コロワイドグループの「給食事業」拡大に向けて持続可能な物流スキームの運用を開始
[23/09/19]
提供元:共同通信PRワイヤー
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ヤマト運輸の宅急便ネットワークの活用により、温室効果ガス排出量の削減や給食提供先の生産性向上にも貢献
2023年9月19日
株式会社コロワイド
ヤマト運輸株式会社
コロワイドグループの「給食事業」拡大に向けて 持続可能な物流スキームの運用を開始 ― ヤマト運輸の「宅急便」ネットワークの活用により、 温室効果ガス排出量の削減や給食提供先の生産性向上にも貢献 ―
「牛角」「かっぱ寿司」「大戸屋ごはん処」など多業態外食チェーンを展開する株式会社コロワイド(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:野尻公平、以下「コロワイド」)とヤマト運輸株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:長尾裕、以下「ヤマト運輸」)は、2023年9月15日(金)から、コロワイドグループの「給食事業」拡大に向けて、ヤマト運輸の3温度帯(常温・冷蔵・冷凍)物流ネットワークを活用した、新たな物流スキームの運用を開始しました。
コロワイドは、「給食事業」における食材などの出荷業務を、ヤマト運輸の3温度帯に対応したターミナル一体型物流施設へ順次移管します。将来的な出荷キャパシティの拡大に対して柔軟に対応できる出荷・納品体制の実現や、安定的な輸送力の確保により、さらなる「給食事業」の拡大を目指します。
両社は、サプライチェーン全体の最適化により、温室効果ガス(GHG)排出量の削減や、納品時間変更による給食提供先の生産性向上を図ります。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202309159677-O3-vA9XWlMa】
記
1. 背景
コロワイドグループは、外食産業を取り巻く事業環境の変化に対応し、さらなる企業価値の向上を図るため、グループの主力である「外食事業」に加え「給食事業」の拡大に注力しています。特に、生産年齢人口減少による市場縮小が懸念される国内市場において、引き続き堅調な需要が見込める「高齢者給食事業」の拡大を見据えた事業ポートフォリオの変革に取り組んでいます。
ヤマト運輸は、法人のお客さまの多様な物流ニーズへの最適化を通して、サプライチェーンの上流から下流まで「End to End」での提供価値の拡大を行っています。
コロワイドグループのマーチャンダイジングを統括する株式会社コロワイドMD(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:磯野健雄)とヤマト運輸は、外食産業を取り巻く事業環境の変化に対応した持続可能なサプライチェーンの構築に向け、2023年3月にリードロジスティクスパートナー※1(LLP)協定を締結しました。今回の取り組みはその第一弾となります。
これまでコロワイドグループの「給食事業」における物流は、「外食事業」を中心としたサプライチェーンの中で展開してきました。しかし、「給食事業」と「外食事業」では、給食受託先や店舗への納品時間や頻度、場所などが異なるため、「給食事業」の拡大にあたっては、多様な輸配送ニーズへの対応が課題でした。また、納品先によっては積載量が少ないチャーター輸送が必要になることもあり、今後トラックドライバー不足が深刻になる中、安定した輸送力の確保が課題でした。
※1 法人のお客さまの物流オペレーションとその管理だけでなく、お客さまの経営に資するサプライチェーン改革やビジネスプロセス改革などを支援するパートナー
2. 新しい物流スキームの概要
(1)出荷キャパシティの拡大
ヤマト運輸の3温度帯(常温・冷蔵・冷凍)に対応したターミナル一体型物流施設と「宅急便」ネットワークを活用することで、拡大する「給食事業」でも多頻度小口配送による多様な輸配送ニーズへの対応と、安定した出荷・納品を実現します。さらに、拠点にとらわれない給食提供先の拡大が可能となります。
(2)持続可能なサプライチェーンの構築
積載量が少ないチャーター輸送から、「宅急便」ネットワークを活用した輸送に切り替えることで、輸送効率が向上し、輸送におけるGHG排出量の削減に寄与するとともに、安定した輸送力の確保も実現します。
(3)納品時間の変更による給食提供先の生産性向上
食材の納品時間が、使用する当日の早朝(6-7時)から使用する前日の日中(14-16時)へ変わることで、比較的業務に余裕のある時間帯に食材の納品・検品が可能となります。当日分の調理や翌日分の仕込みの時間がさらに確保でき、給食提供先の生産性向上を実現します。
<給食提供先スタッフの生産性向上イメージ>
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202309159677-O4-MV9B7GTs】
3. 今後の展開
2024年3月までに、コロワイドグループの全ての給食提供先において、新しく構築した物流スキームへ切り替えを完了させます。今後、両社の知見やノウハウを生かし、「外食事業」におけるチャレンジ店舗※2、郊外店舗への物流効率化や、「個人向けEC」および「外販事業」の展開、今後さらに拡大が見込まれる「海外事業」など、「給食事業」だけに留まらない幅広い事業領域への展開を検討していきます。
また、引き続きコロワイドグループのサプライチェーン全体の可視化・最適化を進めるとともに、ヤマト運輸の物流ネットワークを活用することで、持続可能なサプライチェーンの構築を目指します。
※2 今後の事業拡大や市場マーケティングを目的とした小規模展開店舗
以上
【参考プレスリリース】
コロワイドMDとヤマト運輸 サプライチェーン全体の最適化に向けたリードロジスティクスパートナー協定を締結(2023年3月28日)
https://www.yamato-hd.co.jp/news/2022/newsrelease_20230328_1.html
<参考:両社が目指すサプライチェーンの全体像>
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202309159677-O5-48DdyfR8】
【お問い合わせ先】
<一般の方>
ヤマト運輸株式会社 コールセンター TEL:0120-01-9625
2023年9月19日
株式会社コロワイド
ヤマト運輸株式会社
コロワイドグループの「給食事業」拡大に向けて 持続可能な物流スキームの運用を開始 ― ヤマト運輸の「宅急便」ネットワークの活用により、 温室効果ガス排出量の削減や給食提供先の生産性向上にも貢献 ―
「牛角」「かっぱ寿司」「大戸屋ごはん処」など多業態外食チェーンを展開する株式会社コロワイド(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:野尻公平、以下「コロワイド」)とヤマト運輸株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:長尾裕、以下「ヤマト運輸」)は、2023年9月15日(金)から、コロワイドグループの「給食事業」拡大に向けて、ヤマト運輸の3温度帯(常温・冷蔵・冷凍)物流ネットワークを活用した、新たな物流スキームの運用を開始しました。
コロワイドは、「給食事業」における食材などの出荷業務を、ヤマト運輸の3温度帯に対応したターミナル一体型物流施設へ順次移管します。将来的な出荷キャパシティの拡大に対して柔軟に対応できる出荷・納品体制の実現や、安定的な輸送力の確保により、さらなる「給食事業」の拡大を目指します。
両社は、サプライチェーン全体の最適化により、温室効果ガス(GHG)排出量の削減や、納品時間変更による給食提供先の生産性向上を図ります。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202309159677-O3-vA9XWlMa】
記
1. 背景
コロワイドグループは、外食産業を取り巻く事業環境の変化に対応し、さらなる企業価値の向上を図るため、グループの主力である「外食事業」に加え「給食事業」の拡大に注力しています。特に、生産年齢人口減少による市場縮小が懸念される国内市場において、引き続き堅調な需要が見込める「高齢者給食事業」の拡大を見据えた事業ポートフォリオの変革に取り組んでいます。
ヤマト運輸は、法人のお客さまの多様な物流ニーズへの最適化を通して、サプライチェーンの上流から下流まで「End to End」での提供価値の拡大を行っています。
コロワイドグループのマーチャンダイジングを統括する株式会社コロワイドMD(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:磯野健雄)とヤマト運輸は、外食産業を取り巻く事業環境の変化に対応した持続可能なサプライチェーンの構築に向け、2023年3月にリードロジスティクスパートナー※1(LLP)協定を締結しました。今回の取り組みはその第一弾となります。
これまでコロワイドグループの「給食事業」における物流は、「外食事業」を中心としたサプライチェーンの中で展開してきました。しかし、「給食事業」と「外食事業」では、給食受託先や店舗への納品時間や頻度、場所などが異なるため、「給食事業」の拡大にあたっては、多様な輸配送ニーズへの対応が課題でした。また、納品先によっては積載量が少ないチャーター輸送が必要になることもあり、今後トラックドライバー不足が深刻になる中、安定した輸送力の確保が課題でした。
※1 法人のお客さまの物流オペレーションとその管理だけでなく、お客さまの経営に資するサプライチェーン改革やビジネスプロセス改革などを支援するパートナー
2. 新しい物流スキームの概要
(1)出荷キャパシティの拡大
ヤマト運輸の3温度帯(常温・冷蔵・冷凍)に対応したターミナル一体型物流施設と「宅急便」ネットワークを活用することで、拡大する「給食事業」でも多頻度小口配送による多様な輸配送ニーズへの対応と、安定した出荷・納品を実現します。さらに、拠点にとらわれない給食提供先の拡大が可能となります。
(2)持続可能なサプライチェーンの構築
積載量が少ないチャーター輸送から、「宅急便」ネットワークを活用した輸送に切り替えることで、輸送効率が向上し、輸送におけるGHG排出量の削減に寄与するとともに、安定した輸送力の確保も実現します。
(3)納品時間の変更による給食提供先の生産性向上
食材の納品時間が、使用する当日の早朝(6-7時)から使用する前日の日中(14-16時)へ変わることで、比較的業務に余裕のある時間帯に食材の納品・検品が可能となります。当日分の調理や翌日分の仕込みの時間がさらに確保でき、給食提供先の生産性向上を実現します。
<給食提供先スタッフの生産性向上イメージ>
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202309159677-O4-MV9B7GTs】
3. 今後の展開
2024年3月までに、コロワイドグループの全ての給食提供先において、新しく構築した物流スキームへ切り替えを完了させます。今後、両社の知見やノウハウを生かし、「外食事業」におけるチャレンジ店舗※2、郊外店舗への物流効率化や、「個人向けEC」および「外販事業」の展開、今後さらに拡大が見込まれる「海外事業」など、「給食事業」だけに留まらない幅広い事業領域への展開を検討していきます。
また、引き続きコロワイドグループのサプライチェーン全体の可視化・最適化を進めるとともに、ヤマト運輸の物流ネットワークを活用することで、持続可能なサプライチェーンの構築を目指します。
※2 今後の事業拡大や市場マーケティングを目的とした小規模展開店舗
以上
【参考プレスリリース】
コロワイドMDとヤマト運輸 サプライチェーン全体の最適化に向けたリードロジスティクスパートナー協定を締結(2023年3月28日)
https://www.yamato-hd.co.jp/news/2022/newsrelease_20230328_1.html
<参考:両社が目指すサプライチェーンの全体像>
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202309159677-O5-48DdyfR8】
【お問い合わせ先】
<一般の方>
ヤマト運輸株式会社 コールセンター TEL:0120-01-9625