同志社大学理工学部知的機構研究室とコマツ?の共同開発壁紙AI識別アプリがグッドデザイン賞 受賞展開催
[24/10/16]
提供元:共同通信PRワイヤー
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【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202410158125-O3-4B1TpRqL】 【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202410158125-O4-nEH719hr】
理工学部 インテリジェント情報工学科 知的機構研究室(奥田正浩 教授)とコマツ株式会社(本社:大阪府東大阪市、代表取締役:小松 智)が共同開発した壁紙AI識別アプリ「かべぴた」が、2024年度のグッドデザイン賞を受賞しました。
受賞にあたり、下記受賞展に「かべぴた」が展示されます。「かべぴた」の魅力を直接体感できる絶好のチャンスです。ぜひ会場にお越しください。
記
■GOOD DESIGN EXHIBITION 2024 −2024年度グッドデザイン賞受賞展−
会期 11月1日(金)〜11月5日(火) 11:00〜19:00 (11月5日は18:00閉場)
会場 東京ミッドタウン各所
内容 2024年度全受賞デザイン展示
2024年度の全受賞作が一堂に会し、「かべぴた」も展示されます。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202410158125-O11-91VJmu3C】
〇 2024グッドデザイン賞 受賞者
同志社大学 知的機構研究室 教授 奥田正浩、豊永晴斗(2023年度卒)、岩垂大知、青木隆史
コマツ株式会社 代表取締役 小松智、取締役 小松真理、平野智脩揮、井上皓司
〇 2024年度グッドデザイン賞のテーマは「勇気と有機のあるデザイン」。
建築業の労働環境をDXによって変えたいという強い想いから、勇気をもって「かべぴた」開発のプロジェクトを開始したコマツ株式会社と、その勇気に応えた奥田教授。コマツ株式会社と同志社大学の有機的な研究開発体制が高く評価され、その結果として生み出された「かべぴた」はグッドデザイン賞受賞に至りました。
■グッドデザイン賞とは
1957年に通商産業省によって創設された「グッドデザイン商品選定制度」を継承した、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。グッドデザイン賞は、製品、建築、ソフトウェア、システム、サービスなど、私たちを取りまくさまざまなものごとに贈られます。かたちのある無しにかかわらず、人が何らかの理想や目的を果たすために築いたものごとをデザインととらえ、その質を評価・表彰しています。受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。
https://www.g-mark.org/
■「かべぴた」について
「かべぴた」は、住宅用壁紙の修復や延伸工事の際に必要となる施工済み商品の品番特定を、AI技術を用いて迅速かつ正確に行うアプリです。従来、見本帳を何冊も使用し目視で品番を割り出す作業は、建築業界全体を悩ませていました。コマツ株式会社と同志社大学は、この課題を解決するために産学連携を開始し、形や色だけでなく、テクスチャ(素材)の質感や凹凸まで解析できる「自動テクスチャ識別プログラム」(特許出願中)を開発しました。
この技術を搭載した「かべぴた」は、2024年2月にリリースされ、数時間かかっていた識別作業を数秒で完了させ、メーカーと品番を迅速に特定できるようになりました。この技術は、他の建材や農業、医療など多分野への応用可能性を秘めています。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202410158125-O7-SqxcZ2VU】
以上