源平商店内に構える工房の様子）
左から「作業風景」、「蚕から繭を剥がす作業」、「木枠に取り付ける作業」
1枚1枚丁寧に重ねて作られた真綿は陰干しにしてじっくりと乾燥させてゆき、その後は熟練の職人による「手引き」という技法を用いて布団の大きさまで引き伸ばしていきます。
この「手引き」という技法は角真綿を職人２人が同じ力加減で引き伸ばしていくことを意味し、布団一枚を製作するためには約300個の繭を使用します。
【画像：https://kyodonewsprwire.jp/img/202212070896-O10-xBErijx3】
（写真：手引きの作業風景）
【近江真綿の特徴】
山脇源平商店が手掛ける「近江真綿」には大きな特徴が全部で４つあります。
まず１つ目の特徴は「暖かさ」です。近江真綿は軽くて抜群の保湿性を持ち合わせており、羽布団や羊毛布団と比較しても保湿力が劣ることがありません。
次に２つ目の特徴は「吸湿性」です。近江真綿が持つ天然の「超・長繊維」の効果には吸水性が抜群という特徴があります。
３つ目の特徴は「繊維」です。絹には消臭・防臭効果もあり、また「超・長繊維」という性質から木綿、綿（＝コットン）のように綿埃が出にくく、静電気も起こりにくいため塵や雑菌も寄せ付けません。
そして最後４つ目の特徴は「しなやかさ」です。近江真綿は軽くシルクの滑るような肌触りで、身体を柔らかく包む羽のようなしなやかさがあります。
【近江真綿作り体験】
山脇源平商店では昔ながらの製法で作り続けるこの「真綿作り」を体験することができます。体験時には山脇さんによる指導のもと近江真綿の歴史を当時の貴重な史書や資料を使ってより詳しく知ることもできます。
＜体験概要＞
・体験内容：角真綿の体験、手引き体験 ・料金：3,000円（体験者一律）
●予約方法
下記サイトまたはお電話（0749-52-0076）にてお申し込みください。
シガリズム体験：https://www.biwako-visitors.jp/shigarhythm-activity/
●注意事項
・袖まくりのできる汚れても良い洋服を着用ください。体験時には靴を脱いで作業場へ入室します。
【キャンセル料】3日前30％、前日50％、当日無連絡100％
【オリジナル化粧品ブランド“Seripure（セリピュア）”】
2021年、山脇源平商店では「Seripure（セリピュア）」という新しいオリジナル化粧品ブランドを開発されました。真綿の元になる繭には天然のタンパク質である「セリシン（［医薬部外品表示名称］加水分解シルク末）」という角質層水分量増加、及びバリア保護による保湿作用（※）のある成分が含まれています。この「セリシン」の、使えば使うほど手肌が保湿され美しくなるという特徴を活かした商品が作れないかという思いから、化粧品ブランドの商品開発に至りました。
その背景には、自社で養蚕から行い生産した繭の成分を利用し新たな商品を開発することで、真綿のことを知らない若い方への認知向上、各年代層のお客様に身近に真綿を感じていただきたいという想いも込められています。
【画像：https://kyodonewsprwire.jp/img/202212070896-O11-qKYTL7X1】
（写真：Seripure商品一覧。左から「ハンドクリーム」「ハンドジェル」「化粧水」「乳液」「美容液」）
（※参考：https://iwogimawata.com/seripure/）
［Seripure取り扱い店舗］
山脇源平商店
・〒521-0091 滋賀県米原市岩脇1011-1 TEL：0749-52-0076 ／ FAX：0749-52-0076
米原市特選品市場 orite CONCE.
・〒521-0012 滋賀県米原市米原464-23 ・TEL：0749-56-2854
●お問い合わせ
・株式会社山脇源平商店（やまわきげんぺいしょうてん）
・〒521-0091 滋賀県米原市岩脇1011-1
・TEL：0749-52-0076 ／ FAX：0749-52-0076
・HP：https://iwogimawata.com/
＊見学ご希望の方は事前に要連絡（営業：平日 8:30〜16:00）
【この記事に関するお問い合わせ】
滋賀県商工観光労働部観光振興局
シガリズム推進室 大根田
TEL ： 077-528-3743
mail ： ff00@pref.shiga.lg.jp
滋賀県観光振興局
【画像：https://kyodonewsprwire.jp/img/202212070896-O5-au7Zu7H1】
滋賀県北東部に位置する米原市に古くから伝わる伝統産業『近江真綿（おうみまわた）』。
1730年（享保15年）からその歴史は始まり、現代までその伝統を守り続けてきたのが米原市岩脇（いおぎ）に店を構える『山脇源平商店（やまわきげんぺいしょうてん）』です。創業290年以上の歴史を持ち、今でも昔ながらの製法を用いて近江真綿の製造・販売を行っています。
【山脇源平商店について】
1730年（享保15年）から滋賀県米原市で「近江真綿」の製造・販売を始め、2022年で創業292年を迎えた「山脇源平商店」。9代目店主の山脇和博（やまわきかずひろ）さんを筆頭に、今もなお昔ながらの製法を用いて蚕の繭から綿を引いて作る「真綿作り」を行っています。こういった昔ながらの製法で真綿作りをされている事業者は、現在では県内には２軒しかなく、希少な存在となりました。山脇さんが家業であった真綿作りを引き継いだのは35歳の時。真綿に対する情熱は誰よりも厚く、現在はこの伝統産業である近江真綿を多くの方に伝えていくために様々な切り口で展開を行っています。
【画像：https://kyodonewsprwire.jp/img/202212070896-O6-Mng6Z513】
（写真：9代目店主 山脇和博さん）
【近江真綿について】
山脇源平商店では「角真綿」という製法で真綿を作っています。
この「角真綿」とは、蚕のつくる繭を手作業で一つずつ厚さにムラが出ないよう丁寧に引き伸ばして木枠に順次４枚ずつ重ね、これらを枠から外したものを指します。
【画像：https://kyodonewsprwire.jp/img/202212070896-O7-394H876R】 【画像：https://kyodonewsprwire.jp/img/202212070896-O8-x25LKah4】 【画像：https://kyodonewsprwire.jp/img/202212070896-O9-zcuXjAd7】
（写真：山脇源平商店内に構える工房の様子）
左から「作業風景」、「蚕から繭を剥がす作業」、「木枠に取り付ける作業」
1枚1枚丁寧に重ねて作られた真綿は陰干しにしてじっくりと乾燥させてゆき、その後は熟練の職人による「手引き」という技法を用いて布団の大きさまで引き伸ばしていきます。
この「手引き」という技法は角真綿を職人２人が同じ力加減で引き伸ばしていくことを意味し、布団一枚を製作するためには約300個の繭を使用します。
【画像：https://kyodonewsprwire.jp/img/202212070896-O10-xBErijx3】
（写真：手引きの作業風景）
【近江真綿の特徴】
山脇源平商店が手掛ける「近江真綿」には大きな特徴が全部で４つあります。
まず１つ目の特徴は「暖かさ」です。近江真綿は軽くて抜群の保湿性を持ち合わせており、羽布団や羊毛布団と比較しても保湿力が劣ることがありません。
次に２つ目の特徴は「吸湿性」です。近江真綿が持つ天然の「超・長繊維」の効果には吸水性が抜群という特徴があります。
３つ目の特徴は「繊維」です。絹には消臭・防臭効果もあり、また「超・長繊維」という性質から木綿、綿（＝コットン）のように綿埃が出にくく、静電気も起こりにくいため塵や雑菌も寄せ付けません。
そして最後４つ目の特徴は「しなやかさ」です。近江真綿は軽くシルクの滑るような肌触りで、身体を柔らかく包む羽のようなしなやかさがあります。
【近江真綿作り体験】
山脇源平商店では昔ながらの製法で作り続けるこの「真綿作り」を体験することができます。体験時には山脇さんによる指導のもと近江真綿の歴史を当時の貴重な史書や資料を使ってより詳しく知ることもできます。
＜体験概要＞
・体験内容：角真綿の体験、手引き体験 ・料金：3,000円（体験者一律）
●予約方法
下記サイトまたはお電話（0749-52-0076）にてお申し込みください。
シガリズム体験：https://www.biwako-visitors.jp/shigarhythm-activity/
●注意事項
・袖まくりのできる汚れても良い洋服を着用ください。体験時には靴を脱いで作業場へ入室します。
【キャンセル料】3日前30％、前日50％、当日無連絡100％
【オリジナル化粧品ブランド“Seripure（セリピュア）”】
2021年、山脇源平商店では「Seripure（セリピュア）」という新しいオリジナル化粧品ブランドを開発されました。真綿の元になる繭には天然のタンパク質である「セリシン（［医薬部外品表示名称］加水分解シルク末）」という角質層水分量増加、及びバリア保護による保湿作用（※）のある成分が含まれています。この「セリシン」の、使えば使うほど手肌が保湿され美しくなるという特徴を活かした商品が作れないかという思いから、化粧品ブランドの商品開発に至りました。
その背景には、自社で養蚕から行い生産した繭の成分を利用し新たな商品を開発することで、真綿のことを知らない若い方への認知向上、各年代層のお客様に身近に真綿を感じていただきたいという想いも込められています。
【画像：https://kyodonewsprwire.jp/img/202212070896-O11-qKYTL7X1】
（写真：Seripure商品一覧。左から「ハンドクリーム」「ハンドジェル」「化粧水」「乳液」「美容液」）
（※参考：https://iwogimawata.com/seripure/）
［Seripure取り扱い店舗］
山脇源平商店
・〒521-0091 滋賀県米原市岩脇1011-1 TEL：0749-52-0076 ／ FAX：0749-52-0076
米原市特選品市場 orite CONCE.
・〒521-0012 滋賀県米原市米原464-23 ・TEL：0749-56-2854
●お問い合わせ
・株式会社山脇源平商店（やまわきげんぺいしょうてん）
・〒521-0091 滋賀県米原市岩脇1011-1
・TEL：0749-52-0076 ／ FAX：0749-52-0076
・HP：https://iwogimawata.com/
＊見学ご希望の方は事前に要連絡（営業：平日 8:30〜16:00）
【この記事に関するお問い合わせ】
滋賀県商工観光労働部観光振興局
シガリズム推進室 大根田
TEL ： 077-528-3743
mail ： ff00@pref.shiga.lg.jp
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