電通グループ、「サステナビリティ・コミュニケーションガイド2023」を発行
[23/12/07]
提供元:共同通信PRワイヤー
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― グリーンウォッシュに留意した情報発信のために ―
2023年12月7日
株式会社電通グループ(本社:東京都港区、代表執行役社長 CEO:五十嵐 博、以下「当社」)は、「dentsu Japanサステナビリティ推進オフィス」および「電通Team SDGs」※1のもと、企業・団体のサステナビリティに関する誠実なコミュニケーションを支援する「サステナビリティ・コミュニケーションガイド2023」を発行しました。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202312073953-O2-m0d3kUdW】
掲載URL:https://www.group.dentsu.com/jp/sustainability/pdf/sustainability-communication-guide2023.pdf(PDF・14.3MB)
持続可能な開発目標(SDGs)の認知率が、今年9割を超えた(当社グループ調べ※2)ことに象徴されるように、昨今、サステナビリティは生活者においても大きな関心事として、日々の行動様式、購買行動や投資選択における判断軸の一つとなっています。また、高まる社会の関心に呼応して、企業・団体のサステナビリティに関する情報開示の重要性が増し、日本を含む様々な国や地域でその義務化が進んでいます。
一方、企業・団体が情報開示に取り組む中で、大きな課題としてグリーンウォッシュ※3が指摘されています。グリーンウォッシュは情報の受け手に誤解を与えるだけでなく、課題解決への取り組み自体を遅らせ、私たちの未来へのリスクを高めるものです。また、近年では訴訟のリスクもはらむ課題となっています。
「サステナビリティ・コミュニケーションガイド2023」では、様々な分野の有識者の方々にご意見を伺いながら、直近数年間で大きく変化した国内外の情勢と、グリーンウォッシュがもたらすリスクについて、実際に問題を指摘されたコミュニケーション事例とともに解説しています。また、コミュニケーションの各段階におけるチェックリストを盛り込んだ他、後半には参考となる世界の主要なルールも掲載しました。本ガイドが、サステナビリティに関する取り組みの深化と、誠実なコミュニケーション活動の推進に繋がり、持続可能な社会づくりへの一助となることを目指しています。
当社は、これまでも2018年に「SDGsコミュニケーションガイド」を企画・制作、2021年にテーマをより広く俯瞰的に捉えた「サステナビリティ・コミュニケーションガイド2021」を発行し、多くの方々にご活用いただいてきました。今後も、顧客企業を含むあらゆるステークホルダーとともに、広告コミュニケーション分野に留まらず多様な施策やビジネスを通じて、経営方針である「B2B2S(Business to Business to Society)」、すなわち顧客企業との協業を通じた社会課題の解決を推進してまいります。
<「サステナビリティ・コミュニケーションガイド」の概要・構成>
■ はじめに
■ 目次
■ サステナビリティ・コミュニケーションとは
■ グリーンウォッシュとは
■ 増えている気候訴訟
■ 気候訴訟増加の背景:地球の限界と人権
■ 「ビジネスと人権」への配慮が最優先課題の1つに
■ 楽観視できないサステナビリティを巡る状況
〈コラム〉市民から見る情報発信の重要性と課題
Part 1:実践的サステナビリティ・コミュニケーション〜事例とチェックリスト〜
■ チェックの視点
0.準備 コミュニケーションをはじめる前に
〈コラム〉ネット・ゼロ
1.企画 なにを、いつコミュニケーションするか
2.制作 どんなコミュニケーションをするか
〈コラム〉サステナブルでインクルーシブなイベントを実現するためのガイドライン
〈コラム〉障害者差別解消法の改正・施行
〈コラム〉グリーンウォッシュを避けるメディアの自主的な動き
〈コラム〉SDGsロゴを使用する場合
3.確認と発信の準備 コミュニケーションの発信前に
4.コミュニケーション後 フィードバックを次に活かす
■ サステナビリティの感度をアップデートし続けるために
参考:広告電通賞 SDGs特別賞入賞作品
Part 2:押さえておきたい最近の動きと関連する規制/ガイドライン
■ サステナビリティに関する最近の動き
■ 各国の環境コミュニケーションに関する規制
■ 各国の環境コミュニケーションにおけるガイダンス
■ 人権に関する規制・ガイドライン等
参考:子どもに影響のある広告およびマーケティングに関するガイドライン
〈コラム〉英国のグリーン・クレーム・コード
<参考:「サステナビリティ・コミュニケーションガイド2023」作成協力>
・明日香 壽川(東北大学東北アジア研究センター・同大学院環境科学研究科教授)
・有川 真理子(SWAVE サステナブルコミュニケーションデザイナー/エシカル消費コーディネーター)
・粟野 美佳子(一般社団法人SusCon 代表理事)
・金田 晃一(株式会社NTTデータグループ サステナビリティ経営推進部 シニア・スペシャリスト、広告電通賞SDGs特別賞 選考委員長)
・後藤 敏彦(一般社団法人グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン(GCNJ)理事、特定非営利活動法人サステナビリティ日本フォーラム代表理事)
・下村 委津子(認定NPO法人 環境市民 副代表理事、消費から持続可能な社会をつくる市民ネットワーク 事務局)
・吉高 まり(三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 ソーシャルインパクト・パートナーシップ事業部 フェロー(サステナビリティ))
注:上記は、五十音順・敬称略。括弧内は2023年12月1日現在の所属および役職等。
※1:電通 team SDGsは、顧客企業等のSDGsへの取り組みをサポートするdentsu Japan横断のプロジェクトチームです。
※2:詳細は下記リリースをご覧ください。
2023年5月12日「電通、第6回「SDGsに関する生活者調査」を実施」
URL:https://www.dentsu.co.jp/news/release/2023/0512-010608.html
※3:グリーンウォッシュとは、実態がない、または実態以上に、環境(サステナビリティ全般を含む)に配慮しているように見せかけたり、不都合な事実を伝えずに良い情報のみを伝えたりすることを指します。
以 上
2023年12月7日
株式会社電通グループ(本社:東京都港区、代表執行役社長 CEO:五十嵐 博、以下「当社」)は、「dentsu Japanサステナビリティ推進オフィス」および「電通Team SDGs」※1のもと、企業・団体のサステナビリティに関する誠実なコミュニケーションを支援する「サステナビリティ・コミュニケーションガイド2023」を発行しました。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202312073953-O2-m0d3kUdW】
掲載URL:https://www.group.dentsu.com/jp/sustainability/pdf/sustainability-communication-guide2023.pdf(PDF・14.3MB)
持続可能な開発目標(SDGs)の認知率が、今年9割を超えた(当社グループ調べ※2)ことに象徴されるように、昨今、サステナビリティは生活者においても大きな関心事として、日々の行動様式、購買行動や投資選択における判断軸の一つとなっています。また、高まる社会の関心に呼応して、企業・団体のサステナビリティに関する情報開示の重要性が増し、日本を含む様々な国や地域でその義務化が進んでいます。
一方、企業・団体が情報開示に取り組む中で、大きな課題としてグリーンウォッシュ※3が指摘されています。グリーンウォッシュは情報の受け手に誤解を与えるだけでなく、課題解決への取り組み自体を遅らせ、私たちの未来へのリスクを高めるものです。また、近年では訴訟のリスクもはらむ課題となっています。
「サステナビリティ・コミュニケーションガイド2023」では、様々な分野の有識者の方々にご意見を伺いながら、直近数年間で大きく変化した国内外の情勢と、グリーンウォッシュがもたらすリスクについて、実際に問題を指摘されたコミュニケーション事例とともに解説しています。また、コミュニケーションの各段階におけるチェックリストを盛り込んだ他、後半には参考となる世界の主要なルールも掲載しました。本ガイドが、サステナビリティに関する取り組みの深化と、誠実なコミュニケーション活動の推進に繋がり、持続可能な社会づくりへの一助となることを目指しています。
当社は、これまでも2018年に「SDGsコミュニケーションガイド」を企画・制作、2021年にテーマをより広く俯瞰的に捉えた「サステナビリティ・コミュニケーションガイド2021」を発行し、多くの方々にご活用いただいてきました。今後も、顧客企業を含むあらゆるステークホルダーとともに、広告コミュニケーション分野に留まらず多様な施策やビジネスを通じて、経営方針である「B2B2S(Business to Business to Society)」、すなわち顧客企業との協業を通じた社会課題の解決を推進してまいります。
<「サステナビリティ・コミュニケーションガイド」の概要・構成>
■ はじめに
■ 目次
■ サステナビリティ・コミュニケーションとは
■ グリーンウォッシュとは
■ 増えている気候訴訟
■ 気候訴訟増加の背景:地球の限界と人権
■ 「ビジネスと人権」への配慮が最優先課題の1つに
■ 楽観視できないサステナビリティを巡る状況
〈コラム〉市民から見る情報発信の重要性と課題
Part 1:実践的サステナビリティ・コミュニケーション〜事例とチェックリスト〜
■ チェックの視点
0.準備 コミュニケーションをはじめる前に
〈コラム〉ネット・ゼロ
1.企画 なにを、いつコミュニケーションするか
2.制作 どんなコミュニケーションをするか
〈コラム〉サステナブルでインクルーシブなイベントを実現するためのガイドライン
〈コラム〉障害者差別解消法の改正・施行
〈コラム〉グリーンウォッシュを避けるメディアの自主的な動き
〈コラム〉SDGsロゴを使用する場合
3.確認と発信の準備 コミュニケーションの発信前に
4.コミュニケーション後 フィードバックを次に活かす
■ サステナビリティの感度をアップデートし続けるために
参考:広告電通賞 SDGs特別賞入賞作品
Part 2:押さえておきたい最近の動きと関連する規制/ガイドライン
■ サステナビリティに関する最近の動き
■ 各国の環境コミュニケーションに関する規制
■ 各国の環境コミュニケーションにおけるガイダンス
■ 人権に関する規制・ガイドライン等
参考:子どもに影響のある広告およびマーケティングに関するガイドライン
〈コラム〉英国のグリーン・クレーム・コード
<参考:「サステナビリティ・コミュニケーションガイド2023」作成協力>
・明日香 壽川(東北大学東北アジア研究センター・同大学院環境科学研究科教授)
・有川 真理子(SWAVE サステナブルコミュニケーションデザイナー/エシカル消費コーディネーター)
・粟野 美佳子(一般社団法人SusCon 代表理事)
・金田 晃一(株式会社NTTデータグループ サステナビリティ経営推進部 シニア・スペシャリスト、広告電通賞SDGs特別賞 選考委員長)
・後藤 敏彦(一般社団法人グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン(GCNJ)理事、特定非営利活動法人サステナビリティ日本フォーラム代表理事)
・下村 委津子(認定NPO法人 環境市民 副代表理事、消費から持続可能な社会をつくる市民ネットワーク 事務局)
・吉高 まり(三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 ソーシャルインパクト・パートナーシップ事業部 フェロー(サステナビリティ))
注:上記は、五十音順・敬称略。括弧内は2023年12月1日現在の所属および役職等。
※1:電通 team SDGsは、顧客企業等のSDGsへの取り組みをサポートするdentsu Japan横断のプロジェクトチームです。
※2:詳細は下記リリースをご覧ください。
2023年5月12日「電通、第6回「SDGsに関する生活者調査」を実施」
URL:https://www.dentsu.co.jp/news/release/2023/0512-010608.html
※3:グリーンウォッシュとは、実態がない、または実態以上に、環境(サステナビリティ全般を含む)に配慮しているように見せかけたり、不都合な事実を伝えずに良い情報のみを伝えたりすることを指します。
以 上