BSIグループジャパンISO 19650-5に基づいた「BIM BSI Security Kitemark」を大和ハウス工業に追加認証
[23/03/30]
提供元:共同通信PRワイヤー
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2023年3月30日
BSIグループジャパン株式会社
大和ハウス工業株式会社
BSIグループジャパン株式会社(所在地:横浜市西区みなとみらい、代表取締役社長:漆原 将樹、以下「BSIジャパン」)は、大和ハウス工業株式会社(所在地:大阪市北区梅田、代表取締役社長:芳井 敬一、以下「大和ハウス工業」)に対し、情報セキュリティに関する項目となるISO 19650-5(※1)に基づいた 「BIM BSI Security Kitemark」 を追加認証しました。(認証登録日:2023年3月1日)
BSIジャパンでは、BSI Kitemark認証および検証サービスの提供により、お客さまのBIM成熟度を証明するサービスを展開しています。
大和ハウス工業は、2017年より全社でBIM(※2)に取り組んでおりますが、2021年2月に、建設業界におけるデジタル化の促進を加速化するため、日本初となるISO 19650-1およびISO 19650-2を取得。商業施設や事業施設の設計部門においては、2021年3月に完全BIMに移行しました。そしてこのたび、情報セキュリティへのリスク対応を強化するため、新たにISO 19650-5を追加で取得しました。
●参考:2021年2月25日に発信したニュースリリース
https://www.daiwahouse.com/about/release/house/20210225091947.html
■ISO 19650-5に基づいた「BIM BSI Security Kitemark」について
情報マネジメントに対するセキュリティ志向のアプローチで、セキュリティに配慮したBIMやデジタル建設環境およびBIM連携による資産管理の国際規格です。これは、建設時や運用時などに起こりうる情報セキュリティに関するリスクへの対応を定め、想定される問題を未然に防ぐためのものです。情報が多く集まるBIM情報マネジメントプロセスにおいて、セキュリティ対策は非常に重要で、設計および建設プロジェクトから維持管理に至るまで、確立されたプロセスを使って情報を保護します。
ISO 19650に関する詳細はBSIジャパンのwebサイトをご覧ください。
https://www.bsigroup.com/ja-JP/Building-Information-Modelling-BIM-ISO19650/
※1:ISO 19650は、BIMを含む、建築および土木工事に関する情報の統合およびデジタル化に関する規程。
ISO 19650-1:2018 は、BIMを使用した情報マネジメント:概念及び原則
ISO 19650-2:2018 は、BIMを使用した情報マネジメント:資産のデリバリーフェーズ
ISO 19650-3:2020は、BIMを使用した情報マネジメント:資産の運用フェーズ
ISO 19650-5:2020は、BIMを使用した情報マネジメント:情報マネジメントへのセキュリティを意識したアプローチ
※2:ビルディングインフォメーションモデリングの略。デジタルモデリングを使用して、初期設計から建設、保守、最終的に廃棄に至るまで、建設資産のライフサイクル全体にわたる情報管理の仕組み。
■大和ハウス工業のコメント
当社は2021年にISO 19650-1およびISO 19650-2に基づいた 「設計と建設のためのBIM BSI Kitemark」を取得し、その後、実際のプロジェクトへの適用を行いながら社内のBIM体制を改善してきました。
このたび、ISO 19650-1およびISO 19650-2の継続認証に加え、ISO 19650-5に基づいた「BIM BSI Security Kitemark」を追加取得したことで、当社のBIMプロセス管理およびセキュリティ体制が世界標準レベルにあることを確認し、当社のデジタル戦略が正しい方向へ進んでいることが立証できました。今回の認証取得で得た新たな知見や改善点を今後も反映することで、更に盤石なBIM体制を構築していきます。
−構築による成果、工夫、苦労した点
取得にあたり、当社が以前から制定している情報管理規定や、協力企業と締結するBIM利用規約などの既存ルールを整理し、ISO 19650-5に準拠していることを示す中で、社内でも多くの解釈や議論が生まれました。情報の取り扱いに対する新たな考え方や手法が発見でき、今回の認証取得により当社のBIMセキュリティ体制が盤石であることが確認できたとともに、さらなる改善につながることが分かりました。
−追加で認証取得を決めた目的
当社は、「人・街・暮らしの価値共創グループ」として、お客さまをはじめとしたステークホルダーや社会に信頼される企業であり続けるため、当社が保有する企業秘密・個人情報などの情報を保護・管理し、適切に活用することが重要であると認識しています。ISO 19650-5ではBIMモデルやCDE(共通データ環境)へ情報を集約することにより発生するリスク等、様々なリスクに対するセキュリティ対策とマネジメント計画を定めることとなっており、当社が進めるBIMセキュリティ体制と合致しているか確認するため認証取得を決めました。
−認証機関にBSIを選んでいただいた理由、また審査の感想
BSIは日本で唯一のISO 19650認証機関であり、理解を深めるための研修を開催していただく等、サポート体制が整っています。また、公正に審査していただいたと同時に、大変参考になる改善の機会となりました。
■BSI(英国規格協会)とBSIグループジャパン株式会社について
BSI(British Standards Institution:英国規格協会)は、1901年の設立以来、世界初の国家規格協会として、また、ISOの設立メンバーとして活動する規格策定のプロフェッショナルです。現在、193カ国で84,000組織以上のお客様の活動に貢献しています。BSIグループジャパンは、1999年に設立されたBSIの日本法人です。マネジメントシステム、情報セキュリティサービス、医療機器の認証サービス、製品試験・製品認証サービスおよびトレーニングコースの提供をメインとし、規格開発のサポートを含め規格に関する幅広いサービスを提供しています。
URL:https://www.bsigroup.com/ja-JP/
■大和ハウス工業株式会社について
大和ハウス工業は1955年、「建築の工業化」を企業理念に創業して以来、当社は一貫して“多くの人の役に立ち、喜んでいただける商品開発やサービスの提供”に努め、世の中に必要とされる企業であることをすべての起点としてきました。これまで、戸建住宅をコア事業に、賃貸住宅、分譲マンション、商業施設、事業施設(物流施設、医療・介護施設等)など幅広い事業領域で活動しております。
URL: https://www.daiwahouse.co.jp/index.html
BSIグループジャパン株式会社
大和ハウス工業株式会社
BSIグループジャパン株式会社(所在地:横浜市西区みなとみらい、代表取締役社長:漆原 将樹、以下「BSIジャパン」)は、大和ハウス工業株式会社(所在地:大阪市北区梅田、代表取締役社長:芳井 敬一、以下「大和ハウス工業」)に対し、情報セキュリティに関する項目となるISO 19650-5(※1)に基づいた 「BIM BSI Security Kitemark」 を追加認証しました。(認証登録日:2023年3月1日)
BSIジャパンでは、BSI Kitemark認証および検証サービスの提供により、お客さまのBIM成熟度を証明するサービスを展開しています。
大和ハウス工業は、2017年より全社でBIM(※2)に取り組んでおりますが、2021年2月に、建設業界におけるデジタル化の促進を加速化するため、日本初となるISO 19650-1およびISO 19650-2を取得。商業施設や事業施設の設計部門においては、2021年3月に完全BIMに移行しました。そしてこのたび、情報セキュリティへのリスク対応を強化するため、新たにISO 19650-5を追加で取得しました。
●参考:2021年2月25日に発信したニュースリリース
https://www.daiwahouse.com/about/release/house/20210225091947.html
■ISO 19650-5に基づいた「BIM BSI Security Kitemark」について
情報マネジメントに対するセキュリティ志向のアプローチで、セキュリティに配慮したBIMやデジタル建設環境およびBIM連携による資産管理の国際規格です。これは、建設時や運用時などに起こりうる情報セキュリティに関するリスクへの対応を定め、想定される問題を未然に防ぐためのものです。情報が多く集まるBIM情報マネジメントプロセスにおいて、セキュリティ対策は非常に重要で、設計および建設プロジェクトから維持管理に至るまで、確立されたプロセスを使って情報を保護します。
ISO 19650に関する詳細はBSIジャパンのwebサイトをご覧ください。
https://www.bsigroup.com/ja-JP/Building-Information-Modelling-BIM-ISO19650/
※1:ISO 19650は、BIMを含む、建築および土木工事に関する情報の統合およびデジタル化に関する規程。
ISO 19650-1:2018 は、BIMを使用した情報マネジメント:概念及び原則
ISO 19650-2:2018 は、BIMを使用した情報マネジメント:資産のデリバリーフェーズ
ISO 19650-3:2020は、BIMを使用した情報マネジメント:資産の運用フェーズ
ISO 19650-5:2020は、BIMを使用した情報マネジメント:情報マネジメントへのセキュリティを意識したアプローチ
※2:ビルディングインフォメーションモデリングの略。デジタルモデリングを使用して、初期設計から建設、保守、最終的に廃棄に至るまで、建設資産のライフサイクル全体にわたる情報管理の仕組み。
■大和ハウス工業のコメント
当社は2021年にISO 19650-1およびISO 19650-2に基づいた 「設計と建設のためのBIM BSI Kitemark」を取得し、その後、実際のプロジェクトへの適用を行いながら社内のBIM体制を改善してきました。
このたび、ISO 19650-1およびISO 19650-2の継続認証に加え、ISO 19650-5に基づいた「BIM BSI Security Kitemark」を追加取得したことで、当社のBIMプロセス管理およびセキュリティ体制が世界標準レベルにあることを確認し、当社のデジタル戦略が正しい方向へ進んでいることが立証できました。今回の認証取得で得た新たな知見や改善点を今後も反映することで、更に盤石なBIM体制を構築していきます。
−構築による成果、工夫、苦労した点
取得にあたり、当社が以前から制定している情報管理規定や、協力企業と締結するBIM利用規約などの既存ルールを整理し、ISO 19650-5に準拠していることを示す中で、社内でも多くの解釈や議論が生まれました。情報の取り扱いに対する新たな考え方や手法が発見でき、今回の認証取得により当社のBIMセキュリティ体制が盤石であることが確認できたとともに、さらなる改善につながることが分かりました。
−追加で認証取得を決めた目的
当社は、「人・街・暮らしの価値共創グループ」として、お客さまをはじめとしたステークホルダーや社会に信頼される企業であり続けるため、当社が保有する企業秘密・個人情報などの情報を保護・管理し、適切に活用することが重要であると認識しています。ISO 19650-5ではBIMモデルやCDE(共通データ環境)へ情報を集約することにより発生するリスク等、様々なリスクに対するセキュリティ対策とマネジメント計画を定めることとなっており、当社が進めるBIMセキュリティ体制と合致しているか確認するため認証取得を決めました。
−認証機関にBSIを選んでいただいた理由、また審査の感想
BSIは日本で唯一のISO 19650認証機関であり、理解を深めるための研修を開催していただく等、サポート体制が整っています。また、公正に審査していただいたと同時に、大変参考になる改善の機会となりました。
■BSI(英国規格協会)とBSIグループジャパン株式会社について
BSI(British Standards Institution:英国規格協会)は、1901年の設立以来、世界初の国家規格協会として、また、ISOの設立メンバーとして活動する規格策定のプロフェッショナルです。現在、193カ国で84,000組織以上のお客様の活動に貢献しています。BSIグループジャパンは、1999年に設立されたBSIの日本法人です。マネジメントシステム、情報セキュリティサービス、医療機器の認証サービス、製品試験・製品認証サービスおよびトレーニングコースの提供をメインとし、規格開発のサポートを含め規格に関する幅広いサービスを提供しています。
URL:https://www.bsigroup.com/ja-JP/
■大和ハウス工業株式会社について
大和ハウス工業は1955年、「建築の工業化」を企業理念に創業して以来、当社は一貫して“多くの人の役に立ち、喜んでいただける商品開発やサービスの提供”に努め、世の中に必要とされる企業であることをすべての起点としてきました。これまで、戸建住宅をコア事業に、賃貸住宅、分譲マンション、商業施設、事業施設(物流施設、医療・介護施設等)など幅広い事業領域で活動しております。
URL: https://www.daiwahouse.co.jp/index.html