積水ハウス建設 “クラフター” 前年比3.4倍増の134名が入社
[24/05/08]
提供元:共同通信PRワイヤー
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自社訓練校の体制強化で育成を強化 待遇改善も継続 働く魅力をさらに向上
2024年5月8日
積水ハウス株式会社
積水ハウスグループの積水ハウス建設ホールディングス(以下、積水ハウス建設)は、24年4月入社以降の高校卒業予定者を中心とした住宅建築を担う社員工“クラフター”の積極採用を実施し、今年度は前年の3.4倍にあたる134名が入社しました。今年度からは施工技能を習得できる訓練校の育成カリキュラム変更などによる体制の強化や、施工技能の可視化を含む新たな人事評価制度を導入するなど人財育成の取組みを一層強化し、積水ハウス建設のクラフターとして働く魅力をさらに向上させていきます。
建設・住宅業界では、職方の高齢化や若年就業者の減少の加速に加え、年間時間外労働の上限の制限が4月1日から適用された、いわゆる「2024年問題」※1がある一方、国内の底堅い住宅需要への対応と、高い耐震性・断熱性を備えた良質な住宅ストックの形成に向けた担い手が強く求められているという現状があります。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202405070407-O1-342q2BdG】
積水ハウス建設 で働く“クラフター”
【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M100045/202405070407/_prw_PT1fl_iZ8FwKTm.png】
積水ハウス建設では “「わが家」を世界一幸せな場所にする”というグローバルビジョンの実現に向けて、施工の担い手となるクラフターに対して新たな施策を導入して育成を大幅に強化し、積水ハウス建設で働く魅力の向上に一層努めてまいります。
【魅力ある積水ハウス建設のクラフター】
積水ハウス建設のクラフターはお客様との距離も近く、基礎・建方等の住宅建築を担う社員工としてお客様の安全を守り、家族の幸せを形にする魅力ある職業です。住宅づくりには多様な技能を持つ多能工が求められることから、積水ハウス建設では育成に力を入れ、クラフターの魅力をさらに高めます。
【24年度より運用開始する新たな取組み】
●訓練校体制強化
全国3箇所ある教育訓練センター・訓練校での入社時の半年間の技能研修では、主に賃貸住宅の躯体となる重量鉄骨3・4階建て(βシステム)の実習施設を大型に建替えて、実習カリキュラム時間を外装コースで41時間から84時間に増加させます。積水ハウスで施工の担い手が求められているβシステムの技能を研修段階から習得できるよう研修時間を大幅に増やし、現場に出てからもすぐに実践に移れるようにします。また多能工人財の育成を目的として、現役クラフターを対象とした型式・工種に応じた最大2週間の技能研修を前年度比約2倍に増やして(5研修→9研修)、入社後の訓練校での多能工育成体制を強化していきます。訓練生の増加に伴い、講師役のトレーナーについても前年比1.7倍増となる19人から32人に拡充します。その多くがクラフター経験者で、訓練生は研修段階から現場技術習得が可能となります。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202405070407-O2-Cv68ccuo】
教育訓練センター・訓練校でリニューアルした実習施設
●新人事制度
積水ハウス建設ではこれまでの「施工技能者」という名称を改め、「ホープ」、「クラフター」、「チーフクラフター」、「マスタークラフター」という4つの職務等級に変更しました。
また評価の軸をより客観的にした新評価制度を新たに導入しました。専門能力の高まりや拡がりをタテ・ヨコ軸で示す「スキル・マトリックス」による評価も実施し、施工技能の可視化と多能工人財育成を実施します。職方の役割やスキル、キャリアの見える化により、基礎から建方、内装という工程を一棟丸々担うことができる多能工人財の育成を一層図っていきます。またクラフターから工程管理・品質管理を行う工事責任者への職種変更も可能となります。新たな人事制度と評価制度の導入により、当社が力を入れている人財育成を一層強化していきます。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202405070407-O3-0i7iupQ3】
スキル・マトリックスにより施工技能の可視化と多能工人財育成を実施
●待遇大幅改善
積水ハウス建設では、新入社員の初任給について最大約9%の引き上げを24年4月に行いました(23年4月も最大11%UPを実施)。また24年4月の新人事制度導入から、チーフクラフター※2の待遇を大幅に改善し、30代で現在年収500〜600万円から、最大約1.8倍にあたる約900万円まで引き上げます。クラフターが仕事に集中して働きやすく、一生涯安心して良質な住宅建築に貢献できるよう就業環境を整備します。
●統一ユニフォームの導入
現場でのイメージアップと社員の満足度向上を図るため、株式会社ビームスのユニフォームブランドに依頼し、統一ユニフォームの制作を行いました。夏冬用、防寒服、空調服などの一式を今年度から全国のクラフターが着用します。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202405070407-O4-Ryq48MIA】
新しい統一ユニフォームを今年度から全国のクラフターが着用
●採用実績
今年度入社のクラフターは、採用計画では95名を目標にしていましたが、前年(39名)比3.4倍増の134名の入社となりました。25年4月入社でも、同程度の入社を見込んでいます。
【継続・強化する取組み】
●福利厚生推進
積水ハウス建設は働き方改革にも力を入れており、建設業ではまだ完全実現が少ない現状の「4週8休」、「年間休日125日」、「完全週休2日」、「男性育休取得率100%」を継続するほか、積水ハウスグループの大規模な工事数を活かして、業務のピークを平準化することにより、業界をリードする働き方改革の一層の推進を行います。
※1「2024年問題」とは…24年4月から時間外労働が規制強化されたことに伴い生じる問題。1カ月の時間外労働の上限が、建築業界では年間720時間に制限され、建築業界でも影響が出る可能性が指摘されております。
※2 チーフクラフターは、積水ハウス建設の建設現場で、施工チームを率いて安全・効率的に施工する役割を担います。
2024年5月8日
積水ハウス株式会社
積水ハウスグループの積水ハウス建設ホールディングス(以下、積水ハウス建設)は、24年4月入社以降の高校卒業予定者を中心とした住宅建築を担う社員工“クラフター”の積極採用を実施し、今年度は前年の3.4倍にあたる134名が入社しました。今年度からは施工技能を習得できる訓練校の育成カリキュラム変更などによる体制の強化や、施工技能の可視化を含む新たな人事評価制度を導入するなど人財育成の取組みを一層強化し、積水ハウス建設のクラフターとして働く魅力をさらに向上させていきます。
建設・住宅業界では、職方の高齢化や若年就業者の減少の加速に加え、年間時間外労働の上限の制限が4月1日から適用された、いわゆる「2024年問題」※1がある一方、国内の底堅い住宅需要への対応と、高い耐震性・断熱性を備えた良質な住宅ストックの形成に向けた担い手が強く求められているという現状があります。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202405070407-O1-342q2BdG】
積水ハウス建設 で働く“クラフター”
【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M100045/202405070407/_prw_PT1fl_iZ8FwKTm.png】
積水ハウス建設では “「わが家」を世界一幸せな場所にする”というグローバルビジョンの実現に向けて、施工の担い手となるクラフターに対して新たな施策を導入して育成を大幅に強化し、積水ハウス建設で働く魅力の向上に一層努めてまいります。
【魅力ある積水ハウス建設のクラフター】
積水ハウス建設のクラフターはお客様との距離も近く、基礎・建方等の住宅建築を担う社員工としてお客様の安全を守り、家族の幸せを形にする魅力ある職業です。住宅づくりには多様な技能を持つ多能工が求められることから、積水ハウス建設では育成に力を入れ、クラフターの魅力をさらに高めます。
【24年度より運用開始する新たな取組み】
●訓練校体制強化
全国3箇所ある教育訓練センター・訓練校での入社時の半年間の技能研修では、主に賃貸住宅の躯体となる重量鉄骨3・4階建て(βシステム)の実習施設を大型に建替えて、実習カリキュラム時間を外装コースで41時間から84時間に増加させます。積水ハウスで施工の担い手が求められているβシステムの技能を研修段階から習得できるよう研修時間を大幅に増やし、現場に出てからもすぐに実践に移れるようにします。また多能工人財の育成を目的として、現役クラフターを対象とした型式・工種に応じた最大2週間の技能研修を前年度比約2倍に増やして(5研修→9研修)、入社後の訓練校での多能工育成体制を強化していきます。訓練生の増加に伴い、講師役のトレーナーについても前年比1.7倍増となる19人から32人に拡充します。その多くがクラフター経験者で、訓練生は研修段階から現場技術習得が可能となります。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202405070407-O2-Cv68ccuo】
教育訓練センター・訓練校でリニューアルした実習施設
●新人事制度
積水ハウス建設ではこれまでの「施工技能者」という名称を改め、「ホープ」、「クラフター」、「チーフクラフター」、「マスタークラフター」という4つの職務等級に変更しました。
また評価の軸をより客観的にした新評価制度を新たに導入しました。専門能力の高まりや拡がりをタテ・ヨコ軸で示す「スキル・マトリックス」による評価も実施し、施工技能の可視化と多能工人財育成を実施します。職方の役割やスキル、キャリアの見える化により、基礎から建方、内装という工程を一棟丸々担うことができる多能工人財の育成を一層図っていきます。またクラフターから工程管理・品質管理を行う工事責任者への職種変更も可能となります。新たな人事制度と評価制度の導入により、当社が力を入れている人財育成を一層強化していきます。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202405070407-O3-0i7iupQ3】
スキル・マトリックスにより施工技能の可視化と多能工人財育成を実施
●待遇大幅改善
積水ハウス建設では、新入社員の初任給について最大約9%の引き上げを24年4月に行いました(23年4月も最大11%UPを実施)。また24年4月の新人事制度導入から、チーフクラフター※2の待遇を大幅に改善し、30代で現在年収500〜600万円から、最大約1.8倍にあたる約900万円まで引き上げます。クラフターが仕事に集中して働きやすく、一生涯安心して良質な住宅建築に貢献できるよう就業環境を整備します。
●統一ユニフォームの導入
現場でのイメージアップと社員の満足度向上を図るため、株式会社ビームスのユニフォームブランドに依頼し、統一ユニフォームの制作を行いました。夏冬用、防寒服、空調服などの一式を今年度から全国のクラフターが着用します。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202405070407-O4-Ryq48MIA】
新しい統一ユニフォームを今年度から全国のクラフターが着用
●採用実績
今年度入社のクラフターは、採用計画では95名を目標にしていましたが、前年(39名)比3.4倍増の134名の入社となりました。25年4月入社でも、同程度の入社を見込んでいます。
【継続・強化する取組み】
●福利厚生推進
積水ハウス建設は働き方改革にも力を入れており、建設業ではまだ完全実現が少ない現状の「4週8休」、「年間休日125日」、「完全週休2日」、「男性育休取得率100%」を継続するほか、積水ハウスグループの大規模な工事数を活かして、業務のピークを平準化することにより、業界をリードする働き方改革の一層の推進を行います。
※1「2024年問題」とは…24年4月から時間外労働が規制強化されたことに伴い生じる問題。1カ月の時間外労働の上限が、建築業界では年間720時間に制限され、建築業界でも影響が出る可能性が指摘されております。
※2 チーフクラフターは、積水ハウス建設の建設現場で、施工チームを率いて安全・効率的に施工する役割を担います。