【女子大学生アスリート165人に調査】「生理はこない方がいい」と感じている選手は6割超
[23/02/16]
提供元:共同通信PRワイヤー
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月経に関する意識調査を実施
オムロン ヘルスケア株式会社(本社所在地:京都府向日市、代表取締役社長:荻野 勲、以下当社)は、東京女子体育大学の競技選手165名(ハンドボール、ソフトボール、陸上、新体操)に協力いただき月経に関する意識調査(以下本調査)を実施しました。
女性アスリートにとって、月経(生理)との付き合い方は競技パフォーマンスを左右する重要な問題です。月経に伴う女性ホルモンの分泌量の変化により、ココロとカラダにも変化があらわれます。その時の不調はPMS*1や月経痛(生理痛)などといわれており、月経前や月経中の腹痛や体重変動、イライラなどの気持ちの不調としてあらわれます。無月経を放置すると、選手のパフォーマンス低下や怪我の要因となるだけでなく、将来的に骨量が減少する等の健康への影響があるといわれています*2。
本調査では、運動部に所属する選手165名の6割が「生理はこない方がいい」と回答しました。また、生理で困った経験の有無とは関係なく、2人に1人が「生理痛は我慢するもの」と認識をしていました。さらに、「基礎体温」については知っていても約8割の選手が基礎体温計(婦人用電子体温計)を「使ったことがない」と回答しました。
このような調査結果を受けて、産婦人科医師の対馬ルリ子先生に月経がくることの重要性と基礎体温を測ることの大切さをうかがいました。
今後も当社は女性アスリートが競技において継続的に高いパフォーマンスを発揮しつつ、生涯にわたりQOL(生活の質)が維持、向上できるサポートのために、基礎体温を測る重要性を伝えていきます。
*1生理前に起こる心やからだの不調のこと
*2厚生労働省研究班監修 ヘルスケアラボ「スポーツと月経」
【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M000242/202302072730/_prw_PT1fl_v1naXzql.png】
調査結果の詳細
1. 約7割の選手が、生理関連で困った経験がある。
生理関連で困った経験の有無を質問したところ、68.5%が「はい」と回答しました。具体的な内容は「生理用品を変えたいタイミングで変えられない」や「生理用品が競技中にずれたり、外れたりしたことがある」など約半分は生理用品に関するものでした。さらに、約3割が身体面・精神面に関することでした。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202302072730-O14-L9abNQzX】
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202302072730-O4-o1jwvXMm】
2.約6割の選手が「生理はこない方がいい」と回答。もっとも多い理由は、「月経前、月経中に下腹部痛などの身体症状があるから」。
62.4%の選手が「生理はこない方がいい」と回答しました。理由は、「月経前・月経中に下腹部痛などの身体症状があるから(19.0%)」がもっとも多く、次に、「試合・練習中の身体的なパフォーマンスに影響するから(16.6%)」「ナプキンなどの生理用品の交換が面倒だから(16.3%)」と回答していました。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202302072730-O5-8WQe7PRE】 【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202302072730-O6-n7aZJ388】
3. 生理で困った経験の有無に関係なく、2人に1人が「生理痛は我慢するもの」と考えている。
生理痛に対しての意識を確認したところ、2人に1人が「生理痛は我慢するもの」と回答しました。生理痛は我慢するものと回答した理由は、「生理が終われば、下腹部痛などの身体症状はおさまるから」が28.1%と最も多く、次に「生理痛は当たり前と思っているから」が26.0%でした。生理痛は子宮内で月経血を押し出そうとする痛み物質(プロスタグランジン)の働きによるものです。生理痛が生活に支障をきたす場合、月経困難症と呼ばれる病気です * 3 。 痛みがある場合は、大丈夫だと思わずにクリニックや婦人科医師に相談することが大切です。
*3一般社団法人日本女性心身医学会 「月経困難症(月経痛)」
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202302072730-O7-q5T75jgS】 【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202302072730-O8-4ie0PG54】
4.「基礎体温」を認知していても、約8割の選手が基礎体温計(婦人用電子体温計)を使ったことがない。
基礎体温を知っているかを質問したところ66.7%が「知っている」と回答しました。一方で「基礎体温計(婦人用電子体温計)」の使用経験を確認したところ、基礎体温を知っていると答えた110名のうち95名(86.4%)が「いいえ」と回答し、基礎体温の存在を知っていても基礎体温の測定までは至っていない実態が浮き彫りとなりました。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202302072730-O9-y80UWfYc】
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202302072730-O15-cmDo8d9c】
産婦人科医師/医学博士 対馬 ルリ子先生よりコメント
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202302072730-O11-P89Ou887】
対馬 ルリ子先生
医療法人社団 ウィミンズ・ウェルネス
女性ライフクリニック銀座・新宿理事長
産婦人科医師、医学博士
今回の調査で、「生理はこない方がいい」「生理痛は我慢するもの」と考えている選手がいることがわかりとても心配です。月経(生理)は、女性にとって健康のバロメーターのひとつですが、月経が多すぎる現代女性にとって病気のリスクであることは間違いありません。したがって、痛みを我慢してはいけません。子宮内膜症や子宮筋腫などの病気によって激しい月経痛がもたらされることも多いのです。
婦人科を受診し、月経による痛みを軽減しましょう。問診表のほかに基礎体温のグラフを持参されるとよいです。医師にとって基礎体温はとても重要な情報で客観的な判断材料になります。数値をメモしグラフ化するのが面倒なときは、アプリと連携した基礎体温計を活用するとよいでしょう。
自分の身体の状態を理解し、上手につきあっていくためにも、ぜひ基礎体温を測りましょう。
女性の健康をサポートするためのプロジェクト「オムロン式美人」
当社が、「健康で美しくありたい」という女性たちのおもいをサポートするために、立ちあげたプロジェクトが、「オムロン式美人」です。女性は、女性ホルモンの影響によりカラダやココロが変化しています。女性ホルモンが乱れると、月経不順や無月経などのトラブルのきっかけになることもあります。自分の身体の状態を把握し、女性の身体に関する知識を持つことでちょっとした変化も気づきやすくなります。
オムロン式美人サイトでは、生理・月経/妊娠・出産/更年期/ライフスタイルのテーマでQ&Aや悩みを解決するヒントやセルフケア情報を紹介し女性の美と健康をサポートしています。
オムロン式美人:https://www.healthcare.omron.co.jp/bijin/
月経・生理/妊娠・出産/更年期/ライフスタイルをテーマにしたQ&A:
https://www.healthcare.omron.co.jp/bijin/qa/
「毎日の体調管理」におすすめの基礎体温計(婦人用電子体温計)
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202302072730-O12-En4tysDf】
平均10秒ですばやく検温ができる通信機能を搭載した婦人用電子体温計です。ケースから取り出すだけで自動的に電源が入るので手軽にそのまま測定できます。起床してすぐに行なわなければならない基礎体温測定の負担が減り、毎朝の検温の習慣化に役立ちます。また、Bluetooth通信機能を搭載しているので、当社のスマートフォン健康管理アプリ「OMRON connect(以下オムロンコネクト)」を用いたデータの記録や確認が可能です。さらに、オムロンコネクト経由で測定データを基礎体温管理アプリ「ルナルナ 体温ノート」や「ラルーン」と連携し、基礎体温変化のグラフ化や生理日・排卵日の予測機能を使ってより簡単、便利に基礎体温を管理できます。
販売名:オムロン 婦人用電子体温計 MC-652LC
商品サイト: https://www.healthcare.omron.co.jp/product/mc/mc-652lc.html
【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M000242/202302072730/_prw_PT2fl_q6lF0m9f.png】
オムロン ヘルスケア株式会社(本社所在地:京都府向日市、代表取締役社長:荻野 勲、以下当社)は、東京女子体育大学の競技選手165名(ハンドボール、ソフトボール、陸上、新体操)に協力いただき月経に関する意識調査(以下本調査)を実施しました。
女性アスリートにとって、月経(生理)との付き合い方は競技パフォーマンスを左右する重要な問題です。月経に伴う女性ホルモンの分泌量の変化により、ココロとカラダにも変化があらわれます。その時の不調はPMS*1や月経痛(生理痛)などといわれており、月経前や月経中の腹痛や体重変動、イライラなどの気持ちの不調としてあらわれます。無月経を放置すると、選手のパフォーマンス低下や怪我の要因となるだけでなく、将来的に骨量が減少する等の健康への影響があるといわれています*2。
本調査では、運動部に所属する選手165名の6割が「生理はこない方がいい」と回答しました。また、生理で困った経験の有無とは関係なく、2人に1人が「生理痛は我慢するもの」と認識をしていました。さらに、「基礎体温」については知っていても約8割の選手が基礎体温計(婦人用電子体温計)を「使ったことがない」と回答しました。
このような調査結果を受けて、産婦人科医師の対馬ルリ子先生に月経がくることの重要性と基礎体温を測ることの大切さをうかがいました。
今後も当社は女性アスリートが競技において継続的に高いパフォーマンスを発揮しつつ、生涯にわたりQOL(生活の質)が維持、向上できるサポートのために、基礎体温を測る重要性を伝えていきます。
*1生理前に起こる心やからだの不調のこと
*2厚生労働省研究班監修 ヘルスケアラボ「スポーツと月経」
【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M000242/202302072730/_prw_PT1fl_v1naXzql.png】
調査結果の詳細
1. 約7割の選手が、生理関連で困った経験がある。
生理関連で困った経験の有無を質問したところ、68.5%が「はい」と回答しました。具体的な内容は「生理用品を変えたいタイミングで変えられない」や「生理用品が競技中にずれたり、外れたりしたことがある」など約半分は生理用品に関するものでした。さらに、約3割が身体面・精神面に関することでした。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202302072730-O14-L9abNQzX】
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202302072730-O4-o1jwvXMm】
2.約6割の選手が「生理はこない方がいい」と回答。もっとも多い理由は、「月経前、月経中に下腹部痛などの身体症状があるから」。
62.4%の選手が「生理はこない方がいい」と回答しました。理由は、「月経前・月経中に下腹部痛などの身体症状があるから(19.0%)」がもっとも多く、次に、「試合・練習中の身体的なパフォーマンスに影響するから(16.6%)」「ナプキンなどの生理用品の交換が面倒だから(16.3%)」と回答していました。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202302072730-O5-8WQe7PRE】 【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202302072730-O6-n7aZJ388】
3. 生理で困った経験の有無に関係なく、2人に1人が「生理痛は我慢するもの」と考えている。
生理痛に対しての意識を確認したところ、2人に1人が「生理痛は我慢するもの」と回答しました。生理痛は我慢するものと回答した理由は、「生理が終われば、下腹部痛などの身体症状はおさまるから」が28.1%と最も多く、次に「生理痛は当たり前と思っているから」が26.0%でした。生理痛は子宮内で月経血を押し出そうとする痛み物質(プロスタグランジン)の働きによるものです。生理痛が生活に支障をきたす場合、月経困難症と呼ばれる病気です * 3 。 痛みがある場合は、大丈夫だと思わずにクリニックや婦人科医師に相談することが大切です。
*3一般社団法人日本女性心身医学会 「月経困難症(月経痛)」
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202302072730-O7-q5T75jgS】 【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202302072730-O8-4ie0PG54】
4.「基礎体温」を認知していても、約8割の選手が基礎体温計(婦人用電子体温計)を使ったことがない。
基礎体温を知っているかを質問したところ66.7%が「知っている」と回答しました。一方で「基礎体温計(婦人用電子体温計)」の使用経験を確認したところ、基礎体温を知っていると答えた110名のうち95名(86.4%)が「いいえ」と回答し、基礎体温の存在を知っていても基礎体温の測定までは至っていない実態が浮き彫りとなりました。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202302072730-O9-y80UWfYc】
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202302072730-O15-cmDo8d9c】
産婦人科医師/医学博士 対馬 ルリ子先生よりコメント
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202302072730-O11-P89Ou887】
対馬 ルリ子先生
医療法人社団 ウィミンズ・ウェルネス
女性ライフクリニック銀座・新宿理事長
産婦人科医師、医学博士
今回の調査で、「生理はこない方がいい」「生理痛は我慢するもの」と考えている選手がいることがわかりとても心配です。月経(生理)は、女性にとって健康のバロメーターのひとつですが、月経が多すぎる現代女性にとって病気のリスクであることは間違いありません。したがって、痛みを我慢してはいけません。子宮内膜症や子宮筋腫などの病気によって激しい月経痛がもたらされることも多いのです。
婦人科を受診し、月経による痛みを軽減しましょう。問診表のほかに基礎体温のグラフを持参されるとよいです。医師にとって基礎体温はとても重要な情報で客観的な判断材料になります。数値をメモしグラフ化するのが面倒なときは、アプリと連携した基礎体温計を活用するとよいでしょう。
自分の身体の状態を理解し、上手につきあっていくためにも、ぜひ基礎体温を測りましょう。
女性の健康をサポートするためのプロジェクト「オムロン式美人」
当社が、「健康で美しくありたい」という女性たちのおもいをサポートするために、立ちあげたプロジェクトが、「オムロン式美人」です。女性は、女性ホルモンの影響によりカラダやココロが変化しています。女性ホルモンが乱れると、月経不順や無月経などのトラブルのきっかけになることもあります。自分の身体の状態を把握し、女性の身体に関する知識を持つことでちょっとした変化も気づきやすくなります。
オムロン式美人サイトでは、生理・月経/妊娠・出産/更年期/ライフスタイルのテーマでQ&Aや悩みを解決するヒントやセルフケア情報を紹介し女性の美と健康をサポートしています。
オムロン式美人:https://www.healthcare.omron.co.jp/bijin/
月経・生理/妊娠・出産/更年期/ライフスタイルをテーマにしたQ&A:
https://www.healthcare.omron.co.jp/bijin/qa/
「毎日の体調管理」におすすめの基礎体温計(婦人用電子体温計)
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202302072730-O12-En4tysDf】
平均10秒ですばやく検温ができる通信機能を搭載した婦人用電子体温計です。ケースから取り出すだけで自動的に電源が入るので手軽にそのまま測定できます。起床してすぐに行なわなければならない基礎体温測定の負担が減り、毎朝の検温の習慣化に役立ちます。また、Bluetooth通信機能を搭載しているので、当社のスマートフォン健康管理アプリ「OMRON connect(以下オムロンコネクト)」を用いたデータの記録や確認が可能です。さらに、オムロンコネクト経由で測定データを基礎体温管理アプリ「ルナルナ 体温ノート」や「ラルーン」と連携し、基礎体温変化のグラフ化や生理日・排卵日の予測機能を使ってより簡単、便利に基礎体温を管理できます。
販売名:オムロン 婦人用電子体温計 MC-652LC
商品サイト: https://www.healthcare.omron.co.jp/product/mc/mc-652lc.html
【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M000242/202302072730/_prw_PT2fl_q6lF0m9f.png】