農業の工業化推進によりサステナブルな農業と世界的な食糧問題解決への貢献を目指します
[24/06/04]
提供元:共同通信PRワイヤー
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米国にて植物工場を展開するOishii Farmに大和ハウスグループが出資
2024年6月4日
大和ハウス工業株式会社
大和ハウスベンチャーズ株式会社
大和ハウスグループの大和ハウスベンチャーズ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:鈴木哲雄、以下「大和ハウスベンチャーズ」)は、2024年5月10日、大和ハウスグループ投資事業有限責任組合(※1) (以下「“将来の夢”ファンド」)を通じて、米国にて植物工場の運営を行うOishii Farm Corporation(本社:米国ニュージャージー州、CEO兼共同創業者:古賀大貴、以下「Oishii Farm(オイシイファーム)」)に出資しました。
出資に合わせて、大和ハウス工業株式会社(本社:大阪市 社長:芳井敬一、以下「大和ハウス工業」)とOishii Farmは、更なる高度化を目指した植物工場の実現に向けた協業を行うことを決定しました。
※1.大和ハウスベンチャーズが運営するコーポレートベンチャーキャピタルファンド
【表】
Oishii Farmは、「?人と地球にとってより良い農法で育てられた最高に美味しい農産物を提供することで、農業革命を起こすこと」をミッションとして掲げ、農業に関する水問題や残留農薬による土壌汚染問題、長距離輸送によるフードマイレージ問題などに取り組んでいます。
そうした中で、同社は日本の伝統的な農業技術に最新鋭のエンジニアリングを統合し、栽培サイクルが長く最も高度な農作物と言われるいちごを、植物工場内でハチによる自然受粉を用い、世界で初めて安定量産することに成功。雨・空気・熱・光・栄養といった要素を植物にとって最適な条件で再現し、年間を通して、無農薬で旬の果物を消費者向けにお届けすることを可能としました。また、AI画像処理技術による収穫時期の判定や収穫工程の自動化、水の再利用循環システム、太陽光発電による再生可能エネルギーの活用などにより、生産性とサステナビリティを追求しています。さらには、品種改良による収穫量の向上や各工程の自動化に取り組むことによって、オペレーションコストの低減により、付加価値の高い商品を普及性の高い価格帯で提供しています。
気候変動やフードサプライチェーンによる食糧安全リスクが世界で懸念される中で、食糧安全供給と環境に配慮したサステナブルな農業ビジネスの確立を推進しています。
【表】
■世界最先端の植物工場の開発
Oishii Farmは、日系大手企業とのアライアンスを通じ、グローバルでの競争力を有する植物工場の確立を目指しています。そのような中で、大和ハウス工業とOishii Farmは、植物工場の更なる高度化を目指した共同研究を進めることを決定しました。
大和ハウス工業は「建築の工業化」を企業理念に創業して以来、一貫して“多くの人の役に立ち、喜んでいただける商品開発やサービスの提供”に努め、戸建住宅だけではなく工場なども手掛けています。食品関連施設は、年間約30件を手掛けており、創業時から現在までに約900カ所で建設を担っています。「HACCP」(※2)に対応できる施設や適正製造基準「GMP」(※3)に準拠した施設、温度帯管理施設などの調査企画から設計、施工、アフターサービスにいたるまで、お客さまの食品事業をサポートし、食品安全マネジメントシステム「ISO22000」、「FSSC22000」など民間認証の取得支援もしています。
なかでも、植物工場分野においては、農作物の安定供給や農業就業人口の減少などの課題解決に貢献するため、農業の工業化に向けた取り組みを進めています。2008年より研究開発を進め、2019年10月には栽培技術を有するパートナー企業とともに植物工場システム「agri-cube ID」を発売しました。
そしてこのたび、大和ハウス工業が保有するシステム建築技術とOishii Farmの効率的な栽培技術を組み合わせ、より高度化された植物工場の確立を目指します。
今後、大和ハウス工業とOishii Farmは植物工場領域での協業を進めることで、企業価値向上と食にまつわる世界規模の社会課題解決への貢献を目指してまいります。
※2. 食品事業者自身が、食中毒菌汚染などの危害要因を分析・把握(Hazard Analysis)して、原材料入荷から製品出荷までの全工程の中で、危害要因を除去・低減させるために特に重要な工程(Critical Control Point)を重点的に管理して、食品の安全を確保する手法。
※3. 製造所における製造管理、品質管理の基準のこと。原材料の入荷から製造、最終製品の出荷まで、すべての過程において、製品が「安全」に作られ「一定の品質」が保たれるよう定めている。
【表】
■“将来の夢”ファンド(正式名:大和ハウスグループ投資事業有限責任組合)の概要
「“将来の夢”ファンド」は、大和ハウス工業株式会社の創業100周年となる2055年にありたい姿(パーパス)として掲げる「生きる歓びを、未来の景色に。」の実現に向け、社会にインパクトのある明日の社会に不可欠の(アスフカケツノ)事業に投資しています。
【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M000427/202406041725/_prw_PT1fl_Er48dPqL.png】
■会社概要
1.大和ハウスベンチャーズ株式会社
【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M000427/202406041725/_prw_PT2fl_97067CHu.png】
2.Oishii Farm Corporation
【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M000427/202406041725/_prw_PT3fl_21RuZ57g.png】
2024年6月4日
大和ハウス工業株式会社
大和ハウスベンチャーズ株式会社
大和ハウスグループの大和ハウスベンチャーズ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:鈴木哲雄、以下「大和ハウスベンチャーズ」)は、2024年5月10日、大和ハウスグループ投資事業有限責任組合(※1) (以下「“将来の夢”ファンド」)を通じて、米国にて植物工場の運営を行うOishii Farm Corporation(本社:米国ニュージャージー州、CEO兼共同創業者:古賀大貴、以下「Oishii Farm(オイシイファーム)」)に出資しました。
出資に合わせて、大和ハウス工業株式会社(本社:大阪市 社長:芳井敬一、以下「大和ハウス工業」)とOishii Farmは、更なる高度化を目指した植物工場の実現に向けた協業を行うことを決定しました。
※1.大和ハウスベンチャーズが運営するコーポレートベンチャーキャピタルファンド
【表】
Oishii Farmは、「?人と地球にとってより良い農法で育てられた最高に美味しい農産物を提供することで、農業革命を起こすこと」をミッションとして掲げ、農業に関する水問題や残留農薬による土壌汚染問題、長距離輸送によるフードマイレージ問題などに取り組んでいます。
そうした中で、同社は日本の伝統的な農業技術に最新鋭のエンジニアリングを統合し、栽培サイクルが長く最も高度な農作物と言われるいちごを、植物工場内でハチによる自然受粉を用い、世界で初めて安定量産することに成功。雨・空気・熱・光・栄養といった要素を植物にとって最適な条件で再現し、年間を通して、無農薬で旬の果物を消費者向けにお届けすることを可能としました。また、AI画像処理技術による収穫時期の判定や収穫工程の自動化、水の再利用循環システム、太陽光発電による再生可能エネルギーの活用などにより、生産性とサステナビリティを追求しています。さらには、品種改良による収穫量の向上や各工程の自動化に取り組むことによって、オペレーションコストの低減により、付加価値の高い商品を普及性の高い価格帯で提供しています。
気候変動やフードサプライチェーンによる食糧安全リスクが世界で懸念される中で、食糧安全供給と環境に配慮したサステナブルな農業ビジネスの確立を推進しています。
【表】
■世界最先端の植物工場の開発
Oishii Farmは、日系大手企業とのアライアンスを通じ、グローバルでの競争力を有する植物工場の確立を目指しています。そのような中で、大和ハウス工業とOishii Farmは、植物工場の更なる高度化を目指した共同研究を進めることを決定しました。
大和ハウス工業は「建築の工業化」を企業理念に創業して以来、一貫して“多くの人の役に立ち、喜んでいただける商品開発やサービスの提供”に努め、戸建住宅だけではなく工場なども手掛けています。食品関連施設は、年間約30件を手掛けており、創業時から現在までに約900カ所で建設を担っています。「HACCP」(※2)に対応できる施設や適正製造基準「GMP」(※3)に準拠した施設、温度帯管理施設などの調査企画から設計、施工、アフターサービスにいたるまで、お客さまの食品事業をサポートし、食品安全マネジメントシステム「ISO22000」、「FSSC22000」など民間認証の取得支援もしています。
なかでも、植物工場分野においては、農作物の安定供給や農業就業人口の減少などの課題解決に貢献するため、農業の工業化に向けた取り組みを進めています。2008年より研究開発を進め、2019年10月には栽培技術を有するパートナー企業とともに植物工場システム「agri-cube ID」を発売しました。
そしてこのたび、大和ハウス工業が保有するシステム建築技術とOishii Farmの効率的な栽培技術を組み合わせ、より高度化された植物工場の確立を目指します。
今後、大和ハウス工業とOishii Farmは植物工場領域での協業を進めることで、企業価値向上と食にまつわる世界規模の社会課題解決への貢献を目指してまいります。
※2. 食品事業者自身が、食中毒菌汚染などの危害要因を分析・把握(Hazard Analysis)して、原材料入荷から製品出荷までの全工程の中で、危害要因を除去・低減させるために特に重要な工程(Critical Control Point)を重点的に管理して、食品の安全を確保する手法。
※3. 製造所における製造管理、品質管理の基準のこと。原材料の入荷から製造、最終製品の出荷まで、すべての過程において、製品が「安全」に作られ「一定の品質」が保たれるよう定めている。
【表】
■“将来の夢”ファンド(正式名:大和ハウスグループ投資事業有限責任組合)の概要
「“将来の夢”ファンド」は、大和ハウス工業株式会社の創業100周年となる2055年にありたい姿(パーパス)として掲げる「生きる歓びを、未来の景色に。」の実現に向け、社会にインパクトのある明日の社会に不可欠の(アスフカケツノ)事業に投資しています。
【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M000427/202406041725/_prw_PT1fl_Er48dPqL.png】
■会社概要
1.大和ハウスベンチャーズ株式会社
【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M000427/202406041725/_prw_PT2fl_97067CHu.png】
2.Oishii Farm Corporation
【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M000427/202406041725/_prw_PT3fl_21RuZ57g.png】