英会話のGaba 「新年度を迎えるビジネスパーソンの年代別意識調査」 〜若手ビジネスパーソンとベテランビジネスパーソンの意識と実態〜
[13/03/28]
提供元:PRTIMES
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◆世代で変わる自己評価と低評価の英語力
「ビジネスマナー」「ビジネススキル」「日本語でのコミュニケーション」は、ベテランほど自己評価が高くなる傾向
「英語でのコミュニケーション能力」は全世代平均21点で、若手・ベテラン共に低評価に
◆年齢と共に高まるビジネスパーソンのモチベーション
仕事へのモチベーションは、世代が上がるほど高い傾向
モチベーション維持方法 モチベーションが高い層では“家族との時間”が37.2%でトップ
◆世代によって異なるビジネスネタの情報源
ネタの情報源は「新聞」より「インターネット」、20代の3人に1人はソーシャルメディアから入手
通勤電車の過ごし方 20代は「音楽」が6割強でトップ、次いで「ゲーム」「SNS・ミニブログ」が3割半
◆新年度に向けての必須アイテム 世代を問わず「手帳」が人気
新年度に向け新しく購入を考えているもの トップは「手帳」、20代・30代では「携帯・スマホ」も人気
仕事へのモチベーションによって異なる目標 モチベーションが低い層では「転職」希望が約7倍増
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3月も残りわずかとなり、4月から新年度スタートというビジネスパーソンも多くいると思います。この時期のビジネスパーソンは、自分を見つめ直して新たな目標を立てたり、年度末の業務や新年度の準備に追われていたりと、各々様々な形で3月を過ごしているのではないでしょうか。
ビジネスマンツーマン英会話を展開するGabaでは、同時期におけるビジネスパーソンの意識や実態を調査するため、「新年度を迎えるビジネスパーソンの年代別意識調査」を実施いたしました。
<調査実施概要>
・調査期間: 2013年3月7日〜3月11日の5日間
・調査対象者: 関東、関西に住んでいる20歳〜59歳の男女ビジネスパーソン
・調査方法/協力調査機関: モバイルリサーチ(携帯電話によるインターネットリサーチ)/ネットエイジア株式会社
・回答数: 合計1,000名(有効回答から関東、関西の比率、性年代の比率が均等になるように抽出)
〈内訳)関東500名(男性計:250名 20代:62名、30代:63名、40代:62名、50代:63名)
(女性計:250名 20代:63名、30代:62名、40代:63名、50代:62名)
関西500名(男性計:250名 20代:63名、30代:62名、40代:63名、50代:62名)
(女性計:250名 20代:62名、30代:63名、40代:62名、50代:63名)
【調査結果】
《ビジネスパーソンの自己評価》
◆ 「ビジネスマナー」「ビジネススキル」「日本語でのコミュニケーション」は、ベテランほど自己評価が高くなる傾向
一方、「英語でのコミュニケーション能力」は平均21点で世代に関係なく低評価に
◆ 仕事へのモチベーションは、世代が上がるほど高い傾向
20歳〜59歳の男女ビジネスパーソン1,000名(全回答者1,000名)に、コミュニケーション能力(英語と日本語)、ビジネスマナーとビジネススキル、仕事へのモチベーションについて、自己評価してもらいました。
まず、コミュニケーション能力(英語と日本語)について平均点をみると、【日本語でのコミュニケーション能力】は66点で、調査項目中最も高くなりました。一方、【英語でのコミュニケーション能力】は21点にとどまり、調査項目中で最も低い平均点となりました。次に、【ビジネスマナー】と【ビジネススキル】についてみると、どちらも50点〜80点に回答が集まり、【ビジネスマナー】の平均点は61点、【ビジネススキル】の平均点は59点でした。また、【仕事へのモチベーション】は平均点が61点で、世代別にみると、20代57点、30代58点、40代64点、50代65点という結果でした。給料アップやビジネススキルの向上によって仕事を面白いと感じるようになれば、仕事に対するモチベーションが向上するのか、そもそもビジネスに対する価値観が若い世代とベテラン世代とでは異なってきているのか、興味深い結果となりました。
《身につけたい能力/入社1年目に身につけるべき能力》
◆ 若手社員、ベテラン社員共に身につけたい能力上位に「コミュニケーション能力」
また、新入社員が身につけるべき能力も「コミュニケーション能力」が7割半と上位に
◆ 「英語力」は、3人に1人が「自身が身につけたい能力」とするも、「新入社員に求める能力」としては6.2%
ビジネスパーソンは、どのような能力を身につけたいと思っているのでしょうか。
まず、全回答者(1,000名)に、自分が身につけたい能力を聞いたところ、最多は「判断力」で42.6%、ほぼ同率で「コミュニケーション能力」が42.1%となり、「実行力」36.7%、「英語力」33.9%、「パソコンスキル」33.1%が続きました。
世代別にみると、20代では「コミュニケーション能力」が最も多く、半数以上の52.4%が身につけたい能力に挙げると共に、「一般常識」「ビジネスマナー」においてもそれぞれ34.8%、32.4%と上の世代よりも高い傾向になりました。30代でも「コミュニケーション能力」が48.8%と最多になりましたが、40代、50代では「判断力」が40代41.2%、50代34.0%で最多となっています。「英語力」については、20代が37.6%で最も高く、30代32.0%、40代34.4%、50代31.6%という結果でした。
次に、新入社員が入社1年目に身につけるべき能力を聞いたところ、「コミュニケーション能力」76.6%が最も多く、次いで「一般常識」64.9%、「敬語など正しい日本語」57.1%、「忍耐力」49.1%、「ビジネスマナー」48.1%が続きました。
自分が身につけたい能力では、「英語力」が4位となり、自己評価の平均点が最も低かった「英語でのコミュニケーション能力」に対する課題意識を感じている様子が窺えました。一方で、入社1年目に身につけるべき能力として「英語力」は19位(6.2%)にとどまり、優先度が低い結果となりました。
《自己投資(自分磨き)/仕事へのモチベーション維持方法》
◆ 世代を問わず多く行われている自己投資(自分磨き)は、「読書」と「運動・トレーニング」
◆ モチベーション維持方法 モチベーションが高い層では“家族との時間”37.2%
全回答者(1,000名)に、自己投資(自分磨き)と仕事へのモチベーション維持方法について聞きました。
まず、自己投資(自分磨き)を行っているビジネスパーソンの割合をみると、出勤日に自己投資を行っているのは44.8%、休日に自己投資を行っているのは55.3%でした。
それでは、ビジネスパーソンはどのような自己投資を行っているのでしょうか。自己投資を行っているビジネスパーソン(出勤日に自己投資をしている448名、休日に自己投資を行っている553名)の回答をみると、出勤日に行っている自己投資では「読書」51.3%が最も多く、「運動・トレーニング」35.5%が続き、休日に行っている自己投資では「運動・トレーニング」50.3%が最も多く、「読書」45.8%が続きました。世代別にみても、「読書」と「運動・トレーニング」が1位、2位となり、出勤日、休日ともに「読書」、「運動・トレーニング」がどの世代でも多く行われている自己投資(自分磨き)であることがわかりました。
次に、仕事へのモチベーションを維持する方法を聞いたところ、「休みの日はゆっくり休む」が最も多く66.4%、次いで「趣味に没頭する」40.0%、「友人と会う」29.8%、「家族との時間を作る」26.5%、「自分にご褒美をあげる」24.2%、「出来る仕事から片付けていく」23.7%、「ポジティブに物事を考える」22.4%、「おしゃべりする」20.7%、「どんな仕事でも楽しさを見つける」17.4%などが続きました。
上位の項目について世代別にみてみると、若い世代とベテラン世代では違いが見られ、特に20代では「趣味に没頭する」が49.6%、「友人と会う」が43.6%となり、ベテラン世代を上回る結果となりました。
多くのビジネスパーソンが、仕事とプライベートや趣味で気持ちを切り替えることでモチベーションを維持している様子が窺えましたが、さらに、仕事へのモチベーション評価を90点〜100点とした層に注目すると、「家族との時間を作る」37.2%、「ポジティブに物事を考える」31.4%、「どんな仕事でも楽しさを見つける」29.2%、「飲み会に参加する」22.6%となり、仕事へのモチベーション評価を20点以下とした層との差が大きいことが分かります。仕事へのモチベーションが高い層ほどリフレッシュに加えて仕事への考え方・取り組み方を工夫していると言えるのかもしれません。
《通勤時間の電車内での過ごし方》
◆ 通勤電車の過ごし方 20代は “音楽”6割強、“ゲーム”3割半、“SNS・ミニブログ”3割半
通勤時間は、若手・ベテランを問わず全ビジネスパーソンにとって、自己投資をする上でもとても貴重な時間といえるでしょう。通勤に電車を利用している598名に対して、通勤時間の電車内での過ごし方を聞いたところ、「寝る」が最も多く51.3%、次いで「メールをする」45.7%、「車内広告を見る」「音楽をきく」39.6%、「ボーっとする」37.3%、「考え事をする」35.8%という結果になりました。
世代別にみてみると、「音楽をきく」や「ゲームをする」、「SNS・ミニブログを閲覧・投稿する」は若い世代で高く、20代では「音楽をきく」61.6%、「ゲームをする」35.4%、「SNS・ミニブログを閲覧・投稿する」が36.0%となりました。一方で、「新聞を読む」は、若い世代よりもベテラン世代の方が高い傾向がみられました。
仕事へのモチベーション評価別にみると、90点〜100点とした層と20点以下とした層が同じ傾向を示す結果となりました。同層は他の層に比べて、「寝る」(90〜100点57.0%、20点以下57.7%)の割合が高い一方、「車内広告を見る」(90〜100点34.2%、20点以下32.7%)、「音楽をきく」(90〜100点32.9%、20点以下32.7%)、「読書する」(90〜100点24.1%、20点以下23.1%)では低い結果となりました。また、30点〜40点とした層では、「メールをする」「車内広告を見る」「音楽をきく」がいずれも51.7%、「読書する」44.8%となり、他の層を大きく上回る結果となりました。
《ビジネストーク用のネタ収集/読んでいるビジネス誌・経済誌》
◆ ビジネスパーソンの7割がビジネストークのネタを収集、テレビからが74.9%で最多
◆ ネタの情報源は新聞よりネット、20代の3人に1人はソーシャルメディアから
ビジネスシーンでのコミュニケーションに欠かせないビジネストーク。そのビジネストークを盛り上げるためには多くの引き出しを用意しておく必要があるのではないでしょうか。そこで、全回答者(1,000名)に対して、情報収集の方法について聞きました。
まず、ビジネストークのためにネタを収集しているか聞いたところ、ビジネスパーソンの7割が、ビジネスのためにネタを収集している結果となりました。さらに、ビジネストーク用のネタ収集を行っている同700名に対して、何から情報を収集しているか聞いたところ、「テレビ」74.9%が最も多く、次いで「インターネット(ニュースサイトなど)」67.3%、「新聞」53.3%、「友人・知人」34.4%、「雑誌(週刊誌やビジネス誌など)」28.6%が続きました。
世代別の特徴がみられたのは、「新聞」と「SNS・ミニブログなどソーシャルメディア」で、「新聞」では世代が上がるにつれ高くなり、最も高い50代では61.6%、一方、「SNS・ミニブログなどソーシャルメディア」では若い世代の方が高くなり、最も高い20代で34.5%となりました。また、20代では「上司・同僚」も32.7%と他の世代より高い結果となりました。
次に、全回答者(1,000名)に対して、ビジネス誌・経済誌を読んでいるか聞いたところ、21.6%が読んでいると回答。
同216名に、どのビジネス誌・経済誌を読んでいるか聞いたところ、「日経ビジネス」37.0%が最も多く、「週刊ダイヤモンド」27.3%、「PRESIDENT」22.7%、「日経WOMAN」21.8%、「週刊東洋経済」16.2%が続きました。全体で4位になっている「日経WOMAN」は、女性では48.9%と半数近くになり、1位という結果になりました。
《今後取り組みたいこと/新年度準備》
◆ 新年度に向け新しく購入を考えているもの トップは「手帳」、20代・30代では「携帯・スマホ」も同レベル
◆ 仕事へのモチベーションによって目標に違い モチベーションが低い層では「転職」が3人に1人
3月は、4月からの新年度スタートに向けて、新しく買いそろえるものを考えたり、新たな目標を設定したりと、新年度の準備を進めているビジネスパーソンも多くいるのではないでしょうか。そこで、全回答者(1,000名)に対して、ビジネスシーンで普段持ち歩くものの中で、新年度に向けて新しく購入を考えているもの(もしくは既に購入したもの)と、今後取り組みたいことに関して聞きました。
まず、新年度に向け新しく購入を考えているものを聞いたところ、「手帳」23.4%が最も多く、次いで「携帯・スマートフォン」18.9%、「財布」18.6%、「カバン」15.3%、「ボールペン」11.9%が続きました。
世代別にみると、「手帳」は20代、40代、50代でトップ、30代でもトップの「財布」に次いで2位となり、スマホやタブレットなどによる新しいスケジュール管理の方法が登場している現代においても、使い方に慣れ親しんだ「手帳」を新調する人が少なくないのかもしれません。また、20代と30代では、「携帯・スマートフォン」(20代24.4%、30代18.8%)も「手帳」(20代25.2%、30代19.2%)と同レベルの高さとなりました。
次に、今後取り組んでみたいことを聞いたところ、「健康・体力づくり」49.9%が最も多く、「年収アップ」47.3%、「貯金」47.2%、「職務上の成果・成績アップ」39.3%、「専門スキルアップ」38.7%となりました。
男女別にみると、男性では「年収アップ」53.0%、女性では「貯金」56.8%がトップに。また、女性では「ダイエット」41.0%が5位という結果になりました。
さらに、仕事へのモチベーション評価別にみて高評価層と低評価層で開きが大きかった項目をみると、「職務上の成果・成績アップ」に取り組みたいとする割合は、自己評価点が高くなるにつれて高くなり、90点〜100点とした層が59.1%であるのに対し、20点以下の層では14.4%となりました。またそれとは逆に、「転職」に取り組みたいとする割合は自己評価点が低くなるにつれ高くなり、90点〜100点とした層の5.1%に対し、30点〜40点の層では37.4%、20点以下の層では35.6%になり、仕事へのモチベーションの重要性があらためて感じられる結果となりました。
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■■調査概要■■
■調査タイトル:新年度を迎えるビジネスパーソンの年代別意識調査
■調査対象:ネットエイジアリサーチのモバイルモニター会員を母集団とする
関東、関西に住む20歳〜59歳の男女ビジネスパーソン
■調査期間:2013年3月7日〜3月11日
■調査方法:モバイルリサーチ
■調査地域:全国
■有効回答数:合計1,000名(関東500名・関西500名)
(有効回答から関東、関西の比率、各性年代の比率が均等になるように抽出)
《エリア別 性年代内訳》
関東500名 男性計:250名(20代:62名、30代:63名、40代:62名、50代:63名)
女性計:250名(20代:63名、30代:62名、40代:63名、50代:62名)
関西500名 男性計:250名(20代:63名、30代:62名、40代:63名、50代:62名)
女性計:250名(20代:62名、30代:63名、40代:62名、50代:63名)
■協力調査機関:ネットエイジア株式会社
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■会社名 :株式会社 GABA
■代表者名 :代表取締役社長 増田 崇之
■設立 :2004年6月
■所在地 :東京都渋谷区元代々木町30-13 グラスシティ元代々木4F
■業務内容 :英会話スクール運営・英会話教材事業
■ホームページ :http://www.gaba.co.jp/companyinfo/
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