アナログ・デバイセズ社、アイルランドの 半導体研究開発・製造拠点に6億3千万ユーロを投資
[23/05/30]
提供元:共同通信PRワイヤー
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半導体グローバル大手、アナログ・デバイセズ社は、アイルランドのリムリックにある欧州地域本部に、新たに6億3,000万ユーロ規模の投資を実施すると発表しました。この投資により、同社は45,000平方フィートにも及ぶ最先端の研究開発・製造拠点を新規に建設する計画です。
新施設は、インダストリアル、オートモーティブ、ヘルスケア、その他の分野のデジタルトランスフォーメーション (DX) を加速するために設計されたアナログ・デバイセズ社による次世代信号処理の技術革新をサポートする予定です。また、グローバルサプライチェーンのレジリエンス向上、顧客ニーズへの対応能力の強化を目的に、社内生産能力を倍増するという同社の目標に従い、新施設は同社の欧州におけるウエハー生産能力を3倍に増強すると期待されています。また今回の投資により、同社はアイルランド中西部地域で600名の新規雇用を実施する予定で、現時点におけるアイルランドの従業者数1,500名、欧州全体の従業者数3,100名に大規模な増員が見込まれています。
レオ・バラッカー首相は、以下のように述べています。
「これはリムリックとアイルランド中西部地域にとって非常に重要な発表であり、アナログ・デバイセズ社とアイルランドの長年の関係が、新たな段階へ踏み出したことを意味します。今回の6億3,000万ユーロの大規模投資により、建設段階で多くの雇用が創出され、さらに600名分の大卒者雇用も期待できるため、地元の労働市場にとって素晴らしい知らせになります。同時に、同社の研究・革新・開発の規模が大幅に拡大され、高度に革新的な新製品が生まれることも期待されます。この投資は、『アイルランド中西部地域に雇用をもたらす』という政府のコミットメントを証明するものです。近年、アイルランド政府産業開発庁が創出した雇用のほとんどはダブリン以外の地域で実施されたものであり、リムリックは幅広い人材層、大学、空港、インフラを備えており、成功例として特筆に値します。
さらに今回の投資は、地元中小企業やアイルランド系企業に多くの波及的な雇用や事業契約をもたらすことでしょう。アナログ・デバイセズ社の投資は、『欧州共通利益に適合する重要プロジェクト (IPCEI)』に対するアイルランドのコミットメントの一部であり、欧州全体のマイクロエレクトロニクス分野に大きく貢献すると期待されます。未来はデジタルです。マイクロチップなくしてそのような未来はありえず、アイルランドがサプライチェーンにおける主要プレーヤーの座を担えることを喜ばしく思います」
今回の発表に先立ち、アナログ・デバイセズ社は一年前、リムリック・キャンパスにあるイノベーションとコラボレーションに特化した10万平方フィートの施設 「ADI Catalyst」 に対し1億ユーロ規模の投資計画を発表しています。アイルランドは同社の主要な欧州研究開発センターの本拠地でもあり、同センターは設立以来1,000件以上の特許を取得しています。
今回の新規投資は、欧州連合 (EU) の「マイクロエレクトロニクスと通信技術に関する欧州共通利益に適合する重要プロジェクト(IPCEI ME/CT)」 構想内のコラボレーションの一環として計画されており、国境を越えた共同研究をサポートします。アナログ・デバイセズ社のIPCEI申請は、「欧州共通利益に適合する重要プロジェクト(IPCEI)」構想の開始以来、アイルランドとして初めてのものであり、欧州委員会 (EC) の最終承認が条件になるものの、すでにアイルランド政府産業開発庁を通じてアイルランド政府の支援を受けています。
アイルランド政府産業開発庁のマイケル・ローハン長官は次のように述べています。
「アナログ・デバイセズ社が本施設で開発する技術は、まさにイノベーションの最前線であり、世界中の何十億もの人々の生活に革新をもたらす可能性を秘めています。同社の今回の投資は、先駆的な半導体生産過程における当社のサプライチェーンのレジリエンスを強化することを目的としています。同社の継続的な成功を祈るとともに、私たちの継続的なパートナーシップに期待を寄せています。今回の投資はリムリック工場、中西部地域、そしてアイルランドの半導体産業にとって変革をもたらすことでしょう。アイルランド政府産業開発庁は、欧州の半導体産業に好影響を与える今回の大規模投資に対して支援をお約束します」
アイルランド政府産業開発庁日本代表 デレク・フィッツジェラルドは次のように述べました。
「半導体企業が研究開発や製造の拠点の場所を検討し続けている中、アナログ・デバイセズ社の本発表は、この分野でのアイルランドの適性を裏付けるものです。アイルランドは、若くて多様な労働人口、高度な技能を有する人材、競争力のあるコストベースを誇っており、英語が公用語であることに加え、EU市場に強くコミットしていることから、アイルランドが選ばれたと考えられます」
■アイルランド政府産業開発庁 (IDA Ireland) について
アイルランド政府産業開発庁は、アイルランドの産業開発、海外からの直接投資等を推進する目的で設立された政府機関です。日本事務所では、過去50年間にわたり、欧州への進出を検討されている日本企業向けに、立地や人材、税制、優遇措置など各種最新情報の提供のほか、現地視察、進出計画の立案から進出後のサポートまで幅広い支援を行っています。
過去のプレスリリースは、https://www.idaireland.jp/latest-newsをご覧ください。
新施設は、インダストリアル、オートモーティブ、ヘルスケア、その他の分野のデジタルトランスフォーメーション (DX) を加速するために設計されたアナログ・デバイセズ社による次世代信号処理の技術革新をサポートする予定です。また、グローバルサプライチェーンのレジリエンス向上、顧客ニーズへの対応能力の強化を目的に、社内生産能力を倍増するという同社の目標に従い、新施設は同社の欧州におけるウエハー生産能力を3倍に増強すると期待されています。また今回の投資により、同社はアイルランド中西部地域で600名の新規雇用を実施する予定で、現時点におけるアイルランドの従業者数1,500名、欧州全体の従業者数3,100名に大規模な増員が見込まれています。
レオ・バラッカー首相は、以下のように述べています。
「これはリムリックとアイルランド中西部地域にとって非常に重要な発表であり、アナログ・デバイセズ社とアイルランドの長年の関係が、新たな段階へ踏み出したことを意味します。今回の6億3,000万ユーロの大規模投資により、建設段階で多くの雇用が創出され、さらに600名分の大卒者雇用も期待できるため、地元の労働市場にとって素晴らしい知らせになります。同時に、同社の研究・革新・開発の規模が大幅に拡大され、高度に革新的な新製品が生まれることも期待されます。この投資は、『アイルランド中西部地域に雇用をもたらす』という政府のコミットメントを証明するものです。近年、アイルランド政府産業開発庁が創出した雇用のほとんどはダブリン以外の地域で実施されたものであり、リムリックは幅広い人材層、大学、空港、インフラを備えており、成功例として特筆に値します。
さらに今回の投資は、地元中小企業やアイルランド系企業に多くの波及的な雇用や事業契約をもたらすことでしょう。アナログ・デバイセズ社の投資は、『欧州共通利益に適合する重要プロジェクト (IPCEI)』に対するアイルランドのコミットメントの一部であり、欧州全体のマイクロエレクトロニクス分野に大きく貢献すると期待されます。未来はデジタルです。マイクロチップなくしてそのような未来はありえず、アイルランドがサプライチェーンにおける主要プレーヤーの座を担えることを喜ばしく思います」
今回の発表に先立ち、アナログ・デバイセズ社は一年前、リムリック・キャンパスにあるイノベーションとコラボレーションに特化した10万平方フィートの施設 「ADI Catalyst」 に対し1億ユーロ規模の投資計画を発表しています。アイルランドは同社の主要な欧州研究開発センターの本拠地でもあり、同センターは設立以来1,000件以上の特許を取得しています。
今回の新規投資は、欧州連合 (EU) の「マイクロエレクトロニクスと通信技術に関する欧州共通利益に適合する重要プロジェクト(IPCEI ME/CT)」 構想内のコラボレーションの一環として計画されており、国境を越えた共同研究をサポートします。アナログ・デバイセズ社のIPCEI申請は、「欧州共通利益に適合する重要プロジェクト(IPCEI)」構想の開始以来、アイルランドとして初めてのものであり、欧州委員会 (EC) の最終承認が条件になるものの、すでにアイルランド政府産業開発庁を通じてアイルランド政府の支援を受けています。
アイルランド政府産業開発庁のマイケル・ローハン長官は次のように述べています。
「アナログ・デバイセズ社が本施設で開発する技術は、まさにイノベーションの最前線であり、世界中の何十億もの人々の生活に革新をもたらす可能性を秘めています。同社の今回の投資は、先駆的な半導体生産過程における当社のサプライチェーンのレジリエンスを強化することを目的としています。同社の継続的な成功を祈るとともに、私たちの継続的なパートナーシップに期待を寄せています。今回の投資はリムリック工場、中西部地域、そしてアイルランドの半導体産業にとって変革をもたらすことでしょう。アイルランド政府産業開発庁は、欧州の半導体産業に好影響を与える今回の大規模投資に対して支援をお約束します」
アイルランド政府産業開発庁日本代表 デレク・フィッツジェラルドは次のように述べました。
「半導体企業が研究開発や製造の拠点の場所を検討し続けている中、アナログ・デバイセズ社の本発表は、この分野でのアイルランドの適性を裏付けるものです。アイルランドは、若くて多様な労働人口、高度な技能を有する人材、競争力のあるコストベースを誇っており、英語が公用語であることに加え、EU市場に強くコミットしていることから、アイルランドが選ばれたと考えられます」
■アイルランド政府産業開発庁 (IDA Ireland) について
アイルランド政府産業開発庁は、アイルランドの産業開発、海外からの直接投資等を推進する目的で設立された政府機関です。日本事務所では、過去50年間にわたり、欧州への進出を検討されている日本企業向けに、立地や人材、税制、優遇措置など各種最新情報の提供のほか、現地視察、進出計画の立案から進出後のサポートまで幅広い支援を行っています。
過去のプレスリリースは、https://www.idaireland.jp/latest-newsをご覧ください。