第12回臨床疫学セミナー 「最適な患者報告式アウトカムの選び方」 開催のご案内
[23/11/21]
提供元:共同通信PRワイヤー
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COSMINによる信頼性と妥当性の新しい評価法
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202311203100-O1-67516GoC】
2023年 11月21日
各
お問い合わせ先
一般社団法人臨床疫学研究推進機構
東京都町田市中町1-2-5
E-mail:info@icer.tokyo
位
第12回臨床疫学セミナー
「最適な患者報告式アウトカムの選び方:
COSMINによる信頼性と妥当性の新しい評価法」
開催のご案内
一般社団法人臨床疫学研究推進機構(東京都町田市、代表理事:奥村泰之)では、最先端の研究法を活用するための臨床疫学セミナーを開催しています。標記、第12回臨床疫学セミナーを以下の要領で開催しますので、ご案内申し上げます。関係者各位に、ご周知のほどお願いします。
リアルタイム配信日 2023年12月15日 (金) 10:00~18:30
オンデマンド配信期間 2023年12月22日 (金) ~2024年1月21日 (日)
演者 竹林 由武 (福島県立医科大学)
司会 奥村 泰之 (一般社団法人臨床疫学研究推進機構)
参加費 7000円 (学生 3000円)
参加登録 https://icer12.peatix.com (登録〆切: 12月14日 (木))
企画趣旨
患者報告式アウトカム (Patient-Reported Outcome: PRO) とは、質問紙法などにより、患者の状態について患者自身から、直接的に回答を求める方法です。PROは、がんや疼痛など様々な領域において、重要なアウトカムとして位置づけられています。
PROを臨床や研究で活用する際に、そのPROが患者の状態を捉えられる性能を十分に備えていることが重要となります。そうしたPROの性能は、「信頼性」と「妥当性」といった専門用語により表現されてきましたが、それらの用語が何を意味するか、専門家間でも一致した見解がありませんでした。そうした用語の不一致を解消し性能評価法を体系的に整備した国際基準としてCOSMIN (COnsensus-based Standards for the selection of health Measurement INstruments) があります。
本セミナーでは、COSMINに準拠して、信頼性と妥当性の新しい評価法を解説します。本セミナーを受講することにより、(1)PROの性能評価をしている論文を読めるようになること、(2)PROの中から最適なPROを選べるようになること、(3)PROの性能評価研究をする際のポイントを理解できるようになることが期待されます。
タイムテーブル
10:00-11:00 1. PROの性能評価におけるCOSMINの重要性とPROの開発手順
11:10-12:10 2. PROの項目内容は構成概念とマッチしているか:
内容的妥当性評価の3ステップ
12:20-13:00 3. 海外で開発されたPROは適切に翻訳されているか:
翻訳プロセスの評価
13:40-14:40 4. PROの得点は構成概念の次元数とマッチしているか:
内的一貫性、構造的妥当性、測定不変性の評価
14:50-15:30 5. PROの得点は仮説とマッチしているか:
基準関連妥当性、仮説検定、反応性の評価
15:40-16:20 6. PROの得点は偶然に変化しないか:
信頼性と測定誤差の評価
16:30-17:30 7. 何点の変化があれば臨床的に意味があると言えるのか:
解釈可能性の評価
17:30-17:50 8. まとめ:
良いPROが備える性能とは
17:50-18:30 総合質疑
演者略歴
2014年広島大学大学院を修了(博士(学術))後、統計数理研究所リスク解析戦略研究センター特任助教として自殺データベース開発に従事。2016年から現職。臨床心理士/公認心理師として地域のメンタルヘルス事業、心理社会的介入の臨床試験に従事している。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202311203100-O1-67516GoC】
2023年 11月21日
各
お問い合わせ先
一般社団法人臨床疫学研究推進機構
東京都町田市中町1-2-5
E-mail:info@icer.tokyo
位
第12回臨床疫学セミナー
「最適な患者報告式アウトカムの選び方:
COSMINによる信頼性と妥当性の新しい評価法」
開催のご案内
一般社団法人臨床疫学研究推進機構(東京都町田市、代表理事:奥村泰之)では、最先端の研究法を活用するための臨床疫学セミナーを開催しています。標記、第12回臨床疫学セミナーを以下の要領で開催しますので、ご案内申し上げます。関係者各位に、ご周知のほどお願いします。
リアルタイム配信日 2023年12月15日 (金) 10:00~18:30
オンデマンド配信期間 2023年12月22日 (金) ~2024年1月21日 (日)
演者 竹林 由武 (福島県立医科大学)
司会 奥村 泰之 (一般社団法人臨床疫学研究推進機構)
参加費 7000円 (学生 3000円)
参加登録 https://icer12.peatix.com (登録〆切: 12月14日 (木))
企画趣旨
患者報告式アウトカム (Patient-Reported Outcome: PRO) とは、質問紙法などにより、患者の状態について患者自身から、直接的に回答を求める方法です。PROは、がんや疼痛など様々な領域において、重要なアウトカムとして位置づけられています。
PROを臨床や研究で活用する際に、そのPROが患者の状態を捉えられる性能を十分に備えていることが重要となります。そうしたPROの性能は、「信頼性」と「妥当性」といった専門用語により表現されてきましたが、それらの用語が何を意味するか、専門家間でも一致した見解がありませんでした。そうした用語の不一致を解消し性能評価法を体系的に整備した国際基準としてCOSMIN (COnsensus-based Standards for the selection of health Measurement INstruments) があります。
本セミナーでは、COSMINに準拠して、信頼性と妥当性の新しい評価法を解説します。本セミナーを受講することにより、(1)PROの性能評価をしている論文を読めるようになること、(2)PROの中から最適なPROを選べるようになること、(3)PROの性能評価研究をする際のポイントを理解できるようになることが期待されます。
タイムテーブル
10:00-11:00 1. PROの性能評価におけるCOSMINの重要性とPROの開発手順
11:10-12:10 2. PROの項目内容は構成概念とマッチしているか:
内容的妥当性評価の3ステップ
12:20-13:00 3. 海外で開発されたPROは適切に翻訳されているか:
翻訳プロセスの評価
13:40-14:40 4. PROの得点は構成概念の次元数とマッチしているか:
内的一貫性、構造的妥当性、測定不変性の評価
14:50-15:30 5. PROの得点は仮説とマッチしているか:
基準関連妥当性、仮説検定、反応性の評価
15:40-16:20 6. PROの得点は偶然に変化しないか:
信頼性と測定誤差の評価
16:30-17:30 7. 何点の変化があれば臨床的に意味があると言えるのか:
解釈可能性の評価
17:30-17:50 8. まとめ:
良いPROが備える性能とは
17:50-18:30 総合質疑
演者略歴
2014年広島大学大学院を修了(博士(学術))後、統計数理研究所リスク解析戦略研究センター特任助教として自殺データベース開発に従事。2016年から現職。臨床心理士/公認心理師として地域のメンタルヘルス事業、心理社会的介入の臨床試験に従事している。