XR技術を活用した学習教材の実証研究を本格始動
[23/03/31]
提供元:共同通信PRワイヤー
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カーボンニュートラルを目指す社会における環境保全意識向上を目的として
XR技術を活用した学習教材の実証研究を本格始動 ― カーボンニュートラルを目指す社会における環境保全意識向上を目的として ―
詳細は 早稲田大学Webサイト をご覧ください
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202303314472-O2-276Qzn3A】
早稲田大学人間科学学術院 森田 裕介(もりた ゆうすけ)教授(森田研究室)は、イオンリテール株式会社、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT:エヌアイシーティー)今井 弘二(いまい こうじ)と連携し、環境保全活動に対する意識向上などのために、XR技術を活用して児童・生徒等が実感をもって主体的かつ対話的に学べる学習教材の実証研究を本格的に開始いたします。
◆ これまでの研究で分かっていたこと・背景
環境保全に関して、2020年10月に日本政府は2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにするカーボンニュートラルを目指すことを宣言しました。また、2021年11月に早稲田大学も「WASEDA Carbon Net Zero Challenge 2030s」を宣言し、カーボンニュートラルの実現に向けて取り組んでいます。有限である資源を効率的に循環させながら持続可能な形で利用していく循環型社会の構築には、多くの活動を推進する取り組みが必要となっています。
本実証研究では、児童・生徒や保護者、社会における消費者などを含め、活動を推進するすべての当事者の意識を高めるための教材開発を構想しました。リサイクルで瓶を回収した後の検品や洗浄などの工程のように、実際に資源が循環する全ての工程を追って見学や体験することは容易ではありません。そこで、実際の映像をもとにする仮想空間内で利用者等の共同体験を実現するXR体験共有プラットフォーム(通称「みなっぱ」)※3を活用し、環境保全活動を安全に臨場感をもって学べる学習教材を開発することを検討しています。また、その有効性などを実証する必要があるため、早稲田大学人間科学学術院森田研究室(以下「早稲田大森田研究室」と表記)とイオンリテール株式会社(同「イオン」と表記)、国立研究開発法人情報通信研究機構(同「NICT」と表記)が連携し、実証研究を進めることとなりました。
◆ 今回の研究で新たに実現しようとすること
イオンが進めている環境保全活動を題材とし、「みなっぱ」を活用した学習教材を開発します。
仮想空間における共同学習の効果を世界で初めて明らかにします。
社会見学を想定した第三人称視点映像に加え、資源からの見え方に着目した第一人称視点の映像なども挑戦的に制作し、相互評価することで学習者の主体的かつ情動的な学びの効果について明らかにします。
外部機関などとの連携を通じて学習教材を普及し、環境保全活動に対する意識向上を図ります。
◆ 研究の波及効果や社会的影響
本プロジェクトで開発する学習教材により、普段は体験できない環境保全活動の工程を、安全に臨場感をもって学ぶことができ、その学びを通じて環境保全活動に対する意識向上が期待されます。
◆ 研究参画メンバーおよび各機関の役割
本プロジェクトは以下の3者それぞれの強みを生かした産学連携の取り組みです。
○ 早稲田大学人間科学学術院 森田 裕介(森田研究室)
学習教材のデザインと評価検証、学校教育等への普及促進
○ 国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT) 今井 弘二
「みなっぱ」を活用した仮想空間における共同学習の具現化
○ イオンリテール株式会社 MD改革本部 商品戦略部長 横田 大輔
学習教材を制作するにあたって、容器循環型プラットフォーム「Loop」など、自社が進めている環境保全活動の場の提供などへの協力
XR技術を活用した学習教材の実証研究を本格始動 ― カーボンニュートラルを目指す社会における環境保全意識向上を目的として ―
詳細は 早稲田大学Webサイト をご覧ください
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早稲田大学人間科学学術院 森田 裕介(もりた ゆうすけ)教授(森田研究室)は、イオンリテール株式会社、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT:エヌアイシーティー)今井 弘二(いまい こうじ)と連携し、環境保全活動に対する意識向上などのために、XR技術を活用して児童・生徒等が実感をもって主体的かつ対話的に学べる学習教材の実証研究を本格的に開始いたします。
◆ これまでの研究で分かっていたこと・背景
環境保全に関して、2020年10月に日本政府は2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにするカーボンニュートラルを目指すことを宣言しました。また、2021年11月に早稲田大学も「WASEDA Carbon Net Zero Challenge 2030s」を宣言し、カーボンニュートラルの実現に向けて取り組んでいます。有限である資源を効率的に循環させながら持続可能な形で利用していく循環型社会の構築には、多くの活動を推進する取り組みが必要となっています。
本実証研究では、児童・生徒や保護者、社会における消費者などを含め、活動を推進するすべての当事者の意識を高めるための教材開発を構想しました。リサイクルで瓶を回収した後の検品や洗浄などの工程のように、実際に資源が循環する全ての工程を追って見学や体験することは容易ではありません。そこで、実際の映像をもとにする仮想空間内で利用者等の共同体験を実現するXR体験共有プラットフォーム(通称「みなっぱ」)※3を活用し、環境保全活動を安全に臨場感をもって学べる学習教材を開発することを検討しています。また、その有効性などを実証する必要があるため、早稲田大学人間科学学術院森田研究室(以下「早稲田大森田研究室」と表記)とイオンリテール株式会社(同「イオン」と表記)、国立研究開発法人情報通信研究機構(同「NICT」と表記)が連携し、実証研究を進めることとなりました。
◆ 今回の研究で新たに実現しようとすること
イオンが進めている環境保全活動を題材とし、「みなっぱ」を活用した学習教材を開発します。
仮想空間における共同学習の効果を世界で初めて明らかにします。
社会見学を想定した第三人称視点映像に加え、資源からの見え方に着目した第一人称視点の映像なども挑戦的に制作し、相互評価することで学習者の主体的かつ情動的な学びの効果について明らかにします。
外部機関などとの連携を通じて学習教材を普及し、環境保全活動に対する意識向上を図ります。
◆ 研究の波及効果や社会的影響
本プロジェクトで開発する学習教材により、普段は体験できない環境保全活動の工程を、安全に臨場感をもって学ぶことができ、その学びを通じて環境保全活動に対する意識向上が期待されます。
◆ 研究参画メンバーおよび各機関の役割
本プロジェクトは以下の3者それぞれの強みを生かした産学連携の取り組みです。
○ 早稲田大学人間科学学術院 森田 裕介(森田研究室)
学習教材のデザインと評価検証、学校教育等への普及促進
○ 国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT) 今井 弘二
「みなっぱ」を活用した仮想空間における共同学習の具現化
○ イオンリテール株式会社 MD改革本部 商品戦略部長 横田 大輔
学習教材を制作するにあたって、容器循環型プラットフォーム「Loop」など、自社が進めている環境保全活動の場の提供などへの協力