第4回「NOSTER & Science Microbiome Prize」受賞者決定
[23/08/03]
提供元:共同通信PRワイヤー
提供元:共同通信PRワイヤー
世界中の若手腸内菌叢研究者を支援する奨励賞
2023/83
NOSTER株式会社 https://www.noster.inc/jp/
Noster 株式会社 プレスレリース
配信元:Noster 株式会社、京都府向日市上植野町南開35-3
Date: 2023/8/03
第4回「NOSTER & Science Microbiome Prize」受賞者決定
− 世界中の若手腸内菌叢研究者を支援する奨励賞 −
Noster株式会社(本社:京都府向日市、代表取締役CEO:北尾浩平、以下「NOSTER(ノステル)」)が、世界的に権威のある学術誌 Science を発行する米国科学振興協会[*1]と設立した“NOSTER & Science Microbiome Prize”の受賞者が発表されました。第4回目となる2023年度のグランプリ受賞者はSara Clasen博士、入賞はChristopher J. Stewart博士、Christoph A. Thaiss博士となりました。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202308037754-O2-1LIKyKTe】 【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202308037754-O4-y4hw3U76】【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202308037754-O3-VqYkY9s5】
"NOSTER & Science Microbiome Prize”の受賞者
左:グランプリSara Clasen 博士 (マックス・プランク研究所/ドイツ)
中:ファイナリストChristoph A. Thaiss 博士 (ペンシルベニア大学/アメリカ)
右:ファイナリストChristopher J. Stewart 博士 (ニューカッスル大学/イギリス)
NOSTERが2020年に日本企業として初めてAAASと共同で設立した「NOSTER & Science Microbiome Prize」は、Microbiome(腸内菌叢[*2])研究の発展に貢献する若手科学者をサポートし、研究の発展を通じて、人びとの健康に寄与することを目的としています。
Science誌の編集者を含む専門の科学者らによる審査委員会が応募者のエッセイを慎重に検討した結果、第4回目となる今回はマックス・プランク研究所のSara Clasen博士がグランプリに選ばれました。 Clasen博士は炎症性腸疾患[*3]などの炎症性疾患の新たな治療法開発に繋がる研究をされており、過剰な免疫応答を引き起こすことのない腸内細菌由来のフラジェリン[*4]を発見しました。また、ファイナリストのChristoph A. Thaiss 博士は、大規模なコホート研究のデータを機械学習手法により分析し、私たちの運動意欲に関連する腸内細菌と代謝産物を見出しました。Christopher J. Stewart 博士は、未熟児の疾患リスクの低減を目指し、母乳に含まれるヒトミルクオリゴ糖が未熟児の腸内菌叢に与える影響についての研究を進めています。なお、受賞者3名のエッセイはScience本誌に掲載されており、グランプリ受賞者 には賞金25,000ドルが授与されます。受賞式は、2023年10月6日に京都で開催される予定です 。
https://www.aaas.org/news/prize-winner-shows-how-beneficial-microbes-evade-human-immune-response
新たな解析手法の登場や技術進歩により腸内菌叢研究が飛躍的に発展し、様々な疾患と腸内菌叢の関連を把握できるようになってきました。今後、本分野の研究が更に進むことにより、腸内菌叢やその代謝物を活用した新たな治療法の開発が期待されます。NOSTERは今後も本賞を通して、若手科学者を継続して支援し、Microbiome研究の発展によるブレークスルー創薬の実現を目指していきます。
注釈
[*1]米国科学振興協会:https://www.aaas.org/
American Association for the Advancement of Science(AAAS)
世界最大の総合科学協会であり非営利組織です。1848年の創立以来、万人の利益のために科学の発展に寄与することをミッションとし、 権威ある学術誌 Science及び姉妹誌を発行しています。
[*2] Microbiome、腸内菌叢
ヒトや動物の腸管内に生息し、共生関係を築いている微生物の集まり。様々な疾患や病態との関連が明らかになってきており、宿主の健康に大きな影響を与えていると考えられています。
[*3]炎症性腸疾患
「潰瘍性大腸炎」と「クローン病」に代表される慢性腸炎を来す疾患の総称。腹痛・下痢・血便・発熱・体重減少等の症状が見られます。
[*4]
フラジェリン細菌の鞭毛を構成するタンパク質の1種。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202308037754-O9-T0X39oNw】
■NOSTER & Science Microbiome Prize 2024
2023年秋頃より募集開始予定
2024年2月頃〆切
国内外問わず、M.D.、Ph.D.、M.D./Ph.D.を10年以内に
取得した研究者なら応募いただけます。
https://www.noster.inc/jp/responsibility/prize/
会社概要
名称 :Noster株式会社
代表者氏名 :代表取締役 CEO 北尾浩平
所在地 :京都府向日市上植野町南開35-3
事業内容 :バイオ医薬品・機能性食品の研究開発および販売
WEBサイト : https://www.noster.inc/jp/
本件についてのお問い合わせ先
Noster株式会社 広報担当: 赤塚
TEL: 075-921-5303 / FAX: 075-924-2702
メールアドレス: n.akatsuka@noster.inc
2023/83
NOSTER株式会社 https://www.noster.inc/jp/
Noster 株式会社 プレスレリース
配信元:Noster 株式会社、京都府向日市上植野町南開35-3
Date: 2023/8/03
第4回「NOSTER & Science Microbiome Prize」受賞者決定
− 世界中の若手腸内菌叢研究者を支援する奨励賞 −
Noster株式会社(本社:京都府向日市、代表取締役CEO:北尾浩平、以下「NOSTER(ノステル)」)が、世界的に権威のある学術誌 Science を発行する米国科学振興協会[*1]と設立した“NOSTER & Science Microbiome Prize”の受賞者が発表されました。第4回目となる2023年度のグランプリ受賞者はSara Clasen博士、入賞はChristopher J. Stewart博士、Christoph A. Thaiss博士となりました。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202308037754-O2-1LIKyKTe】 【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202308037754-O4-y4hw3U76】【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202308037754-O3-VqYkY9s5】
"NOSTER & Science Microbiome Prize”の受賞者
左:グランプリSara Clasen 博士 (マックス・プランク研究所/ドイツ)
中:ファイナリストChristoph A. Thaiss 博士 (ペンシルベニア大学/アメリカ)
右:ファイナリストChristopher J. Stewart 博士 (ニューカッスル大学/イギリス)
NOSTERが2020年に日本企業として初めてAAASと共同で設立した「NOSTER & Science Microbiome Prize」は、Microbiome(腸内菌叢[*2])研究の発展に貢献する若手科学者をサポートし、研究の発展を通じて、人びとの健康に寄与することを目的としています。
Science誌の編集者を含む専門の科学者らによる審査委員会が応募者のエッセイを慎重に検討した結果、第4回目となる今回はマックス・プランク研究所のSara Clasen博士がグランプリに選ばれました。 Clasen博士は炎症性腸疾患[*3]などの炎症性疾患の新たな治療法開発に繋がる研究をされており、過剰な免疫応答を引き起こすことのない腸内細菌由来のフラジェリン[*4]を発見しました。また、ファイナリストのChristoph A. Thaiss 博士は、大規模なコホート研究のデータを機械学習手法により分析し、私たちの運動意欲に関連する腸内細菌と代謝産物を見出しました。Christopher J. Stewart 博士は、未熟児の疾患リスクの低減を目指し、母乳に含まれるヒトミルクオリゴ糖が未熟児の腸内菌叢に与える影響についての研究を進めています。なお、受賞者3名のエッセイはScience本誌に掲載されており、グランプリ受賞者 には賞金25,000ドルが授与されます。受賞式は、2023年10月6日に京都で開催される予定です 。
https://www.aaas.org/news/prize-winner-shows-how-beneficial-microbes-evade-human-immune-response
新たな解析手法の登場や技術進歩により腸内菌叢研究が飛躍的に発展し、様々な疾患と腸内菌叢の関連を把握できるようになってきました。今後、本分野の研究が更に進むことにより、腸内菌叢やその代謝物を活用した新たな治療法の開発が期待されます。NOSTERは今後も本賞を通して、若手科学者を継続して支援し、Microbiome研究の発展によるブレークスルー創薬の実現を目指していきます。
注釈
[*1]米国科学振興協会:https://www.aaas.org/
American Association for the Advancement of Science(AAAS)
世界最大の総合科学協会であり非営利組織です。1848年の創立以来、万人の利益のために科学の発展に寄与することをミッションとし、 権威ある学術誌 Science及び姉妹誌を発行しています。
[*2] Microbiome、腸内菌叢
ヒトや動物の腸管内に生息し、共生関係を築いている微生物の集まり。様々な疾患や病態との関連が明らかになってきており、宿主の健康に大きな影響を与えていると考えられています。
[*3]炎症性腸疾患
「潰瘍性大腸炎」と「クローン病」に代表される慢性腸炎を来す疾患の総称。腹痛・下痢・血便・発熱・体重減少等の症状が見られます。
[*4]
フラジェリン細菌の鞭毛を構成するタンパク質の1種。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202308037754-O9-T0X39oNw】
■NOSTER & Science Microbiome Prize 2024
2023年秋頃より募集開始予定
2024年2月頃〆切
国内外問わず、M.D.、Ph.D.、M.D./Ph.D.を10年以内に
取得した研究者なら応募いただけます。
https://www.noster.inc/jp/responsibility/prize/
会社概要
名称 :Noster株式会社
代表者氏名 :代表取締役 CEO 北尾浩平
所在地 :京都府向日市上植野町南開35-3
事業内容 :バイオ医薬品・機能性食品の研究開発および販売
WEBサイト : https://www.noster.inc/jp/
本件についてのお問い合わせ先
Noster株式会社 広報担当: 赤塚
TEL: 075-921-5303 / FAX: 075-924-2702
メールアドレス: n.akatsuka@noster.inc