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「母子手帳」と「電子カルテ」のネットワーク化による地域包括「周産期医療」を支援するシステムで特許取得

 勤次郎株式会社(本社:東京都千代田区、社長:加村光造)は、この度、当社が提供する周産期ネットワークサービスの「周産期WEB」に関する特許を取得いたしました。

 

(周産期ネットワークシステムの概要)

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202305235826-O1-w20uil1d

 

■「周産期ネットワーク」が地域包括医療を促進

高次医療機関(中核病院など)と、地域医療機関(地域の産婦人科病院やクリニックなど)とが連携して周産期医療を行う医療情報の地域連携ネットワークを「周産期ネットワーク」といいます。

基幹病院を中心として、地域医療機関である連携クリニック、妊婦さんによって構成される医療情報共有ネットワークです。医療機関から配布される共通診療ノートの情報と母子手帳によって情報が共有されます。

この仕組みをシステム化し、より迅速により詳細に情報共有できる仕組みを提供しております。

 

■勤次郎「周産期WEB」の特許機能

従来の「周産期ネットワーク」は、二回目以降の妊娠時に、以前に出産した子の母子手帳を関連付けるシステムが存在していなかったため、以前に出産した子の医療情報は、二回目以降の妊娠時には、医師による問診により確認されるため、その作業は煩雑でした。

本発明により、二回目以降の妊娠時の診察において、以前に出産した子の母子手帳の情報や妊婦健診の診察情報を容易に活用することが可能となりました。

 

■特許7272288号の概要

発明の名称:医療情報共有システム、医療情報共有方法、および医療情報共有プログラム

特許取得日:2023年5月1日

特許の内容:医療機関が、患者である母親が持つ複数の母子手帳情報を活用し、効率的かつ

適切に診療を行うことを支援するシステム、方法に関する特許。

 

■産婦人科の減少

厚生労働省より、産婦人科や産科がある病院は29年連続で減少(2019年10月時点)していることが発表されています。出産が可能な病院が減少することにより、妊婦さんにかかる負担も大きくなります。例えば、普段診療を行うクリニックと、実際に出産をする病院が異なる可能性が高くなります。その際、2つの病院間の連携は妊婦さん自身が担うこととなります。

 

■勤次郎「周産期WEB」の機能

1.妊婦さん・基幹病院・連携クリニックの情報共有

情報をWEB上で一元管理することで、不測の事態に同じ情報を参照することができます。

2.ママケリー(勤次郎の無料アプリ)との連携

ママケリーに入力した母子手帳の情報を簡単に参照することができます。

3.過去データと比較

過去の出産の状態と妊娠中の経過と今回の経過の確認ができます。

4.データ入力の簡易化

共通診療ノートと母子手帳の写真を撮影し、ママケリーから代行入力を依頼できます。データはWEB上で管理するため、紛失等の心配もありません。基幹病院と連携クリニックのみならず、妊婦さん自身もいつでも、どこでもスマホから自由に情報をチェックすることができます。

 

■ママケリー(アプリ)とは?

生理・妊活・妊娠・出産・育児の記録をひとつのアプリで簡単に管理することができます。

選べる切替モード(生理・妊活・産前・産後)でアプリを切り替えることなく、いくつもアプリをインストールする必要がありません。産前モードでは、母子手帳の内容が全てデータ化されているので、「電子母子手帳」としてお使いいただけます。エコー写真やマタニティフォトも保存できるので、楽しく妊婦健診を記録できます。写真や入力したデータはすべてクラウド上に保存されるので、スマホの容量を気にすることもありません。大切なママの健康と、赤ちゃんのすこやかな成長のために、「ママケリー」をご利用下さい。

 

【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M106635/202305235826/_prw_PT1fl_M15m2v1n.png

 

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