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きこえない人ときこえる人の双方向コミュニケーションを可能にする AI手話翻訳の実証実験を札幌市で開始

産官学連携で言葉のバリアフリー化を目指す

2023年2月7日

きこえない人ときこえる人の双方向コミュニケーションを可能にする
AI手話翻訳サービスの実証実験を札幌市で開始 〜産官学連携で言葉のバリアフリー化を目指す〜

 

【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M105480/202302072724/_prw_PT1fl_1R4GoI9C.png

【背景】

ろう者の社会進出には、ろう者ときこえる人との間の円滑なコミュニケーションが不可欠です。しかし、手話通訳士の人手不足やきこえる人の手話の普及率の低さなど、ろう者ときこえる人との双方向のコミュニケーションの手段の拡充が課題となっています。

BIPROGYはろう者と手話に馴染みのないきこえる人とのスムーズなコミュニケーションを実現するために「AI手話翻訳サービス」の開発をSapporo AI Lab、北海道大学などと進めてきました。

 

【AI手話翻訳サービスの概要】

「AI手話翻訳サービス」は、ろう者の手話をAIでテキスト(日本語)へ翻訳し、きこえる人の話し言葉をAIでテキストに翻訳しディスプレイに表現することで双方向のコミュニケーションを可能にするサービスです。

今回の実証実験では採用していませんが、きこえる人の話し言葉を手話動画で表示することもできます。

 

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202302072724-O1-pq386567


【実証実験の概要】

今回の実証実験では、札幌市区役所の保健福祉業務を対象とし、地方公共団体の窓口業務における「AI手話翻訳サービス」の有効性について明らかにすることを目的としています。



【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M105480/202302072724/_prw_PT2fl_t9SSwVir.png

 

【今後の取り組み】

BIPROGYは、本実証実験を通じて、サービスの技術的な課題を解消し、AI手話翻訳サービスの窓口業務での実用化を目指していきます。

また、AI手話翻訳サービスは総務省の「情報通信利用促進支援事業費補助金(デジタル・ディバイド解消に向けた技術等研究開発)」に採択され、助成を受けて研究開発を進めています。将来的には、多言語対応した国際的な手話への対応や一般的なカメラやスマートフォンへの対応などを通じて言葉のバリアフリー社会の実現に貢献していきます。

 

以 上

 

■関連リンク:

日本ユニシス、北海道大学、札幌AIラボによる産学官連携AI手話プロジェクト (2018年) :https://www.youtube.com/watch?v=KybVQO-I_fw





※記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。

※掲載の情報は、発表日現在のものです。その後予告なしに変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。

 

<本ニュースリリースに関するお問い合わせ>
https://www.biprogy.com/newsrelease_contact/

※お問い合わせはBIPROGYまでお願いいたします。市や区役所へのご連絡はお控えください。

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