誰でも文豪のような「缶詰め」ができる。 岡山県真庭市のコワーキングスペース「湯フィス」。
[23/02/28]
提供元:共同通信PRワイヤー
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文豪たちは温泉地へ赴いて名作を書きあげた。ならば、僕たちも温泉地で仕事をすれば、あるいは。
◆温泉×コワーキングスペース、誕生。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202212161280-O14-NenFnrAq】
なかなか結果が出ない……。
仕事のクオリティをもっと高める方法はないものか。
そう考えたとき、ふと思ったのは文豪のことである。
なぜ、後世に残るほどの名作をつくることができたのか。クオリティの高い仕事をすることができたのか。
共通しているのは――。
彼ら、彼女たちはみなわざわざ温泉地へ赴いて執筆をしている、ということ。
有名なところでは、城崎温泉で「城の崎にて」を書きあげた志賀直哉。越後湯沢温泉で「雪国」を書いた川端康成。夏目漱石で有名な「道後温泉」など。
よく締め切り間際に言われる「缶詰め」とは、もともと温泉旅館に詰める「館詰め」から来ている、という。
温泉でリラックスしながら、発想力や集中力を高めることができるらしい。
ということは、館詰めをすれば、僕たち一般人でも名作に値する仕事ができるのではないか。仕事のクオリティを高めるキーワードは、「館詰め」なのではないか。
事実、「館詰め」のできる場所が増えているという。
テレワーク化が進んだものの、自宅ではなかなか仕事効率の上がらない人たちが「集中できる環境」を求めて訪れている。東京ではかなり認知が進んでいるらしい。
しかし、温泉にも入ることができ、なおかつ「館詰め」もできる。そんな理想的な場所なんてあるのだろうか。
もちろん、温泉旅館に泊まれれば何の問題もない。
ただ、ひとつの案件に対して、そんなことをしていては、お金がいくらあっても足りない。
安価で、温泉にも入れて、なおかつ仕事のクオリティも上がるような場所。
――いや、ある。ひとつだけヒットした。
岡山の県北、真庭市の湯原温泉にあるコワーキングスペース「湯フィス」。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202212161280-O9-N6QM43kA】
湯本温泉館ホームページ:https://www.city.maniwa.lg.jp/soshiki/60/2653.html
そもそも湯原温泉とは、大阪から車で約2時間半。観光名所「蒜山高原」まで30分弱という、岡山県を代表する温泉街のひとつである。
源泉がすべて、地面からお湯がぽこぽこと自噴する湧出温泉。温度も45℃前後と適温で、加温も加水も必要としない。源泉かけ流しのなかでも全国的に珍しい温泉郷である。
それを証拠に、温泉評論家の野口冬人が、露天風呂番付で「西の横綱」と定めている。
そんな湯原温泉郷のなかに、「館詰め」のできるコワーキングスペースがあるなんて、にわかには信じられない。
温泉旅館の数々、さらに有名な露天風呂「砂湯」も、「はんざき(オオサンショウウオ)センター」も、鹿肉コロッケの食べられるお店も、すべてが徒歩圏内。
本当に、仕事のクオリティが上がる空間なのか。デスクまわりは?金額は?wi-fiは?締め切り間近の仕事を抱えて、さっそく訪れてみた。
◆コワーキングスペースにも、温泉にも、出入り自由。
温泉街の温泉施設の3階がコワーキングスペースになっているという。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202212161280-O10-hh0158P9】
温泉旅館が軒を連ねるなか、駐車場は無料。
美しい山なみと静かな河原に沿って、温泉旅館がぽつりぽつりと並んでいる。風情が漂い、仕事を携えていると、自分がもうすでに文豪にでもなったような気分になる。
湯原温泉ホームページ: https://www.maniwa.or.jp/yubara/
「湯フィス」があるのは、「湯本温泉館」3階。
長らく使われていなかった場所を、リノベーションしたらしい。
入り口から入って、特産品コーナーを横目に見つつ受付へ。券売機でチケットを購入。
入浴券やタオルの購入パネルに混じって、「コワーキングスペース(1時間)」や「シェアオフィス・休憩室(1時間)」などのパネルが並んでいる。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202212161280-O2-ae5OvSHy】
なんだ、この見たことのないパネルの並びは……。
本当に、温泉とコワーキングスペースが一緒になっているのだ、と改めて驚く。
・コワーキングスペース(1時間)300円
・コワーキングスペース(2時間)600円
・コワーキングスペース(3時間)900円
・コワーキングスペース(4時間)1200円
・コワーキングスペース(1日)1500円
・シェアオフィス・休憩室(1時間)500円
・シェアオフィス・休憩室(2時間)1000円
・オンライン会議室(1時間)500円
・オンライン会議室(2時間)1000円
しかも、値段がそこまで高くない。たとえば1日、大阪でコワーキングスペースを使用しようと思ったら、2000円ぐらいするだろう。3000円のところもあるかもしれない。
購入したのは、「コワーキングスペース(3時間)900円」。
カードキーのため、時間内は出入り自由である。1日利用の場合は途中、お昼ごはんを食べに温泉街へ繰り出してもいい。
徒歩3分ぐらいのところにある無料の「足湯」に行ってみるのもいい。
ちなみに入浴は、真庭市内であれば「大人1人300円」。真庭市外であれば「大人1人600円」となる。
午前10時から午後10時までのコワーキングスペース(1日)と組み合わせれば、「仕事」と「温泉」を行き来する、夢のようなループが可能になる。
◆都市部から温泉にテレワークができる。
心がゆるむ湯けむりの気配を感じながら、エレベーターで3階へ。
受付で渡されたカードキーを使って、コワーキングスペースの扉を開く。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202212161280-O12-584P9Vg6】
そこは――、外観からは想像もつかない空間だった。
サッパリとしたシンプルな場所でありながら、無機質ではない。静かなんだけど、なんとなく息吹きが感じられる。床の緑が映える、とても優しい空間であった。
大きな窓の向こうには、山々と河原、温泉街がある。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202212161280-O11-Yd3xmL24】
なにより、さまざまな形のデスクに驚く。
どれが自分に合うかな、なんて思いながら、ひとまず手あたり次第に座ってみた。
スタンディングのように仕事ができるスツールタイプや、しっかりと腰を据えられる深めの椅子、広々としたデスク。仕事と向き合うのにうってつけのボックスタイプもあった。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202212161280-O4-TN0S083x】
そのうちのひとつに腰かけて、さっそくパソコンを開き、仕事を始……。
……え。は、早い!信じられないことに、wi-fiが爆速である。動画も、オンライン会議も、なにをしても支障がない。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202212161280-O15-HS372jh6】
これならば、「ワーケーション」ができるじゃないか!
蒜山高原や湯原温泉郷、勝山町並み保存地区をはじめ、鳥取県の大山、倉吉白壁土蔵群などなど、近隣の観光を楽しみながら働く「ワーケーション」の拠点に最適じゃないか!
もちろん、「テレワーク」も「リモートワーク」もできる。
ワーケーションやテレワークが流行しているのは、「働きやすさ」が価値を持つようになったから。働きやすい環境ならば、パフォーマンスがより発揮できる。
自然とモチベーションが上がり、生産性も向上していく。
文豪たちはもっと前から、その真実を知っていたのだろう。
近隣を飛び出して、温泉街にテレワークをする気持ちがわかる。
そんなことを考えていたが、やがて僕自身も仕事に没入していく。
温泉街のまんなかにあるとは思えないほど静かで、ほどよい室温に保たれている。なんとなくアルファ波も出ているような気がしてくる。仕事もはかどっていく。
集中力を高められる空間だった。
そのときに書いたものが、この記事である。
ここでの「館詰め」はいい。
会社だと雑談や用事が入って、なかなか集中できない。家だと雑多なものが目に入って、これまたなかなか集中できない。カフェだと店員さんの目が気になってくる。
ならば思い切って、「この仕事をするぞ!」と飛び出してみる。
アイデアに煮詰まったら、すぐ下の「温泉」に入ればいい。もう一度、集中力を取り戻そうと思ったら、近くの「足湯」に入ってみるのもいい。
◆オンライン・オフラインの会議やプレゼンも可能
じつは、コワーキングスペースのほかにも、シェアオフィスと会議室がある、とのこと。許可を得て、なかを覗いてみた。
シェアオフィスは、和室に座卓。
思わず、「これぞ館詰め!」と叫びそうになった。まるで執筆する文豪の背中が見えるような空間。温泉旅館の一室を彷彿とさせる。
座卓に慣れ親しんだ人には、きっとしっくり来るだろう。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202212161280-O5-ARR8H24k】
モニターが設置されているため、オンライン会議もできる。
フォーマルな会議というよりは、リラックスしながら臨む「アイデア出し」の会議などに向いている。もちろんオンラインだけではなく、リアルな会議にもうってつけだった。
一転、会議室はとてもフォーマル。
10人が座れる大テーブルに、巨大モニターが置かれている。
ドラマのワンシーンに出てきそうなカッコいいプレゼンテーションや、大切なものごとを決める会議、規模の大きなオンライン会議も可能。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202212161280-O7-d4I91S5q】
しかしまさかだれも、そのすぐ下で温泉が湧いているとは思うまい。
これが「湯フィス」のポテンシャルだ、とひとりでにやにやしてしまった。
当然、帰りは同館の2階にある温泉へ。階段を下りるだけの徒歩10秒。
仕事に集中したほどよい疲労感を癒すには、やはり温泉がいちばん。ちょっと気を大きくして、1000円でバスタオルを購入した。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202212161280-O8-iVeVf453】
温泉に浸かりながら思う。
館詰めをすれば、僕たち一般人でも名作に値する仕事ができるのではないか。仕事のクオリティを高めるキーワードは、「館詰め」なのではないか。そう思っていたことを。
間違いなかった。
館詰めは決して、文豪だけのものではない。
この「湯フィス」が地元の人たち、都心部の人たちに門戸を開いてくれたおかげで、一般人でも温泉街で館詰めができるようになった。
仕事のクオリティを高めることができるようになった。
きっとこの「湯フィス」が、温泉街×コワーキングスペースの先駆けになるに違いない。そう思いながら、自分のだらしないお腹をつまんでいた。
文書:甲田智之(contena 代表・もの書き)
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202212161280-O13-9TBNd5at】
◆湯本温泉館 施設案内
■利用料金
◇コワーキングスペースUffice
・コワーキングスペース(共有利用)300円/1時間(一日最大1,500円)
・シェオフィス(貸切利用)500円/1時間
・オンライン会議室(貸切利用)500円/1時間(最大12名まで利用可)
◇湯本温泉館(温泉)
・普通湯(サウナ有り)中学生以上 600円
■営業時間 10:00〜22:00 年中無休
■問い合わせ先 〒717-0402 岡山県真庭市湯原温泉23 湯本温泉館 電話0867-62-2039
コワーキングスペースUfficeについてはコチラまで↓
〒717-0406 岡山県真庭市豊栄1515 真庭市役所湯原振興局 電話0867-62-2011
■お得な法人登録のご案内
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
入浴施設の3階にあるコワーキングスペースUfficeをより快適にご利用いただくために、法人登録(無料)をいただいた皆様へ湯元温泉館の入浴優待券を発行します。コワーキングスペースをご利用の場合に、優待券を活用できます。福利厚生などでご活用いただければ幸いです。ご希望の法人の方は以下に入力ください。メールで返信連絡いたします。
法人登録申込フォーム https://forms.gle/PoqfPrqzDjKJQpaU8
◆温泉×コワーキングスペース、誕生。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202212161280-O14-NenFnrAq】
なかなか結果が出ない……。
仕事のクオリティをもっと高める方法はないものか。
そう考えたとき、ふと思ったのは文豪のことである。
なぜ、後世に残るほどの名作をつくることができたのか。クオリティの高い仕事をすることができたのか。
共通しているのは――。
彼ら、彼女たちはみなわざわざ温泉地へ赴いて執筆をしている、ということ。
有名なところでは、城崎温泉で「城の崎にて」を書きあげた志賀直哉。越後湯沢温泉で「雪国」を書いた川端康成。夏目漱石で有名な「道後温泉」など。
よく締め切り間際に言われる「缶詰め」とは、もともと温泉旅館に詰める「館詰め」から来ている、という。
温泉でリラックスしながら、発想力や集中力を高めることができるらしい。
ということは、館詰めをすれば、僕たち一般人でも名作に値する仕事ができるのではないか。仕事のクオリティを高めるキーワードは、「館詰め」なのではないか。
事実、「館詰め」のできる場所が増えているという。
テレワーク化が進んだものの、自宅ではなかなか仕事効率の上がらない人たちが「集中できる環境」を求めて訪れている。東京ではかなり認知が進んでいるらしい。
しかし、温泉にも入ることができ、なおかつ「館詰め」もできる。そんな理想的な場所なんてあるのだろうか。
もちろん、温泉旅館に泊まれれば何の問題もない。
ただ、ひとつの案件に対して、そんなことをしていては、お金がいくらあっても足りない。
安価で、温泉にも入れて、なおかつ仕事のクオリティも上がるような場所。
――いや、ある。ひとつだけヒットした。
岡山の県北、真庭市の湯原温泉にあるコワーキングスペース「湯フィス」。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202212161280-O9-N6QM43kA】
湯本温泉館ホームページ:https://www.city.maniwa.lg.jp/soshiki/60/2653.html
そもそも湯原温泉とは、大阪から車で約2時間半。観光名所「蒜山高原」まで30分弱という、岡山県を代表する温泉街のひとつである。
源泉がすべて、地面からお湯がぽこぽこと自噴する湧出温泉。温度も45℃前後と適温で、加温も加水も必要としない。源泉かけ流しのなかでも全国的に珍しい温泉郷である。
それを証拠に、温泉評論家の野口冬人が、露天風呂番付で「西の横綱」と定めている。
そんな湯原温泉郷のなかに、「館詰め」のできるコワーキングスペースがあるなんて、にわかには信じられない。
温泉旅館の数々、さらに有名な露天風呂「砂湯」も、「はんざき(オオサンショウウオ)センター」も、鹿肉コロッケの食べられるお店も、すべてが徒歩圏内。
本当に、仕事のクオリティが上がる空間なのか。デスクまわりは?金額は?wi-fiは?締め切り間近の仕事を抱えて、さっそく訪れてみた。
◆コワーキングスペースにも、温泉にも、出入り自由。
温泉街の温泉施設の3階がコワーキングスペースになっているという。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202212161280-O10-hh0158P9】
温泉旅館が軒を連ねるなか、駐車場は無料。
美しい山なみと静かな河原に沿って、温泉旅館がぽつりぽつりと並んでいる。風情が漂い、仕事を携えていると、自分がもうすでに文豪にでもなったような気分になる。
湯原温泉ホームページ: https://www.maniwa.or.jp/yubara/
「湯フィス」があるのは、「湯本温泉館」3階。
長らく使われていなかった場所を、リノベーションしたらしい。
入り口から入って、特産品コーナーを横目に見つつ受付へ。券売機でチケットを購入。
入浴券やタオルの購入パネルに混じって、「コワーキングスペース(1時間)」や「シェアオフィス・休憩室(1時間)」などのパネルが並んでいる。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202212161280-O2-ae5OvSHy】
なんだ、この見たことのないパネルの並びは……。
本当に、温泉とコワーキングスペースが一緒になっているのだ、と改めて驚く。
・コワーキングスペース(1時間)300円
・コワーキングスペース(2時間)600円
・コワーキングスペース(3時間)900円
・コワーキングスペース(4時間)1200円
・コワーキングスペース(1日)1500円
・シェアオフィス・休憩室(1時間)500円
・シェアオフィス・休憩室(2時間)1000円
・オンライン会議室(1時間)500円
・オンライン会議室(2時間)1000円
しかも、値段がそこまで高くない。たとえば1日、大阪でコワーキングスペースを使用しようと思ったら、2000円ぐらいするだろう。3000円のところもあるかもしれない。
購入したのは、「コワーキングスペース(3時間)900円」。
カードキーのため、時間内は出入り自由である。1日利用の場合は途中、お昼ごはんを食べに温泉街へ繰り出してもいい。
徒歩3分ぐらいのところにある無料の「足湯」に行ってみるのもいい。
ちなみに入浴は、真庭市内であれば「大人1人300円」。真庭市外であれば「大人1人600円」となる。
午前10時から午後10時までのコワーキングスペース(1日)と組み合わせれば、「仕事」と「温泉」を行き来する、夢のようなループが可能になる。
◆都市部から温泉にテレワークができる。
心がゆるむ湯けむりの気配を感じながら、エレベーターで3階へ。
受付で渡されたカードキーを使って、コワーキングスペースの扉を開く。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202212161280-O12-584P9Vg6】
そこは――、外観からは想像もつかない空間だった。
サッパリとしたシンプルな場所でありながら、無機質ではない。静かなんだけど、なんとなく息吹きが感じられる。床の緑が映える、とても優しい空間であった。
大きな窓の向こうには、山々と河原、温泉街がある。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202212161280-O11-Yd3xmL24】
なにより、さまざまな形のデスクに驚く。
どれが自分に合うかな、なんて思いながら、ひとまず手あたり次第に座ってみた。
スタンディングのように仕事ができるスツールタイプや、しっかりと腰を据えられる深めの椅子、広々としたデスク。仕事と向き合うのにうってつけのボックスタイプもあった。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202212161280-O4-TN0S083x】
そのうちのひとつに腰かけて、さっそくパソコンを開き、仕事を始……。
……え。は、早い!信じられないことに、wi-fiが爆速である。動画も、オンライン会議も、なにをしても支障がない。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202212161280-O15-HS372jh6】
これならば、「ワーケーション」ができるじゃないか!
蒜山高原や湯原温泉郷、勝山町並み保存地区をはじめ、鳥取県の大山、倉吉白壁土蔵群などなど、近隣の観光を楽しみながら働く「ワーケーション」の拠点に最適じゃないか!
もちろん、「テレワーク」も「リモートワーク」もできる。
ワーケーションやテレワークが流行しているのは、「働きやすさ」が価値を持つようになったから。働きやすい環境ならば、パフォーマンスがより発揮できる。
自然とモチベーションが上がり、生産性も向上していく。
文豪たちはもっと前から、その真実を知っていたのだろう。
近隣を飛び出して、温泉街にテレワークをする気持ちがわかる。
そんなことを考えていたが、やがて僕自身も仕事に没入していく。
温泉街のまんなかにあるとは思えないほど静かで、ほどよい室温に保たれている。なんとなくアルファ波も出ているような気がしてくる。仕事もはかどっていく。
集中力を高められる空間だった。
そのときに書いたものが、この記事である。
ここでの「館詰め」はいい。
会社だと雑談や用事が入って、なかなか集中できない。家だと雑多なものが目に入って、これまたなかなか集中できない。カフェだと店員さんの目が気になってくる。
ならば思い切って、「この仕事をするぞ!」と飛び出してみる。
アイデアに煮詰まったら、すぐ下の「温泉」に入ればいい。もう一度、集中力を取り戻そうと思ったら、近くの「足湯」に入ってみるのもいい。
◆オンライン・オフラインの会議やプレゼンも可能
じつは、コワーキングスペースのほかにも、シェアオフィスと会議室がある、とのこと。許可を得て、なかを覗いてみた。
シェアオフィスは、和室に座卓。
思わず、「これぞ館詰め!」と叫びそうになった。まるで執筆する文豪の背中が見えるような空間。温泉旅館の一室を彷彿とさせる。
座卓に慣れ親しんだ人には、きっとしっくり来るだろう。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202212161280-O5-ARR8H24k】
モニターが設置されているため、オンライン会議もできる。
フォーマルな会議というよりは、リラックスしながら臨む「アイデア出し」の会議などに向いている。もちろんオンラインだけではなく、リアルな会議にもうってつけだった。
一転、会議室はとてもフォーマル。
10人が座れる大テーブルに、巨大モニターが置かれている。
ドラマのワンシーンに出てきそうなカッコいいプレゼンテーションや、大切なものごとを決める会議、規模の大きなオンライン会議も可能。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202212161280-O7-d4I91S5q】
しかしまさかだれも、そのすぐ下で温泉が湧いているとは思うまい。
これが「湯フィス」のポテンシャルだ、とひとりでにやにやしてしまった。
当然、帰りは同館の2階にある温泉へ。階段を下りるだけの徒歩10秒。
仕事に集中したほどよい疲労感を癒すには、やはり温泉がいちばん。ちょっと気を大きくして、1000円でバスタオルを購入した。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202212161280-O8-iVeVf453】
温泉に浸かりながら思う。
館詰めをすれば、僕たち一般人でも名作に値する仕事ができるのではないか。仕事のクオリティを高めるキーワードは、「館詰め」なのではないか。そう思っていたことを。
間違いなかった。
館詰めは決して、文豪だけのものではない。
この「湯フィス」が地元の人たち、都心部の人たちに門戸を開いてくれたおかげで、一般人でも温泉街で館詰めができるようになった。
仕事のクオリティを高めることができるようになった。
きっとこの「湯フィス」が、温泉街×コワーキングスペースの先駆けになるに違いない。そう思いながら、自分のだらしないお腹をつまんでいた。
文書:甲田智之(contena 代表・もの書き)
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202212161280-O13-9TBNd5at】
◆湯本温泉館 施設案内
■利用料金
◇コワーキングスペースUffice
・コワーキングスペース(共有利用)300円/1時間(一日最大1,500円)
・シェオフィス(貸切利用)500円/1時間
・オンライン会議室(貸切利用)500円/1時間(最大12名まで利用可)
◇湯本温泉館(温泉)
・普通湯(サウナ有り)中学生以上 600円
■営業時間 10:00〜22:00 年中無休
■問い合わせ先 〒717-0402 岡山県真庭市湯原温泉23 湯本温泉館 電話0867-62-2039
コワーキングスペースUfficeについてはコチラまで↓
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入浴施設の3階にあるコワーキングスペースUfficeをより快適にご利用いただくために、法人登録(無料)をいただいた皆様へ湯元温泉館の入浴優待券を発行します。コワーキングスペースをご利用の場合に、優待券を活用できます。福利厚生などでご活用いただければ幸いです。ご希望の法人の方は以下に入力ください。メールで返信連絡いたします。
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