全優石が第1回目の「今風お墓参り川柳」傑作選発表
[23/11/28]
提供元:共同通信PRワイヤー
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「樹木葬 嫌う故人は 花粉症」、「ご先祖に 静かに報告 アレのこと」
2023年11月28日
全優石
お墓参りといえばお盆、春秋のお彼岸、月命日などが一般的ですが、これからの年末、お正月にお墓参りされる人も多くいます。そんなシーズンを前に、全国約200社の石材店で組織される「一般社団法人 全国優良石材店の会」(事務局:東京都品川区、会長:吉田 岳、略称:全優石)が第1回目の「今風お墓参り川柳」募集を行い (9月〜10月31日の募集期間) 、このほどその入賞作が決定しました。全国から葉書、メールなどで約1万5百句を超える応募作が集まり、その中から10名の入賞者が決定しました。最近の流行語を使ったお墓参り川柳をという呼びかけに、2023年を象徴する今風のクスッと笑える、これはうまいと思える秀逸な作品が勢ぞろいです。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202311203078-O6-3dkK379E】
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202311203078-O7-1Mzye5g1】
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202311203078-O8-J35474p0】
2023年といえば虎キチを喜ばせた阪神の18年ぶり6度目のセ・リーグ優勝がありました。岡田彰布監督は選手が優勝を意識しすぎないように「優勝」とは言わず「アレ」という表現を使用し、流行語となりました。そこで地元大阪から
・ご先祖に 静かに報告 アレのこと 巡回くん/男性/大阪府大阪市
ビックモータ事件も世間を騒がせました。自動車保険の保険金不正請求を発端に、店舗前の街路樹が枯れたり伐採されたりしている問題が大きく騒がれました。そこで
・街路より ウチの墓来て 除草して トミー/男性/岡山県岡山市
言い得て妙の作品です。
大リーグのエンジェルス、二刀流の大谷翔平選手がホームラン44本でアメリカンリーグのホームラン王を獲得した年でもありました。日本選手が大リーグでホームラン王を獲得するのは初めてで、アジア出身の選手としても大リーグ史上初の快挙です。そこで
・墓前には 酒と饅頭 二刀流 せみしぐれ/男性/兵庫県神戸市
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202311203078-O1-5YrSXuzH】
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202311203078-O9-VVH3pP81】
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202311203078-O10-fN6Wurq4】
2030年までに達成すべき「持続可能な社会」が大きく叫ばれた年でもありました。後継者のいないお墓が増える中で、自分の家のお墓を守ってくれる人がいるのか「持続可能性」が大いに心配になります。そこでほっとする安堵の一句です。
・孫一緒 持続可能な 墓参り イルカの夢/男性/長野県長野市
・金と茶と 白髪と揃い 墓参り ばばっ人/女性/埼玉県さいたま市
金髪、茶髪に交じり一緒に白髪頭のおじいちゃん、おばあちゃんのお墓参り姿が彷彿とします。
最近では墓石の代わりに樹木をシンボルとする樹木葬を行う人が増えています。 桜や紅葉、ハナミズキなどのシンボルツリーの周りに遺骨が埋葬されます。まさか杉やヒノキを植える樹木葬はないでしょうが、周りの森までは保証できかねます。そこで生まれた一句です。
・樹木葬 嫌う故人は 花粉症 となみ/男性/埼玉県川越
納得です。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202311203078-O2-A7zA8oIj】
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202311203078-O3-JN15Ch3v】
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202311203078-O5-pzs0C8bm】
次の世代がいない、迷惑をかけたくないなどの理由で、せっかく受け継がれてきたお墓を「墓じまい」する人もクローズアップされています。そんな墓じまいを思いとどませる作品が
・墓じまい せずによかった 婿が来た MAKOTO/男性千葉県浦安市
・守るよと 子に止められた 墓じまい 青井まどか/女性/神奈川県川崎市
墓じまいでお墓ロスにならなかった人の「良かったね」の作品です。
地方出身者の田舎のお墓参りは遠くて大変。お墓参りも頻繁には行えなく、何年かに一度の帰省お墓参りは大事業。ついつい墓じまいを考えますが、自分が育った故郷との絆は断ち切りたくない。そんな切実な思いをこめた作品は
・この墓を 残し故郷を 無くさない 老人生(ろうにんせい)/男性/神奈川県川崎市
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202311203078-O4-2zz0YTyB】
最後の作品は世相とは関係のない、いつの時代にもありそうな夫婦の風景を詠んだ作品。
・ワシ入る お先にどうぞ 風呂と墓 唐変僕/男性/東京都練馬区
パートナーにそう言われるとぎゃふんとなりそうです。
かつて墓地といえば、幽霊がでそうなイメージがあり、お墓は、暗く、悲しい印象を持たれる方が多かったような気が致します。しかし最近では、家族形態の変化や価値観の多様化に伴い、お墓を「天国での終の棲家」、「家族がいつでも会える楽しい場所」、「家族の歴史や想い出を繋ぐ場所」などと考える方が増えています。
その一方で、お墓を建てる意味や価値を見いだせず、安易に「墓じまい」をされたり、お墓ではなく、納骨堂や散骨などをお求めになられ、後悔されている方も少なくないと聞きます。
そこで、普段の生活の中で、お墓をもっと身近にとらえていただき、お墓に対する意識を高めていただくことで、家族の大切さや繋がりに想いを巡らしていただければ、ご家族の幸せがより深まるのではないか、そのきっかけになればと、このたびのコンテストを実施させていただきましたところ、おかげさまで1万句を超える応募をいただきました。
ご応募いただきました皆様に感謝申し上げますと共に、これからも心のこもった素敵なお墓参りをお続けいただければ幸いです。
2023年11月28日
全優石
お墓参りといえばお盆、春秋のお彼岸、月命日などが一般的ですが、これからの年末、お正月にお墓参りされる人も多くいます。そんなシーズンを前に、全国約200社の石材店で組織される「一般社団法人 全国優良石材店の会」(事務局:東京都品川区、会長:吉田 岳、略称:全優石)が第1回目の「今風お墓参り川柳」募集を行い (9月〜10月31日の募集期間) 、このほどその入賞作が決定しました。全国から葉書、メールなどで約1万5百句を超える応募作が集まり、その中から10名の入賞者が決定しました。最近の流行語を使ったお墓参り川柳をという呼びかけに、2023年を象徴する今風のクスッと笑える、これはうまいと思える秀逸な作品が勢ぞろいです。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202311203078-O6-3dkK379E】
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202311203078-O7-1Mzye5g1】
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202311203078-O8-J35474p0】
2023年といえば虎キチを喜ばせた阪神の18年ぶり6度目のセ・リーグ優勝がありました。岡田彰布監督は選手が優勝を意識しすぎないように「優勝」とは言わず「アレ」という表現を使用し、流行語となりました。そこで地元大阪から
・ご先祖に 静かに報告 アレのこと 巡回くん/男性/大阪府大阪市
ビックモータ事件も世間を騒がせました。自動車保険の保険金不正請求を発端に、店舗前の街路樹が枯れたり伐採されたりしている問題が大きく騒がれました。そこで
・街路より ウチの墓来て 除草して トミー/男性/岡山県岡山市
言い得て妙の作品です。
大リーグのエンジェルス、二刀流の大谷翔平選手がホームラン44本でアメリカンリーグのホームラン王を獲得した年でもありました。日本選手が大リーグでホームラン王を獲得するのは初めてで、アジア出身の選手としても大リーグ史上初の快挙です。そこで
・墓前には 酒と饅頭 二刀流 せみしぐれ/男性/兵庫県神戸市
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202311203078-O1-5YrSXuzH】
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202311203078-O9-VVH3pP81】
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202311203078-O10-fN6Wurq4】
2030年までに達成すべき「持続可能な社会」が大きく叫ばれた年でもありました。後継者のいないお墓が増える中で、自分の家のお墓を守ってくれる人がいるのか「持続可能性」が大いに心配になります。そこでほっとする安堵の一句です。
・孫一緒 持続可能な 墓参り イルカの夢/男性/長野県長野市
・金と茶と 白髪と揃い 墓参り ばばっ人/女性/埼玉県さいたま市
金髪、茶髪に交じり一緒に白髪頭のおじいちゃん、おばあちゃんのお墓参り姿が彷彿とします。
最近では墓石の代わりに樹木をシンボルとする樹木葬を行う人が増えています。 桜や紅葉、ハナミズキなどのシンボルツリーの周りに遺骨が埋葬されます。まさか杉やヒノキを植える樹木葬はないでしょうが、周りの森までは保証できかねます。そこで生まれた一句です。
・樹木葬 嫌う故人は 花粉症 となみ/男性/埼玉県川越
納得です。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202311203078-O2-A7zA8oIj】
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202311203078-O3-JN15Ch3v】
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次の世代がいない、迷惑をかけたくないなどの理由で、せっかく受け継がれてきたお墓を「墓じまい」する人もクローズアップされています。そんな墓じまいを思いとどませる作品が
・墓じまい せずによかった 婿が来た MAKOTO/男性千葉県浦安市
・守るよと 子に止められた 墓じまい 青井まどか/女性/神奈川県川崎市
墓じまいでお墓ロスにならなかった人の「良かったね」の作品です。
地方出身者の田舎のお墓参りは遠くて大変。お墓参りも頻繁には行えなく、何年かに一度の帰省お墓参りは大事業。ついつい墓じまいを考えますが、自分が育った故郷との絆は断ち切りたくない。そんな切実な思いをこめた作品は
・この墓を 残し故郷を 無くさない 老人生(ろうにんせい)/男性/神奈川県川崎市
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202311203078-O4-2zz0YTyB】
最後の作品は世相とは関係のない、いつの時代にもありそうな夫婦の風景を詠んだ作品。
・ワシ入る お先にどうぞ 風呂と墓 唐変僕/男性/東京都練馬区
パートナーにそう言われるとぎゃふんとなりそうです。
かつて墓地といえば、幽霊がでそうなイメージがあり、お墓は、暗く、悲しい印象を持たれる方が多かったような気が致します。しかし最近では、家族形態の変化や価値観の多様化に伴い、お墓を「天国での終の棲家」、「家族がいつでも会える楽しい場所」、「家族の歴史や想い出を繋ぐ場所」などと考える方が増えています。
その一方で、お墓を建てる意味や価値を見いだせず、安易に「墓じまい」をされたり、お墓ではなく、納骨堂や散骨などをお求めになられ、後悔されている方も少なくないと聞きます。
そこで、普段の生活の中で、お墓をもっと身近にとらえていただき、お墓に対する意識を高めていただくことで、家族の大切さや繋がりに想いを巡らしていただければ、ご家族の幸せがより深まるのではないか、そのきっかけになればと、このたびのコンテストを実施させていただきましたところ、おかげさまで1万句を超える応募をいただきました。
ご応募いただきました皆様に感謝申し上げますと共に、これからも心のこもった素敵なお墓参りをお続けいただければ幸いです。